電子書籍 インゴシマ セミカラー版 マンガ

著: 田中克樹  著: 天下雌子 
みんなの★
4.9

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インゴシマ セミカラー版 (1) あらすじ・内容

修学旅行先へ向かう高校生の一行を乗せた客船が、嵐に遭遇して難破してしまう。流れ着いた海図にない島――そこに住まうのは、不気味な日本語を話し、野蛮な生活文化を営む「シマビト」だった。人が住む島だったと安心する生徒たち。だが直後、シマビトによる生徒たちの【捕獲】が始まる! 飲み水さえも満足に手に入らない極限状況の中で、シマビトたちの圧倒的な暴力にさらされるうちに、少年少女たちはその本能を少しずつ剥き出しにされていく。すべての道徳が吹き飛んだあとでも、人は人としていられるのか――獣に堕ちてしまうのか。命と生の意味を突きつける、トライバル・サバイバル・ストーリー!※こちらは「インゴシマ (1)」の一部シーンにデジタル着色を施した商品です。内容は同一のものですので、重複購入にご注意ください。

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「インゴシマ セミカラー版」作品一覧

(6冊)

各799(税込)

まとめてカート

島の王ガモウの屋敷に連れて来られた葵を出迎えたのは、ガモウの妻のうちのひとり、大矢野桐花だった。自らも「流されてきた人間」だという桐花の口から語られる、島に漂着した人間の運命――それは葵の想像を絶する過酷なものだった。一方、洞窟の奥で「何か」を見た高崎は別の場所へ移ることを強行するが、夜雨と満潮の影響で道を見誤る。さくらの体調が悪化したことを受け、朝まで岩陰で雨風をしのがざるを得なかった一行が昇ってきた陽の下に見たのは、岩礁に打ち上げられた一艘の救命ボートだった――積み重ねられてきた暴虐の歴史を裁ける者はあるのか――時そのものが判決を下すのか。生きようとする意志が互いの運命を絡め合う、トライバル・サバイバル・ストーリー!

無残な姿に成り果てた太一が残された力を振り絞るように語る、異形のシマビト「コリオ・インゴ」の残虐非道。怒りに衝き動かされた高崎は復讐の意志を固めるが、生き延びることが先決だと市原に諭される。啓太とアキラは合流を急ぐも、先に高崎たちを発見したのはコリオの手勢だった。一方、島における奴隷の身分「イヤツコ」に落とされた若林は、同じ立場にいる西洋人アレックスから脱出プランの話を聞き出す。アレックスは語る。リスクはあるがチャンスもある。飛び込めるか否かは、お前次第だ――荒ぶる運命の渦の中で、うねりに翻弄される者は闇に呑まれてしまうのか――希望を紡ぐ者を照らす光はあるのか。選択の重みそのものが生死を選り分けていく、トライバル・サバイバル・ストーリー!※こちらは「インゴシマ (5)」の一部シーンにデジタル着色を施した商品です。内容は同一のものですので、重複購入にご注意ください。

漂着直後の「ギシキ」で生贄に選ばれなかった茜・加奈・薫子の三名は、薬草による陶酔の中、シマビトたちに凌辱の限りを尽くされる。ようやく男たちの手から解放され、朦朧とした意識のまま粗末な牢獄に放り込まれた薫子の耳に届いたのは、さらに過酷な運命が自らを待ち受けていることを告げる乾いた声だった。一方、奴隷身分「イヤツコ」の集落に身を潜めている若林は、島の王・ガモウが集落を訪問するのを見る。ガモウの腹心の部下「ジウベエ」が告げたのは「エギ」の開催。それこそが、アレックスが待ち侘びていた、脱出につながる唯一にして絶好の機会だった――生そのものに普遍的な価値があるのか――死こそが業苦を逃れるために通過すべき門なのか。論理と倫理がそれぞれの形で裏返されていく、トライバル・サバイバル・ストーリー!※こちらは「インゴシマ (6)」の一部シーンにデジタル着色を施した商品です。内容は同一のものですので、重複購入にご注意ください。

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