『朱野帰子(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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絶対に定時で帰ると心に決めている会社員の東山結衣。非難されることもあるが、彼女にはどうしても残業したくない理由があった。仕事中毒の元婚約者、風邪をひいても休まない同僚、すぐに辞めると言い出す新人……。様々な社員と格闘しながら自分を貫く彼女だが、無茶な仕事を振って部下を潰すと噂のブラック上司が現れて!? 働き方に悩むすべての会社員必読必涙の、全く新しいお仕事小説!
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今夜はお疲れ様な自分を癒す、とっておきの一杯を。麗しい女性バーテンダーと下戸の青年の思いを繋ぐカクテル、本音を隠した男女のオイスターバーでの飲み食い対決、父の死後に継母と飲み交わす香り高いジン、少女の高潔な恋と極上のテキーラ、不思議な赤提灯の店で味わう日本酒……。大注目の5名の作家が「お酒」をテーマに描いた、心満たされる短編小説集第2弾!
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「わたし、定時で帰ります。」で話題騒然の著者が放つ女性たちへの応援歌。
なんだろ? この不平等感! そろそろ口に出してもいいんじゃない? 『わたし、定時で帰ります。』の著者が放つ、女子たちの本音満載の物語。例えば――。
女性には”もやもや”がつきものだ。たとえば何回か来る人生の通過儀礼。結婚では夫の名前になり、旧姓は消えてしまう。義理のお母さんから孫を早く生んでと言われる。けれど嫁だから、夫の実家をたてて、自分の本当の気持ちはしまい込む……。最初はちょっとだけのがまんのはずが……。出産、親の痴ほう、失恋、引っ越しなど、人生は常に変わっていく。大小問わず、ふいに訪れる人生の節目で、これまで築いてきた人間関係は変わってしまう。どうして、女性ばかりがそれらを全部背負わなきゃいけないの。普段、人に言えずしまい込んでいる嫌な気持ちを、見つめ、解放してくれる物語の数々。くらやみから聞こえてくるのは――女子たちの本音。私たちはもう一度、生まれ変わる。解放される。自分のために!すべての戦う女性たちのための応援歌! -
家族のために「家事をすること」を仕事に選んだ、専業主婦の詩穂。娘とたった二人だけの、途方もなく繰り返される毎日。幸せなはずなのに、自分の選択が正しかったのか迷う彼女のまわりには、性別や立場が違っても、同じく現実に苦しむ人たちがいた。二児を抱え、自分に熱があっても休めない多忙なワーキングマザー。医者の夫との間に子どもができず、姑や患者にプレッシャーをかけられる主婦。外資系企業で働く妻の代わりに、二年間の育休をとり、1歳の娘を育てるエリート公務員。誰にも頼れず、いつしか限界を迎える彼らに、詩穂は優しく寄り添い、自分にできることを考え始める――。
手を抜いたっていい。休んだっていい。でも、誰もが考えなければいけないこと。『わたし、定時で帰ります。』の著者が描く、もう一つの長時間労働。 終わりのない「仕事」と戦う人たちをめぐる、優しさと元気にあふれた傑作長編!
「あさイチ」(NHK)紹介で大反響!共感の嵐!
みんなそれぞれ違っていても大丈夫と思え、気持ちが楽になりました!(20代女性)
いいですね、結末が。主人公の日常を大切に歩む姿勢が好きです。(30代女性)
こんなに色々な立場から入れるにはなかなか出会えません。
読み終えて、なんだかすっきりしました。(40代女性)
世の中の男性がもっと読むべき本だと思う。私は読めてよかった!(50代男性)
巻末特別収録☆彡スピンオフショートストーリー -
未曾有、といわれる災厄がひたひたとやってきた。
新型コロナウイルスによる感染症。
気がついたら世界中を覆っていたこの疾病を広めないためには、
今のところ人と人を遠ざけるしか手立てがない。
このような災禍の前で、言葉は、物語はどんな力を持つのか。
私たちはどう向き合って、どう乗り越えていくのか。
緊急特集として、十四人の表現者たちに
それぞれの想いを書き下ろしていただいた。 -
『わたし、定時で帰ります。』著者のデビュー作である痛快エンタメ!
無口で地味な派遣OL潔子は、困った同僚・神経質な上司・いじわるな友人たちに悩まされる日々。実は彼らには、謎の憑き物が…。潔子の怒りが爆発するとき、飼い猫=古来の憑き物・猫魂と合体して、黒ずくめの美女に変身する!第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞した痛快エンターテインメントにして、『わたし、定時で帰ります。』著者のデビュー作。 -
「マイナスイオンドライヤーなどの美容家電製品は、廃止すべきです」
自分の主義に反するものを、あなたは売れますか?
大手電器メーカーに勤める科学マニア、羽嶋賢児は、
自社の非科学的な商品にダメ出しをしたばかりに、
最も行きたくなかった商品企画部に島流しに…。
空気を読まずに正論を言う。そんな賢児はやがて部の
鼻つまみ者扱いになってしまう。
賢児のまっすぐすぎる科学愛は、美容家電を変えることができるのか!?
自分の信念を曲げられずに日々会社で戦っている、
すべての働く人に贈ります。
『わたし、定時で帰ります。』で話題の著者が描く、お仕事小説。
解説・塩田春香
※この電子書籍は2016年11月に文藝春秋より刊行の『賢者の石、売ります』を改題した文庫版を底本としています。 -
九歳の時に受けた遺伝子治療によって聴覚が異常に発達した小春は、勤めていたブラック企業の過酷さに耐えきれず辞職した。再就職が困難を極める中、寿命遺伝子治療薬発売を予定する巨大企業の事業部長から、正社員になる条件として発売阻止を目論む子会社への潜入を持ちかけられる。『真実への盗聴』改題。
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