電子書籍 ホームレス・パパ 実用

著: 風樹茂 

まずは、無料で試し読み

試し読み

新規会員登録へ

無料アプリで今すぐ読書

パソコンはブラウザビューアで簡単に読書できます

BOOK☆WALKERでデジタルで読書を始めよう。

BOOK☆WALKERではパソコン、スマートフォン、タブレットで電子書籍をお楽しみいただけます。

購入した電子書籍は(無料本でもOK!)いつでもどこでも読める!

ホームレス・パパ―上野編(上巻) あらすじ・内容

2日間何も口にいれていない。腹がきゅーと泣く。世界中を巡り、珍味を知り尽くしているおれには、空腹は超つらい。夢遊病者のごとくデパ地下に辿りつくと、憧れの食物たちが魅惑的な相貌をともなっておれの前に立ち現われた。 おれは世にいうホームレス。国費で海外に留学し、首相官邸にも出入りしていた超エリートなのに。それがなんの因果か、自分に落ち度がないのに、つまり他者責任でいつの間にかホームレス。妻子だってあるのに。 最初に公園デビューしたのは上野公園。夜11時を過ぎるとどこもかかしこもホームレスで一杯で、寝床もない。やっと見つけたのは森の中。ベッドはセンベイ布団どころか、ごつごつの地面。世界中の5つ星ホテルのふっかふかのベッドで寝ていたおれには、超つらい。春なのに、身体がぶるぶる震えるほど寒い。木々の枝にとまるカラスがおれを狙っている。くそ! 傘を振りまわして、奴らと格闘し追っ払ったと思ったのもつかの間、ほかのホームレスにおしっこをかけられた。泣きたい!だがおれは負けない。心の中では伝説のレゲー歌手ボブマレーの「Get up!  Stand up!  Stand up for your right!」(立ちあがれ、権利のために!)が奏でられた。夜も朝もおれにつきまう巡査を2度撃破!

  • シェア:

「ホームレス・パパ」最新刊

その後、おれは東京文化会館の軒下に安住の地を見付け、おぼっちゃんホームレスや女ホームレスたちとともに眠った。 公園に長年住む托鉢の修行僧に救いを求めるが、「他人を救うなんて」と拒絶される。自暴自棄で、元ホームレスの色っぽい女を誘惑しようとするが、テントさえない底辺ホームレスのおれには無理。オカマに言い寄られるのが関の山だった。 明日はどうなる?

「ホームレス・パパ」作品一覧

(2冊)

各330(税込)

まとめてカート

2日間何も口にいれていない。腹がきゅーと泣く。世界中を巡り、珍味を知り尽くしているおれには、空腹は超つらい。夢遊病者のごとくデパ地下に辿りつくと、憧れの食物たちが魅惑的な相貌をともなっておれの前に立ち現われた。 おれは世にいうホームレス。国費で海外に留学し、首相官邸にも出入りしていた超エリートなのに。それがなんの因果か、自分に落ち度がないのに、つまり他者責任でいつの間にかホームレス。妻子だってあるのに。 最初に公園デビューしたのは上野公園。夜11時を過ぎるとどこもかかしこもホームレスで一杯で、寝床もない。やっと見つけたのは森の中。ベッドはセンベイ布団どころか、ごつごつの地面。世界中の5つ星ホテルのふっかふかのベッドで寝ていたおれには、超つらい。春なのに、身体がぶるぶる震えるほど寒い。木々の枝にとまるカラスがおれを狙っている。くそ! 傘を振りまわして、奴らと格闘し追っ払ったと思ったのもつかの間、ほかのホームレスにおしっこをかけられた。泣きたい!だがおれは負けない。心の中では伝説のレゲー歌手ボブマレーの「Get up!  Stand up!  Stand up for your right!」(立ちあがれ、権利のために!)が奏でられた。夜も朝もおれにつきまう巡査を2度撃破!

その後、おれは東京文化会館の軒下に安住の地を見付け、おぼっちゃんホームレスや女ホームレスたちとともに眠った。 公園に長年住む托鉢の修行僧に救いを求めるが、「他人を救うなんて」と拒絶される。自暴自棄で、元ホームレスの色っぽい女を誘惑しようとするが、テントさえない底辺ホームレスのおれには無理。オカマに言い寄られるのが関の山だった。 明日はどうなる?

「ホームレス・パパ」の作品情報

レーベル
いるかネットブックス
出版社
いるかネットブックス
ジャンル
実用 ノンフィクション
ページ数
61ページ (ホームレス・パパ―上野編(上巻))
配信開始日
2013年9月19日 (ホームレス・パパ―上野編(上巻))
対応端末
  • PCブラウザ
    ビューア
  • Android
    (スマホ/タブレット)
  • iPhone / iPad

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。