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『時代小説、同人誌・個人出版(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全82件

  • シリーズ6冊
    110(税込)
    著者:
    夏目漱石
    レーベル: micpub.com
    出版社: micpub.com

    夏目漱石の「こころ」の本文とオーディオブックをセットにしました。

    夏目漱石の「こころ」の本文とオーディオブックをセットにしました。

    実際に目を追って読書できることはもちろん、ランニング中などでも耳から聞くこともできます。
    全部で8時間に及ぶ朗読は、MP3ファイルでダウンロードでき、お使いの端末の機能でスピードなど自由に調整することもできます。
    夏目漱石の傑作、「こころ」を、目と耳からお楽しみください。

    「『こゝろ』とは、夏目漱石の長編小説。漱石の代表作の一つ。1914年4月20日から8月11日まで、『朝日新聞』で「心 先生の遺書」として連載され、同年9月に岩波書店より漱石自身の装丁で刊行された。なお、自費出版という形式ではあるが、この作品が岩波書店にとって出版社として発刊した最初の小説である。
    連載開始からちょうど100年たった2014年4月20日に、『朝日新聞』上で再度連載が開始された。
    新潮文庫版は、2016年時点で発行部数718万部を記録しており、同文庫の中で最も売れている。」
    (Wikipediaより)

    ※実際の本文と朗読が若干異なる場合があります。また、この電子書籍に音声は含まれておりません。書籍巻末のURLより、直接ダウンロードして下さい。
  • 時は元禄11年(1698)、第5代将軍、徳川綱吉の治世における、備前の国、岡山藩、第2代藩主、池田綱政公の治める岡山城下に、空穂無刀流の道場があった。
    師範代の尾上龍之介と、その妻、美代、そして4人の子供たち。
    師範の空穂清史郎とは親戚同然の間柄であった。
    やがて御前試合が開かれるのだが、柳生新陰流、北辰夢想流、小野派一刀流、宝蔵院流槍術、そして空穂無刀流。
    空穂無刀流の無刀の構えとは・・・・・。
    そして勝敗の行方やいかに・・・・・。
  • 0(税込)
    著者:
    空乃木凛
    原作:
    森きいこ
    イラスト:
    こばじ
    レーベル: Goriath Publishing

    ーNovelJam2019'で創られた「天籟日記」の公式二次創作作品です。船の上、少年少女。その出会いには理由があった。19世紀最後の年、清の隣にある小国、天籟の姫君が、ヨーロッパの小国、クリークヴァルト公国へと嫁ごうとしていた。その船旅に乗り合わせた日本の少女、霞は、不思議な出来事に遭遇する。前、彼らはどんな生活をしていたのか。著:空乃木凛 原作:森きいこ

    ーNovelJam2019'で創られた「天籟日記」の公式二次創作作品です。
    船の上、少年少女。その出会いには理由があった。
    19世紀最後の年、清の隣にある小国、天籟の姫君が、ヨーロッパの小国、クリークヴァルト公国へと嫁ごうとしていた。その船旅に乗り合わせた日本の少女、霞は、不思議な出来事に遭遇する。
    前、彼らはどんな生活をしていたのか。
    著:空乃木凛 原作:森きいこ
    ◆ノベルジャムとは
    https://www.noveljam.org/
  • 上古から大和朝廷成立までの歴史物語を綴りました。大陸の古い歴史を背負ってきた渡来人たちが築きあげた歴史は、不老不死の実現、神仙の国(神国)・蓬莱郷づくりなど魂の再来、水田稲作、古の善政再現、孫子の「戦わずして勝つ」の実現にしのぎを削った歴史でもありました。
    その間の前五世紀から倭国大乱まで、那珂つ国と天之国、オロチ厳之国、倭国、豊葦原中つ国、伊都国、倭奴国、邪馬台国の王朝が立て続けに興りました。大乱後は、南九州に逃れた倭奴国末裔が邪馬台国と覇権を争った末に、晴れて倭国や倭奴国の再興を成し遂げ、大和朝廷を打ち立てたのです。
    それらが複雑に織り重なって流転する様子は、中国の「三国志」をはるかに凌駕して、世界中に誇れる歴史だったのですが、大和朝廷や「記紀」の編纂者らは、
    神武―崇神―応神とあるべき王系譜に、神武―崇神の間に大倭(大日本)家八代(綏靖~開化)を挟み、崇神―応神の間に垂仁・景行・成務・仲哀の邪馬台国王四代を割り込ませて、万世一系に創り変えたのです。本書の王系譜は、「記紀」の随所に潜んでいる矛盾や改ざんを洗いざらい探し出して、本来あるべき姿に正したもので、国宝に指定された海部氏系図と合致します。
    目次
    司馬遷の信念
    本書の王系譜〔海部氏系図、尾張氏系譜、「記紀」系譜の合成系図〕1
    本書の王系譜〔海部氏系図、尾張氏系譜、「記紀」系譜の合成系図〕2
    垂仁天皇三代と大物主四代/三輪山磐座の関係
    主要人物の生きた推定年代
    ◇邪馬台国はどこか/火瓊瓊杵の日前国と西都/天火明の日高見国と東都
    ◇男神天照大神の正体1
    ◇男神天照大神の正体2〔熊野権現〕
    ◇男神天照大神の正体3〔天照大神の足跡〕
    ◇籠神社と海部氏系図/神武(磐余彦)と神功と応神
    ◇「記紀」系譜の復元=「記紀」本来の王系譜
    ◇邪馬台国の興亡~大和朝廷成立までの歴史詳細
    ◇邪馬台国の興亡史概略
  • 嫁入りした初心な娘芳、忘れられぬ兄太一、家出の結末は?

    あらすじ
     現在では広島市の最高峰とされる東郷山(とうごうさん)を取り囲む農村地域の一昔前の時代を舞台に繰り広げられる物語。
     初心な娘、芳が峠を越えた隣村へ嫁入りした。しかし、半年も経たぬある日、優しかった兄太一に会いたい一心で里へ帰ろうと家出する。
     里への道を阻む大きな山、東郷山と降り始めた雪。立ち向かうか弱い女、芳の運命は?そのけなげな姿が切々と語られてゆく。感動の涙無しには読み終えることは出来ない。

    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • 長い間あたためていたテーマですが、ようやく作品としてまとめることができました。短編ですが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
  • 夏目漱石の最高傑作、「こころ」と「吾輩は猫である」を一冊に収録しました。

    夏目漱石の最高傑作、「こころ」と「吾輩は猫である」を一冊に収録しました。
    日本人なら一度は読んでおきたい、時代を超えた名作です。
    ぜひこの機会にご一読ください。

    ・こころ
    「夏目漱石の長編小説。漱石の代表作の一つ。『朝日新聞』で「心 先生の遺書」として連載され、同年9月に岩波書店より漱石自身の装丁で刊行された。なお、自費出版という形式ではあるが、この作品が岩波書店にとって出版社として発刊した最初の小説である」
    (Wikipediaより)

    ・吾輩は猫である
    「夏目漱石の長編小説であり、処女小説である。1905年(明治38年)1月、『ホトトギス』に発表され、好評を博したため、翌1906年(明治39年)8月まで継続した。
    「吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。」という書き出しで始まり、中学校の英語教師である珍野苦沙弥の家に飼われている猫である「吾輩」の視点から、珍野一家や、そこに集う彼の友人や門下の書生たち、「太平の逸民」(第二話、第三話)の人間模様が風刺的・戯作的に描かれている。」

    (Wikipediaより)
  • ■収録作品私は負けたことがないウィズバイラス・インジュピター夢の中の少女ソシャゲ世界のやり直しだいたいゾンビのせい信じた手紙は花の香り素敵なお話いっぱい書いてね!〜小説家のあなたが“ファンな”あの子にご奉仕される〜カクヨム編【CV:五月あめ】
  • その鬼は、夜毎朱雀門に現れる…。

    百鬼夜行が横行する平安京の闇。

    夜毎、朱雀門から聞こえてくる琵琶の音色が、都を騒がせていた。

    いつしか人々はその楼閣に鬼が棲むと恐れ、謀反の罪に問われて亡くなった一の皇子の祟りだと噂した。

    聞えてくる音曲が、その皇子だけが知る琵琶の秘曲に他ならないからである。

    中でもその鬼を最も畏れる関白は、当代一の弓の名手と名高い滝口・源祐康を抜擢し、昇進と引き換えに、特別な宣旨を下して鬼の追捕を命じる。

    念願の検非違使に昇進した祐康は、鬼の追跡をする内に、やがて運命の出逢いが待つ逢坂山へと導かれてゆく…。

  • 平安時代最大の国難襲来!対馬、壱岐に女真族(刀伊)が侵攻し、住民たちを蹂躙していった。立ちはだかるは平安の「さがな者」藤原隆家!!隆家率いる九州軍団の救国の戦いをしかと見よ!中国との軋轢に苦しむ現代日本人よ、先人たちの熱き魂の雄叫びを聞け!著者渾身の力作!!

