電子書籍 秘本三国志(文春文庫) 文芸・小説

著: 陳舜臣 

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秘本三国志(一) あらすじ・内容

群雄並び立つ乱世を描く中国古典「三国志」を語るに、著者に優る人なし──世は前漢、後漢あわせて四百年、遂にその巨木も朽ちて、まさに倒れんとする時代。相続く天変地異、疫病の流行は悪政の報いか。ところが天子たる霊帝は遊び呆けてばかり……。道教『太平道』による造反、黄巾の乱をきっかけに、まずは、曹操、孫堅、劉備、関羽など天下制覇を夢みる梟雄、智将の登場。道教『五斗米道』からの視点を加え描く壮大な戦国ドラマ、陳三国志の幕開けである。

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「秘本三国志(文春文庫)」最新刊

曹操、劉備、それに劉備が義兄弟の盃をかわした関羽、張飛とおなじみの英雄豪傑たちは死んだ──動乱の世は、魏、呉、蜀の三国鼎立で、小康を保ってはいる。蜀の智将・諸葛孔明は、まず南方を平定し、後ろをかためたうえで、出師の表をたてまつって魏を討つ。しかし、参謀・馬謖のせいで敗れ、“泣いて馬謖を斬った”。孔明はついに仲秋の五丈原で陣没し、“死せる孔明、生ける仲達を走らす”と後世の語り草を生む。陳史観によるこの異色の『三国志』も本巻をもって完結。

「秘本三国志(文春文庫)」作品一覧

(6冊)

519〜612(税込)

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群雄並び立つ乱世を描く中国古典「三国志」を語るに、著者に優る人なし──世は前漢、後漢あわせて四百年、遂にその巨木も朽ちて、まさに倒れんとする時代。相続く天変地異、疫病の流行は悪政の報いか。ところが天子たる霊帝は遊び呆けてばかり……。道教『太平道』による造反、黄巾の乱をきっかけに、まずは、曹操、孫堅、劉備、関羽など天下制覇を夢みる梟雄、智将の登場。道教『五斗米道』からの視点を加え描く壮大な戦国ドラマ、陳三国志の幕開けである。

中原に戦雲たれこめ、天下まさに麻の如く乱れて、後漢の王朝はもはや崩壊同然であった。覇権を握った董卓の恐怖政治は猛威をふるい、董卓は長安遷都を強行、遂に洛陽に火を放った。関東の雄、袁紹を盟主に反董卓の兵を挙げた諸侯たちは、虎視眈々として中原を狙う! この時期の天下争いのトップは袁紹と袁術の兄弟であるが、一度は董卓に敗れたものの、青州黄巾軍三十万を手にした曹操が擡頭し、勢力分野に微妙な変動がおこりつつあった。陳三国志の第二弾!

群雄割拠の時代が続く──三国志の物語は、後漢末から隋の統一に至るまでの約四百年続いた分裂の時代の初期を舞台とする。なぜ分裂したのか? なぜ早く再統一できないのか? 英雄たちはいったいどんな気持でいたのか……。袁紹、袁術の兄弟喧嘩は中原をかきみだし、青州黄巾軍三十万をあわせた曹操は、袁紹陣営を脱して自立をする。そして劉備玄徳、三十二歳で平原の相となり、一国一城のあるじとなった。いよいよ天下取りゲームに、雄将たちの野望がみなぎる!

「秘本三国志(文春文庫)」の作品情報

レーベル
文春文庫
出版社
文藝春秋
ジャンル
文芸・小説 時代小説 歴史
ページ数
270ページ (秘本三国志(一))
配信開始日
2016年6月24日 (秘本三国志(一))
対応端末
  • PCブラウザ
    ビューア
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