『ミミズクとオリーブ(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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家の庭で妻の伯母から送られてきたデビラをたたいていると、ニューヨーク帰りの悪友・河田警部が土産のバーボンを片手に現れた。帰国早々に、不思議な事件に遭遇した河田警部は、料理の腕もさることながら、見事な推理の冴えをみせるぼくの妻の知恵を借りようとやってきたのだった。血や残酷な話が苦手な妻をなだめつつ、彼女のヒントをもとに彼と二人で事件を再調査すると……。河田警部のニューヨーク時代や、ぼくの少年時代の思い出もたっぷりの六篇を収録。讃岐名物と郷土料理の数々にいろどられた、《ミミズクとオリーブ》シリーズ第三弾。
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東京郊外に妻と二人で住む作家のぼくの許に、同郷の悪友、河田警部が美味そうな食材を手にやってくる。すると、妻は料理の腕に勝るとも劣らない推理の冴えを見せ、捜査のヒントを示唆する。それに従って、ぼくたちがちょっとした再調査に着手する、とあら不思議!どんな難事件も見事な解決を見るのだ。『ミミズクとオリーブ』でお馴染みになった台所探偵の事件簿第二弾は、さらにパワーアップし、密室内での吹き矢による毒殺事件をはじめ、目撃者もおり、本人も罪を認めているという、どう考えてもこれ以外に真相はないと思われる事件に新たな道筋を示すといった、安楽椅子探偵ものの極致ともいうべき作品六編を収める、シリーズ第二弾。
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八王子の郊外に住む作家のぼくのもとへ、大学時代の友人が相談にやってきた。謎めいた文言の並ぶ書き置きを遺して、奥さんが家出したという。自慢の手料理を給仕しながら友人の話を聞いていたぼくの妻は、たちまち奥さんの所在を突き止めてしまった。さらに、高校時代の友人で刑事をしている男の自慢話を聞いている内に、女社長殺しの捜査のミスを見つけたばかりか、事件の真相をも言い当ててしまう……。ひょっとしてぼくの妻は、料理の腕前ばかりでなく、推理能力にも長けているのだろうか?! 直木賞作家が《安楽椅子探偵》の歴史に新しい一ページを切り拓いたシリーズ第一弾!
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