    平安時代中期の寛仁三年(1019年)三月二十八日、日本に侵略軍の魔の手が伸びる。賊の名は刀伊。中国大陸から襲来した餓狼のごとき兇賊である。賊は対馬・壱岐の住民を次々と拉致、殺害し、民家を放火。さらに家畜を食いあさる鬼畜の所業を繰り広げた。そんな兇賊に敢然と立ち上がったのが当時の大宰権帥・藤原隆家!!「さがな者」と評され、九州に下向していた隆家だったが、このとき日本を賊の手から救うことができたのは彼しかいなかった!!九州軍団を率いて救国の戦いを繰り広げた先人たちの熱き姿を見よ!現代日本人に大和魂の本質を伝える著者渾身の力作が今ここに!!
  • シリーズ5冊
    330550(税込)

    ようこそおいでませ、ここは驚異の部屋。あなたは×××人目のお客様です。

    「ようこそおいでませ、此処は驚異の部屋。貴方は記念すべき××××人目のお客様です」
    十九世紀末、ヴィクトリア朝倫敦。
    パブの帰り道で酔い潰れ、目が覚めたら見知らぬ場所にいた。貴方を歓待するのはこの上なく笑顔が胡散臭い、天使のような美少年。
    少年は自らを学芸員(キュレーター)と称し、前後不覚の貴方に身の上話を迫るのだが……。
    (ファンタジー/歴史/主従/貴族/無理矢理)
    表紙:SiC9.5(@SiC9_5)様
  • シリーズ9冊
    660715(税込)
    著者:
    乎岶 はる
    レーベル: みくまり庵

    源氏物語って長すぎない?

    「ねえ侍従ちゃん……何この煽り文句。こんなので読む気になる?」
    「右近ちゃん、そういうけどさ。この『し』……あー変換出ない!」
    「肆ね、『4』の旧字体」
    「何なの意識高い系?平安だから和風にしてみました的な?それはともかく全部で五十四帖もあるんだよ?4巻にしてまだ冒頭の『賢木』は十帖めってさあ、長すぎでしょ!」
    「あら、この巻って超盛り上がるとこよ。イケメン・有能・お金持ちの無敵ヒカル王子が、最強のバックを失いじわじわ宿敵に追いつめられ、ついに……!」
    「ストップストップ!ネタバレはそこまでッ!って、検索すればすぐ粗筋出て来るけどね古典名作だからね!」
     という感じで、平安女房ズ・右近と侍従その他大勢が途中乱入しつつ語る「ひかるのきみ」、令和で最もわかりやすく読みやすく、挫折しにくい「おさ子源氏」をお楽しみください。
    「肆(4)」には「賢木」「花散里」「須磨」が収録されております。
  • 毛利元就が中国地方の覇者への道をひた走る時代に、元就の本拠地吉田郡山城下の農民与兵は、戦に彼も家族も巻き込まれて過酷な運命に翻弄されながら生きてゆく。作者は元就自筆の「毛利元就郡山籠城日記」(山口県防府市の毛利博物館蔵)の存在を知り、史実や軍記物を参考にして実在の合戦や武将を登場させながら、陽を当てられない名も無い百姓兵士とその家族の人生をフィクションとして描いた。

    あらすじ
     与兵は30半ばの百姓の男。大工の弟次平には嫁の百と4才の男児源がいる。母親を亡くした与兵は父太平と二人暮らしだったが、次平の仲立ちで嫁峰をもらった。峰がちょうど身籠ったところに尼子の郡山城攻めの噂が流れ、じきにふれが出たため、全領民の大群衆が郡山城へ入った。尼子方兵力30000に対して毛利方は2500、呼びかけに応じて与兵も次平も志願兵になった。籠城生活は長く領民達は日常とかけ離れた困難な暮らしの中に置かれ非業の死を遂げる者もあり、峰は流産の後が悪くて死んでしまった。
     籠城というのは今なら大災害時の長期の避難生活に似ている。発生する問題は想定外だ。それが非常にリアルに描かれている。志願兵達が戦いの現場や後方での仕事を初めて経験する場面も詳しく描かれていて死との遭遇の場面は恐怖だ。戦闘というものは死と向き合うという点では昔も今も変らないであろう。
     大内氏の援軍10000の到着と加勢で尼子軍は撤退した。尼子追撃隊に加わった弟次平が行方知れずになった。戦いは終わったが嫁の峰はもういない。その後も佐東銀山城の戦い、第1次月山富田城の戦い、厳島の戦いがあった。また毛利領内では井上一族の誅殺というおぞましい事件も起こった。
     物語は様々に展開しながらまだまだ続く。与兵達の運命は?


    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • 日本古代史のヌーベルバーグの幕開けだ!その旗手であり、待望のデビューを飾るその名は”神功路明”!仲哀天皇崩御の謎を大胆に考察し、四世紀の国際情勢と日本の国の成り立ちについて、細やかな分析に基づいて描いた「絵のないマンガ」が堂々と誕生!息長帯姫(おきながたらしひめ)が繰り広げる軽妙なテンポとともに、謎の四世紀の世界に読者を誘うエンターテイメント古代史がはじまる。

    息長帯姫(おきながたらしひめ)は、越前角鹿(敦賀)で国元の近江に届ける物産を管理する仕事をしている十七歳。ある日、南九州の熊襲からの交易が途絶える事件が発生する。大国である中洲根国からの要請により、穴門(下関)まで出征することになった。妹の與止姫(よどひめ)と手分けして助勢を得ながら穴門へと向かうのだが、與止姫は、但馬で遠縁にあたる但馬守清綱(たじまもりきよつな)とその妻の香羅夫人と出会う。そして、彼らの下で侍女として働く祐奈と仲良くなるのだが、その祐奈は、三年前に任那で新羅によって焼き出された孤児であることを知る。そして香羅夫人から、與止姫たちは新羅の王族の血統であることを聞き、葛藤する。一方、息長帯姫は穴門で伊都の国の長、五十迹手(いとて)と知り合う。彼の口から、息長帯姫は新羅の王族の末裔であるが、現在の新羅の王室は他の家に変わっていること。そして王族が変わってから、新羅は倭との交易の要である任那を攻め続けていることを教わる。穴門で合流した姉妹は、この事実に新羅討伐の意志を強める。しかし穴門での中洲根国の軍議においては、あくまで熊襲討伐を押す、中洲根国の長である足仲彦(たらしなかつひこ)の後塵に排してしまう。その後、陰から息長帯姫の援護に回っていた宗像の熊鰐(むなかたのわに)の強力な後押しと援助により、中洲根国の幹部たちが考えをあらためはじめ、洞海湾の皿倉でいよいよ形勢が逆転しはじめる。そして、香椎における軍議で、見事に新羅討伐へ全軍の舵をきることを勝ち取るのであった。そしてその翌日に足仲彦は謎の死を遂げてしまう。報告の会議上、息長帯姫に嫌疑がかかり、姫は激昂するのだが、意外な真相が解明されることになる。
  • お蓮・勘兵衛の墓。広島県と島根県を分ける三坂峠にひっそりと建つこの古い墓は、江戸の掟とは言え余りに惨いことがここで起きたことの証。それは安政四年1857年の出来事であった。著者は、江戸時代のこの人情話を元に二つの物語を書いた。

    第一話は、既出本の「ミスターフェイト」に記述の「中国山地越え徒歩旅行」で出会った三坂峠に残されている墓碑に秘められた悲話に強い印象を受けて書かれた物語り。
     道ならぬ恋に落ちたお蓮と勘兵衛は三坂峠を越えて芸州へ向かってぞうりの旅姿で逃げるが、追っ手は馬で迫ってくる。。。。

     第二話は、徒歩旅行中に三坂峠を歩きながら頭に浮かんだ心象風景が、峠にまつわるもう一つの物語として描かれている。これが著者の望ましい最期の形だったのだろうか?
     こちらは現代の話。男は、一週間の休暇を取って徒歩旅行に出るが、同じ職場の女性と一度だけとの約束で逢い引きを予定に入れた。三坂峠の悲恋の墓碑を見て江戸時代の出来事と自分たちの不倫を重ね合わせる。女と別れた後、何度も鳶が頭上を舞う。男は鳶にどこかへ導かれていくように感じた。一体どこへ?

     いずれもフィクションである。
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    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • !!タイムスリップしよう 広島県過去の郡域へ!!   「厳島(いつくしま)」「湯来(ゆき)」「伏谷(ふしだに)」  「湯の山(ゆのやま)」「筒賀(つつが)」「加計(かけ)」  「都志見(つしみ)」「山県郡(やまがたぐん)」時代は江戸後期  そこに咲いたフィクションの墨絵の恋

    主役登場
      広島藩の老絵師 「岡岷山(おかみんざん)」
      上伏谷村の庄屋の妻 「ユキ」

    『都志見(つしみ)往来日記』異聞
     この物語は、時代設定を江戸後期に置いた時代小説として書かれております。主人公として登場する広島藩の老絵師岡岷山は、この地方では有名な実在人物ですが、物語は全くのフィクションです。しかし、舞台に設定された地域を故郷とする人々にとっては、タイムスリップしていにしえへの想いにひたることができる作品ではないでしょうか。

    あらすじ
     広島藩の老絵師岡岷山が、写生先の厳島で上伏谷村の庄屋の妻ユキに出会って恋するところから物語は始まる。この厳島、そして岷山が広島藩に残る名作「都志見往来日記」を描いた時に旅した、現在の広島市から旧佐伯郡湯来町の伏谷村、山県郡北広島町の都志見を経て広島へと続く自然豊かな地域が舞台となっている。
     伏谷村庄屋の妻ユキは岷山に絵の指導を受けることになり、師弟は絵の世界で深く共感し合う。
     岷山は、『都志見往来日記』のための探勝旅行でユキの家に逗留し、二人は至福の写生の一日をおくるが、その間にユキが大きな決心をしたことを岷山は知る由もなかった。
     翌日ユキは岷山を追って出奔する。しかし路は険しく、さらに新たな展開を見せながら物語は続く。。。。その結末は?
  • 498(税込)
    著者:
    広畝圭
    レーベル: 広畝圭
    出版社: 広畝圭

