『時雨沢恵一、雑誌を除く、読み放題 MAXコース(ラノベ・文芸など)(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
1 ~6件目/全6件
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325円(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
高校生ラノベ作家が主人公だが、彼の現状はなんか大変なことに――。 時雨沢恵一×黒星紅白の新シリーズ!
僕は、硬い床に背中をつけて横たわっている。水色で薄手のセーターを纏った彼女の両腕が、僕の首に伸びている。彼女の手は、とてもとても、冷たい。それは、まるで、鎖のマフラーでも巻かれたかのようだ。照明からは逆光になるので少し薄暗い、彼女の顔。彼女は泣いている。見開かれた大きな瞳から、セルフレームの眼鏡のレンズ内側にぽたぽたと涙を落としている。 「どうしてっ!?」。叫び声と共に、さらに強烈な力が僕の首に加わる。まるで痛くはない。そのかわり、頭の中で――、真っ黒な墨が一滴、音もなく落ちた。その黒い染みは、じんわりと広がり始める。 「どうしてっ!?」。彼女が再び叫んだ。どうしてこんなことになったのか――それは僕が知りたい。 -
336円(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
彼女の冷たい手が、とても、気持ちいい。どうして? 僕は、このときまでを、思い出す。
高校生にして電撃文庫で作家デビューを果たした“僕”と、クラスメイトで新人声優の似鳥。アフレコに向かう特急列車の中でだけ会話を交わす二人だったのだが、その関係をおびやかす一人の少女が現れる――。 ライトノベル好きを自負するクラスメイトの佐竹ひなた。彼女は“僕”が授業でWeb小説版と偽って朗読した『ヴァイス・ヴァーサ』に興味津々。しかし、その原稿は著者である“僕”自身が似鳥のために書いた未発表原稿で……。 高校生作家と新人声優の秘密の関係は、ラブコメモードに突入!? 時雨沢恵一×黒星紅白、新シリーズ第三弾! -
325円(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
ついに“首絞め”の真相が明らかに! 時雨沢恵一×黒星紅白、新シリーズ第二弾!!
僕は、東京へ向かう特急列車の車内にいる。いつもの、窓側の席に座っている。 五月晴れの空の下、まさに今、列車は動き出した。ホームの景色が、後ろに流れていく。隣の席は、あいている。似鳥は来るか? 来る。僕には分かる。 高校生にして電撃文庫で作家デビューを果たした“僕”と、クラスメイトで声優の似鳥絵里が、週一回、アニメのアフレコに向かう特急列車で交わす作家業についての会話。――それは、二度と引き返せない終着点へと進んでいく……。 -
“心動く25の掌編”―― 眠るまでのひとときに。
男の子と女の子は、隣に住むおばあさんの家に遊びに行き、夜が来るまでのわずかな時間に、いろいろなお話しを聞くのが好きでした。もう、あの村におばあさんはいません。男の子は、小説家になって、女の子は、歌手になって、ときどき、おばあさんのお話を思い出しているのです。――― ドキリとする、ウルッとする、元気になる、胸が痛む、答えを探す、今はいない人を思い出す、そんな“心が動く掌編”25篇を収録。 時雨沢恵一&黒星紅白が贈る“眠るまでのひとときに読む絵本”。オールカラーで登場。 -
“心動く18の掌編”――カフェでお茶が運ばれてくるまでのひとときに。
あなたはイスに座って、ウェイターが注文を取りにきました。 あなたは一番好きなお茶を頼んで、そして、この本を開きました。 お茶が運ばれてくるまでの、本のひととき――。 ドキリとする、ウルッとする、元気になる、胸が痛む、答えを探す、好きな人に会いたくなる、そんな“心動く掌編”18篇を収録。 時雨沢恵一&黒星紅白が描き下ろす“カフェでお茶が運ばれてくるまでに読む絵本”。オールカラーで登場です。 -
『キノの旅』 の著者が贈る“心動く20の掌編”。 答えがいつかあなたに運ばれてきますように。
どんなに考えても、今は答えが出ないことがある。時間が経たないと、未来にならないと、分からない答えがある。 それまでに―― 答えが運ばれてくるまでに、僕達は、何を考えるだろう? ドキリとする、ウルッとする、元気になる、胸が痛む、納得する、空を見上げたくなる、そんな“心が動く掌編”20篇を収録。 時雨沢恵一&黒星紅白が贈るオールカラー絵本第3弾。 ―― 答えがいつかあなたに運ばれてきますように。
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