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『ハーレクイン・イマージュ(ハーレクイン)(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全194件

  • この世に、彼に惹かれない女性はいない。至高のヒーロー像がここに!

    やむにやまれぬ事情で生活苦にあえぐアリーは、姉の遺児を引き取って育てながら、病院で懸命に働いている。ある日、趣味の登山中に息が止まるほどハンサムな男性と出逢い、ショーンという名の彼と協力して、遭難していた少年を救った。緊迫した状況で的確な判断をくだす彼の姿を見て、アリーは胸のときめきを抑えることができなかった。かたや、ショーンは悪天候の中を独りで歩いていた彼女を傲慢な口調で責めたかと思うと、「君が欲しい」と言って戸惑わせる。良くも悪くもアリーの心を独り占めにしたショーンが、なんと翌日、彼女の勤める病院に新任医師としてやってきた!

    ■決断力と実力をそなえた“医者の中の医者”がヒーローを務める極上ロマンス! 「僕たちの間には特別な何かがある」と言うショーンに対して、アリーは幼い姪のために誰ともつき合うつもりはないと応えますが、彼に惹かれる気持ちは日増しに募って苦しくて……。
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 682(税込)
    2024/4/26 (金) 配信予定

    まだ小さくても大切な命を、なんとしても守りたくて――

    おなかの子に白血病の可能性が……。キャシーは相手がいないけれどどうしても子供が欲しくて、クリニックで人工授精を受けて現在、妊娠4カ月。胎児の異状を知らされた彼女は、骨髄提供をしてもらえるか確かめるため、見知らぬドナーの男性と連絡を取ることにする。不安にさいなまれるキャシーだったが、いざ電話で話すと、ウッドという名の彼はもちろん協力すると言ってくれた。それだけでなく、何くれとなく気遣ってくれる優しい彼に、キャシーは思わず胸をときめかせた。いいえ、だめよ、絶対。声しか知らない男性に恋なんてしている場合じゃないわ……。

    ■見事なキャラクター造形で読み手を魅了するタラ・T・クイン。数々の賞を受賞するベストセラー作家であり、アメリカロマンス作家協会の会長を務めたこともある大御所が紡いだ、感動傑作です!
  • 愛してくれない人に、愛しているとは伝えられない。

    NYの一流ホテルで開かれた実業界トップのパーティで、ラーナはギリシア系大富豪の夫クリストス・ディアコスを捜していた。クリストスとは結婚して3年になるが、一緒に住んだことも、ベッドを共にしたことも、キスしたことさえもない。じつのところ、夫のことはろくに知らなかった。独身でいると望まぬ相手から誘われるのが煩わしくて、既婚者の身分がお互いにとって好都合という理由で便宜結婚したのだ。でも今夜、ラーナは彼にどうしても伝えたいことがあった――“あなたの赤ちゃんが欲しい”と。 病のせいで、彼女にはあと3カ月しか時間が残されていないのだった……。

    ■ラーナは夫に体外受精を提案し、子育てもすべて自分一人で責任を持つからあなたに迷惑はかけないと伝えます。ところが彼は意外なことに、子供を作るなら昔ながらのやり方で、二人一緒に住んで一緒に子育てをするならば、という条件を提示してきて……。
  • 彼は私の夢を現実にしたような人。でも私は、彼には必要のない存在……。

    赴任先のイタリアの病院で上司となる男性を見て、ケリーは絶句した。ルカ・フェレーロ! 2年前、彼は恋人だった私のもとを突然去った。ただ一言、別の女性と結婚することになった、とだけ告げて。ケリーは深く傷つき、やっとその痛手から立ち直って、今まさに、新しい人生の一歩を踏み出そうとしたところだった。まさかこんな形で再会するなんて……。もう忘れたつもりでいたのに! いいえ、彼はただの上司。距離をおいて冷静にふるまわなくちゃ。どう転んでも、ルカはもう、別の女性の夫になったのだから。だが、ケリーはまだ知らなかった――ルカが今は独身であることも、彼の結婚には、彼女が想像もしなかった理由が隠されていたことも。

    ■ルカがケリーを捨てたのには、やむをえない深い理由がありました。道ならぬ恋の末に妊娠し、病で残り少ない余命を賭して産もうとしている幼なじみとおなかの子のために、便宜結婚を選んだのでした。しかし、故人との約束により、彼は今なおすべてを話せず……。
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 美しい姉が光なら、私は影。皆、私を素通りする……。

    「幻覚かと思ったが、やっぱりきみだ。髪を切ったんだね」アレッサンドラは実家の玄関で、見知らぬ来客に声をかけられた。ギリシア神話の絶世の美青年アドニスを彷彿とさせるその男性リニは、華やかで愛嬌のある双子の姉と彼女を勘違いしているようだ。姉は探し求めていた理想の王子様をとうとう見つけたのかしら?人違いだと言ってアレッサンドラはその場を去ったが、ほどなくして、リニは名門一族の生まれで、才覚、財力、容貌と三拍子そろった独身貴族だと耳にし、彼女は密かに胸を高鳴らせた。しかし、アレッサンドラはその恋心を抑えこむのに必死だった。男性は魅力的な姉のほうを好むから。もう傷つきたくないから……。

    ■大きな愛で読む人の心を潤す大スター作家レベッカ・ウインターズのヒット作をお贈りします。幼い頃から皆の注目を浴びる双子の姉を見て育ち、容姿に自信がないヒロインは、地道に勉学に励むことで自分の長所を伸ばしてきました。そんな彼女の恋のゆくえは?
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛らしい我が子には、彼の面影が。でも彼は、あの夜を後悔している……。

    2年前、ガブリエラは億万長者ネイトと一夜を共にした。強欲な母からネイトへの色仕掛けを命じられて嫌気がさした彼女は、本当は母の悪だくみをばらすため彼に会いに行ったのだが、逆に彼の誘惑に屈し、ついに真実も、自分の名も言えぬまま逃げだした。その後、忘れ物から彼女が誰かを知ったネイトに、彼を騙そうとした母娘として憎まれ、彼女の恋は砕け散った……。だが、ガブリエラはネイトから返事がなくても、毎日連絡をし続けた。あのすばらしかった一夜の結果、彼の子を身ごもったとわかったから。音信不通のまま、生まれた双子は1歳になった。もう、彼を忘れよう。そんなとき、再びネイトが現れた――瞳にいまだ消えぬ怒りをたたえて。

    ■3つの企業を経営する実業家ネイトはこの2年、表向きは異国のリゾートで長期休暇中ということになっていましたが、じつは極秘に闘病を続けていたのでした。そうとは知らないガブリエラは、子供のために、彼のことをきれいさっぱり忘れようと心に決めていて……。
  • 隙など見えない容赦なき大富豪の弱点。それは、天真爛漫な乙女だった……。

    1年前に両親を亡くした18歳のマーシーは、おばから館を相続するため田舎からロンドンへ引っ越してきた。その港湾地区は多国籍企業サクストン社が開発を進めており、マーシーの館が唯一残る家屋敷で、文化的遺産とも言えた。まるで時が止まったかのようなその場所を守りたい彼女は、庭を開放して近隣の人々が集える癒やしの空間にし、みんなの人気者に。一方、サクストン社の豪腕社長ランダルはその状況を見過ごさなかった。館の買収に手こずる部下に業を煮やした彼は、自ら説得に動くと宣言。ランダルを含む誰もが、ものの10分で決着する交渉だと予期していた。まさか社長が、明るく純真なマーシーに魅せられてしまうとは思いもせず。

    ■ハーレクインを黎明期から支えた大作家シャーロット・ラムが別名義で刊行した幻の名作をお贈りします。主人公たちはもちろんのこと、脇役に至るまで人物像の輪郭がしっかり描かれ、生き生きとした空気感に満ちたラブストーリーを、ぜひご堪能ください!
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • あなたの子が私のおなかにいます。言えなかったことを、今こそ――

    生後4カ月の赤ん坊を連れ、エリースはフィレンツェに降り立った――元恋人のドクター・ルカ・ヴェネツィオに、この子はあなたの娘です、と告げるために。今まで子どものことを知らせなかったのは、失恋の傷心に加えて、切迫流産の危険があったから。それ以上に、かつてルカに子どもは要らないと言われたからだった。とはいえ、いつまでも知らせないままにはしておけないと、意を決してイタリアにやってきたエリースの告白に、ルカは驚愕した。DNA鑑定なんて必要ない。我が子であることは一目瞭然だ!そしてルカの口から、思わぬ言葉が飛び出した。「結婚しよう」

