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星系出雲の兵站-遠征- 1 あらすじ・内容
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人類コンソーシアムに突如届いた「敷島星系に文明あり」の報。発信源は、200年前の航路啓開船ノイエ・プラネットだった。報告を受けた出雲では、火伏礼二兵站監指揮のもと、バーキン大江少将を中心とする敷島方面艦隊の編組と機動要塞の建造が進んでいた。一方、ガイナス封鎖の要衝・奈落基地では、烏丸三樹夫司令官率いる調査チームがガイナスとの意思疎通の緒を探っていたが……。ミリタリーSFシリーズ第二部開幕!
「星系出雲の兵站-遠征-(ハヤカワ文庫JA)」作品一覧
(5冊)924円〜968円(税込)
太古の敷島星系を通り過ぎたはずの、人類播種船の減速装置をめぐる謎。衛生美和の海中に存続するゴート文明末裔の奇妙な生態。惑星敷島の生態系を支配する大森林に隠された真実。そして、ガイナスの2つの拠点をめぐり、五賢帝の粛清という事実に直面した烏丸司令官が、ガイナスの思惑を喝破した瞬間、一隻の巡洋艦が惑星壱岐に対して恐るべき行動に出る。全9巻におよぶ傑作ミリタリー・ハードSFシリーズ、ついに完結!
出雲星系で発見された播種船の減速装置と思われる遺物。その分析から、太古の人類は敷島星系を通過していたことが明らかになる。ジャック真田らはゴート文明の真実を明らかにすべく、敷島星系の衛星美和に存続しているらしい海中都市、および謎に包まれた惑星敷島の調査を急ぐ。いっぽう烏丸司令官は、ガイナスの集合知性の基盤に獣知性なる存在があることを喝破するが、その矢先、五賢帝が不穏な反応を示し始める……。