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1,573円(税込)
感想・レビュー
「多様性を受け入れるのに必要なのは何かと考えたら、それはイマジネーションだろうと。イマジネーションは自分を高めるにも必要だし、相手を理解するにも必要な事。それが作品の肝になれば子供達にも多様性が伝わりやすくなるのかなと」。15周年記念作だった「HUGっと!プリキュア」の次、20周年に向けての第一作と言う意気込みで製作された長寿シリーズ新作をタイトル通り総ざらいしたもの。SD、脚本、キャラデザ、キャスト、PDのインタビュー記事が特に読み応えあり。版権イラストはちょい少なめ収録かな(以下コメ欄に余談)。
1,100円(税込)
感想・レビュー
2021年7月刊行。2007年刊の中公新書を文庫にした。長い徳川時代の全体像(思想面での)を描いたのは著者の力量だと思う。「啓蒙時代」と呼ぶ18世紀の人物たち(平賀源内が一例)が好きなんだろうな、と著者の思いも感じられる。ただ、「啓蒙」、「重商主義」といった、西欧の歴史に根ざす概念を物差しとして多用している。物差しにあてて測定しようとすると、とらえそこねるものもあるだろう。たとえば海保青陵論では、渡辺浩『日本政治思想史』の方が深い。