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庄野潤三電子全集 第1巻 1949~1954年 「プールサイド小景」ほか あらすじ・内容
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家族小説の第一人者・庄野潤三が新人作家として出発した1949年から1954年に発表された17編を初出順に収録。
日本の家族小説の第一人者・庄野潤三の足跡を、初出順の編年体で辿る電子全集の第1巻。
デビュー作品「愛撫」から、第32回芥川賞受賞作品「プールサイド小景」まで、1949年から1954年の6年間に発表された17編を収録した。
「愛撫」は第二次大戦から復員後、大阪府立今宮小学校から大阪市立南高校の教諭になってほどない、1949年4月28歳の時に、同人雑誌「新文学」に発表された作品。きっかけは九州大学時代の友人・島尾敏雄のすすめで投稿したことによる。
のちに次兄・庄野英二の伝手で中山義秀が「愛撫」を創作合評で取り上げたことから、「群像」編集部より声がかかり、次回作「舞踏」が「群像」1950年2月号に掲載され文壇にデビューすることとなる。
そのほか単行本『愛撫』収録の「スラヴの子守唄」「メリイ・ゴオ・ラウンド」「喪服」「恋文」「会話」「流木」「噴水」に加え、単行本『プールサイド小景』に収録された「紫陽花」「十月の葉」「臙脂」「桃季」「黒い牧師」「団欒」「結婚」「プールサイド小景」も収録。
解題は監修を務める日本文学研究者で日本大学芸術学部准教授・上坪裕介氏が担当。付録として「愛撫」「舞踏」の初出掲載誌、「プールサイド小景」の冒頭浄書生原稿等を収録する。
※この作品はカラーが含まれます。
「庄野潤三電子全集(庄野潤三電子全集)」最新刊
「庄野潤三電子全集(庄野潤三電子全集)」作品一覧
(15冊)各2,750円(税込)
家族小説の第一人者・庄野潤三が新人作家として出発した1949年から1954年に発表された17編を初出順に収録。
日本の家族小説の第一人者・庄野潤三の足跡を、初出順の編年体で辿る電子全集の第1巻。
デビュー作品「愛撫」から、第32回芥川賞受賞作品「プールサイド小景」まで、1949年から1954年の6年間に発表された17編を収録した。
「愛撫」は第二次大戦から復員後、大阪府立今宮小学校から大阪市立南高校の教諭になってほどない、1949年4月28歳の時に、同人雑誌「新文学」に発表された作品。きっかけは九州大学時代の友人・島尾敏雄のすすめで投稿したことによる。
のちに次兄・庄野英二の伝手で中山義秀が「愛撫」を創作合評で取り上げたことから、「群像」編集部より声がかかり、次回作「舞踏」が「群像」1950年2月号に掲載され文壇にデビューすることとなる。
そのほか単行本『愛撫』収録の「スラヴの子守唄」「メリイ・ゴオ・ラウンド」「喪服」「恋文」「会話」「流木」「噴水」に加え、単行本『プールサイド小景』に収録された「紫陽花」「十月の葉」「臙脂」「桃季」「黒い牧師」「団欒」「結婚」「プールサイド小景」も収録。
解題は監修を務める日本文学研究者で日本大学芸術学部准教授・上坪裕介氏が担当。付録として「愛撫」「舞踏」の初出掲載誌、「プールサイド小景」の冒頭浄書生原稿等を収録する。
※この作品はカラーが含まれます。
芥川賞受賞後に、初めて新聞小説に挑んだ『ザボンの花』など1955年から1956年に発表された14編を初出順に収録した一巻。
日本の家族小説の第一人者・庄野潤三の足跡を、初出順の編年体で辿る電子全集の第2巻。
「プールサイド小景」で第32回芥川賞受賞後に、初めて本格的な家族小説の長編として
新聞小説に挑んだ『ザボンの花』など1955年から1956年に発表された14編を初出順に収録した一巻。
「群像」1954年12月号に掲載された「プールサイド小景」が、翌1955年の第32回芥川賞受賞作品となり、庄野潤三の名は一気に文壇に轟くこととなる。
そんな中、日本経済新聞から依頼を受け、本格的な家族小説の長編作品となる『ザボンの花』を1955年4月から8月にかけ、上京後の石神井公園での暮らしを題材に。“緩くて「事件」のない型破りな新聞小説”として執筆する。また、連載が終了した8月には朝日放送を退社し、本格的な文筆生活に入ったのである。
ほか単行本『バングローバーの旅』収録の「バングローバーの旅」「雲を消す男」「兄弟」「薄情な恋人」「ビニール水泳服実験」「緩徐調」「無抵抗」「勝負」「机」、『旅人の喜び』収録の「三つの葉」「旅人の喜び」に加え、「伯林日記」「鵞ペン」を収録
解題は監修を務める日本文学研究者・上坪裕介氏が担当。
付録として、堀文子「ザボンの花」挿絵原画(堀文子作)、長女・夏子の日記等を収録する。
※この作品はカラーが含まれます。
米国滞在を綴った『ガンビア滞在記』、新潮社文学賞受賞作「静物」等、1957年から1960年に発表された14編を初出順に収録した一巻。
ロックフェラー財団の「フェローシップ」で 1957年8月から1年間、庄野夫妻はオハイオ州ガンビアに滞在、ケニオン大学の客員とて学び、様々な人々と交友しながら、アメリカ各地を旅行する。『ガンビア滞在記』はその日々を綴ったもので、庄野は後に「自分の文学作品は『ガンビア滞在記』に含まれる」と語るほど、転機となった「ガンビア体験」だった。
また「静物」は、構想1年半、生みの苦しみの中から生まれた「壊れた家庭の幸福を再建する物語」として、1960年11月に第7回新潮社文学賞を受賞した名作である。
ほか単行本『静物』収録の「相客」「五人の男」「イタリア風」「蟹」「なめこ採り」「二人の友」「ケリーズ島」に「南部の旅」「父母の国」「話し方研究会」「ニュー・イングランドびいき」「静かな町」を収録する。
解題は監修を務める日本文学研究者・上坪裕介氏が担当。
付録としてガンビア滞在時の庄野自筆のスケッチブック等を収録する。
庄野潤三が45歳~54歳までの10年間、1966年~1975年にかけて発表されたエッセイ179篇を初出順に収録。
第15巻には1966年から1975年にかけて、文芸誌や新聞等に発表されたエッセイ179篇を初出順に収めているが、それらの作品は後日、随筆集に収録され単行本化された。
当巻収録作品は、『自分の羽根』(1968年刊)より13篇、『クロッカスの花』(1970年刊)より69篇、『庭の山の木』(1973年刊)より42篇、『イソップとひよどり』(1976年刊)より51篇、『御代の稲妻』(1979年刊)より1篇、『ぎぼしの花』(1985年刊)より3篇である。
1966年は前年に刊行した『夕べの雲』で第17回読売文学賞を受賞した年。この10年間を特徴づける出来事は、1970年に長女の夏子が結婚し「山の上の家」で育った子供たちが巣立っていくことである。1975年には末の男の子も二十歳になっていく。そんな時期の日常風景をとらえたエッセイ群だ。
解題は監修を務める日本文学研究者・上坪裕介氏が担当。
付録としてエッセイ作品「ロンドンの物音」「要約された言葉」の生原稿冒頭等を収録する。
※この作品は一部カラーが含まれます。