    半年を駆け抜けたジャンヌの生涯を此処に。


    ジャネットという少女はドンレミという田舎で元気に健やかに暮らしていた。
    ある日、親友のオーヴィエットが神とおぼしき者の声を聞く。
    そしてその声は確かに神からの使いによるものであった。
    オーヴィエットがそのまま神の使命を背負わされようとするところを、ジャネットが彼女の代わりに引き受ける。
    ジャネットは親友の少女が過酷な使命を課されることを良しとしなかったのだ。
    お転婆な自分と仲良くしてくれた親友には、普通の人間として幸せになって欲しいと思ったからである。
    ジャネットは神の使いから課された『シャルル王太子をランスにて戴冠させる』という使命を果たすため、過酷な生涯を経てゆく。
  • 古代史の常識や通説を歴史的観点から真摯に検証していくと、戦前から信じて疑うことのなかった皇統万世一系も、戦後に「百余国を束ねた王朝など、存在しなかった」と教えられたことも、全て誤りです。縄文晩期、呉太伯ら子孫が建てた天之国は、前三世紀の倭国王朝、一世紀の倭奴国王朝、大乱後の南九州で日隈・日前・和国の名で再興された後、大和朝廷として蘇った。記紀本来の王系譜に正した上で、歴史物語化しました。

    大陸の古い歴史を背負った渡来人らが築きあげた上古の歴史は、魂の再来、不老長寿、古の善政再現、仏法流布、「戦わずして勝つ」の実現に挑戦した歴史でした。それらが織り重なって流転する様子は「三国志」を遥かに凌駕する歴史でしたが、大和朝廷の指導者らは、本来の皇統、神武―崇神―応神とあるべきところに、神武―崇神の間に大日本家八代を挟み、崇神―応神の間に垂仁・景行・成務・仲哀の邪馬台国王四代を割り込ませて、万世一系に改ざんしたのです。
    〔目次〕◇倭国/倭奴国の国のかたち
    倭国の生い立ち
    ●那珂つ国 ●天之国とオロチ厳之国王朝 ●倭国王朝の建国

    倭奴国王朝 ●豊葦原中つ国と伊都国の王朝 ●倭奴国王朝

    倭国大乱と邪馬台国
    ◇南伝仏教の東アジア流入 ●神国と常世づくりと伊奘諾 ●豊受皇太神 ●倭国大乱 ●伊奘諾の南遷 ●二人の天照大(御)神

    東西の王朝
    ●日神の出現 ●天石窟 ●オロチ退治 ●天日槍襲来 ●天照大神、高千穂宮へ/天孫饒速日の天降り ●葦原中つ国平定 ●天孫瓊瓊杵の出現 ●皇孫火瓊瓊杵の天降りと日隈 ●日神の畿内遷座 ●天照大神の湖西高島宮

    倭の女王
    ●倭の女王ヒミコと纏向上之宮/火瓊瓊杵の西都と天火明の東都 ●皇子の交換 ●女王の朝貢 ●海幸彦と山幸彦 ●内部抗争 ●火明饒速日の天降り ●女王の伊勢遷座

    日本王朝と日前の対立
    ●女王トヨ ●一都七道制 ●天神火明饒速日●太子 磐余彦 ●景行の熊襲征伐 ●和王 磐余彦 ●仲哀の熊襲征伐

    天下は一つ、家は一つ
    ●東征出発 ●筑紫国の奪還●新羅遠征 ●吉備征伐/高島宮/出雲征伐 ●生駒の敗北●熊野上陸 ●日本に迫る ●日本の降伏

    大和朝廷の成立
    ●橿原宮 ●日本武尊の北伐 ●大和朝廷のはじまり ●皇祖天神に奉る郊祭
  • 誰もが中学校で一度は習ったはずの『平家物語』。世界が滅びに瀕しているような今、人々はもう一度、耳を傾けたくなったのだろう。

    ちょうど10年前、本稿を電子書籍版で刊行した。今、世界はパンデミックの渦中にある。
    折しも、日本のテレビで、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が放映開始、同時に、アニメ作品『平家物語』も放映され始めた。混迷の時代を生き抜く手がかりを、人々は求めているのだろう。
    おそらく誰もが中学校で一度は習ったはずの『平家物語』。世界が滅びに瀕しているような今、人々はもう一度、耳を傾けたくなったのだろう。本作は十年前にはまだ早すぎたのかもしれない。今ならだれかが本作を読んで、古典『平家』をきちんと読んでみよう、と思うかもしれない。
    そういう人々に、本書を手渡したい。
    2022年 初春
    土居豊
    ※本作は2012年刊行の拙作『かぶろ 平家物語外伝1』を改稿し、再刊行するものです。
  • 新解釈!龍馬暗殺事件の真相を大胆推理した歴史ミステリー

    「幕末四大人斬り」とは立場も目的も異なる別格の人斬りがほかにもいた!
    人斬り集団と呼ばれた新選組の中で「人斬り鍬次郎」の異名を持った隊士・大石鍬次郎の生涯を通し、一度も対面することはなかったが不思議な因縁で結ばれていた坂本龍馬の暗殺事件に関わっていく様子を描く。定説とは異なる事件の真相に迫った真説歴史小説の決定版。
  • シリーズ13冊
    0275(税込)
    著者:
    仲路さとる
    レーベル: 仲路さとる

    本能寺の変を辛くも逃れた信長の前に、天下人をめざす秀吉が立ちはだかった。

     信長、秀吉、家康、一番強いのは誰だ。

     学習研究社、第1回歴史群像大賞受賞作。シリーズ累計100万部の「異戦国志」が電子書籍で復活。戦国歴史シミュレーションノベルは、この作品から始まった。
  • 347(税込)
    著者:
    仲路さとる
    レーベル: 仲路さとる

    徳川家にまつわる数々の謎。
    ●なぜ、本能寺の変の時、家康は徳川四天王など重臣ばかり三十余名を引き連れて堺見物をしていたのか。
    ●なぜ、本能寺の変の時、家康が岡崎へもどる伊賀越えのルートが二つ存在するのか。
    ●なぜ、家康の祖父・清康と、父・忠広を殺害したそれぞれの下手人を、植村新六郎が時を隔てて討ちとることができたのか。
    ●なぜ、家康は桶狭間の合戦のとき、尾張への進軍途中に、わざわざ寄り道をしてまで母・於大を訪ねたのか。
    ●なぜ、家康と信長が同盟を結ぶとき、水野信元を交えた三人で誓書を浮かべた酒を一緒に飲み干したのか。
    ●なぜ、信長は同盟関係にある家康に対して、朝倉攻めや三方原合戦など数々の戦で冷淡な対応ができたのか。
    ●なぜ、信長から嫌疑をかけられた水野信元は家康のもとへ向かい、その信元を家康が殺害したのか。
    ●なぜ、酒井忠次は、家康の嫡男・信康にかけられた嫌疑を否定せず、また家康も信長の要求するままに嫡男と正室を処刑したのか。
    ●なぜ、石川数正が徳川を出奔して秀吉に走ったのか。
    ●なぜ、家康が秀吉に謁見する前日、秀吉みずから家康の宿舎におもむいて会見したのか。
     その他、多くの謎に迫る。
  • 邪馬台国が見えた。邪馬台史を歴史物語に‼縄文晩期に渡来する呉太伯ら子孫が北九州に建てた天之国は、前三世紀の倭国(高天)王朝、一世紀の倭奴国(天地)王朝、大乱後の南九州で和国の名で再興された後、大和朝廷として蘇った。特に邪馬台史は「戦わずして勝つ」を掲げた、三国志、日本の戦国・幕末期をはるかに凌ぐ世界中に誇れる歴史だった。本書は、その歴史や大和朝廷の成り立ちを再現した『邪馬台三国志』の解説編です。

    大陸の古い歴史を背負った渡来人たちは、神仙の国・蓬莱郷づくりなど魂の再来、水田稲作、古の善政再現、孫子の「戦わずして勝つ」の実現をめざしながら、日本列島の覇権にしのぎを削ってきた。その間の前五世紀から倭国大乱まで、那珂つ国と天之国、オロチ厳之国、倭国(天之国+日高国、高天)、豊葦原中つ国、伊都国、倭奴国(天地、倭国+豊葦原中つ国)の王朝が立て続けに興った。大乱後は、南九州に逃れた倭奴国末裔が邪馬台国と覇権を争った末に、日神と火瓊瓊杵尊が切望してきた倭国と倭奴国の王朝再興をかなえ、大和朝廷を開いたのです。ここに到る間、各氏族の事情や怨念が複雑に絡み合って殺し合う覇権争いの繰り返しだったが、邪馬台国期には「刃に血塗らずして勝つ」を国是として覇権を争った世界中に誇れる歴史でした。
      《目次》◇白髭神社と謡曲白髭/蓬莱郷と仏法・山王信仰の聖地◇熊野櫛御気野と語った大穴持と素戔嗚/猿田彦と大己貴 ◇二人の天照大(御)神/邪馬台国と高天の関係 ◇戦わずして勝った英雄、高皇産霊/大己貴の国譲り ◇大蛇、火神・別天津神を奉る杵築大社◇天孫三人(饒速日、天火明、火瓊瓊杵)/忍穂耳と天孫の天降り ◇火瓊瓊杵の日前国/西都と妻の国 ◇天火明の日高見国/東都と常世(常陸) ◇日向の高天・天之国、熊襲の日隈・日前・和国/大和朝廷 ◇高千穂宮の所在地 ◇天照大神(高皇産霊)の湖西高島宮と天成神道/磐余彦の吉備高島宮◇男神天照大神の足跡 ◇天照大神夫妻の足跡 ◇箸墓古墳の変遷 ◇火火出見と海幸彦の誓約/大和朝廷と物部氏の関係 ◇戦わずして勝った英雄、神功皇后/日本武尊◇瀬織津姫(厳之御魂天疎向津媛命、天照大神荒御魂)の足跡 ◇天璽の鏡剣と神璽の鏡剣1◇天璽の鏡剣と神璽の鏡剣2/天照大神之御魂(火明命)と天照御魂神(天照国照彦火明命)◇十握剣の変転/石上神宮と鹿島神宮の祭祀変遷 ◇海幸・山幸彦/神武/神功/日本武尊に関する伝説
  • シリーズ2冊
    660(税込)
    著者:
    須崎正太郎
    イラスト:
    KASEN
    レーベル: 須崎正太郎

