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人を殺すより妻が怖い!最強の殺し屋は普通の悩めるお父さん?

AX アックス

待ってました!
『グラスホッパー』『マリアビートル』に続く殺し屋シリーズ最新刊!
「子煩悩なお父さん」なのに「殺し屋」というアンバランスな設定が面白くないわけがない。

いつでも冷静で、天才とよばれる最強の殺し屋、兜。
そんな彼の弱点は“妻”。彼女の一挙一動にビクビクし、
「こんな言い方をしたら妻は怒るかも」と息子に呆れられるほど常に悩み、
機嫌を損ねないことだけに神経を注ぐ日々。

描写があまりにリアルで、世の肩身の狭いお父さんは笑えるどころか泣いて共感するかもしれません。

家族のために仕事の引退を決意するのですが、裏切り者として何度も命を狙われる兜。
そんな満身創痍の中でも、妻に怒られないよう何気ない日常を守ります。殺し屋の話なのに家族愛に溢れていてホロっとします。
やっぱり伊坂幸太郎さんはすごかった、と思える最高傑作です。

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bySS典子  (BOOK☆WALKER スタッフ)

AX アックス

伊坂幸太郎KADOKAWA / 角川書店

“イタコ”マンガ界の巨匠が本気で向き合う「うつ」

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 【電子書籍限定 フルカラーバージョン】

手塚治虫や松本零士といった名だたるマンガの偉人を、本人と見間違うぐらいの精密な模写で、それも徹底的に下品でくだらないパロディマンガにしてしまう、通称“イタコ”マンガ家田中圭一。

まだオリジナルの絵柄だった『ドクター秩父山』の頃から、何十年と変わらぬ芸風を続けてきた彼が、実はうつだったという告白をした時、正直に言うと意外でした。文字通りマンガの神様を相手どって、やりたい放題やってる鋼の精神の持ち主。そう思っていたからです。

しかしこの『うつヌケ』を読んでると、「うつ」とはいつでも誰にでも、ほんのささいなきっかけや積み重ねで、突然襲いかかってくるものだということがわかります。

というか読んでて、自分では気づいてなかったけど、ああ、あれって「うつ」だったんだ。あの時ああやって助けてくれる人がいたから、考え方を変えることができたから、その状態から抜け出せたけど、普通にヤバイ状況だったんだと、今さらながらに気付かされます。

「うつ」は心の風邪ではなく、心のガンなんだという作中でのセリフがありますが、始まりはささやかだったとしても、対処を間違えると死(自殺)にいたることもあるという意味では、今の自分があたりまえじゃない、ステータス異常なんだと認識することが一番大事なのかもしれません。

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byコミタンM  (BOOK☆WALKER スタッフ)

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