シリコンバレーで勢いのある「ペイパルマフィア」の中心人物、イーロン・マスク。
かなりクセのある、というよりも彼からクセをとったら何も残らなくなるくらい行動や思考が突き抜けてる!
スペースXもテスラモーターズも順風満帆というわけではなく
資金不足、開発失敗と危機的な状況が数多くあったのが読んでわかる。
イーロンの凄みは危機的状況に発揮されるのだ。
映画『アイアンマン』の主人公はイーロンをモデルにしたといわれているけど、
本人出演の自伝映画が見たくなるほど面白い人生だ。
bytanakatronics (BOOK☆WALKER スタッフ)
アシュリー・バンス/斎藤栄一郎/講談社
NHK BS1の世界のニュースを扱う番組のキャスターを務めていた黒木さん。
31歳、美人、聡明。順風満帆と思われた彼女に突然、本当に突然「がん」が襲いました。
そこから約半年間、長期療養から手術、抗癌剤治療、そして番組一時復帰、と
マスメディアから漏れ聞こえてくる“ありふれた”情報だけではわからなかった、
彼女の感情の揺れと本音が詰まっています。
なぜ、自分だけ。
病院でもオシャレでいたい。
治っても自分を受け入れてくれる男性はいるのだろうか。
手記は番組への一時復帰を前に終わりますが、
その後のことを思うと、涙なしでは読めません。
闘病のつらさ、もっと言うと、人が感じているつらさや苦しみは、
家族や身近な人にそういった方がいないと、なかなか親身に感じられないものです。
これまでそのような体験のない方は、ぜひこれを読んでみてください。
闘病している方はもちろん、弱い立場にいる方々の捉え方や思いが変わるはずです。
byくりぽん (BOOK☆WALKER スタッフ)
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