    戦国の世で共に成り上がりを夢見る、“武人”と“商人”の立身出世伝、第2弾。

    21世紀より激動の戦国時代に転生した青年、山田俊明。
    両親の仇である野盗集団シガル衆を撃破した彼は、1554年の甲賀において、なお戦い続けていた。
    そんな彼の前に現れたのは、織田信長の弟・信勝、柴田勝家、そして熱田の銭巫女と名乗る謎の女の3人。
    目的のためなら子供さえ利用する銭巫女のやり方に怒りを覚える俊明だったが、その彼に藤吉郎(豊臣秀吉)がある依頼を持ってくる。それは甲相駿三国同盟によって政情が変わった今川氏の領土の偵察であった。藤吉郎と共に、三河、遠江、駿河へと旅をする俊明。その過程で出会ったのは、大泥棒の石川五右衛門、頭陀寺城の松下嘉兵衛、そして江戸幕府初代将軍の徳川家康。人と人が織りなす数々の縁を経て、物語は銭巫女との決戦へと移行する。織田信長と織田信勝、山田俊明と熱田の銭巫女、ふたつの激突。『稲生の戦い』の幕開けであった――

    戦国の世で共に成り上がりを夢見る、“武人”と“商人”の立身出世伝、第2弾。
    主人公の転生前を描いた完全書き下ろし小説『山田俊明、十七歳の秋』を収録。

  • 東京ではいつの間にか各地でヴァンパイアが溢れ出る事態となっていた。ヴァンパイアに噛まれ血を吸われる時にヴァンパイアの体内にあるヴァンパイアウイルスが人の体内に入り、ヴァンパイアになって行き、特に劣化したヴァンパイアウイルスが東京に広がり始めていた。そんな中、ヴァンパイアウイルスを抑え込む事が出来るヴァンパイアウイルスの抗体を持つカティルは隣に住む幼馴染みエディルを劣化したヴァンパイアから守るもヴァンパイアウイルスの抗体を欲しがる女性達に捕まってしまう。カティルを捕まえた女性達はカティルの股関の凸を女性達の股関の凹に取り入れ、カティルからヴァンパイアウイルスの抗体を女性の体内へと入れる事でヴァンパイアにならないようにしようと女性達は女性達で必死の戦いを行っていた。 カティルが持つヴァンパイアウイルスの抗体を欲しがる女性達から逃げ切ったと思ったカティルとエディルの前にカティルの宿敵ヴァンパイアガデルが現れ、エディルがヴァンパイアガデルに噛まれヴァンパイアウイルスに感染させられてしまう。エディルがヴァンパイアガデルのヴァンパイアウイルスから守るにはカティルのヴァンパイアウイルスの抗体を股関の凸と股関の凹を合わせて、カティルの体内にカティルのヴァンパイアウイルスの抗体を打ち込むしか方法はなかった。 東京で増え続けるヴァンパイアを必死に成仏させて行くカティルではあるがヴァンパイアの増殖は止まらず、とうとう東京でヴァンパイアウイルスのパンデミックが起きてしまう。BOOKWALKERで誰か漫画にしてくれる人を募集してます。
  • シリーズ4冊
    440660(税込)

    邪馬台史決定版。邪馬台史を歴史物語に。縄文晩期、呉太伯ら子孫が建てた天之国は、前三世紀の倭国王朝、一世紀の倭奴国王朝、大乱後の南九州では日隈・日前・和国の名で再興された後、大和朝廷として蘇った。とりわけ、「戦わずして勝つ」を国是にした邪馬台史は、三国志や戦国・幕末期を凌ぐ世界中に誇れる歴史だった。本書はこれを踏まえて、天之国が大和朝廷に到る経緯を再現した歴史物語と解説です。

    縄文中期、黄帝末裔が地の神を称える那珂つ国を北九州に建国した。
    前五世紀、呉太伯ら子孫が九州西北に渡来して天を祀る天之国を興し、水田稲作を広めた。双方は天地と称して畿内まで進出した。
    前四世紀、越オロチ族が北九州に襲来し、オロチ厳之国王朝を開いた。
    前三世紀、天之国は韓系日高国と組んで厳之国を倒し、倭国王朝(高天)と語って東海まで進攻した。以後、豊葦原中つ国、伊都国、女系天神を担ぐ倭奴国の王朝が興った。
    一八〇年代、伊奘諾は東の副都を治める豊受皇太神(向津姫の婿)を率い、東方統治建て直しに動いた。その最中に皇太神が造反した。
    一八五年、天下分け目の決戦が神戸市東部で勃発し、出雲に飛び火した。伊奘諾は黄泉国で大敗し、日向に逃れた。勝った皇太神は邪馬台国を建てた。以後、皇太神は、大蛇、水天神天照大神と語り、常世づくりに励んだ。
    一八〇年代後半、向津姫(天神の宗女)は高千穂宮で日神の天照大御神に担がれ、八咫鏡を天璽に奉った。ここに、倭奴国王朝は高天と邪馬台国に割れた。
    一九○年頃、素戔嗚は出雲で八岐大蛇を討ち、叢雲剣を召し上げた。その後、葦原中つ国を再建した大己貴が邪馬台国を攻めると、天照大神は日神に大政奉還するの最善と悟った。
    二一〇年代、高千穂宮に赴いた天照大神(高皇産霊)は、大己貴に国譲りさせた後、火瓊瓊杵に薩摩降臨を命じた。
    «目次»◇倭国/倭奴国の国のかたち ◇倭国のかたち詳細 ◇本書の王系譜◇中国神話 ◇太陽(日)神と牛頭天王の源流 ◇インド古代史
    倭国の生い立ち ●那珂つ国 ◇海神と不老長寿の仙薬・蓬莱郷づくり●天之国とオロチ厳之国王朝/太伯ら子孫と越オロチ族 ●倭国王朝の建国
    倭奴国王朝 ●豊葦原中つ国と伊都国の王朝 ●倭奴国王朝/安曇族の渡来
    倭国大乱と邪馬台国 ◇南伝仏教の東アジア流入 ●神国と常世づくりと伊奘諾◇熊族/熊曾の遠祖 ◇熊野権現●豊受皇太神 ●倭国大乱 ●伊奘諾の南遷 ●二人の天照大(御)神
    東西の王朝 ●日神の出現 ●天石窟 ●オロチ退治 ●天日槍襲来●天照大神、高千穂宮へ/饒速日の天降り ●葦原中つ国平定 ●瓊瓊杵の出現
  • シリーズ2冊
    770(税込)

    二二〇年代前半、日神は纏向宮で女王ヒミコに共立されると、瑞穂の厳之国王朝を天(厳)之国王朝(倭)に模様替えした。一方の火瓊瓊杵は、笠沙に都して日隈を再興した。数年後、日向に遷都し日前と改名した。二四〇年代中頃、女王と火瓊瓊杵が争い出した。その最中に火明が謀反し、常陸に遁走した。その後の女王は火瓊瓊杵と和睦して海幸彦(火明饒速日)に日本家を建てさせ、伊勢に遷座した。

    二四〇年代末に女王が逝くと、火明饒速日(三代垂仁)は日本朝を開いた。二代女王トヨの晋朝貢後、彼はヒミコ陵で郊祭し天神に立った。同じ頃、火瓊瓊杵養子の火火出見も和国と改名し、日本打倒を叫んだ。二七〇年代後半、景行は天神から熊襲征伐を下命されて日向に侵攻したが、惨敗した。二八〇年代前半、仲哀も熊襲征伐を詔された。この直後、和国を継いだ磐余彦は東征して橿日宮の仲哀軍を降した。吉備・出雲を制圧した東征軍は、河内湖を横切って生駒山西麓に上陸したが、惨敗して熊野に迂回した。三世紀末、東征軍が日本朝を降すと、火明饒速日は帰順を願い出た。磐余彦は双方共に火天神の御子と悟り、帰順を許した。三〇一年元旦、磐余彦(神武)は橿原宮に大和朝廷を開き、初代天皇に即位すると、火明饒速日の児可美真手に物部姓を語らせ、大和朝廷の守護を厳命した。三〇四年二月、神武は鳥見山中に祭場を造営して郊祭し、天照大御神と高皇産霊を皇祖皇宗に奉った。

    〔目次〕
    倭の女王
    ●倭の女王ヒミコと纏向上之宮/皇孫火瓊瓊杵の日前国西都と天孫天火明の日高見国東都 ●皇子の交換 ●女王の朝貢 ●海幸彦と山幸彦 ●内部抗争 ●火明饒速日(海幸彦)の天降り ●女王の伊勢遷座