    ■ゴールデン・ハート賞の最終候補に3度も選ばれた実力派ティナ・ベケットが、読み応え充分なシークレットベビー・ロマンスで日本デビューを飾ります! 出産時に胎盤が破裂し、子宮を摘出しなくてはならなかったエリースはもう子どもが産めなくなっていて……。
  • 眼鏡の奥に本当の自分を隠しても、いまだ残る彼への愛は、隠せない。

    ひっつめ髪に眼鏡をかけ、女看守と揶揄されながらも地道に働くキャシー。かつて彼女はトップモデルとして華々しく活躍していた十代の頃、金持ちの男たちには見向きもせず、マルセルという青年と恋におちた。だが嫉妬した金持ちが彼に瀕死の重傷を負わせたことで、悲恋に終わった。10年が過ぎた今も彼女の心はマルセルを求め、夢に見ることもある。そんなある日、経営に行きづまった雇主から次の仕事の面接を勧められ、キャシーはしぶしぶ面接の会場に指定されたホテルへ向かった。そして、バーで待つホテル王の顔を見て、彼女は卒倒しかけた――嘘よ、マルセル! 私のマルセル! いえ、もう私の彼ではない……。激しく動揺するキャシーをよそに、マルセルは彼女が誰か気づかぬまま、淡々と面接を進めて告げた。「結構。君は僕のアシスタントに適任だ」

    ■“結婚しよう、ダーリン。そして全世界に知らせるんだ、僕が君のもので、君が僕のものであることを”悲劇的な別れの前に、そう口にしてくれたマルセルが、自分に気づいてさえくれないことを内心嘆くキャシーでしたが、彼は本当に気づいていないのでしょうか?
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 誰もが恋におちてしまうボスに、恋なんてしない……なんてできる?

    プレイボーイ大富豪ダックスのアシスタント職に応募したゾーイ。ボスが面接で口にした高慢な採用条件――それは、彼に恋をしないこと!前任者もそのまた前任者も……大勢がそれが理由で解雇されていた。反感を持ちながらも彼のもとで働きだした彼女だったが、周囲の目は、新アシスタントも絶対にボスに恋をすると物語っていた。そこでゾーイは偽りのダイヤを指にはめ、恋人がいるふりをすることに。それがダックスのプレイボーイ魂に火をつけたのか、出張に同行するよう命じられ、ゾーイは胸の高鳴りを禁じえなかった。やがて、独身主義を明言する彼と出張の間だけの約束で恋人になる――もうただのボスと部下に戻れなくなる理由が我が身に宿るとも思わず。

    ■北米ロマンス界で人気・実力ともにトップのベテラン作家、クリスティン・リマー。あまりに女性にもてすぎて仕事に支障が出てしまうほどの大富豪ヒーローが、若くて利発なヒロインに翻弄される恋物語です。『純白の中の出逢い』と短篇『花嫁は家政婦』の関連作。
  • 炎のキスを消し去る、氷の真実。なのに、おなかには小さな命が……。

    仕事で全国各地を回ることになった広報のローレン。壮行パーティーで、同行者として大富豪マイケルを紹介され、長身で上品な身なりをした彼に一目惚れしてしまう。でも、なぜ初対面の私を値踏みするように見つめてくるのかしら?そんな小さな疑問は、強引に誘われて彼とダンスを踊るうちに消え、情熱に火がついた勢いのままに、気づけば彼のベッドで朝を迎えていた。だが甘い余韻に浸っていられたのも、ほんのつかの間だった――じつは彼はかつてローレンの同僚と結婚していて、彼女が妻をそそのかしたのが離婚原因だと思っているらしいのだ!この出逢いは仕返しの罠? 傷ついたローレンはやがて妊娠に気づき……。

    ■ときに傲慢なヒーローを描きながらも最後にはほろりとさせ、幸せな読後感をくれるスター作家、エマ・ダーシーの名作です。誤解からすれ違う二人ですが、ヒーローがヒロインの心を取り戻すために献身的に尽くす姿が本作の読みどころ。ぜひお楽しみください!
    *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 飛べなくなった白鳥は、地上のアドニスに恋をした。

    生まれたときに母を亡くしたソフィアは祖父母に引き取られ、父は死んだと聞かされて、愛のない家庭で育った。そんななか生きがいとなったのはバレエだったが、不幸にも交通事故に遭い、右脚の負傷で夢をあきらめた。けれど今では美術の道に進み、ギリシア大富豪ルーカス・アリティが名付け親から相続したコレクションの鑑定をするまでになった。黒髪と黒い瞳を持つ長身の彼は人を寄せつけない雰囲気だが魅力的で、同じく幼い頃に両親を亡くした者同士慰め合うように一夜を共に。ところがその後、思ってもみなかった血縁が判明する――ルーカスの屋敷に眠っていた古い写真から、なんとソフィアの父親が……。

    ■新作家スザンヌ・マーチャントの日本デビュー作! 誰からも愛されずにつらい人生を歩んできたヒロインは、頼れるのは自分だけということを学んできました。逆境にもめげず前向きに生きてきた彼女は、ヒーローとの出逢いによって幸せになれるのでしょうか?
  • 大切にしてきたこの子が彼の子で、彼が育ててきた子が私の子!?

    目標に向かって勉学に励む大学院生ヴァレンティーナは、たった一度の過ちで身ごもった子を独りで産み育てようと決心。生まれてきた息子は愛らしく、母となった幸せをかみしめていた――2週間後に、その赤ん坊が我が子ではないと知らされるまでは!なんと、ほぼ同時刻に生まれた子と取り違えられていたというのだ。相手の赤ん坊の父親で大富豪のジョヴァンニは妻と離婚したばかりで、彼も独りで息子を育てているところだった。赤ん坊たちは実の親のもとに戻されたが泣きやまなくなってしまい、困り果てたジョヴァンニがヴァレンティーナに思わぬ提案をする。子どもたちがなつくまで、一緒に暮らそう、と。

    ■大富豪ヒーローと頑張り屋ヒロインと赤ちゃんたちの数奇な運命から始まる名作です。2023年2月に惜しくも天に召された大スター作家レベッカ・ウインターズが紡ぐ優しい世界観をご堪能ください。
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 再会した彼に打ち明けるのが怖い。7年も言えずにいた息子の存在を。

    息子が6歳になり、救急隊員として働き始めたブリー。初出勤の日、現場に現れた救急救命士を見て、彼女は目を見開いた。ジョンノ! まさか再び彼と会う日が来るなんて。7年前、彼の送別会の夜、ブリーはかりそめの恋と知りつつ身を捧げた。妊娠がわかったのは、ジョンノが街を去ったあとのこと。彼に連絡が取れないうえ、おなかの子の健康に問題があるとわかり、ブリーは途方に暮れたが、独りで産み育てようと決意する。生まれた子は病にもめげず、明るく元気に育っていた。あなたには息子がいるの――戻ってきたジョンノに告げなければ。けれども、その勇気が出ないうちに、彼の知るところとなって……。

    ■命の現場を舞台にめくるめくロマンスを描いて人気のアリスン・ロバーツが放つ感動作。母一人子一人で過ごしてきたブリー母子の前に、不意に舞い戻ってきたジョンノ。彼が家族も子供もいらないと考えていることを知り、ブリーの悩みは深まるばかりで……。
  • 何度振られても彼が好き。これは、最初で最後の恋だから。

    救命室のナースとして働くエリーは、従姉の出産を手伝いに行く途中、嵐で立ち往生してしまった。ずぶ濡れになって途方に暮れていると、息をのむほどハンサムなドクター、ベンが現れ、車で送り届けてくれた。鮮やかな手並みで逆子の赤ん坊を取り上げる彼を見て、エリーの胸はこれまでの人生では感じたことがないほどときめいた。その後、ベンが同じ病院に勤めることになり、ますます想いは募るが、彼はどこか陰があり、寡黙でとっつきにくかった。それでもエリーが勇気を出して、あなたに恋したみたいと伝えると、ベンは顔をこわばらせ、「戯言はやめてくれ」と愛の告白をはねつけた!

