電子書籍 摩利支天あやし剣(コスミック時代文庫) 文芸・小説

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かげろう蜜書 摩利支天あやし剣 あらすじ・内容

北関東五万石の皆川藩で、膳奉行を務める大門重郎は十八歳。先ごろ父親から役目を継いだばかりの若輩だ。ある日、主君の鷹狩りの最中に事は起こった。昼餉に用意した重箱の蓋が突然のつむじ風に飛ばされ、崖下に落ちてしまったのだ。役目として、蒔絵の施された家伝の名品を探しに行くはめになってしまった重郎は、意を決して断崖絶壁から飛び降り大怪我を負ってしまう。崖下で気絶していた重郎を助けたのは、この世のものとも思われぬ美少女。彼女に蘇生させられ、人ならぬ力を貰って城に戻った重郎だったが、そんな彼を待っていたのは思いもよらぬ幸運だった。永遠の命を持つ魔少女が、冴えない若侍にもたらす淫気の力とは!?

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「摩利支天あやし剣(コスミック時代文庫)」作品一覧

(5冊)

各681(税込)

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今村喜十郎は下野国白沢藩の下級武士。江戸で生まれ、十八になるこの歳まで江戸を出たことがなかったが、父の死をきっかけに、国許で然るべき役職に就くよう江戸家老に命じられた。
 道中、小山宿の手前で日が暮れるとともに雨に降られ、偶然道連れとなった若い娘とともに古寺に泊ることになった喜十郎。だが、この娘が摩利支天の化身・摩利だったことから、彼の運気は一転する。
 国家老に初めての役職を任ぜられた喜十郎は、領内の外れにある藩校に赴く。ところがそこは、生娘ばかりが寄宿して勉学と剣術に励む女の園だった。摩利に貰ったあやかしの力で、剣技鋭く淫気旺盛となった喜十郎に、娘たちのみならず藩主の姉までが…。シリーズ第四弾。

北関東五万石の皆川藩にかつて膳奉行として仕えた大門重郎は、不思議な力でみるみる出世し、城代家老の娘を娶った伝説の人物。だが、その曾孫の不二郎はひ弱で何の取り柄もなく、とうとう膳奉行の役職を解かれて足軽にまで格下げされてしまう始末であった。
 だがある日、重郎の残した書き付けに従って魔物が棲むという森に分け入った不二郎。そこで曾祖父と同じく摩利支天の化身・摩利と出会ったことによって、その運気は一変する。摩利に貰った淫気と武芸の力によって頭角を現した不二郎は、主命によって江戸に行くことに…。江戸藩邸で待つのは藩主の娘・真由姫とその守役の桔梗。あやかしの力を得た不二郎が繰り広げる色と剣の活躍は? シリーズ完結編。

「摩利支天あやし剣(コスミック時代文庫)」のおすすめコメント

かげろう蜜書 摩利支天あやし剣 電子担当M(コスミック出版) 登録日:2015/01/01

冴えない若侍、あやかしの力で女も剣も神懸かり!?

18歳の若侍、大門重郎は膳奉行のお役目のため重い身体の持ち主で剣術などはからっきし。 ある日主君の鷹狩理の最中、武家の矜持ゆえに崖から飛び降り大怪我を負ってしまう。 謎の美少女に助けられた重郎は、その際に人ならぬ力を与えられ…。 見違えるほどの剣の腕前を得て卑怯な剣術指南役の息子をあしらい、あやかしの淫気の力で庄屋の若妻から武家の後家、ついには家老の娘までを虜にする。 人気の官能作家による痛快!官能時代小説!

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