    日本王朝と日前の対立
    ●女王トヨ ●一都七道制 ●天神火明饒速日 ●太子 磐余彦 ●景行の熊襲征伐 ●和王 磐余彦 ●仲哀の熊襲征伐

    天下は一つ、家は一つ(神武東征)
    ●東征出発 ●筑紫国の奪還 ●新羅遠征 ●吉備征伐/高島宮/出雲征伐 ●生駒の敗北 ●熊野上陸/熊野権現の神倉山垂迹 ●日前宮の創祀/日本に迫る ●日本の降伏

    大和朝廷の成立
    ●橿原宮 ●日本武尊の北伐 ●大和朝廷のはじまり1●大和朝廷のはじまり2 ●皇祖天神に奉る郊祭 ◇伊勢神宮の祭祀変遷

    〔著者〕
    昭和十八年、神戸市に生まれる。昭和四十三年、神戸大学工学部建築学科卒。一級建築士。平成元年三月以来、三十余年来の古代史研究家。
  • *のんびり読書に浸りたい日におすすめの長編小説* 幼くも独り立ちする皇嗣の成長を描写と共に堪能してください**読了時間 2時間~3時間*

    あらすじ人の手が入っていなかった大陸に、人間達が渡航し移住をし始めた事でそこに住んでいた動物達が追い詰められて行く。 そこで動物の長達は、自分達の棲処を守る為に策を講じて、境界をつくり人間の立ち入らない森が出来たのだが、人間は住む村で災害や飢饉が起こると、森の神の祟りだと勝手に恐れ、幼な子等を生贄として森に捧げ始めた。その生贄の者を不憫に思った動物の長達が、生贄とされた幼な子を森で育てたことで、大人になったその者たちが収める、他国とは一線を引いたモザック帝国が出来た。 そこは平穏な暮らしが出来る楽園のような国だったが、八代目皇帝の時、モザック帝国に大きな事変が起こる事となった。 時代の流れと共に人の心と国も変わる。その変容の最中に関わる事となった皇嗣の定めは・・・。 ファンタジー、スピリットを含めた皇嗣の成長の物語。
    。。。。。。。。。。。。。
    -序章- とある帝国の東にある野生の森、神が宿るとされ、人の立ち入らぬその森に松明の火が流れ込んだ。
    「森の神、どうか、皇嗣様をお助けください!」
    傷だらけの大きな軍師が皇嗣を脇に抱えたまま、顔を歪め倒れこむと、そのすぐ後ろに、松明を持った軍勢が地を踏みつけ、生い茂る木々の間から二人を狙って迫ってくる。
    「どうか、どうか、皇嗣様を…」
    倒れた軍師は、噴き出る血まみれの足を前に引きずり出すと、脇に抱えた皇嗣を胸の前に抱きかかえ、覆いかぶさりながら悲痛な声で叫んだ。 抱え込まれた皇嗣の目は、迫りくる軍勢を、軍師の肩から見据えているかのように瞬きもせず、その瞳にうごめく松明の炎を映し込んでいる。
    「捕らえろー!」
    その声と共に、我が先と言わんばかりに走り来る無数の兵士達。
    「森の神、お助けを~!!」
      最期の声を張り上げる軍師に、数本の矢が突き刺さった。 そしてその時、皇嗣は天にはばたいた。
  • シリーズ2冊
    250(税込)

    臥龍・諸葛孔明と趙子龍。後漢末~三国時代に生きた二匹の龍の激動の半生を描くシリーズ、第一弾。

    趙雲と孔明。稀有な英雄ふたりが勇躍する「奇想三国志・双龍伝」の第一弾。

    臥龍の号をもつ諸葛孔明は、三顧の礼を経て、劉備の軍師に着任する。
    ところが面白くないのは古参の家臣。
    なにかと孔明に文句をつけ、新野城内はなにやら、不穏な空気。
    劉備は孔明を守るべく、おのれの忠実な主騎、趙雲に、孔明を託す。
    しかし、孔明は孔明で、自由がきかないと言い張って、身辺に趙雲が近づくことを拒んでしまう。
    趙雲とて面白くないが、任務は任務とわりきって、孔明を守ろうと努力していく。
    それが身を結んで、徐々に二人は互いを認め、打ち解けてゆくが、一方で、曹操から劉備へ派遣されたという、名うての刺客「古鏡」の存在が孔明を脅かしていき……

    ときは後漢末。
    策謀が苦手な心優しき軍師・諸葛孔明と、誠実だが不器用な趙子龍の、ふたりの半生の物語、はじまり、はじまり。
    ときにユーモラスに、ときにシビアに物語を活写していきます。

    本編「古鏡と銀の櫛」のほか、おまけ小説「さかなのこころ」も併録。
  • シリーズ2冊
    550660(税込)
    著者:
    高田康利
    レーベル: 邪馬台三国志

    邪馬台国の幕開けは、南北朝時代と酷似する。三輪氏は足利尊氏と同じく覇権を奪い、大和に別王朝を建てた。神武東征も、薩長軍の討幕と瓜二つの歴史だ。神武は邪馬台を討ち、敵本拠に遷都した。この時代、日向と大和に王朝が並立するが、「記紀」編者は、これを皇統万世一系に創り替えた。物語中で、桜井茶臼山古墳が四世紀初めの古墳と主張。二○○九年の再調査でズバリ的中。

    二二〇年代、大御神は纏向宮で即位し火明を太子に指名した。卑弥呼と呼ばれた彼女は、祝賀に参集した王に八咫鏡(三角縁神獣鏡)を授け、先祖祭紀を命じた。二三八年、卑弥呼は魏に使節を送り、金印・銅鏡百枚などを賜った。一方、ニニギは、邪馬台の従属を脱し、倭王位を奪おうと邪馬台に挑戦した。邪馬台内で内紛がおこり、大御神は豊スキ入姫と共に笠縫邑に避難した。その後、戦況が好転すると、大御神は火明に政務を委ね、倭姫と共に伊勢に遷り住むが、程なく崩御した。つぎに火明が倭王垂仁に立ち、抗争が再燃するが、豊スキ入姫を女王に立て鎮まった。同じ頃、南九州では、ニニギが崩御しホオリが王に立ち、兄弟国は和睦に向かった。ヤマトは貢物を納め、垂仁は皇子(ニギハヤヒ)を人質に送ることで合意した。二七〇年代中ごろ邪馬台の倭王に、南九州から帰国した景行(ニギハヤヒ)が立った。同じ頃、ホオリはニニギの遺志を果たすべく責物を中止した。景行は大軍を率い、熊曾征伐に向かったが、日向で囚われの身となった。二八〇年頃、ホオリは景行の日高見国征伐を条件に帰国を許したが、程なく他界し、イワレピコ(神武)が王に立った。彼は自ら倭王と名のり、東征準備を進めた。これを知った景行は、仲哀に熊曾征伐を命じた。二八三年頃、仲哀は橿日宮から熊曾征伐に撃って出た。神武も葬送用八咫鏡を大量に携え、東征軍を率いて日向を発った。二九〇年代末、神武が三輪氏を滅ぼすと、ニギハヤヒは宝器を差し出し降伏した。檀原の都が完成すると、三〇一年元旦、神武は即位式を行った。三〇四年、彼は鳥見山麓の斎場(桜井茶臼山古墳)で郊祭し、皇天二神を皇祖皇宗に奉った。目次〔倭女王 天照大御神〕 倭女王の即位 弟王の蛭子 天日槍 ニニギの西都 卑弥呼の朝貢 巨大化した銅鐸のいっせい放棄 海幸彦・山幸彦 大御神の権力移譲 伊勢遷座 卑弥呼の墓〔日本と日向の対立〕 垂仁天皇(火明) 景行の熊曾(襲) 征伐 倭王イワレビコ 仲哀の熊曾征伐〔神武東征〕 東征出発 北九州の奪還 神功の新羅征伐 イワレビコと神功のつながり 吉備の鬼国征伐 出雲征伐 三輪氏を討て〔大和朝廷のはじまり〕 橿原宮 ヤマトタケルの東北征伐 神武天皇即位『新ヤマト・出雲、邪馬台の三国志』(平成六年一月、新人物往来社より自費出版)の復刻版です。
  • シリーズ2冊
    100(税込)
    著者:
    外川河内
    レーベル: 堂壱舎
    出版社: 堂壱舎

    天下に勇名轟く紅の女侍、扇日向。古傷を癒しに訪れた湯治の宿にて、暗殺の影に襲われる。
  • 100(税込)
    著者:
    鎌田龍
    レーベル: ひろさき演人

    陰陽師、乱世に立つ――。

    永禄9(1566)年の秋、岩木山の麓に城を構える大浦家では阿保良(おうら)姫と若武者・為信の婚礼が間近にせまっていた。ところがある夜、姫が突如みにくい妖怪と化し、行方をくらませてしまう。時おなじくして、上野国より沼田面松斎なる浪人が堀越城へとやって来る。聞けば彼は陰陽道に通じた術者であるという。姫の身に起きた奇怪な現象を聞いた面松斎は、さっそく陰陽術を駆使し姫の探索を行うが――。

    【解説】
    青森県弘前市を拠点に活動する劇団「ひろさき演人」によるドラマリーディング(朗読劇)の上演台本です。
    弘前市で毎年行われている「堀越城秋まつり」にて書き下ろし上演された作品です。戦国時代、津軽為信に仕えた軍師・沼田面松斎が活躍する伝奇ロマンをお楽しみください。

