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『徳間文庫、藤原緋沙子、雑誌を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 803(税込)
    著者:
    藤原緋沙子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    北辰一刀流、千葉道場の主定吉の娘として生まれた佐那は十代にして免許皆伝、その美貌も相まって「千葉の鬼小町」と呼ばれていた。
    ある日、佐那が道場に行くといきなり手合わせを申し込まれた。土佐の坂本龍馬と名乗ったその男は、日本だけでなく世界を見据える広い視野を持っていた。
    そんな龍馬に佐那は次第に惹かれていく。龍馬もまた佐那に想いを寄せ、二人は許嫁として互いの家族も認める存在となった。
    京都へ赴く龍馬のために佐那は坂本家の桔梗紋入りの袷を仕立てるが、龍馬はそれに袖を通すことなく非業の死を遂げる。
    悲しみの中、佐那は袷の右袖をほどき、龍馬の形見とした――。
    「私の人生は、この袖に翻弄され、この袖に泣き、この袖に守られてきた――」
    大政奉還後の日本の道筋を作るため奔走した坂本龍馬。その許婚として龍馬を待ち続けた千葉佐那。
    運命に翻弄された二人の愛の物語。
  • 715(税込)
    著者:
    藤原緋沙子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    桑名藩から飛び地・越後柏崎へ赴任してきた若い夫婦。二人を待っていたのは、厳しい陣屋の暮らし、海鳴り止まぬ過酷な環境だった。勘定や検見(けみ)の仕事に忙殺される夫、渡部鉄之助。そして古着の着物さえ買う余裕のない妻、紀久。桑名に長男を残してきた夫婦は、故郷から持ち込んで番神堂に植えた梅の苗木に望郷の念を募らせていく。子を想いながら、日々を懸命に生きた女の一生が胸を衝く!
  • シリーズ4冊
    693715(税込)
    著者:
    藤原緋沙子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    青柳新八郎は失踪した妻の志野を探すため弟に家督を譲り、陸奥国平山藩から江戸へ出てきた。長屋に住みながら「よろず相談承り」の看板を掲げ糊口をしのいでいた新八郎は、偶然知り合った浪人八雲多聞の紹介で用心棒の仕事を請け負うことになった。初仕事は評判の占い師おれんの用心棒。彼女は占いに欠かせない亀が盗まれ、さらには脅迫文が届いていた。事件を放っておけない新八郎が走る! 【解説】細谷正充

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