『集英社オレンジ文庫、白谷ゆう(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
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真緒は終也と共に、雪に閉ざされた二上の領地≪白牢≫を訪れる。二番様を有する二上家の当主から十織へ、病床の妻のために死装束を織ってほしいと依頼があったのだ。妻を想っての依頼だが、当の本人はこれを頑なに拒否している様子……。真緒は、持ち前の真実を見抜く瞳と真っ直ぐな心で、夫婦が互いに納得できる方法を懸命に探っていく。真緒の身を案じながらも見守り、深い愛で支える終也。同じころ、≪悪しきもの≫に負わされた傷を癒すため、白牢に逗留している先客がいて……。和風シンデレラロマンス第三弾!
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幽閉され、一途に機織をして生きてきた少女がある時、縁を結び縁を切る、縁の糸を司る神=十番様を所有する神在(かみあり)の一族、十織家(とおりけ)の若き当主・終也(しゅうや)に見初められ、真緒と名づけられる。「迎えに来ました。僕と結婚してくださいますか?」――運命は動き出す。虐げられ続けた日々から救い出された真緒は、十織家でも機織りの才を生かし過ごすうちに、終也の背負ったある秘密を知ることになり……。
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終也と離れた真緒は、帝都に向かう汽車の中で、志貴に思い出話をする。廃れた神事『遠音の儀』を再開すべく、終也と調べていた時のこと。年長者が口を閉ざすなか、昔の先祖返りの日記が見つかる。しかし日記は不自然に破かれていた。十織家の過去と、終也の胸の内を知った真緒は……。ついに十織家の過去と、終也の本心が明かされる!? 人気の和風×花嫁ファンタジー第五弾! 「八番様」を有する一族を舞台にした短編、『神在心中忌譚――蝶々心中/青虫地獄』二編も収録! 「死ぬときは一緒」と誓い合った恋人たちの、美しくも悍ましい物語。
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自分自身の恋心を自覚し、終也を、より確かに想うようになった真緒。そんな終也と真緒の元に、帝都より報せが届いた。皇子たちが《悪しきもの》の災厄により、末の皇子、志貴を除いて落命したという。しかも終也の友人・恭司は、事件への関与を疑われ逃亡しているらしく、二人の周囲は慌ただしさを増していく。真緒と終也は、恭司が逃れた可能性の高い、かつて六久野の人々が暮らした禁足地・天涯島へと急いだ。そこで待っていたのは、国の存亡をも揺るがす哀しい真実と夫婦の絆を試すかのような厳しい現実だった……。大ヒット和風花嫁ファンタジー、緊迫のクライマックス!
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デートの約束をしていたひろと拓己。しかし拓己が体調を崩してしまう。その原因が、拓己が小学生の蓮という少年と訪ねた桃山の幽霊屋敷にあると知って水神の化身シロとともに屋敷を訪れたひろの前に、ヒスイと名乗る謎の美青年が現れる。その屋敷は多くの作品に命を吹き込んで三十年前に亡くなった彫刻家、吉楽雀の屋敷だった。蓮が屋敷の庭にあった彫刻を壊したことが原因で、拓己と蓮は体調を崩したらしいのだ。水の加護篤いひろが、いつも自分を守ってくれている拓己のために謎の解明に立ち向かう! 京都あやかし事鎮め、大人編で二人の恋と仕事の行方は?
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「迎えに来ました。僕と結婚してくださいますか?」――十織終也と真緒、ふたりの結婚から一年が過ぎようとしていた。はるか昔、国生みの時に生まれた神々を始祖とし、未だ所有する一族を、この国では「神在(かみあり)」と呼ぶ。「神迎(かみむかえ)」のため帝都に向かう終也と共に、真緒は初めての遠出をすることになった。その帝都行の鉄道の中で真緒はひどく懐かしいような不思議な夢を見た。「お前の目は特別だから、きっと冬の天の川も見えるのだろう」「ともに還ろう」。隻眼の青年との出会いから明かされる真緒、出生の真実とは? 和風花嫁ファンタジー、待望の第二巻!