    【ひろさき演人 公式HP】
    https://hirosakiengine.amebaownd.com/
  • 330(税込)
    著者:
    九号者一句
    レーベル: 飄々出版
    出版社: 飄々出版

    心を蝕む闇を振り払い、恐怖に立ち向かえ! 全てを失った武士が、再び立ち上がる再生譚。

    墓場で行き倒れていた一人の男。その名を木下左門といった。今は見る影もないが、以前は信頼のおける主のもとに仕えていた武士だった。そんな左門が、物乞いの老人や、元配下の善四郎に助けられ、薬売りとして生活をすることに。だが、順調にいっていた生活も、左門の心に暗い影を落としていた過去によって、その潮目を変えていくことに。
     周りに流されながらも、己自身と向き合い、再び立ち上がった木下左門。守るべき者を守る為、今一度その手に刀を握りしめる。
     己を縛る過去へと敢然と立ち向かう、一人の武士の姿を描いた時代小説。
  • セルパブ本の「おもしろい」を伝えたい! 第三弾!『このセルフパブリッシングがすごい!』は、個人によって出版された、主に電子書籍として販売されている本を紹介するガイドブックです。「この本はおもしろい!」「他の人にもおススメしたい!」という熱意を持つ有志が集まって制作されています。
  • 迷える者たちの交差点

    俳優、神尾輝に憧れる多々野明、陶酔するあまり自身が投影していく姿が日に日に麻痺していた。
    その頃、神尾輝はキャリアの下り坂に差し掛かっていた。
    二人を中心にそれぞれの登場人物が思い悩んでいた。
    そして、何かに導かれるように交わる微妙な人間関係。お互いが刺激し合って、反応し、物語は進んでいく。
  • 本格的ショートショート。一度で良いから、読んで欲しい!

    「しっかり落ちのある、ちゃんとしたショートショートを読みたい」あなたへ。星新一憧れの、プロライターが頭から血が吹く程度は本気で書いた、本物のショートショートです。
    ※カクヨムで無料展開中。経済関連のライターなのに、コロナ禍で経済的に恵まれていないので、ご購入して頂いたお金は大事に創作に打ち込むために使わせて頂きます。
    ※comsickでTwitterしてます。購入された方で連絡取りたい方は、ぜひ!
  • 日本の議会政治と憲法のルーツ(起源)を探る

    幕末の土佐藩からは竜馬と共に3人の傑物(中江兆民、植木枝盛、馬場辰猪)がいた。留学してフランス思想にとりつかれた中江兆民、イギリスの政体を学んだ馬場辰猪、植木枝盛。自由民権思想で政府と闘った土佐出身の中江兆民、植木枝盛、馬場辰猪。土佐弁を駆使して綴った歴史小説。

    <目次>
    序章 大久保利通暗殺
    1章 土佐藩江戸上屋敷――中江兆民と馬場辰猪
    2章 龍馬とジョン万と諭吉と
    3章 「東洋のルソー」――フランスの兆民
    4章 民撰議院設立建白――立志社と板垣退助
    5章 言論人植木枝盛
    6章 薩長閥政府対自由民権
    7章 明治十四年の政変――伊藤の勝利・大隈の敗北
    8章 自由党の興亡――兆民・枝盛・辰猪の奮闘
    9章 憲法誕生――兆民の挑戦・辰猪の亡命
    10章 土佐派の裏切り――初の総選挙・第一回議会
    終章 デモクラシーのあけぼの
    参考資料
    執筆に当たって
    初出
    【著者紹介】
  • 知られてはならぬ

    (本書の内容)

    時は平安時代中期。貴族の時代である。朝廷は腐敗し、貴族による、間違った政治が行われていた。その一方で、武士たちは着実に力をつけていた。乱れた世に義憤を感じながら。そんな中、河内源氏の嫡男、源頼義の母、修理の方が、下郎と密通し、子を産む。若い頃から、修理の方は、不貞の女であった。俺も、父頼信の本当の子ではないのではないか。そう苦しむ、頼義。この苦悩がきっかけとなり、頼義は頼信の途方もない企てに、加わることになる。それも命をかけた。果たして、その顛末はいかに・・・。平忠常の乱を題材にした、河内源氏の歴史小説。

    (本の目次)

    序 暗黒の時代・・・光はどこに?

    第一章 俺は誰の子?・・・頼義の苦悩

    第二章 好機到来・・・平忠常の乱

    第三章 女間者、朱里・・・頼義の救い主

    第四章 一騎打ち・・・勇者の証拠

    (この本の字数)

    約23、900字

    (著者紹介)

    大和田 稔  (おおわだ みのる)

    1973年、東京都荒川区生まれ。早稲田大学卒。大学で歴史民俗学を学ぶ。著書に、『好漢は懼れず 鎌倉最強伝』がある。柔道初段。座右の銘は、「名誉も非難も一時の幻。自分の信じた道を進むだけ」。
  • 不屈の老将

    (本書の内容)

    寛治六年(1092)、相模国に一人の男の子が生まれた。後の三浦大介義明である。父義継の期待を受け、義明は河内源氏の忠臣になることを志す。必ずや、河内源氏のお役に立つぞ。そう心に誓った義明は、日夜、武芸の稽古に明け暮れる。ある日、成人した義明に、勅命が下る。妖狐玉藻前を討てという。果たして義明は、見事玉藻前を討ち、日の本一の勇者と呼ばれるようになる。やがて、齢を重ね、老人になった頃、主家である河内源氏が平家との戦いに敗れ、没落する。これを憂えた義明は、河内源氏の嫡男・源頼朝を担ぎ、主家と天下国家のため、平家を倒す決意をするが・・・。

    (本の目次)

    第一章 死闘、衣笠城の大血戦

    第二章 義明の青春時代・・・日の本一の勇者

    第三章 動乱の世・・・乱世の始まり

    第四章 義明散る・・・武士道の華

    (この本の字数)

    約20000字

    (著者紹介)

    大和田 稔  (おおわだ みのる)

    1973年、東京都荒川区生まれ。早稲田大学卒。大学で歴史民俗学を学ぶ。著書に、『好漢は懼れず 鎌倉最強伝』がある。柔道初段。座右の銘は、「名誉も非難も一時の幻。自分の信じた道を進むだけ」。
  • 流人、源頼朝

    (本書の内容)

    この小説の主人公、源頼朝の生家である、清和源氏は、平治の乱で平清盛に敗れ、没落する。争乱の中で、父義朝、長男義平、次男朝長は死んでいった。頼朝も捕らわれたが、池禅尼の情けにより、自身は伊豆に流罪となる。いつか清盛を討つ。その悲願を胸に秘め、頼朝は源氏再興の好機をじっと待つ。しかし、好機は容易に訪れない。無為の生活を送っている内に、気がつけば、十数年が経っていた。愕然とする頼朝のために、ある日、忠臣藤九朗が、北条時政の娘、政子姫に頼朝の書いた恋文を届ける。果たして、政子姫は頼朝の気持ちを受け入れてくれて、二人は相思相愛の関係になる。しかし、難問があった。政子姫の父、時政は、政子姫を平家の一族、山木兼隆に嫁がせるつもりなのだという。これに憤った頼朝は、政子姫を奪う決意をするが・・・。その顛末はいかに。

    (本の目次)

    第一章 伊豆の流人、源頼朝・・・哀れな源氏の大将

    第二章 北条の姫、政子姫・・・風変わりな姫

    第三章 頼朝の決意・・・例え、命を失っても

    第四章 姫泥棒・・・頼朝の命を懸けた賭け

    第五章 決断・・・ついに、平家打倒の兵を挙げる

    (この本の字数)

    約27000字

    (著者紹介)

    大和田 稔  (おおわだ みのる)

    1973年、東京都荒川区生まれ。早稲田大学卒。大学で歴史民俗学を学ぶ。著書に、『好漢は懼れず 鎌倉最強伝』がある。柔道初段。座右の銘は、「名誉も非難も一時の幻。自分の信じた道を進むだけ」。
  • シリーズ7冊
    110(税込)

    タイムトラベル、パラレルワールド満載のSF和風ファンタジーな日本神話

    紙の本、七巻のうちの一巻目です。こちら全五部。現代も含まれるTOKIの世界でそれぞれのデータを持ち存在している「神」、「生き物」、「霊」、「モノ」……そして「K」がタイムトラベルやタイムリープやパラレルワールドなどを経験し色々な現象を解決しながら世界の解明をしていくお話。神は人間に祈られ生まれる……。神話の重要神物達がなぜか「概念」という括りになってしまった時、神々は突如現れた「時神現代神アヤ」が持つデータの綻びを見つけてしまう。それはやがて世界を巻き込む大きな物語へと発展することになる……。六つの世界の解明は?存在するということとは?神々はPCのプログラムのようにそれぞれ逆らえないデータを持っている……。抗うには世界のシステムを書き換えるしかない。一部「流れ時…」、二部「かわたれ時…」、三部「ゆめみ時…」は疑問編。四部「明し時…」、五部「変わり時…」は解決編です。らは紙の本版を電子書籍にしました!キャラクター紹介などはブログや小説投稿サイトにあります。
  • タイムトラベルなどのSFあり! 日本神話のその後を創作!

