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松岡洋右 悲劇の外交官(上) あらすじ・内容
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昭和8年、国際聯盟脱退。昭和15年、日独伊三国同盟。昭和16年、日ソ中立条約。――昭和史の重大な転回点の立役者として外交手腕を発揮した異色の政治家・松岡洋右。軍部にも政党にも組せず、独自の理想実現のために行動した彼の生涯と思想を追いながら、太平洋戦争に至る日本の軌跡を新たな視点で見つめる。本書には、松岡の出生から国際聯盟全権に任ぜられるまでの前半生を収める。
「松岡洋右 悲劇の外交官」最新刊
「松岡洋右 悲劇の外交官」作品一覧
(2冊)各990円(税込)
昭和8年、国際聯盟脱退。昭和15年、日独伊三国同盟。昭和16年、日ソ中立条約。――昭和史の重大な転回点の立役者として外交手腕を発揮した異色の政治家・松岡洋右。軍部にも政党にも組せず、独自の理想実現のために行動した彼の生涯と思想を追いながら、太平洋戦争に至る日本の軌跡を新たな視点で見つめる。本書には、松岡の出生から国際聯盟全権に任ぜられるまでの前半生を収める。
国際聯盟脱退に沸く日本に帰った全権松岡は、英雄扱いされた。が、彼自身は聯盟脱退を外交の失敗と断じていた。松岡独特の世界平和の理念に基づいて推進された三国同盟、日ソ中立条約もまた、戦争回避の武器とはならず、日米開戦は不可避のものとなった……。戦後、A級戦犯に指名されながら、一切の釈明を拒否し、裁判中に生涯を終えた異色の外交官・松岡洋右の実像に迫る。
国際聯盟脱退に沸く日本に帰った全権松岡は、英雄扱いされた。が、彼自身は聯盟脱退を外交の失敗と断じていた。松岡独特の世界平和の理念に基づいて推進された三国同盟、日ソ中立条約もまた、戦争回避の武器とはならず、日米開戦は不可避のものとなった……。戦後、A級戦犯に指名されながら、一切の釈明を拒否し、裁判中に生涯を終えた異色の外交官・松岡洋右の実像に迫る。