『BLAME!』『シドニアの騎士』など本格SFマンガの名作を、数多く世に送り出してきた弐瓶勉先生の最新作『人形の国』1巻がいよいよ発売。
5/20に全国上映開始となる劇場版『BLAME!』の公開記念と併せて、「弐瓶勉ワールド」をより深く知るためのキャンペーンを開催中です。スペシャルな内容をお見逃しなく!
荒れ果てた極寒の地での自動機械との戦い、謎の宇宙生物との人類の生き残りをかけたサバイバル、電脳世界で繰り広げられるウィルスとの抗争、異なる作品観を有しながら、「弐瓶勉ワールド」には共通するキーワードが頻出します。今回はその中でもBOOK☆WALKERが特に注目する3つのキーワードをご紹介。それは偶然なのか、それとも隠されたつながりを示す道標なのか…?
- [解説]宇宙空間に無尽蔵に存在する粒子で、『シドニアの騎士』では船の推進や武器、または通信や灯にまで幅広くエネルギー源として使用されている。『人形の国』では、誰もが知っているものではないようだが、作品の鍵を握る重要なエネルギーであることに変わりはなさそうだ。
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人形の国
シドニアの騎士
- [解説]『シドニアの騎士』では、敵の宇宙生命体「奇居子(ガウナ)」の本体を覆う物質として説明されており、その形は変幻自在で、人体の形状すら模倣し、作中では戦死したヒロインの姿に変化していた。『人形の国』でも、同様に変幻自在の物質として登場している。
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人形の国
シドニアの騎士
- [解説]『BLAME!』では、世界が現在の形となる原因を作った会社として登場。同作は過去の遺跡だったが、『シドニアの騎士』では、主人公が乗り込む機体を始め、各種兵器や船内の様々な装備の生産や開発を担う、基幹企業として重要な役割を果たしている。
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BLAME!
シドニアの騎士
今回は特別に、作品をより深く知るために「11の質問」を弐瓶先生にぶつけちゃいました。はたしてまだ誰にも知られていない新情報は解禁されるのでしょうか…?
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質問その1――「ヘイグス粒子」「エナ」など、『人形の国』は『シドニアの騎士』と共通するキーワードが出てきます。ズバリこの2作品の世界はつながっているのでしょうか?
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皆さんのご想像にお任せします。物語が進んでいけばわかるかもしれません。
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質問その2――『人形の国』に出てくる鎧が、『シドニアの騎士』の白羽衣つむぎと似たデザインなのは、同じエナで作られたものだからでしょうか?
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上の質問と同様で、色々想像して楽しんでほしいです。
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質問その3――タイターニアという名前は、シェイクスピアの戯曲『真夏の夜の夢』に出てくる妖精の女王と同じですが何か関係はありますでしょうか?
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現代文明からすると遠い未来の話を描いているので、直接の関係はないです。
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質問その4――『人形の国』の作品構想が生まれたのはいつ頃でしょうか?
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『シドニアの騎士』の連載中から構想はありました。「シドニア」では巨大生物とロボットの戦いを描いてきたので、等身大の人間の戦いを少年誌のバトルものとして描きたくなったんです。バトル漫画が大好きなんですよ。
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質問その5――弐瓶作品には「東亜重工」という会社名が復数の作品に出てきますが、弐瓶先生が一番最初にこの言葉を使い始めたのはいつ頃でしょうか?
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初期から使っていて、新装版『BLAME!』の2巻から登場しています。
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質問その6――アニメ『シドニアの騎士 第九惑星戦役』の中で『BLAME!』の劇中劇が流れましたが、当時どういった経緯で作中に登場することになったのでしょうか?
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原作内の同じシーンだと『BIOMEGA』が番組として放送されているのですが、(「シドニア」のアニメを制作した)ポリゴン・ピクチュアズのプロデューサーが「これは『BLAME!』にしたいね」と言い出したんです。そうしたら監督はじめ現場の皆さんが頑張って作ってくださいました。それが劇場アニメまでつながったので本当にありがたいですね。
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質問その7――弐瓶先生が影響を受けたマンガ作品を教えてください。
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『AKIRA』や『風の谷のナウシカ』、『攻殻機動隊』に強い影響を受けました。他の多くの日本の漫画、アメコミ、バンド・デシネなど、色々なところからも刺激を受けています。
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質問その8――作品に登場するキャラクターで、実在の人物や役者などをモデルにすることはありますか?
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特にモデルにすることはないのですが、無意識のうちに参考にしていることはあるかもしれません。
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質問その9――BOOK☆WALKERで実施した仄シリーズ総選挙の話を最初に聞いた時、どんな感想をお持ちになりましたか?
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よくこんな無茶な企画をやるなあと(笑)。あの時はありがとうございました。
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質問その10――もし仄シリーズの中からスピンオフの外伝を作るとしたら誰を主役にしますか?
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やはり焔がキャラが立っているので描きやすいかもしれませんね。
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質問その11――最後にファンの方々へメッセージをお願いします。
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『人形の国』はエンタメとして万人が楽しめる作品にしていくつもりです。これからも応援してもらえれば嬉しいです。
人形の国(1)
遺跡層におおわれた巨大人工天体「アポシムズ」。危険な「自動機械」や「人形病」に侵された者たちが彷徨う極寒の地表で暮らすエオ、ビコ、エスロー達は行軍訓練のさなか、強大なリベドア帝国の兵士に追われる不思議な少女を助ける。少女から託された「コード」と「七つの弾丸」、それは世界の運命を大きく変えるものだった……!! 『BLAME!』『シドニアの騎士』の弐瓶勉が描くダーク・アドベンチャー・ファンタジー開幕!
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価格
【期間限定20%OFF】新装版 BLAME!【1~6巻セット】
弐瓶勉の傑作SF! カバーは新たに描き下ろし! 極限まで発達したインターネット世界。探索者・霧亥(キリイ)は「統治局への再アクセス」を可能にするために何千フロアも超構造体を放浪し、「感染前」の「ネット端末遺伝子」を求める。
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価格
【期間限定20%OFF】シドニアの騎士【1~15巻セット】
対話不能の異生物・ガウナ(奇居子)に太陽系を破壊されて千年。人類の繁殖と生産を維持しながら宇宙を旅する、巨大なる播種船・シドニア。シドニアの最下層で育った青年・谷風長道(たにかぜ・ながて)は、衛人(モリト)と呼ばれる大型兵器の訓練生となり、歴史的名機・継衛(ツグモリ)への搭乗を許される。長道の命を賭(と)した戦いが今ここに幕を開ける!
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価格
キャンペーンの注意事項
- 本キャンペーンはエントリー不要です。
- コインでお支払いの場合もキャンペーンの対象となります。
- 本キャンペーンの期間は日本標準時(Japan Standard Time)の時間です。
購入特典の取得方法について
※購入特典の配布は終了いたしました。
©弐瓶勉/講談社