    もともと電子書籍として作ったほうです。こちら横書きですが、七巻まとめてはいっています。実は紙の本版の「TOKIの世界書シリーズ」もあります!番号がふってある方です。以下あらすじ全五部。「全部読むと繋がって興奮すること間違いなし!」現代も含まれるTOKIの世界でそれぞれのデータを持ち存在している「神」、「生き物」、「霊」、「モノ」……そして「K」がタイムトラベルやタイムリープやパラレルワールドなどを経験し色々な現象を解決しながら世界の解明をしていくお話。神は人間に祈られ生まれる……。神話の重要神物達がなぜか「概念」という括りになってしまった時、神々は突如現れた「時神現代神アヤ」が持つデータの綻びを見つけてしまう。それはやがて世界を巻き込む大きな物語へと発展することになる……。六つの世界の解明は。存在するということとは。神々はPCのプログラムのようにそれぞれ逆らえないデータを持っている……。抗うには世界のシステムを書き換えるしかない。一部「流れ時…」、二部「かわたれ時…」、三部「ゆめみ時…」は疑問編。四部「明し時…」、五部「変わり時…」は解決編です。
  • 金沢~小浜 編

    少年は むくわれぬ 生活と
    日々の 仕事に あきらめと 虚しさを
    感じていた
    昔 読んだバイクの 小説に 出てきた
    果てしなく 続く道を 思い出した
    それを 見つけたい ただ それだけだった
    それを みつければ 何かが 変わる
    幸せに なれると
    不安と孤独が 排気音に包まれ消えていく
    南下の途中で 立ち寄った敦賀湾の埠頭で
    意外な過去がよみがえる
    出会いと別れを繰り返し 月日は過ぎる
    はたしてそのルートを見つけることができるのか?
    そしてどこにたどり着くのか?
    さすらい旅のバイクストーリー ・・・
  • 願いの党との幻の政党戦争。夢の政策政治対決!!!!

    夢の国政政党の立ち上げ、国会議員の輩出まで行った、夢叶え氏もやはり、最少政党で、強みがない。だが、弱く見られた、衆議院選挙で、なんと、4年越しに、とんでもない、ご相談政策を立ち上げ、平和的に、与党と演説戦争・・。フィクションだけで終わると思っていた、夢叶え氏の政党陣営だったが、衆議院選挙で、どんどん、得票数が延びていき・・・。(フィクションです。)あなたは、架空の巨大政策を目撃する。そして、政治論争まで。是非、この演説の嵐を目撃せよ。
  • 品川の宿場町の一角で道場の師範代をしながら写本を副業として生計を立てている鳥羽慎吾。
    ある日同じ長屋に住む忠吉に助けを求められた。
    仕事を請け負っている本屋の娘・およしが男に絡まれているという。
    勝気で鼻っ柱の強いおよしにはいつもつんと澄ました対応をされ、決して好かれているとは思えない。
    あまり乗り気ではないが仕方がなく助けに入ると、
    「まあ慎吾さま、いらっしゃい」
    そう言って嬉しそうに笑みを浮かべながら腕を絡ませてきた。
    おいおい、これは一体どんなお芝居なんだ…?
  • 219(税込)
    著者:
    好色三代男
    レーベル: 日本出版
    出版社: 日本出版

    架空の世界で繰り広げられる商人の成り上がりの物語です。数多くの策略を張り巡らし、権力者を取り込むことで、戦争孤児から世界最大の財閥へとのし上がる商人の物語をお楽しみください。

    戦争孤児から世界屈指の大商人へとのし上がるために、いろいろな工作や策略を張り巡らす架空の世界での物語になります。
    最初は自国の権力者を金で取り込み、戦争を行って領土を拡大します。
    最終的には社会主義国家から民主主義国家に変えて株式を導入し、他国にも商売の幅を広げていくことで膨大な利益を獲得していきます。
  • シリーズ2冊
    330(税込)
    著者:
    吉村 剛
    レーベル: 吉村 剛
    出版社: 吉村 剛

    和歌山県那智勝浦町仲の町生まれの3バカトリオ。彼たちが繰り広げるドラマ

    和歌山県那智勝浦町のタケシとナカシャとタコちゃんの3人が周りの人々と繰り広げる面白くもあり、悲しくもあり、懐かしくなる物語です。
  • 和歌山県那智勝浦町の昔話です。

    主人公の吉村 剛が見て聞いて体験した那智勝浦町の昔なつかし話100話エッセイ集。吉村 剛作品の第1作目である。
  • ◆クリークヴァルトの秘密ーNovelJam2019'で創られた「天籟日記」の公式二次創作作品です。船の上、少年少女。その出会いには理由があった。19世紀最後の年、清の隣にある小国、天籟の姫君が、ヨーロッパの小国、クリークヴァルト公国へと嫁ごうとしていた。その船旅に乗り合わせた日本の少女、霞は、不思議な出来事に遭遇する。著:加藤晃生 原作:森きいこ

    ◆クリークヴァルトの秘密ーNovelJam2019'で創られた「天籟日記」の公式二次創作作品です。
    船の上、少年少女。その出会いには理由があった。
    19世紀最後の年、清の隣にある小国、天籟の姫君が、ヨーロッパの小国、クリークヴァルト公国へと嫁ごうとしていた。その船旅に乗り合わせた日本の少女、霞は、不思議な出来事に遭遇する。
    著:加藤晃生 原作:森きいこ
    ◆NovelJamとは?
    https://www.noveljam.org/
  • 1人の青年牧師がイスラエル留学中に出会った、若いパレスチナ人女性。
    パレスチナ問題と聖書の背景を扱う中で、真実な愛と信仰、和解について問いかける小説、『サムソンのように・・・ではなく』。
    (112ページ)
     
    「楔形文字」の研究や「第一神殿期の記述預言者」の研究に、長年に渡って従事して来られた、中出 繁 氏による「〜パレスチナ紛争の和解を願って〜」の青春小説です。
    長きに渡る会社勤めの中で、若い牧師や青年たちを見守り仕えて来た、メノナイト派(プロテスタント)の教会員、また役員経験者としての思いが溢れる、まさに現代の「キリスト教青春小説」。
     
    電子書籍とPOD(プリント・オン・デマンド)出版により、あなたのもとへ!!

    ーーーーーーー

    <著者紹介>

    中出 繁 (なかいで しげる)
      1937年 札幌市生まれ
            札幌北高等学校卒
            明治大学・電気工学部卒
            日本精蝋 ( 株 ) 入社・定年
      1980年  日本メノナイト・ブレザレン教団にて受洗
      2004年  アミ立舎 起業
             「私のイザヤ書」 上梓・絶版
       2006年 「亡国の預言者」 上梓・絶版
      2007年 「ダビデ王の戦い・上下」 上梓 ¥5000
      2015年 「歴年体・第一神殿期年表」上梓 ¥5000
            「動乱の預言者エリシャ」 上梓 ¥1800
      2016年 「編年体・エレミヤ書詳解・二冊組」上梓 ¥9200
      2017年 「預言者イザヤの生涯」  上梓 ¥2700
      
      2019年 「サムソンのように・・ではなく」 上梓
       ( *電子書籍版 ¥200 *POD版 ¥1000 )
  • シリーズ4冊
    1652,200(税込)
    著者:
    川村一彦
    レーベル: 歴史研究会

    室町時代の職名。将軍を補佐して政務を統轄し、時にはその職務も代行した。幕府開創期には足利一門の高・仁木氏など執事として将軍を補佐したが、足利氏家宰としての性格が強かった。貞治元年(1362)若年の斯波義将が就任し父高経が孝謙となった頃から管領と称され、政所・引付方・門注所などを統轄する幕府最高の官職となった。足利氏家政機関の長としての執事と統治権的支配を示す裁判機関の長官でもあった引付頭人の職務を統一したものと言える。義将に次いで管領となった細川頼之は、10歳の将軍足利義満を補佐して幕政を担い、その職務は一層の重みを持った。応永5年(1398)畠山基国の就任以降は、斯波・細川・畠山の三家からの補任が慣例になり、三管領家という最高の家格が固定化された。6代将軍足利義政の時引付頭人が再設され権限は制限されたが、義教の死後は旧に復した。応仁・文明の乱後は実体を失い、幕府は細川氏の専制となり、永禄6年(1563)細川氏綱を最後に廃絶された。
  • シリーズ5冊
    220275(税込)
    著者:
    川村一彦
    レーベル: 歴史研究会