    ■心を閉ざした絶世の美男ベンに一途に恋するエリーの物語をお贈りします。過去の悲しい出来事がもとで愛を封じてしまった彼の心の壁を、若きエリーの持ち前の明るさと無償の愛が少しずつ崩していきます。大スター作家レベッカ・ウインターズの系譜を継ぐスター作家、サラ・モーガンの感動ロマンスに心を洗われます!
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • おなかの双子も、彼への愛も、日ごとに大きくなっていくけれど……。

    サマンサは実の母に“おまえの体は壊れている”と言われ続け、必要のない手術を何度も受けて心身に深い傷を負いながら育った。そのせいで自分も母のようになるのではという不安から子を持つ気はない。ある日、彼女は勤務先の病院で手術を執刀中に吐き気を覚えた。疲れがたまったせいだと考えていたとき、手術室のドアが開き、入ってきた外科医を見て、彼女は驚きと動揺のあまり失神してしまう。11週間前、短期のパリ出張で出逢った一夜の恋人ヤニスだったのだ!サマンサを抱きとめたヤニスが彼女の体調を心配して血液検査をした結果、なんと妊娠していることが判明した――もちろん、ヤニスの子を。だが、ヤニス側にもまた、子を望まない理由があった……。

    ■メディカル・ロマンスの名手L・ヒートンの感動作。子供は双子とわかりますが、幼い頃から母に言われ続けた言葉が今なおサマンサを苦しめ、きっと無事には産めないと思ってしまいます。そんな秘密をヤニスに言えないまま、日に日におなかは大きくなり……。
  • 真っ白な記憶のページに、あなたとの時間が刻まれてゆく。

    ああ、自分の名字すら思い出せない。わたしはいったい誰なの?記憶を失ったリギアがたどり着いたのは、荒れ野にぽつんと立つ屋敷。当主のエイブリーは医師で、親切に面倒を見てくれたが、近くに住む彼の従兄弟ロバートははなから彼女を疑ってかかる。記憶喪失と偽って財産を狙う女狐め!ロバートは意地悪な秘書とともにリギアに冷たく当たった。つらい、もうここにはいられない……。リギアがいたたまれない思いをしていたある日、ロバートの愛犬を助けたことで、彼の態度が和らいだ。そして雨宿りで寄った彼の家で、ついに記憶の扉が……。

    ■ハーレクイン黎明期を支え、品格のあるクラシックな物語を生んだ不世出の作家ヴァイオレット・ウィンズピア。本作は天使のようなエイブリーと悪魔のようなロバートに挟まれ、惹かれてはいけないほうに惹かれて翻弄されるヒロイン、リギアの耐え忍ぶ恋物語です。
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 生涯最高の恋は、身分違いの恋だった。だから、この子の存在は秘密だったのに……。

    苦学生の身で妊娠して実家を追い出されたジーナは、今は仕事に就き、太陽のように明るい3歳の息子と平凡ながら幸せに暮らしていた。息子の父親カル・マッケンドリックと出逢い、愛し合った4年前、ジーナは彼の叔母に身分をわきまえて身を引くよう諭され、別れを告げることもなく、彼の前からそっと姿を消した。それなのに今、突然カルが玄関前に現れ、ジーナは卒倒しそうになった。なぜカルがここに? もし親権争いになったりしたら、名門マッケンドリック一族の彼に太刀打ちできるはずがないわ!案の定、自分と同じエメラルド色の瞳の息子を見て、カルが冷たく言った。「どうやら話し合わなきゃいけないことがたくさんありそうだ」

    ■大スター作家レベッカ・ウインターズとともに、涙誘われる感動作を多く描いてHQイマージュを支えた名作家、マーガレット・ウェイの貴重な初邦訳です! かつてジーナの身も心も魂も奪った唯一の男性カルとの、身分違い&シークレットベビー・ロマンスをどうぞ。
  • 窮地に陥った父を救うため、私を愛してくれない人と、結婚する。

    パーティでシャンパンを飲みすぎて前後不覚に陥った21歳のリリー。翌朝目覚めると、なんと見知らぬベッドの上にいた!バスルームでシャワーを浴びているのは、昨夜知り合った、精悍な顔だちをした年上男性パトリックだ。ああ、なんてことを!リリーは恥ずかしさから別れも告げず、あわてて自宅に逃げ帰った。そこで、はからずもパトリックの素性を知ることになる。彼は、リリーの父が経営する会社の取引銀行の頭取だった。あいにく父の会社は今、財政問題を抱えていて、彼に弱みを握られていた。その夜、彼女の家にパトリックが現れ、脅しまがいの驚くべき提案をした。「僕と結婚するんだ。さもないと、お父さんの会社は……」

    ■大人気作家キャロル・モーティマーのクリスマス・ラブストーリー!父のために愛なきプロポーズを承諾するリリーですが、出逢ったあの夜は実は何もなかったとパトリックから聞き、悩む自分を見て面白がっていたような人を夫にするのかと、不安な気持ちになり……。
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ずっと愛にも幸せにも縁がなかった私。愛する人に妊娠まで否定されるなんて。

    エマは里親を転々とし、誰にも愛されずに苦労しながら成長した。だからイタリア富豪ニコとも、いつかは別れると覚悟して結婚した。しかし、彼との別れは意外なものだった。結婚後1週間で、彼は飛行機事故により帰らぬ人となってしまったのだ。エマは涙にくれたが、たちまち生活に困窮するようになって、やむにやまれず親切な男性とのプラトニックな結婚を決意する。ところが結婚式当日、亡くなったはずの夫ニコが教会に現れて叫んだ。「異議あり!」怒りの形相とともに彼は花嫁のエマに詰め寄ってきた。実は、彼女にはどうしても結婚しなければならない理由があった。おなかに宿った命――ニコの子供を産んで育てるために。

    ■事故から生還したヒーローから、すぐさま別の男と結婚しようとしたことを責められるヒロイン。彼女が必死に事情を話しても、ヒーローの怒りがとけることはありません。事故の前はヒロインに“飽きた”と言っていたはずなのに……。大人気の夫婦元さや物です!
  • わたしの愛する一人息子は、
    初恋のあの人と同じ目をしている……。

    身代が傾いたシャーロットの一族の屋敷を買い取ったのが、
    かつて愛を捧げた恋人ローハンと知り、彼女は打ちのめされた。
    シャーロットの兄が川で溺れて亡くなったあと、
    兄と一緒にいたローハンは責めを負って、追われるように町を出ていった。
    その彼が、幾年もの年月を経て今、大富豪となって再び彼女の前に現れた。
    「これはわたしへの仕返しなの、ローハン?」
    あまりの衝撃に気が遠くなり、その場に倒れ込んだシャーロットは、
    彼の強くたくましい腕に抱え上げられたことにも気づかなかった。
    ただ、ローハンに知られることが怖かった――7歳になる息子が、
    彼と同じブルーダイヤモンドのような瞳をしていることを……。
    *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 天涯孤独のシンデレラ。
    ついに見つけた幸せは、儚い幻なの?

    生後すぐに捨てられて施設で育った看護師のエマにとって、
    クリスマスは独りで自宅で過ごすのが常だった。
    ある日、町へ買い物に出かけた彼女は、
    容姿端麗な新任ドクターのダニエルに出くわした。
    親を亡くした幼い姪を引き取って育てている彼は、
    エマの身の上を知り、クリスマスを一緒に過ごそうと提案してきた。
    看護師たちがこぞって憧れる彼と特別な時間を過ごせるなんて!
    人生で初の幸せなクリスマス。そのまま自然と二人は結ばれた。
    ところが翌朝出勤すると、入院患者の指輪がないと大騒ぎになっていて、
    エマが犯人扱いされてしまう――そして、ダニエルからも疑われ……。
  • 私には、親もきょうだいもいない。最後のクリスマスだけでも、誰かと……。

    大病を患ってあらゆる治療を受けた天涯孤独のエマは、クリスマス後に検査を控え、落ち着かない気分だった。もし結果が悪ければ、余命を数えながら生きるしかない運命……。せめて、体調がいいのでまだ働ける今だけでも誰かと過ごしたいと、エマはクリスマス期間だけのナニー職に応募することにした。「ここで子供たちのお世話をするのが本当に楽しみです」青白い顔のエマがほほえむと、医師のアダムは冷ややかにうなずいた。住み込みのナニーを募集したが、応募者はたったの1人きり。前任者が突然辞めて困っていた彼はやむなくエマを雇うことにした。彼女が、人生最後で最高のクリスマスを望んでいるとも知らずに。

    ■12月に妻に先立たれて以来、家族でクリスマスを祝ったことがないアダム。幼い双子の子供たちのナニーとして奮闘するエマは、彼らに懸命に楽しいクリスマスを贈ろうとしますが、当のアダムは不機嫌で……。彼に無私の愛を捧げるエマのけなげな姿が感動的な秀作。
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • この幼い天使のような子たちが、10年会わなかったあなたと私の子?

