電子書籍 翼の帰る処 ラノベ

完結
著者: 妹尾ゆふ子  イラストレータ: ことき 
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翼の帰る処 (上) あらすじ・内容

「過去を視る」力を持つ帝国の史官・ヤエト。病弱な彼は、左遷された赴任先の北嶺で地味な隠居生活を送ることを夢見ていた。しかし、政治に疎い北嶺の民に悩まされ、さらには北嶺に太守として来た勝ち気な皇女に振り回され、休まる間もない。だが、北嶺を知るにつれ、ヤエトはこの地に帝国の秘密が眠ることに気づいていく…。歴史の光陰が織りなす壮大なるファンタジーロマンの扉がいま開かれる――。ことき先生のカラー口絵&挿絵入り!

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「翼の帰る処」作品一覧

(12冊)

1,222〜1,426(税込)

まとめてカート

四大公家のひとつ《黒狼公》となったヤエトのもとに、砂漠に巣食う盗賊を捕縛しようと第二皇子の使いがやってくる。その盗賊団と接触を試みたヤエトは、自らの恩寵の力と対になる未来視の力を持つ女性と出会い……。一方、兄である皇子同士の激しい後継者争いを目の当たりにし、衝撃を受けた皇女は、ヤエトの助けを得ながら、自らの進むべき道を模索し始める。――陰謀と謎が渦巻く中、ヤエトの過去視の力が視た『真実』とは!? カラー口絵、挿絵も収録!

望んでもいないのに四大貴族の一角≪黒狼公≫に出世してしまったヤエトだったが、その隠居願望と病弱さは変わらぬまま。どこで倒れたのか気がついたら、皇女のいる北嶺国で看病されている始末だった。そんな折、ヤエトは、前の≪黒狼公≫妃であった皇妹から「復縁」を提案される。激しく動揺するヤエトに追い打ちをかけるように、宿敵・北方蛮族の使節が北嶺国を突然訪れ、相互和平のため人質交換を要求し……。ことき先生のカラー口絵&挿絵入り!

皇帝の策略によって罠に陥ったヤエトは、ルス公当主ライモンドと対面し、逃亡した商人を引き渡すよう要請する。要求は受け入れられたものの、無理がたたって倒れてしまうヤエト。からくも北嶺に戻るが、皇帝の策略を阻止するため、ヤエトは無理を押して再び北方へ向かうことを決意する。それを決断させた裏には、<過去視>の力で出会った謎の少女・ルシルの願いを聞き入れたいという思いがあり―。ことき先生のカラー口絵&挿絵入り!

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