セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です

本文の始まりです

SS典子のおすすめ
  • カテゴリ

SS典子のおすすめ

ファン必見!登場人物たちの裏話

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2019/01/16
「諦めましたよ どう諦めた 諦め切れぬと 諦めた」

叶う事のない恋、それでもどうしようもない切なさの伝わる一文にキュンとしたり、
本編では語られなかった登場人物たちの過去にホロリとするハズレ無しの短編集。

浜木綿の壮絶な過去を描いた「すみのさくら」、女として生まれ男として職を得た秘書官の松韻「まつばちりて」ではそれぞれ違った“強さ”と“美しさ”に心を打たれます。
特に松韻の愛の物語は、情熱的で切なく涙なしには読めません。

そして本編でも少々気になる二人“真赭の薄”と“澄尾”の外伝「わらうひと」では、
彼女の視点からみた澄尾と二人の微笑ましいやり取りにニヤニヤが止まりません。
澄尾、かっこよすぎる。

「ゆきやのせみ」では振り回される雪哉と若宮の横暴さにほっこり。
第二部への期待が高まる1冊です。

女の子はPが好き!

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/11/30
憧れの老舗出版社に就職し、充実した日々を過ごす主人公の新見くん。
働いて数年、いよいよ憧れの文芸部に異動か…という期待に反し、
新たな配属先は「プリティ、ポップ、ピュア、ピピン。女の子はPが好き」が合言葉の“10代の女の子”向け雑誌「ピピン」という未体験ゾーンの編集部。

ピンク、ハート、キラキラで雑多なケバケバしさの何が“可愛い”のかさっぱり理解ができないまま特集記事の企画を任されることに …。

ピピンの編集部がお世話になっている外部スタッフには適当に相槌をうち、
彼自身の“こだわり”がないまま始まった撮影はやはり大失敗してしまいます。

ふんわり可愛いをイメージした服を用意したスタイリスト。
夏らしいパンチの効いた可愛いをイメージして撮影場所をセレクトしたカメラマン。
方向性の違う“可愛い”ではまとまりがなく特集にならない。
出来る範囲で軌道修正を図り何とか初仕事が終わるも自分の不甲斐なさを痛感する。

雑誌を作り出す“裏舞台”の本気に触れ初めて読み手の10代の女の子たちを意識し、
だんだんと仕事に“本気”になっていく新見くんの成長物語。

こいつ…デキる!勇者を陰から(?)助ける腹黒・案内人

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/10/12
ダンジョン攻略に欠かせない存在、迷宮道先案内人(ダンジョン・シェルパ)。
冒険者たちの地図となり道先を案内するだけでなく、荷物持ちや食事の用意、宝集めなど多岐にわたる仕事をこなす主人公のロウ。

ニコニコと笑顔を欠かさず、仕事も完璧で料理も美味い。
…が旅の途中で売れそうな薬草を集めたり(ちゃっかり副業)、冒険者たちに“高額”ポーションを売りつけたり。

ぐぬぬ…となりながらもTPOをわきまえた(?)商売に頭が上がらない冒険者たち。
何かと「別料金ですよ?」と笑顔で言い放つロウの腹黒さに思わずニヤニヤしてしまう。

そんなロウの噂を聞きつけた“凄腕”パーティが高額で契約を申し込み、
最短で最深部を目指すところからワクワクが止まらない冒険が始まります。
若く美しいリーダー、ユイカの的確な指示の元、次々とダンジョンを進み、あっという間に未踏の地へ。
そこに待ち受けていたのは“新種の毒”に今までの闘い方を根本から覆す最強の敵…。

負傷した冒険者たちを手早く介抱し、大荷物と負傷者を抱え走るロウは誰よりも賢く強く頼れる存在に。
しかし応急処置はできても戦えないロウと戦力が乏しくなった冒険者たち。
未踏の地で絶体絶命の中、どうなってしまうの!?
一気読み必至の続刊が待ち遠しい1冊です。

死にたい子どもたちと読み手がヒートアップするミステリー!

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/10/09
ページを開くといきなり物語の舞台となった病院の見取り図が!
“自殺をしたい子どもたち”がどうなっていくのか、事件のにおいにワクワクが止まりません!

自殺希望者を集めた主催者サトシさえ知らない謎の少年の死体を巡り、
死ぬ前にすべてをスッキリさせようと現場検証、推理を行う少年少女たち。
彼らの境遇に心を痛めたり、唖然とさせられたりとグイグイと物語に惹き込まれます。

著者の散りばめた伏線やヒートアップしていく十二人の発言に振り回され、
必死に冷静に推理しようとするもすっかり手玉に取られてしまいました!
見事、完敗です。あぁ、少しはいい線いっていたのになと。

代表作品に『マルドゥック・スクランブル』『天地明察』などがある著者、冲方丁のデビュー20年目にして初めての現代ミステリー!
寝る間も惜しい、一気読み必至の1冊です。

“目からウロコ”な出会い系サイト活用術

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/08/24
衝撃的なタイトルですが、中身は至って(割と)真面目。
人生につまずき、「新しい自分になりたい!」と思いたって始めたのがなんと“出会い系サイト”。
「なんでやねん!」というツッコミはひとまず我慢してぜひ読んでみてほしい。

本作に出てくるサイトはいわゆるソレとは違い“意識高い系”のもの。
きっと安全に違いないと始めたものの最初は案の定「エロ目的」にひっかかりますが、いい勉強になったと次にすすむ著者(強い)。

仕事と自宅の往復では出会えなかった個性的な人たちに刺激され、
ありえないと思っていた転職をしたり仲間とトークイベントを開催してみたり。
「え!イベントってこんな簡単にできるものなの!?」とびっくりしてしまいました。

著者の活発な行動のおかげで垣間見ることができた、個人事業主のワークスタイルやコーチングの実践と成果など知らなかった世界にワクワクが止まりません!

