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出世若殿 田河意周 雨後の月 あらすじ・内容
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多々良藩田河家七男坊の周七郎は、旅籠に芸者をあげて騒ぎ、女買いをする、無駄飯食いの居候。が、驚天動地の出来事が降り掛かった。現藩主の兄・意邦の子が亡くなって世子となり、直後、病弱だった意邦までも急逝してしまったのだ。居候が突如、藩主へ……。思いもしなかった幸運かもしれなかったが、慣れないことばかりで泣き入る日々が続く。そんな折、意周と名を改めた周七郎は、腹を括った。実は田河家は大名とは申せ、遠州の地にわずか一万石を領するのみで、江戸城内でも肩身が狭く、借銭も多い。大切な藩士と領民のため、藩の危機を救うには、幕閣内で出世し、要職に就くしかない、と思い知る。殿様の知られざる生活ぶりを交え、極小大名の逆転痛快劇を描く、期待の新シリーズ!
「出世若殿 田河意周(コスミック時代文庫)」最新刊
「出世若殿 田河意周(コスミック時代文庫)」作品一覧
(5冊)682円〜693円(税込)
多々良藩田河家七男坊の周七郎は、旅籠に芸者をあげて騒ぎ、女買いをする、無駄飯食いの居候。が、驚天動地の出来事が降り掛かった。現藩主の兄・意邦の子が亡くなって世子となり、直後、病弱だった意邦までも急逝してしまったのだ。居候が突如、藩主へ……。思いもしなかった幸運かもしれなかったが、慣れないことばかりで泣き入る日々が続く。そんな折、意周と名を改めた周七郎は、腹を括った。実は田河家は大名とは申せ、遠州の地にわずか一万石を領するのみで、江戸城内でも肩身が狭く、借銭も多い。大切な藩士と領民のため、藩の危機を救うには、幕閣内で出世し、要職に就くしかない、と思い知る。殿様の知られざる生活ぶりを交え、極小大名の逆転痛快劇を描く、期待の新シリーズ!
大名とは言うまでもなく、一万石以上の禄高がある者。ならば、遠州多々良に一万石のみを領する田河家藩主・意周はその最下級ということになる。その現実たるや、江戸城内では肩身が狭く、茶坊主にも悪さをされる始末であった。だが嘆くよりも、藩士と領民のため、幕閣内で出世してみせる──そんな野望を抱いて、今日も藩政に取り組んでいた。遠州灘に面した国表は、時折、異国船が姿を見せていた。その偉容に圧倒された意周は、無謀にも黒船と接触しようとする。そしてついにその日が……。ところがすぐさま、筆頭老中の使者が来た。国禁を犯したことを咎められ、取り潰しに遭うのか!? しかし、意周が耳にしたのは、信じ難い意外な言葉であった!大名の喜びと苦悩を描く、好評第二弾!!
一生を冷や飯くいの居候と信じ、町人なみの生活を送っていた田河意周は、突如、藩主である長兄と世子が病死して、遠州多々良藩の当主となった幸運者であった。だが石高はわずか一万石……。そのための苦労と悲哀は数えきれないほどあった。大事な領民と藩士のため、立身出世する!まぎれもない大層な野心を抱く極小大名であった。水戸家・徳川斉昭の娘を娶り、奏者番の要職を賜るなど、順調に出世道を歩む意周はある日、江戸城大奥の使いに呼ばれる。大奥への口出しが多い岳父・斉昭の懐柔を懇願されたのだ。大奥との結びつきは、出世の大きな足掛かりになる──。意周と斉昭は、これをきっかけに驚くべき策略を思いつく!知られざる大名生活の情景を描く、好評第三弾!!
将軍に成り代わって諮問し、下命する御側御用取次に出世していた田河意周は、ときに老中たちに頭を下げさせ、十二代・徳川家慶の意向を掌中にして、まさに権威の絶頂にいた。だが、家慶が薨去し、強力な後ろ盾を失ってしまう。すぐさま世子家祥(のちの十三代・家定)の懐柔策を練る意周。自分を唯一無二の相談役と思わせることが肝要だったのだが、この動きに危機感を憶える者が意外なところにいた。これまで出世の後押しをしてくれた筆頭老中・阿部正弘であった。そしてついに、表向き御用の白書院へ呼び出される。覚悟を決めた意周を待っていた、その命とは……。“出世双六”の上がりを目前に、思いがけぬ運命が待ち受ける好評シリーズ、波乱の第五弾!