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祖母の神社に寄せられる、水にまつわる相談事の解決を手伝いながら、大学院生として民俗学の研究をしているひろ。ある日、偶然持ち帰った一幅の掛け軸を広げると、そこには美しい藤の花と、燃えるような赤い毛並みを持つ山犬の絵が描かれていた。それを目にした白蛇の化身シロは、遠い昔の美しくも切ない記憶を思い出し、ひろに語り始める。平安時代、江戸時代中期、幕末、現代と時をこえて、水神シロがどのように生き、どのように彼らの「心」を愛していたか。その秘密が明かされる、人気シリーズ番外編!
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告白から四年越し…! ようやく付き合うようになった、ひろと拓己。拓己は東京から京都伏見に帰ってきて実家の酒蔵・清花蔵を継ぐための修業に勤しんでおり、ひろは大学院で民俗学の勉強をしつつ祖母の蓮見神社の相談事の手伝いをするようになっていた。もちろん、白蛇の水神さまシロも、ひろの傍でひかえている。名目上、彼氏彼女となった拓己とひろだが、相変わらず幼なじみの関係性から一歩抜け出せずにおり、ひろは大学の後輩でしっかり者の葵に相談する。そんな折り、拓己の知り合いでレストランを経営する赤沢から、自身の邸の庭で奇妙なことが起こると相談があり……!? 桃山から宇治、伏見稲荷大社へ。紅葉織りなす秋から、粉雪舞い散る冬へ……! 美しい京の季節が巡るなか、じれったい恋人たちがあやかしたちの謎に迫る……!
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拓己は大学卒業後、実家の酒蔵を継がずに、就職のため東京に行くということが決まってしまった。そしてひろは祖母の神社を継ぐという自分の夢に近づくべく、京都の大学に進学することを決める。ずっと一緒だった水の神様の化身、シロとの関係性にも変化の時が訪れ、桜舞う春には大好きな拓己との別れが迫る…! 京都伏見のほっこりじんわり、あやかし物語、涙のクライマックスへ…!
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もうすぐ受験生となるひろ。京都の大学に進学して、祖母の神社を手伝いたいと思い始めていたが、母が猛反対している。そんな折り、拓己が高校時代所属していた剣道部のマネージャー、昴が彼を訪ねてくる。昴は拓己の彼女だったというのだが? 進路で悩むひろと拓己の前に、あやかし事件は、ひきもきらず…。季節のページがめくられるごとに二人の想いは高まって…!
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造り酒屋の跡取りで幼馴染の拓己と水神の化身シロに世話を焼かれつつも、しっかりしなくちゃと奮闘中の女子高生のひろ。神社の宮司を務める祖母の手伝いも、少しずつできるようになってきた。そんなひろも、遂に自分の気持ちに気づき始めて…。京都が錦色に輝き満月が美しい季節、あやかしの恋模様も騒がしく…。ほっこりじんわり、やさしさあふれる3つの秋物語。【目次】一 野分けの後に/二 月見うさぎの探しもの/三 桃源郷の終わり
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過保護な幼馴染みの拓己と水神さまのシロに世話を焼かれながらの京都・伏見暮らしも早や半年。高校二年生になったひろは進路に悩んでいた。そんなある日、親友である陶子の様子がいつもと違うことにひろは気づく。快活な親友に元気のない理由、それは……? 光眩しい初夏から盛夏の京都を彩る、花鳥猫。水にまつわるあやかし事鎮め、じんわり優しい3つの夏物語。
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女子高生のひろが東京から京都伏見の祖母の家に引っ越してきて半年近くたったある日のこと、古いお雛さまから不思議な声が聞こえてきて…? 造り酒屋の跡取りで幼馴染みの大学生・拓己と、水神の化身・シロとともに、声の謎に迫ることに。過保護な拓己とシロから自立したくて、ひろも奮闘するものの? ほっこりじんわり、優しさに満ちた、京都のあやかし春物語。
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東京でのめまぐるしい生活に馴染めなかった高校生のひろは、祖母の暮らす京都伏見の蓮見神社に引っ越すこととなった。幼馴染みで造り酒屋の息子・拓己とその家族に世話を焼かれながらの新しい暮らし。そんなある日ひろは拓己の家で、酒造りの要である井戸水に異変が起こっていることを知る。突然井戸から水が溢れるなか、ひろの耳には不思議な声が聞こえてきて!?
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