    江戸時代の幕藩体制で起きた幕閣まで波及した郡上一揆と石徹白騒動を宝暦騒動という。その顛末を語り継ぐ物語。

    江戸時代に美濃国郡上藩で発生した大規模な郡上一揆と石徹白騒動である。 郡上藩は延宝年間に年貢の引き上げから、藩内部で藩政の方針に対立が生じ一揆が発生した。郡上藩主金森氏は改易され、老中、若年寄といった幕閣中枢部の失脚という異例の事態を招いた宝暦騒動を言う。 郡上一揆の発端は、年貢徴収法で定免法から検見法に改められ、更に農民らが新田開発していた切添田畑を洗い出して課税を行うものであった。 一揆は当初は豪農層や庄屋などの富農民や、郡上で比較的豊かな農民が主導で起こった。郡上八幡中心より長良川の下流域の村々が一揆を主導していた。郡上藩は激しい農民らの激しい抵抗に藩側は、一旦検見法採用を取り下げた。ところが藩主金森頼錦の縁戚関係からの支援を得て、幕領である美濃郡の代官から改めて郡上藩の検見法の採用を持ち出し、一揆が再燃した。しかし藩側の激しい弾圧や懐柔などで庄屋など豊かな農民層から一揆のから脱落者が続出した。その後は中農、貧農層が一揆運動の主体となり、一揆勢は藩主への請願を行い、更に藩主の弟に取り成しを依頼するが、藩側は一揆農民の切り崩し図り、弱体化した一揆側に、強硬な弾圧がなされた。郡内では、寝者と呼ばれ、一揆を止めて藩側の言う事聞き、立者といった一揆強硬派が情勢困難の中、老中への駕籠訴を決行するに至った。一揆の団結と連帯化を示すために「傘連判状」が各村々の決起する農民らの連判状が作られていった。しかし当初は進めらえていた審議中断し、問題は解決の方法を見いだせないまま長期化した。 そのような中、一揆勢は組織を固めて、犯の弾圧を避けるために郡上以外に関にに拠点を設け、郡上一揆と同時期に郡上藩の領地である越前国大野石徹白で、野心家の神主の石徹白豊前が郡上藩役人と結託して石徹白の支配権を確立しようとしたことが主因である石徹白騒動が発生し、郡上藩政は大混乱に陥った。 最終的に郡上一揆と石徹白騒動は共に目安箱への箱訴が行われ、時の将軍徳川家重が 幕府中枢部関与の疑いを抱いて、老中の指揮下、寺社奉行を筆頭とする五名の御前議懸かりりによって幕府評定所で裁可が下された。 裁可の結果、郡上一揆の首謀者とされた農民から厳罰が下されが、一方領主であった郡上藩主の金森頼錦は改易となり、幕府高官であった老中、若年寄り、大目付、勘定奉行らが免職となった。
  • 550(税込)
    著者:
    多谷昇太
    レーベル: 多谷昇太
    出版社: 多谷昇太

    時代小説

    平安時代後期の宮中でめったに起きないことが出来しました。北面の武士佐藤義清と、彼とは身分違いにあたる、さる上臈の女房との間に立った噂話です。上臈の女房が誰であったかは史書に記されていませんが、一説ではそれが中宮璋子であったことが根強く論じられています。もし事実であったならまさにそれはあり得べからざる事態となるわけで、それを称して阿漕の浦の事態という代名詞までもが付けられているようです。本来阿漕の浦とは伊勢の国の漁師で阿漕という名の男が、御所ご用達の漁場で禁漁を犯したことを云うのです。空前絶後とも云うべきそれは大それた事、罪でしたので、以後めったに起きないことの例えとして阿漕の浦が使われるようになりました。さてでは話を戻して冒頭の、こちらの阿漕の浦の方ですが仮にこれが事実であったとしたら、そこから推考し論ずべき点が多々あるようにも私の目には写りました。もの書き、小説家としての目からということですが、ではそれはなぜかと云うに、中宮璋子の置かれた数奇な運命と方やの佐藤義清、のちの西行法師の生き様からして、単に御法度の恋と云うだけでは済まされない、万人にとって大事で普遍的な課題があると、そう着目したからです。さらにはこの身分違いの恋を神仏と人間との間のそれにさえ類推してみました。ですから、もちろんこの物語は史実ではなく想像の、架空のものであることを始めに言明しておかねばなりません。具体的な展開、あらすじについてはどうぞ本編へとそのままお入りください。筋を云うにはあまりにも推論的な要素が多いからですが、その正誤についてはどうぞ各々でなさってみてください。ただ異世界における、あたかも歌舞伎の舞台に見るような大仕掛けがあることは申し添えておきます。
  • ~田中角衛物語~

    『小説』コンピューター付きブルドーザー
    ~田中角衛物語~
    アメリカの「ウォーターゲット事件」を発端とした、米大統領の突然の辞任。
    時期を同じくして、突然「ロッキーダ事件」に、巻き込まれる首相田中角衛。
    司法とマスコミにより、最大権力の座から引きずり降ろされた・・・。
    その黒幕は、どこの何者なのか。
    何が、その背景にあるのか・・・。
    小説、田中角衛物語。
    田舎出身、低学歴ながらも、日本のトップの座をつかんだ男「田中角衛」。
    その「田中角衛」に20年以上共にした敏腕秘書が、その「田中角衛」の半生を振り返る。
    「今太閤」「闇将軍」「コンピューター付きブルドーザー」様々な異名をもちながらも、その実態は未だ闇の中。
    なぜ、越後という田舎出身の一民間人が、日本のトップの座に就いたのか。
    なぜ、日中国交正常化に踏み切ったのか。
    なぜ、「日本列島改革論」なるビジョンを掲げたのか。
    なぜ、全世界にエネルギー交渉を押し進めたのか。
    そして、なぜ、失脚したのか。
    本書は、その首相にまで上り詰めた「田中角衛」の幼少期から晩年に至るまで、「秘書」の視点から、その人生の軌跡を追った小説となります。
    尚、この作品はフィクションであり、実在する、人物・団体とは一切関係ありません。
    ■目次■
    第一章 ~オヤジとの出会い~
    第二章 ~越後という土地~
    第三章 ~生い立ち~
    第四章 ~幼少期~
    第五章 ~上京と兵役~
    第六章 ~政界へ~
    第七章 ~選挙というもの~
    第八章 ~国を創造する~
    第九章 ~初入閣~
    第十章 ~大蔵大臣~
    第十一章 ~通商産業大臣~
    第十二章 ~宗教政党との関係強化~
    第十三章 ~日本列島改革論~
    第十四章 ~田中内閣発足と日中国交正常化~
    第十五章 ~エネルギー外交~
    第十六章 ~角副戦争~
    第十七章 ~刈和原発~
    第十八章 ~ウォーターゲット事件~
    第十九章 ~ロッキーダ事件~
    第二十章 ~土地神話~
    最終章 ~オヤジという男~
  • シリーズ12冊
    220(税込)
    著者:
    宮沢賢治
    レーベル: micpub.com
    出版社: micpub.com

    最新の宮沢賢治の作品を集めた大全です。

    最新の宮沢賢治の作品を集めた大全です。
    宮沢賢治の代表作である雨ニモマケズ、銀河鉄道の夜、やまなし、注文の多い料理店、春と修羅を始めとして、彼の小説、詩集、論文などを全て掲載しています。
    宮沢賢治の世界をご堪能ください。

    「宮沢賢治は、日本の詩人、童話作家。仏教信仰と農民生活に根ざした創作を行った。作品中に登場する架空の理想郷に、郷里の岩手県をモチーフとしてイーハトーブと名付けたことで知られる。彼の作品は生前ほとんど一般には知られず無名に近く、没後、草野心平らの尽力により作品群が広く知られ、世評が急速に高まり国民的作家となっていった。そうした経緯もあって日本には広く愛好者がおり、出身地である岩手県花巻市は彼の故郷として有名である。」
    (Wikipediaより抜粋)
  • 小説・童話で学ぶ英語シリーズの「マッチ売りの少女」、日英対訳版です。

    小説・童話で学ぶ英語シリーズの「マッチ売りの少女」、日英対訳版です。

    このシリーズでは、パブリックドメインとなった作品を編集し、英語と日本語の文章を併記することによって、英語学習に活用できる教材にしてご利用いただけます。
    知らない英単語や表現も、日本語訳をすぐに確認することによって辞書を使わずに理解できるようになり、また誰もが良く知っているストーリであるため、自分で言葉の意味を予測しながら読み進めることができます。
    ぜひ本書を活用して、英語学習に磨きをかけてください。

    「マッチ売りの少女は、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの創作童話の一つ。彼の5番目の作品として1848年に発表された。アンデルセンは、経済的に全く恵まれない少女時代を送った母親をモデルにして、この作品を作ったといわれている。」
    (Wikipediaより)
  • シリーズ7冊
    110(税込)
    著者:
    吉川英治
    レーベル: micpub.com
    出版社: micpub.com

    吉川英治による三国志の完全版です。

    吉川英治による三国志の完全版です。
    この一冊に、吉川英治の三国志が全巻分収録されています。

    「『三国志』(さんごくし、連載中の原題:三國志)は、日本の大衆小説作家吉川英治による歴史小説。
    新聞連載小説として、戦時中の1939年から1943年までほぼ4年間連載され、戦後に単行本として刊行され、絶大な人気を博した。基本的なストーリーラインは中国の歴史小説『三国志演義』に従いつつも、特に人物描写は日本人向けに大胆にアレンジし、今日までの日本における三国志関連作品へ多大な影響を及ぼした。」
    (Wikipediaより抜粋)
  • ジェーン・オースティンの高慢と偏見は、イギリス小説の中の最高傑作のひとつに位置付けられている名著です。

    ジェーン・オースティンの高慢と偏見は、イギリス小説の中の最高傑作のひとつに位置付けられている名著です。
    19世紀のイギリスにおける女性の生活や結婚観、時代的背景について、深く考察することができます。
    本書はイギリス英語で書かれた全文を掲載しています。
    イギリス英語であるため、ところどころ意味を取るのが難しい点もありますが、読み切ったころにはかなりの達成感を感じられるはずです。
    また、ジェーン・オースティンが本書に記した数々の名言もとても味わい深く感じられるはずです。
  • Jane Austen was a best known for her social commentary in novels including 'Sense and Sensibility,' 'Pride and Prejudice,' and 'Emma.'

    Jane Austen was a best known for her social commentary in novels including 'Sense and Sensibility,' 'Pride and Prejudice,' and 'Emma.'Today, Austen is one of the greatest writers in English history.This book, Jane Austen Complete Works show the development of Austen as a writer and social commentator.From the early optimism of 'Northanger Abbey' to the art of 'Persuasion', this collection shows her perspective and lifestyle.This book contains the complete novels of Jane Austen's six major novels.Pride and PrejudiceEmmaSense and SensibilityMansfield ParkNorthanger AbbeyPersuasion

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