1年で様々な人に出会い、初対面の人に本をすすめるという“修業”をこなし、
どん底から這い上がったツワモノ著者の奮闘に勇気をもらえる1冊です。

“恋愛小説”と一口では語れない濃厚な愛の物語

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/07/17
福山雅治×石田ゆり子主演で映画化が決定した“大人の切ない恋愛”がテーマの本作。

主人公の天才ギタリスト蒔野が出会った運命の女性、洋子。
他人には理解されにくい独特の感性を持つ二人は、
互いに言葉にできない感覚を共有しあえる事実に驚き、惹かれていきます。

そんな二人の恋を阻むのは、洋子の婚約者、生活の拠点が日本と海外という距離、
会う約束がある日に限って舞い込む身内の不幸など、ドラマチックな展開の数々。
情熱さえあれば乗り越えられると信じるのは若さゆえ。
様々な壁はあれ、結局“大人の恋愛”における一番の敵は、シガラミや良識。

精神的にも成熟した“大人”な二人が相手の状況を常に優先させてしまう配慮がリアルで、
大人になるにつれ如何に恋愛が難しいかを切なさとともに思い知らされます。

イヤミスなのに読後は爽快!という不思議な1冊

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/05/24
母が亡くなり、兄妹の二人暮らしを始めたところから始まる物語。
刑事をしている忙しい兄のため家事をこなし、泊まり込みの際は着替えを届ける健気なJKの妹を中心に話は進みます。

“女子高生殺人事件”を担当する兄のため、
可愛い容姿と抜群のコミュ力を発揮して被害者の周りを探ることに。

とことん危なっかしく首をつっこみ兄にも釘をさされながらも、
その甲斐あって刑事には聞き出せないような情報をゲット。
そして事件は一件落着…かと思いきや、終盤に面白さが加速する!

【誰が】【いつから】に注目して読んだとしてもこの結末には気が付かないかもしれない。
強いて言えば、“すべての言動に意味がある”を意識すること。
伏線を探りながら読んで、答え合わせをするも良し。
フラットに読んで驚愕するも良し。

確かにコレは殺されるわ…と思わず納得。
人間って怖いと思いながらもどこか爽快な作品。

※注意※シンデレラストーリーではありません

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/05/01
本作は様々な能力を持つ銀色の血を持った貴族、通称“シルバー”と赤い血の通う奴隷階級“レッド”が存在する世界の物語。

主人公の奴隷少女メアは、シルバーの催しに巻き込まれ殺されそうになるも、突如レッドが持つはずのない“異能力”が発動!
それを見て混乱する貴族たち鎮めるため、“レッドに育てられたシルバーの少女”と偽り、王子の婚約者として迎え入れられる…。
偽りの人生を覚悟したメアだったが、今度はテロに巻き込まれいつのまにかテロリストのリーダー的存在に。

政権争い、テロ集団、それぞれの思惑が複雑に絡み合う。
メアを利用した心理戦や、嘘を真実として民衆に信じこませる情報操作は敵ながら見事で、期待も予想も裏切る圧倒的な面白さは、物語の中盤から中毒性アップ!

奴隷の少女がいきなり王女になる“シンデレラストーリー”かと思いきや、格差社会、テロリズム、下剋上、心理戦と重いテーマも盛り盛りの戦記ファンタジー。

知略・戦略で生き残れ!

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/05/01
目覚めた瞬間から全力疾走!思考も行動も止まった時点で即アウト!

気が付くと火星のような見知らぬ場所で突如始まる命をかけたゲーム。
食糧を求めるもの、武器を求めるもの、情報を求めるもの…。
それぞれの参加者たちがまず始めに求めるものはどれなのか。

何を選択するか、どう動くか、誰を仲間にするかはすべて自由。
その裏側にある真意に気が付くか否かが運命の分かれ道。

生き残りをかけたパートナーはどこか謎めいていて、どこまで信頼できるのかわからない。

そんな心の揺れまで緻密に計算したかのような黒幕の意図は、参加者たちを極限まで追い詰め人が人を食う狂気に満ちた展開に。

知略、戦略、そして運までもすべて味方につけて生き延びろ!
怖いのに最後まで目が離せない、狂気の1冊。

目的のためには手段を選びません!

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/05/01
地味で冴えない毎日を無難に平穏に過ごす(予定だった)主人公。
文化祭用に手掛けた脚本が彼の学園生活を劇的に変えてしまった!

いままでの平和主義はどこへやら。
ほとばしる情熱(やや空回り)、どうしても手に入れたいヒロイン(部員の女装で撮るのはもう嫌!)。

比較的、声のかけやすい女子に「映画部のヒロイン、やりませんか?」
と勇気を振り絞るも「キモイ」と拒否され、泣かれてしまい自信喪失。

ヒロインになるのが嫌なんじゃない、映画部メンバーと関わりがあることが、学園生活にとっての危機らしいという事実にショックを隠せない部員たち。
学年イチの美少女をとあるネタで脅すほどに彼らは追い詰められていた…。(おい)
映画部といるのが恥ずかしいだとか、その他色々の問題だとかは「面白い映画を撮れば全ての問題が解決!みんなハッピー!」と宣言し、底辺ですが何か?とまい進する彼らはとても眩しい。

これぞ青春!読むと勇気が湧いてくる1冊です。

後へ

ページ先頭へ

本文の終わりです