    ずっと音信不通だった元婚約者ジョードンが突然現れ、ミアは思わず息をのんだ――彼が幼い双子の娘を連れていたから。10年前、彼女を捨ててNYへ行き、成功して大富豪となっただけでなく、どうやら運命の人を見つけて、父親にまでなっていたようだ。私にとっては、彼だけが心から愛した人だったのに……。だが、涙をこらえるミアに、ジョードンが信じられないことを告げる。「この子たちは君の娘でもあるんだ」なんですって? どういうこと?聞けば、かつて彼とミアが提供した受精卵を使って双子をもうけた不妊の夫妻が先日亡くなり、ジョードンが後見人に指名されたという。ジョードンと私の子! しかも、彼は結婚していなかった!内心喜ぶミアだったが、ジョードンは養子に出すつもりで……。

    ■いつの日か家庭を築いて、ジョードンの子を産むことを夢見ていたミア。けれども、いつまでも一緒にいようという約束を彼に破られ、“いつの日か”は永遠に来ないと思っていましたが――。巧みなストーリーテリングで読む者を魅了するタラ・T・クインの感動作!
  • 赤ちゃんのために、偽りの妻になる。夫への恋心を隠しながら。

    生まれたての赤ん坊が、なぜ白一色の吹雪のなかに!?その夜、病院の当直をしていた看護師メグは、筋肉質の魅力的な男性ゼインが必死に運んできた小さな命に驚いた。懸命な看病の甲斐あって、赤ん坊は一命を取りとめた。メグはもともと人一倍子供好きだったが、数年前に病のため手術を受け、子を望めない体になったこともあり、目の前の小さな患者にこの上ない愛着を抱くようになる。ゼインもまた、幼い頃に死に別れた双子の弟の面影を重ね、赤ん坊に弟の名をつけて、自ら里親になる決心を密かにしていた――そのために偽装結婚を持ちかけられるとは、メグはまだ知らなかった……。

    ■大きな愛で読む人の心を潤すHQイマージュの大作家、レベッカ・ウインターズの真骨頂といえる感動名作をお贈りします。まさにこの世に生を享けたばかりの、いたいけでか弱い命から片時も離れずに容体を見守るヒーローの姿にきゅんとすること請け合いです!
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ずっと言えなかった秘密はまだ、この胸の奥にそっとしまったまま。

    レナはさるパーティで、忘れもしない男性と思いがけず再会した。マックス――今はロンドンで大成功した34歳の大富豪だけれど、かつては無責任に私の体を利用してポイ捨てした少年だった……。誘惑されるまま純潔を捧げた自分も愚かだったかもしれない。でも、彼が翌日にはまるで何事もなかったかのように忽然と姿を消し、以来、ずっと連絡が途絶えたままになるとは思わなかった。あれから16年が過ぎ、マックスはついに故郷に帰ってきたのだ。もう傷つきたくない……。彼には二度と身も心も渡さないわ!そう誓うレナだったが、マックスの屋敷の玄関前に赤ちゃんが置き去りにされているのを二人で一緒に見つけて――

    ■少年時代、子爵の隠し子と噂され、白眼視されていたマックス。帰郷したものの周囲に溶け込めない彼を放っておけず、赤ちゃんのお世話を介して、失われた16年を繕うレナの懸命な姿は感動的です!『子爵がくれたガラスの靴』『大富豪の十五年愛の奇跡』の関連作。
  • 捨てられ続けてきたこの人生、信じられる人なんていないと思ってた。

    クリスマスで賑わう世間を逃れ、雪山へやってきた助産師のミランダ。危うく遭難しかけたところを、見知らぬ男性ジェイクに救われ、長身でハンサムで男らしさと優しさの同居する彼に惹かれる。けれど、不実な恋人に騙され、予期せぬ妊娠までした彼女は、もう男性と関係を築くことなどできないと思っていた。恋心を胸の奥にしまい込み、新しい勤め先へ出勤すると、なんと、もう二度と会うことはないと思っていたジェイクが!一方、産科医の彼はミランダが妊娠6カ月であると知って驚くが、彼女があまりに貧しくみすぼらしい家に住んでいることにさらに驚く。誰の援助も受けないと頑張る彼女を説き伏せ、自宅に連れ帰るが……。

    ■歴代ハーレクインヒーローの中でも、3本の指に入る“ベストヒーロー”が活躍する名作を、満を持してお届けします! 女性なら誰しもが聞き惚れてしまうような名言の数々に酔いしれてください。
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 私はまた、捨てられた。命を授かったことを知らせる前に。

    サマーが5歳の頃、父は家を出ていった。もともと愛のない家庭だった。母との生活は苦しく、彼女自身も働いて家計を助け、18歳で家を出て奨学金と学生ローンで看護学校を卒業した。今、看護師として働くサマーは双子を宿していた。父親は救命救急医で恋人の――いや、“元”恋人のアレックス。5カ月前、彼は行き先も理由も告げずに突然彼女のもとを去ったのだ。父に捨てられ、愛するアレックスにまで捨てられてしまった……。深く傷ついたサマーはその後、彼との連絡を一切絶った。だが、戻ってきて妊娠に気づいたアレックスが今すぐ結婚しようと言う。と同時に、おなかの双子が王家の血を引いていることが明かされる!

    ■妊娠の責任を取って結婚し、結局別れた両親を見てきたサマーは、アレックスの求婚も信用できず、傷ついてしまうのでした。そんな彼女に、アレックスはこれまでひた隠しにしてきた自らの出生の秘密を――ソウラ王国の国王の息子であることを打ち明けて……。
  • わたしは誰? あなたは誰?この胸の愛を、信じていいの?

    どうしよう……自分の名前すら思い出せないなんて!病院で目覚めた彼女は、クレアという名前であること、交通事故で頭を強打して記憶を失ったことを看護師から説明された。だが何より彼女を不安にさせたのは、左手の薬指に光るダイヤの指輪。もしかしてわたしは誰かと婚約しているの?そこへ、背の高いハンサムな男性が訪ねてきた。タイラスと名乗る裕福そうな彼は、クレアの婚約者だという。クレアはタイラスの豪華な大邸宅で静養することになり、思い出せなくとも彼への愛情は日々育っていった──その朝までは。突如として記憶を取り戻した彼女は絶句した。彼は……誰なの?

    ■もしも愛した相手が婚約者ではなく、別人だったら……? 記憶のラビリンスとも言うべき謎めいた展開に引きこまれる、大人気作家ジェシカ・スティールが円熟期に生んだ大ヒット作をお届けします!
    *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • わたしは日陰にいるのが分相応。そう自分に言い聞かせるけれど……。

    NYの語学教師リアーンは、母や姉妹と今季最大のパーティへ。名うてのイタリア大富豪アレッサンドロ・ロッシが主催者だという。美しい漆黒の髪に彫りの深い顔立ちの男性に足を踏まれたリアーンは、それがアレッサンドロであることに気づいて心臓が早鐘を打った。だが彼の興味を引いたのは、明るく社交的な妹のほうで……。壁の花となったリアーンが独りテラスにいたとき、真夜中の鐘が鳴った。ふと、会場から駆け出していく妹を見つけて外へ捜しに行くと、階段のところにアレッサンドロがガラスの靴を持って立っていた。その靴は妹が落としていったもの。切なさをこらえるリアーンに、アレッサンドロが言った。「彼女を見つけるのを手伝ってもらいたい」

    ■HQイマージュでトップを争う大人気作家ケイト・ヒューイットの新作が2年ぶりに登場! いつかおとぎばなしのように王子が現れるのを密かに夢みる日陰の姉リアーンと、愛や結婚を信じず誰とも恋愛しないと決めているアレッサンドロのラブストーリーです。
  • 身分が違うと追い払われたシンデレラ。密かに産んだ子の父親と、再会する――

