『raemz、読み放題 MAXコース(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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16歳、夏。はじめての、青春。――第29回電撃小説大賞《大賞》受賞作。
――応募総数4,128作品の頂点――
第29回電撃小説大賞《大賞》受賞作
具合が悪い日、面倒な日直の仕事がある日、定期テストの日……。彼女が学校に行くのが億劫な日に、私は呼び出される。
愛川素直という少女の分身体、便利な身代わり、それが私。姿形は全く同じでも、性格はちょっと違うんだけど。
自由に出歩くことはできない、明日の予定だって立てられない、オリジナルのために働くのが使命のレプリカ。
だったはずなのに、恋をしてしまったんだ。
好きになった彼に私のことを見分けてもらうために、髪型をハーフアップにした。
学校をさぼって、内緒で二人きりの遠足をした。そして、明日も、明後日も、その先も会う約束をした。
名前も、体も、ぜんぶ借り物で、空っぽだったはずの私だけど――この恋心は、私だけのもの。
海沿いの街で巻き起こる、とっても純粋で、ちょっぴり不思議な“はじめて”の青春ラブストーリー。 -
女子高生になる前と、なった後と、それから。そんな二人の夏の断片。
安達としまむら、二十二歳。私は今、真っ赤になった安達の右足を掴んで眺めていた。次はどこにキスするのがいいかな。
なんでこんなことになってるんだっけ。夏の暑さで常識が脱水症状を起こしてるのかもしれない。……あ、旅行の計画を立てるはずだったんだ。
「ところで、安達は旅行楽しみ?」
「ほほふぇ? りょほー?」
小学生、中学生、高校生。夏は毎年違う顔を見せる。こうして同じ人と、同じ時間を、二人で過ごしていたとしても。
そんな、夏を巡る二人のお話。 -
女子高生二人のちょっと変わった日常と、それからのお話。
私は明日、この家を出ていく。しまむらと一緒に暮らすために。私もしまむらも、大人になっていた。
「あーだち」
跳ね起きる。
「おぉでっ」
派手に後退した私を見て、しまむらが目を丸くした。両手をおどけるように上げる。下りて目にかかる髪を払いながら、左右を見回して、ああそうだと理解していく。マンションに移り住んだのだった。二人きりなのか、これからずっと。
「よ、よろしくお願いします」
「こっちもいっぱいお願いしちゃうので、覚悟しといてね」
私の世界はしまむらですべてが出来上がっていて、これからの未来になにも不安などないのだ。 -
もどかしくって愛おしい。女子高生の秘密の放課後、のぞいてみませんか?
自他共に認めるコミュ障な永遠。誰からも愛される向日葵みたいなリリ。正反対だけどいつも一緒な、大親友の二人にはある秘密が。それは「カプ厨」なこと。
「メルベイユ!」「尊すぎます!」
今日も放課後の空き教室で、様々なカップリングへの愛と妄想を語リ合う日々。
そしてリリには、永遠にも言えないもう一つの秘密が――本当は、永遠が好き。
永遠との語らい、見つめ合い、笑い合う放課後。大好きな人を独り占めできる最高に幸せな時間。のはずが……近頃、続々と乱入者が現れて!?
華ざかり。最強に可愛い女子高生の秘密がつまった放課後ガールズラブ。
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