『秘蜜の本棚、緒方りんこ(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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色白で栗色の細い髪。少し垂れ目がちな瞳に、頼りない唇。そして華奢な身体つきをしている18歳の優大は、家庭教師を務めるタスクの生徒だ。
タスクが優大の家庭教師を始めてから半年、優大は自分のことが好きなのだろうと、タスクは感じていた。
しかしタスクは女の子が好きだ。
優大のことは、正直素直で可愛いと思っている。でも……。
「今度の学校のテストで……百点を取ったら……」
思いつめた表情を浮かべながら、タスクへ問いかける優大。
「百点取ったら、キスしてあげよーか」
タスクは自分の口から出た言葉に戸惑い、ぞわっと全身に鳥肌が立ち、毛穴という毛穴から汗が滲み出した。 -
雑誌の取材のためSM喫茶を訪れた編集長の谷川は、自分でも理解しがたい嫉妬心に乱されていた。
部下でありライターであり、一ヵ月前に「好きだ」と告白をしてきた本間が、店内にいた「男の娘」と店の奥へ消えていったからだ。
(どうかしてる、俺は──)
自分の気持ちがいまだわからない谷川と、自分の気持ちを素直にぶつけてくる本間、二人の恋の行方は。 -
「ベッドで、刺激的なプレイが好きそうな……そんな男性に憧れちゃうわ」
欲求不満の春奈は、主婦友達の智沙子に自分の好みをそう伝えた。
一週間後、智沙子から紹介された年下男性の高石弘太と食事をし、ホテルへ行くことに。
それまでは真面目でおとなしかった高石が、「ビデオ撮らせて」と急に陽気な雰囲気になった。
オ○ニー、フェラ○オ、剃○シーン……。
どんどんエスカレートする高石の変態行為に、春奈の身体が熱くなる。 -
飲み会の予定がキャンセルになり、予定より早く帰宅することになった幸子。
同棲をしている恋人の智之に、早く帰ると連絡したが返信が無い。
マンションに到着し玄関を開けると、見慣れない靴がそこにはあった。
「智之が浮気……?」
ドアを開け、明かりをつけると、見知らぬ男が智之の股間に顔をうずめている。
男に浮気をされた怒りで我を忘れる幸子は、とんでもない行動に出る。 -
性的マッサージを受けられるリラクゼーションサロンで、同性に感じさせてもらうのを密かな楽しみとしている、キャリアOLの遼子。
ある日彼女は施術後に女性スタッフから、深夜に男性が自宅に侵入して感じさせてくれる「夜這いサービス」を勧められる。「優しく愛撫してくれて絶対安全だから、責められ好きの遼子さんにはぴったりですよ」。
その言葉どおり、指定日の夜に浸入してきた男性は、優しい指遣いと甘い囁きで、彼女を蕩けさせてくれた。放心状態になるほどの悦びの中、しかしどこか不満を覚える遼子。(こんな優しい愛撫じゃなくて、もっと強引に、激しく責め立ててほしかった……) -
サディストとマゾヒストが集まる快楽主義者達の社交場、老舗SMバー「NOIRE」。
元従業員だった木崎は、同級生の田代を連れて約十年ぶりに入店した。
中央にあるステージで始まったSMショー。
そこへ現れた清楚でスレンダーな「ケイ女王様」に木崎は目を奪われた。
その後、彼女に誘われアフターで二人きりになるも、お酒を飲み、帰り際にキスをするだけにとどまる。
甘い香りと唇の感触を思い出しながら翌朝出社すると、同僚の吉野が具合悪そうにしている。
覗き込んだ顔には、見覚えのある泣き黒子が……。
SM、女装子、クール受ストーリー。
【本作品はハニーボーイズVol.3に掲載されております】
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