    会社に勤めながら独りで息子を育てるケイトは目の前の顧客に愕然とした。第5代ウィンダム男爵ジュリアン。最初で最後の恋人。18歳の夏、ケイトはイギリスを旅行中に彼と恋に落ちたが、男爵位を継ぐジュリアンに彼女はふさわしくなく、彼の母親から本人も別れを望んでいると告げられ、失意のなか帰国した。彼の子を身ごもっているとわかったのは、2カ月後のことだった……。きっと今頃ジュリアンは貴族令嬢と結婚し、父親になっているでしょう。ときどきそんな思いに胸を痛めていたが、まさか今、再会するなんて!ああ、片時も忘れたことのない、愛しいジュリアン。だが彼はあの日のままの屈託のない笑みで囁いた。「はじめまして」

    ■2022年夏、惜しくも87年の生涯を閉じたマーガレット・ウェイ。主人公たちの断ち切れぬ愛の絆のみならず、脇役たちの葛藤や心の闇までをも如実に描き出す名作家でした。そんな彼女が綴った本作は、シークレットベビーがテーマの、極上シンデレラ物語です。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 哀れな灰かぶりは王子様にふさわしくない。どんなに心をこめて愛していても。

    その日、17歳のフルリーヌは名家出身のラウルに会いに出かけた。横暴な父親が許さないので服は不格好な白いワンピースしかなく、リボンも買えないために長い髪はとかすのが精いっぱいだったけれど。だがラウルは気にせず、「君が18歳になったら結婚しよう」と言って熱烈なキスをしてくれ、フルリーヌは最高に幸せだった。父親が現れ、猟銃を突きつけて彼女を連れ去るまでは。10年後、パリで再会したラウルはあの日の約束を忘れてしまったのか、華やかな女性とデートをしては世間を騒がせる億万長者となっていた。そんな彼に、意気地なしのフルリーヌはすっかり自信をなくしてしまう。そもそも二人は住む世界が違う。結婚を夢見た私がばかだったのね……。

    ■『愛の都で片想いの婚約を』『大富豪と名もなき薔薇の出自』の関連作で、三つ子の億万長者最後の一人の物語がついに刊行です! ヒロインはヒーローを陰ながら愛するだけにしようと決めますが、なんともう一人の灰かぶり、彼女の妹がヒーローに恋をして……。
  • 彼のあの甘美な仕打ちを忘れたことは一度もない……。

    故郷ジェイコブズビルに戻ってきた小学校教師のサリーは、事故で失明したおばとその幼い息子の面倒をみている。ある日、二度と会いたくなかった相手、エビニーザと再会した。6年前の春、10代だったサリーは憧れていた彼に、ドライブデートに連れていってほしいとお願いした。意外にもエビニーザはすんなり聞き入れてくれたが、30分後、サリーは彼の車の助手席から逃げ出すはめになった――年上の彼の強烈すぎる男性的魅力と強引さに恐れをなして。無垢な彼女にとって、あのことはいまだに深い心の傷となっていた。それなのに、エビニーザは何事もなかったかのように接近してきて……。

    ■HQイマージュ~至福の名作選~より、巨匠ダイアナ・パーマーの不朽の名作をお贈りします。表向きは牧場主、本当の姿は百戦錬磨の傭兵――そんな男の中の男、エビニーザが本作のヒーロー。6年前、若くて純真なサリーをあえて怖がらせて遠ざけた彼の本心は?
    *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 言えない。絶対に言えない。彼の知らない、小さな宝物のことは。

    アイリスは幼くして親に捨てられ、子供のいない夫婦の養女となるも、養父母に悲願の実子が生まれると厄介者扱いされるようになった。愛のある家庭に人一倍憧れたアイリスは、23歳でラクランと結婚した。しかし子供ができず、養子を迎えようという夫の提案も、不遇な養女だった自らの過去を告げられぬまま拒み、離婚したのだった。あれから8年。今、アイリスが働く病院に、3カ月の短期契約で新しくやってきた医師に、彼女は驚いた。離婚以来ずっと音信不通だった元夫、ラクランが現れたのだ!アイリスの胸はちくりと痛んだ――彼と家族になれなかった過去に。そして、今は独りで7歳の愛娘を育てているという秘密に。

    ■心の機微を巧みに描き、最後には読み手をほろりとさせる物語で大人気のS・ウィルソンの感動作をお贈りします。8年前と変わらずハンサムで誠実なラクランと再会し、二人の時間を過ごすうち、アイリスは彼を愛している、いや、ずっと愛していたことに気づき……。
  • わたしは疎んじられた妻。世間の笑いものなの?

    夫が突然失踪して1年半、エンジェルは孤独と不安を耐え忍んでいた。そんなある日、彼女がメイドとして働くホテルに、夫の兄で法廷弁護士のローリから電話がかかってくる。弟が――きみの夫が、自動車事故で帰らぬ人となった、と。そればかりか、車には愛人が同乗していたという。打ちのめされたエンジェルのもとに、ローリが訪ねてきた。なんと、まだ生まれて間もない赤ん坊を連れている。「まさか、その子は……」驚くエンジェルに、彼はうなずいた。「そうだ。弟と愛人の子だよ」そして、こう続けた――「エンジェル、この子を僕と一緒に育ててくれないか」

    ■ローリはもともと弟とエンジェルの結婚に反対していました。ローリから“夫に疎んじられた妻”と称され、葬儀にさえ呼ばれなかったエンジェルは、彼の傲慢さに戸惑います。けれど、彼を血も涙もない人と思いながらも、愛らしい赤ん坊を共に育てることになり……。
    *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛で支えたかった。愛を拒絶された。切なすぎて、もう耐えられない……。

    助産師のヒーラは医師の夫レオと4カ月前から別居していた――もうすぐ臨月を迎えるというのに。原因は、年の離れた妹を亡くしたレオが罪悪感に囚われ、ヒーラがあなたの力になりたい、話をしてほしいと言っても、妻である彼女にさえ心を閉ざし、人生から閉め出したことだった。居を移したヒーラは、彼が迎えに来ることを密かに期待したが、非情にも時間だけが過ぎていく。独りで出産するしかないのね……。ところがあるとき、ヒーラが手伝うクリニックに2週間限定で、膝が震えるほど美声でハンサムな医師が来たという噂が。話半分で聞きながら診察室に入ったヒーラは目を疑った。「レオ?」

    ■疎遠になって4カ月。ようやくヒーラの前に現れたレオは、「話がある」と彼女に語りかけますが、つらい思いをさせられてきた彼女は素直に応じられず、拒んで帰ろうとします。けれども、突然めまいに襲われ、レオの車で自宅まで送ってもらうことになり……。
  • そばにいながら愛されないほうが、独りぼっちになるより怖かった……。

    ジュリエットは仕事先での思いがけない再会に、息をのんだ。10年前の魅力もそのままに現れた敏腕医師、フィン――彼女がよく知りながらもずっと避けてきた男性。18歳でジュリエットが兄の親友だったフィンの子を身ごもったとき、彼は責任をとるために彼女との結婚を決めた。ところが、不幸にも結婚式の2週間前に流産してしまうと、彼は子供のために結婚しようとしていただけだと信じるジュリエットは、愛されぬ花嫁になりたくないと、逃げ出したのだった。いま、愛するフィンを前にしてよみがえってきたつらい記憶が、ジュリエットの胸を容赦なくえぐって……。

    ■まるで運命のいたずらのような再会に、動揺を隠せないヒロイン。失われた10年のあいだに交わされなかった言葉や思いが、しだいに明らかになっていき……。大人気サラ・モーガンの感動作です!
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 誰にも知られず、15年。大富豪が心に秘めた究極の愛。

    1年半前に、子爵だった夫と息子を不慮の事故で亡くしたビクトリア。ある日、爵位を継いだ義理の弟からディナーに招待され、彼女はかつて自分が家族と幸せに暮らした子爵の館を訪れた。そこで現子爵夫人が跡継ぎを懐妊したことを知り、心からの祝福の気持ちと、胸が張り裂けそうなほどの喪失感が交錯した。複雑な胸中から思わず中座した彼女を追いかけてきたのは、15年来の友人で大富豪のフィンだった。彼に励まされるうち、やがて一線を越えてしまうが、ビクトリアの心はいまだ亡き夫への想いに揺れていた。そのとき、おなかの中に小さな命がめばえたことなど知る由もなく……。

