『宮子あずさ(文芸・小説、新書)』の電子書籍一覧
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いい医療を受けるため! 治療する側からの本音!!――大病院に勤めるベテラン看護師が、患者・患者予備軍に知っておいてほしい病院、そして看護の基礎知識と最新情報を現場から伝える。病気・病院と上手につきあう法とは。
たとえば糖尿病にかかった患者さんに対して、「あの人は昔から変わり者だったから病気になったのだ」とは誰もいわないでしょう。ところが、精神科疾患の場合、時に病気になったのは本人や周囲が悪い、といった論調が幅を利かせます。たとえば、「マイナス思考が悪い」、「親の育て方が悪い」と周囲はいうし、患者さん自身もそうした反省から縮こまってしまったり、逆に「誰が私を悪くした」と犯人探しに精を出したりする。身体病同様、「病気は人を選ばない。これは避けられない不運なのだ」とみんなが思えれば、どれだけ心安らかに療養できることでしょう。
●患者と医療者の微妙な関係
●決断を求められるとき
●積極的治療をめぐって
●定年や子どもの巣立ちと発病
●「身体へのほどよい鈍感さ」
●治療できる「死にたさ」もある
●「濃い中年男性のかかる病気」
●夜の病院の不思議
●奇跡の生還を果たした男性
●「病院のお金」は何とかなる!? -
病と向き合うことは、人生と向き合うこと。「傷ついた人だけが持つやさしさ」「母親であることと、病と闘うことの両立は難しい」など、長く患者さんと向き合ってきたベテランの看護師が、人間の真の姿を見つめたエッセイ集。ベストセラー『看護婦が見つめた人間が死ぬということ』の続編。病を得て初めて真の姿が見える!
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だからナースはやめられない! 内科病棟から、精神科へ異動。戸惑いながら、それでも変わらぬ、看護師という仕事の本質と魅力を描いたエッセイ集――看護師の仕事は魅力的!? 「○○さん、頑張ってね」と患者さんを励ますうちに、不思議なことに自分までが元気になってくる。ときに、やりきれなさや限界を感じつつも、「“辞めたい辞めたい”も“仕事が好き”のうち」と続けてこられた理由を、病院内の人間ドラマや身近な出来事でつづった、看護師の本音エッセイ。
●明るく「うんこ」と言えるたくましさ
●優しさにも限界があるのです
●雑談も芸のうち
●励ますうちに自分も元気に
●患者さんは看護師の“師匠”
●内科から神経科(精神科)への勤務交代
●慣れることのない“死”
●意識の明確なうちに最期の言葉を
●看護師は病院辞めても看護師だ! ほか
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