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リアリティを徹底した医療サスペンス。女性医師はパンデミックを阻止できるのか?

リウーを待ちながら(1)

ペストという病気を聞いたことはないでしょうか?
歴史上何度か、国を滅ぼすほどの猛威を振るった非常に恐ろしい伝染病です。
そんな恐ろしいペストが富士山麓にある架空都市・横走市で流行し、人々の生活を崩壊させていく様子が緊迫感たっぷりに描かれています。

物語冒頭で、患者を救うために奮闘する女性医師・玉木を阻むのは、「組織」という壁です。
横走市にペストを持ち込んでしまった張本人であり、表沙汰にはしたくない自衛隊。そして、事なかれ主義の病院上層部。
はがゆい...。

そんなことをしているうちに、なす術も無く次々と死んでいく住民。玉木の同僚も倒れていきます。
ついには、封鎖され、市まるごと隔離される横走市民。すると、次に始まるのは、市外の人たちからの誹謗中傷。

この横走市民への心無い言葉は、実際に似たような出来事が何年か前にあったことを髣髴とさせます。
そして作中で流行しているのは現実に存在するペストであったりと、徹底されたリアリティに、背中がぞっとする思いがします。

日本では、かつて明治時代にペストが流行しましたが、根絶に成功しました。
本作ではどのような結末を迎えるのでしょうか?イッキ読み必至です。

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byMichi  (BOOK☆WALKER スタッフ)

これを読んだらきっとあなたも受信料を払いたくなる!?

ウチにテレビはありません 1

誰もが支払いの義務を課せられ、一律で徴収されることに一抹の疑念をぬぐえない、某公共放送の受信料。このマンガでは、どうみても"ソレ”にしか見えない謎の組織『MHK(みんなのほうそうきょうかい)』の伝説の徴収員、長州リヒトと、意地でも受信料を払いたくない「払わない四天王」をはじめとした、普通のただの一般人たちとの、智謀を尽くした攻防が、半分コメディ半分シリアスで描かれます。

正直●HKの受信料を支払う、支払わないでそんなドラマになるのか?おそらく国民の9割以上が忌み嫌ってるであろう(自分調べ)、徴収員を主人公にして物語が成立するのか?

読み始める前は、そんな数々の疑念が頭に浮かびました。しかしそれは杞憂だったのです。

人間の、いや人類の、受信料を絶対に払いたくないという強い願い。それはもはや理屈ではありません。番組がおもしろいとかおもしろくないとか、国民の義務だとか義務じゃないとかに関係のない、人々の、純粋な願いとしての、払いたくない気持ち。そしてそんな願いに真っ向から立ち向かう、徴収員たちの、絶対払わせるんだという強固な意思。

受信料をめぐる知恵者たちの攻防は、はたから見てるとバカバカしさの極みかもしれませんが、読んだ者の心をなぜか熱くさせます。

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byコミタンM  (BOOK☆WALKER スタッフ)

ウチにテレビはありません 1

井上菜摘/オクショウ秋田書店

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