    ■幸せであるほど、それを失ったときの悲しみは深いもの。愛する家族を失い、自分だけ幸せになってはいけない――そんな思いがビクトリアの新たな恋に踏み出す勇気をはばむ、切なくも美しい物語をお贈りします。『子爵がくれたガラスの靴』(I-2747)の関連作。
  • 百戦錬磨の彼に世慣れたふりをしてみても、“本当のわたし”を見透かされそうで……。

    ある日、イーデンのもとにイギリスから来客があった。疎遠な祖父の友人で、世界的なメディア王のジェイソン・アールだ。祖父が唯一の孫娘である彼女に会いたがっていると告げに来たのだ。ジェイソンはハンサムを通り越して、息をのむほど魅力的だけれど、高慢で、威圧的で、かみそりのような灰色の冷たい目をしている。それに、かつて父と母を引き裂いた冷血な祖父に会うつもりはないわ!説得を試みるジェイソンに、イーデンは反発した。「わたしは、あなたと関わりたくはないわ」ジェイソンは彼女の体を見回して嘲りの笑みを浮かべると、痛烈に言い放った! 「ぼくは経験豊かな女性が好みだ。きみは失格だ」

    ■結局、祖父を誤解していたことを知り、矢も盾もたまらずロンドンへ飛んだイーデン。けれども祖父は全財産を彼女に遺し、一足先に息を引き取っていました。イーデンはジェイソンの家に滞在することになりますが、あいかわらず二人の関係は一触即発で……。
  • 突然のお別れ宣言――赤ちゃんを授かったと言えなくて。

    十代で妊娠したものの相手に逃げられ、独りで息子を育てたレイチェル。その息子が、レイチェルの同僚医師マシューの娘と婚約したが、結婚式当日に花嫁が逃げ出し、式は中止となってしまった。レイチェルとマシューはやるせない気持ちを分かち合ううち、いつしか互いを心の支えとして、そして異性として強く意識し始めた。黒髪に白いものがまざり、円熟味のある魅力を放つマシューはしかし、8年前に最愛の妻を病で失って以来、恋愛をする気になれずにいた。それでもある日、二人はとうとう一線を越え、一夜を共にする。やがてレイチェルはマシューの子を身ごもったことに気づくが、再婚を望んでいない彼に迷惑はかけられないと、町を去る決意をし……。

    ■心を打つ感動作を多く生んだ英国の作家ジェニファー・テイラーによるシークレットベビー物語! お腹の赤ちゃんのことは秘密にしたまま、理由も告げずに彼のもとを去ろうとするヒロインですが、ヒーローは彼女の突然の別離宣言にどう反応するのでしょうか?
  • 二度とあなたに会いたくなかった――まだ愛していることを思い知るだけだから。

    「そこにいるのは行方知れずのいとしい妻じゃないか!」その声に、医師のジュエルはどきりとした。元夫ロークの声だ。しかも彼は私を、元妻ではなく、“妻”と呼んだ。8年前、ジュエルはわずか5カ月の結婚生活の後、ロークのもとを去った。それはモデルだった彼女が、新たな人生を踏み出すためだった。ロークを心から愛するがゆえに、そうせざるをえなかったのだ。生まれてくるはずの子供を失った悲しみを忘れるためにも……。そして今、あの頃よりも成熟してたくましくなったロークとふたたび巡り合った――協力して医療活動をするパートナーとして。ジュエルの苦い過去を知る、別れたはずの夫として!

    ■《至福の名作選》より、情熱的でドラマティックな作風で人気の、オリヴィア・ゲイツのメディカル・ロマンスをお届けします。ジュエルがかつてロークのもとを去らなくてはならなかった理由とは?読み終えたとき心にじんと染みる、夫婦の愛の復活物語です!
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛されたことのない私のおなかに、愛すべき小さな命が宿った……。

    エリアナは疎遠だった父の葬儀のため故郷に戻った。母は婚外子のエリアナを出産した際に命を落とし、父は経済的援助をするのみで、彼女は誰からも愛されたことがなかった。結局、複雑な思いから葬儀には出ずにホテルで過ごしたエリアナは、バーで官能のオーラを漂わせる絶世の美男子ディエゴと出逢う。強烈に惹かれ合い、一夜限りと知りつつ熱い時を過ごして別れるが、1カ月後、エリアナは父の遺した病院を継ぐために再び故郷を訪れた。するとその病院には、なんとディエゴがいた! 彼は外科医だったのだ!驚きのさなか、吐き気とめまいに襲われたエリアナは気を失ってしまう。まさかディエゴによって運ばれた救急外来で妊娠が明らかになるとは……。

    ■自立した女性だけれど、実は誰からも愛されたことのない生い立ちのせいで自分に自信が持てないヒロイン。そしてヒーローもまた、よき父親像を知らずに育ったため、自分が父親になれるのか確信が持てず……。新星ルアナ・ダローザが描く、予期せぬ妊娠物語!
  • 私は、都合のいい妻。愛されない妻。おなかの子も望まれていないならいっそ……。

    仕事に夢中な大富豪ジェイコブとの結婚に耐えてきたクララは、都合のいい妻でいるのがつらくなり、身の回り品だけを手に家を出た。その後、新たな命を授かっていることに気づいたが、子供は欲しくないと明言していた夫に知らせるつもりはなかった。愛されないならいっそ別れたいと再三訴えるクララに対し、彼はつねに弁護士を通じて、離婚には応じないと伝えてきた。だが5年後、イベント業を営むクララのもとにジェイコブが現れ、余命わずかな父のために家族パーティを企画してほしいと言われる。密かに産んだ娘の存在、いまだくすぶる彼への愛は、知られたくない!悩み苦しむ妻に、夫は言った。「引き受けてくれるなら、離婚に応じる」

    ■夫を愛しているからこそ、いびつな関係に耐えきれずに別れようとするクララ。そんな切ない望みをつっぱね続けるジェイコブの真意がわからず、彼女は悩みます。さらに、物心ついた娘が“パパが欲しい”とサンタクロースにお願いしているのを聞いてしまい……。
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • やさしくされるたびにつらくなる。彼を独り占めしたい自分がみじめで。

    私が養子だと、両親はなぜ亡くなる前に教えてくれなかったのだろう?それ以来、フランソワーズは本当の両親を必死にさがしてきた。だが探偵によると、情報は厳重に封印されていて調べようがないという。そんな彼女に手を差し伸べてくれたのが、ジャン・ルイだった。三つ子の億万長者の一人である彼は、女性たちの憧れの結婚相手であり、慈善活動にとても熱心な、高潔で思いやり深い男性でもある。ジャン・ルイになぐさめられ、両親をさがす力になってもらううち、フランソワーズの心はいつしか彼でいっぱいになっていた。でも、ジャン・ルイは誰にでも親切だ。私はそれを愛と勘違いしただけ。親の顔も知らない私を、彼はただ哀れんでいるにすぎないのに……。

    ■『愛の都で片想いの婚約を』(I-2751)で行方不明だったカウセル家の三つ子の億万長者の一人が帰ってきました! 自分ではヒーローと釣り合わないと、姿を消す決心をするヒロイン。けれど彼に見つけられたとき、いっそう深く恋に落ちたことに気づくのでした。
  • こんな形で知られたくなかった。彼が父親になることを……。

    旅先のギリシアで気品に満ちた男性エリアスと出逢ったベスは、言葉を交わすうちに強く惹かれ合い、めくるめく夜を過ごした――名字も連絡先も告げず、ただ思い出だけを分かち合って。やがて妊娠に気づいたベスは厳格な両親と対立して実家を出るが、数カ月後、仕事でロンドンにいる間に激痛に襲われ、破水してしまう。搬送先の病院でベスの早産の処置をすることになったのは、なんと、あの忘れえぬ一夜の相手、エリアスだった!再会の衝撃に動揺するベスとは対照的に、彼はいたって冷静だ。生まれてくるのが我が子だと知ったら、彼はなんと言うかしら?しかし、エリアスにもまた、重大な秘密があるのだった……。

    ■牧師の家庭に生まれ育った内気なヒロインと、高貴な生まれゆえに懊悩するヒーロー。ハーレクイン・ロマンスでも大活躍中のキャロル・マリネッリによる、劇的なシークレットベビー物語をどうぞ!
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • いくら愛しても、愛されない。でも、すべてはおなかの子のため……。

    「提案を受け入れたくなったのだろうが、その件はもう締め切ったよ」大富豪レアンドロのオフィスを訪ねたセリアに、彼は冷たく告げた。3週間前、愛を信じない彼にベッドだけの関係を続けようと提案された。駆け落ちしたレアンドロの婚約者とセリアの兄を二人で捜す間に、互いに惹かれて分かち合った情熱の時はたしかにすばらしかった。でもセリアは自分だけ夢中になることを恐れて彼の提案を断っていた。レアンドロとの関係を続けていれば、リゾートでの休暇や劇場の特等席、最高級の食事、そして何より彼というすてきな恋人が手に入ったのに……。だが今、セリアはそんなことよりはるかに重い現実を告げに来たのだった。「わたしがここに来たのは、妊娠したことをあなたに伝えるためよ」

    ■レアンドロは予期せぬ妊娠に愕然としながらも、生まれてくる子のために愛情抜きの結婚に踏みきります。彼を愛し始めていたセリアは、愛する人から愛してもらえず、ベッドで愛を交わし合うこともできない結婚生活の苦しみにしだいに耐えられなくなっていき……。
  • あの一夜はまぼろしだったとしても、この子と彼への愛は、決して消えない。

    グレーシーは19歳のときに一人旅をしたローマで美男マリクと出逢い、彼の滞在する豪華ホテルのスイートでめくるめく初めての夜を過ごした。ところが直後、彼の祖父が部屋に押し入ってきて、みずからを一国の君主と名乗ると、マリクは後継者だと告げた。そのうえグレーシーは低俗な娼婦と蔑まれ、傷つけられ、恋は儚く散ったのだった。彼女のお腹に小さな命を宿して。あれから10年、グレーシーは独りで子育てと仕事に励んできた。貧しいながらも幸せで、息子を授かったことは決して後悔していない。なのに今、なぜあの日のままの美しいマリクが目の前に現れたの?彼女の唯一の宝物である息子が、彼の跡継ぎにされようとしていた……。

    ■ハーレクイン・イマージュの大人気作家ケイト・ヒューイットが描く、絶対おすすめのシークレットベビー&シンデレラ・ストーリーです!
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 大切に育てた子と、血を分けた子。どちらかなんて、選べない……。

    「あなたが産んだ子は、事実、僕の息子なんだ」圧倒的にハンサムで尊大な男性レオの言葉に、ミアの頭は真っ白になった。この人は突然、私の前に現れて、いったい何を言っているの?不妊治療のすえ人工授精で授かった息子ももう5歳になる。看護師をしながら女手一つで子育てするのは大変だけれど、楽しい毎日だ。なのに、互いの息子が受精卵のときに取り違えられたと彼は主張する。最愛の息子を奪われる恐怖から、ミアは逃げるようにその場を去った。翌日、仕事先の病院で新しい科に配属されたミアは、あまりの厳しさに仕事の鬼と恐れられる医師を見て驚愕する!まさか、信じられない……なぜこんなところに、レオが?

    ■心を揺さぶる感動作を数多く遺してこの世を去ったジェニファー・テイラーの作品をお贈りします。話しかけることさえためらわれるほど恐い存在として君臨するレオに、ただ一人対峙するミア。命より大事な息子を奪われまいとする母の強さに胸を打たれます。
  • あの夜を、決して後悔しない。かわいい双子の母になったのだから。

    サーザは憧れの医師ローガンとのあの夜を、決して後悔しない。妊娠に気づき、彼には何度も手紙で伝えたけれど、返事はなかった。一夜を過ごした彼の部屋を再び訪ねても、不在だった……。今、サーザは生まれ故郷の町に戻り、女手一つで仕事を掛け持ちして双子の男の子を育てている。あの夜、ローガンは誰も気にとめないような内気な私を、ほかの女性たちみたいに魅力的でセクシーにしてくれた。彼との思い出は生涯忘れることはないだろうけれど、それでもその後の薄情な態度は、彼女の心を傷つけた。あれから1年半後、サーザは思わぬ男性の姿を見かける――ローガン!

    ■大人気のシークレットベビー・ロマンスで日本デビューを飾るのは、優しく穏やかな作風の英国人作家シェリー・リバース。ローガンは偶然見かけた一夜の相手が連れている双子の男の子が、幼少期の自分に重なり、はっとします。もしや、あの一夜で授かった子供か?
  • 待望の“我が子”は幻だった……。失意の大富豪に訪れる、小さな愛の使者。

    法律事務所で働くエリーはイタリア大富豪レオニツィオを担当している。“レオ”の名のとおり獅子のごとく専制君主的な彼は、すでに結婚生活が破綻して別居している妻と離婚協議中で、妊娠している妻に対して親権を要求していた。ところが妻側の弁護士から、出生前DNA鑑定の結果、レオニツィオの子ではないと知らされ、離婚は決定的となった。彼にとって、不実な妻などどうでもよかったが、この腕に抱くはずだった我が子がいなくなった事実は大きな衝撃だった。エリーはそんな彼を支えようと慰めるうち、情熱の夜を過ごしてしまう。まさか、レオニツィオの子を身ごもることになるとも思わずに!

    ■情熱的なイタリア人男性と結婚した作家ルーシー・ゴードンによる、予期せぬ妊娠をテーマに描いた名作をお届けします。いつもは傲慢なレオニツィオが落ち込む姿にほろりとさせられてしまったエリー。予定外の妊娠のため、子供は独りで産み育てるつもりでしたが……。
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 一刻も早く、去らなくては!愛という絆が生まれる前に。

    目が覚めると、彼女は記憶をなくしていた。列車事故が起き、偶然現場にいた医師スチュアートに命を救われたが、彼女は意識を失う前、赤ん坊を大事に抱えていたという。その子は彼の姪で、彼女は亡き兄の妻デザレイだと聞かされる。彼は兄と長く疎遠だったため、その妻である彼女とは初対面らしい。わたしに夫がいたなんて、まったく身に覚えがないけれど……。これまでの人生を失った不安に押しつぶされそうななか、親身に支えてくれるスチュアートに、いつしか心を許していた。そこから、彼女のデザレイとしての人生が始まるかに見えた――だが、やがて驚きの真実が判明する。彼女はデザレイではなかった!

    ■まるで映画のような、記憶喪失とすり替わりをテーマに描かれたロマンスです! かつて兄に恋人を奪われ、それ以来疎遠になっていたスチュアート。その彼が、兄の妻であるデザレイに魅力を感じるとは皮肉だと思っていましたが……。予測不能な展開をご堪能あれ。
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 彼のキスも抱擁も本物じゃない。でも、それでじゅうぶんと思おうとした。

    アネリーズはパリにある会社に就職し、忙しい日々を送っていた。1度しか会っていないCEOのニコラと彼女が交際中だという、根も葉もない新聞記事のせいでパパラッチが押し寄せてくるまでは。彼はヨーロッパじゅうの王族が結婚相手に望むほどの大富豪だ。このままでは私の存在が迷惑になる。会社を辞めて田舎に引っこもう。ところがニコラはアネリーズを呼び出し、驚くべき提案をしてきた。記事を書かせた者をさがすため、彼の婚約者を演じてほしいというのだ。もちろん自分では分不相応だからと、アネリーズは断ろうとした。けれどニコラに手を握られ、黒い瞳で情熱的に見つめられるうち、唇はいつの間にか「はい」と言っていて……。

    ■幸せをあきらめて生きてきたヒロイン。婚約者を演じているつもりがヒーローの華やかな魅力に惹かれ、1つの願いを抱くようになります。セーヌ川とパリのように、愛する彼と永遠に一緒にいられたら、という願いを。フランスの魅力満載の純愛をご堪能ください!
  • 新しいボスと、私の愛しい息子。同じ色の髪、同じ色の目……まさか。

    ハリエットはやむなき事情から人工授精で匿名者の子を身ごもり、人里離れた浜辺を一人で歩いているときに産気づいてしまった。たまたま通りかかった外科医の男性に救われるも、母子ともに命の危険にさらされた状況で意識が混濁し、彼女はそのときのことを覚えていなかった――命の恩人であるそのハンサムなドクターの顔さえも。彼は駆けつけた救急隊に母子を託し、名乗りもせずに立ち去った。2年後、ハリエットは看護師として復帰し、同僚に温かく迎えられるが、ただ一人、新しい外科医長のパトリックだけはつらくあたるのだった。いったいどうして、彼は私にこんなにも辛辣なの……?

    ■ハリエットのことを、我が子の父親もわからない身持ちの悪い女性だと思い込んでいるパトリック。ある日、彼は自分が思い違いをしていたことを知り、素直に謝罪します。さらに、彼女の息子に何か絆を感じるのは、自分が父親だからかもしれないと思い始め……。
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • あの夜言えなかったすべてを綴った日記。一日も早く、あなたに渡せますように。

    “親愛なるイーストン”と書いて、ペイトンは日記に突っ伏した。5年前、彼女は見知らぬ洗練された実業家にひと目で心を奪われた。彼から部屋に誘われたときは夢を見ているのかと疑ったけれど、裕福なお金持ちと田舎娘の関係が長続きするとは思えなかった。でもまさか、自分が双子の男の子を身ごもるとは。愚かで無責任だった母のせいで、子どもたちは父を知らずに育っている。いつか会えるというはかない希望を胸に、ペイトンは双子のことや自分の気持ちを日記に綴りつづけていた。ところが、千載一遇のチャンスが訪れてイーストンに再会できたとき、彼から子どもとの時間を奪った罪悪感で、ペイトンは怖じ気づいて……。

    ■傑作を世に送り出してきたC・リマーがHQイマージュに帰ってきました! 名前しか知らないヒロインとヒーローの7日間だけの恋は本物だったのか? 愛におびえる一方で愛を求めてやまない不器用なヒロインの選択とは? 読んだことを後悔しない名作です!
  • ほかの人にはやさしいのに、私にだけは冷たい……なぜなの?

    亡き父に代わって、小さな村の診療所を営むアンナ。ある日、父の友人でもあった同僚医師が病気になり、海外で療養するため、代わりの医師を手配して旅立っていった。アンナにとって、それが悪夢の幕開けとなる――その代診医とは、同僚医師の息子で彼女と犬猿の仲のサムだったのだ!今や彼はロンドンで活躍する高名な医師だけれど、案の定、口を開けば嫌みの応酬で険悪な雰囲気に……。それでも二人は、救患には息の合ったみごとなチームワークを見せた。やがてアンナは心の中で密かに芽生えた気持ちに戸惑い始める。サムがふと見せる“男”の顔に、胸がきゅんと苦しくなるなんて……。

    ■英国の大人気作家サラ・モーガンが描く、心に残る名作をお届けします。本当は相性ぴったりなのに、そのことに気づいていないのは当人たちだけ。いつも衝突ばかりしてきた二人が、救命現場で協力するうちに心を通わせるようになるさまが感動的な珠玉の物語です。
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シンデレラは眠りにつく――子爵への愛が実ることを夢見ながら。

    天涯孤独のオータムは騙されて全財産を失い、カジノの接客係になった。ある日、彼女は酔客の喧嘩のとばっちりを受けて首になってしまう。路頭に迷いかけたとき、思いがけず救いの手がさしのべられる――当の酔客トビーが責任を感じて、オータムがイギリスで働けるよう偽装結婚して彼女を連れて帰りたいというのだ。ハンサムな彼の提案に興味を抱いたオータムは、申し出を受け入れた。ところが翌朝、目を覚ましたトビーは昨夜の記憶がない様子で、指にはめられた結婚指輪に激しく動揺し、自分は実は子爵だと告げた。オータムは驚き、気後れして身を引こうとするが、トビーは言った。「しばらく子爵夫人として僕を支えてほしい。その後、離婚すればいい」

    ■男性不信気味のオータムですが、条件つきでトビーについていくことに。条件とは、期間は3カ月、そして、体の関係は持たないこと。そうしてかりそめの子爵夫妻の奇妙な生活が始まりますが、気づけばオータムにとって、トビーは特別な存在になっていて……。
  • こんなにも胸が切ないなんて――
    恋をしても。恋をあきらめても。

    ヨットで航海中に父が急逝し、天涯孤独になった18歳のクレシダ。
    ただひとり気丈に荒波と闘う彼女を救ったのは、目をみはるほどの美貌とたくましさを併せ持つ大人の男性ルークだった。
    ためらいもせず救助船から海に飛び込んで助けてくれた彼はまさに、クレシダのヒーロー、そして密かに想いを寄せる初恋の人となった。
    その後、裕福なルークに引き取られたクレシダは、これはたんなる思春期の恋心にすぎないと自分に言い聞かせた。
    けれど、ルークとヨットで出かけて嵐に見舞われた夜、島陰で急接近したふたりは、ついに結ばれる――
    家に帰れば、ルークと親しくしている美女が、妊娠の知らせを持って待っているなど夢にも思わずに……。

    ■ルークに身を投げかけた美女がもたらした衝撃告白。失意のクレシダはその夜のうちにルークの家を出るのでした。ハーレクイン黎明期から活躍した名作家ロビン・ドナルドのクラシックな年の差ロマンスをお贈りします。うら若きヒロインの切ない初恋の行方は?
  • 頭脳明晰、容姿端麗、独身主義。
    彼なら完璧――理想的な父親だわ!

    救急救命士のサマンサは、ある日、偶然妊婦の出産に立ち会い、赤ん坊の誕生に心を強く揺さぶられた。幼いころ失った母との絆。
    私も子供を産み育ててみたいけれど、恋愛も結婚も怖い……。
    サマンサは悩んだすえ、人工授精で子供を産もうと思いつく。
    容姿端麗で優秀な同僚で、独身主義者のプレイボーイ――
    アレックス。でも、こんな頼み事、聞いてくれるかしら?
    ためらいがちに切り出したもののあっさり拒まれてしまった。
    落胆したサマンサだったが、やがて彼は前言を翻し、とんでもない条件をつけてきた。「普通の方法で子供を作るなら」
    それって……あなたとベッドをともにするという意味?

    ■驚いたヒロインは咄嗟に彼の提案を拒みましたが、急に互いを異性として強く意識しだした二人。そしてある日、命の危険にさらされたあと、思いがけず情熱を交わしてしまい――!? かわいい赤ちゃんを授かるまでの、もどかしい恋愛模様をお楽しみください。
  • 身も心も捧げたいと思える相手は、一人もいなかった――彼に会うまでは。

    サビナは18歳で養護施設を出たあと、貧しい日々を生き抜いてきた。
    そんな彼女をずっと支え続けてくれた親友の片想いがようやく成就しそうだと聞いて、サビナは喜んだ。
    ところが二人の恋路を相手の兄が邪魔しているという。
    血も涙もない冷血漢の悪名を持つ、石油会社社長のソーン――
    次から次に女性とつき合っては無情に捨てると噂される大富豪らしい。
    政略結婚させるために弟の恋を阻もうとするなんて、ひどすぎるわ!
    ある日、親友のホームパーティに出かけたサビナは、尊大な男性に強引に誘惑をしかけられ、体に電流が走るのを感じた。
    サビナは夢にも思わなかった……彼こそが、ソーンであるとは!

    ■北米ロマンス界に君臨する大作家D・パーマーの貴重な初期作品。過酷な幼少期を過ごしたサビナは、お金持ちの男性に不信感を持ち、貧困を抜け出して自分で人生を切り開くのが夢でした。それなのに、大富豪ソーンに惹かれ、彼の圧倒的な大人の魅力にさらされ……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • なぜ、今になって戻ってきたの?
    娘にどう告げよう――父親はあなただと。

    セバスチャン――? フェリシティは我が目を疑った。
    16年前、自分を捨てて消えた恋人が、目の前にいる。
    今や世界的ホテル王となったセバスチャン・デュボワ――
    忘れえぬ初恋の人が、16年ぶりに村を訪れたのだった。
    フェリシティは胸を締めつける痛みをこらえた。
    この16年、いったいどこにいたの? 
    ああ、どんなにあなたが恋しかったか!
    セバスチャンは結婚指輪はしていなかった。恋人はいるのかしら。
    ききたいことは山ほどあった。でもその前に話すべきことがある……。
    「私、子供がいるの――私たちの子よ」

    ■かつて愛した男性との予期せぬ再会に、驚愕し、怯えるヒロインをかたわらでなだめる愛娘は、まさかその男性が自分の父親とは知るよしもなく……。気鋭の新作家レイチェル・スチュアートが16年越しの愛の形を描く、感動のシークレットベビー物語!

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