『石堂まゆ(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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斉が神火の中に消えてから、ひと月あまり。明琉、香樹たち神魂を継ぐ七人の「神子」は、八魔途を開き現世に満ちた魔獣を退治する日々を送っていた。この間、明琉の指導者となっていたのは香月。ふたりの間には新たな主従関係が芽生え、結びつきは急激に深まっていった。そんな時北九州市上空に、陽炎のような七色の光に包まれた浮遊都市・神都が出現した。神都が見える時は、倭の地が終末に向かう時だという。滅びはいまや夢ではなく、神都に乗って現代の神子たちに迫りつつあった。※あとがきは収録されていません。
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黄泉国に留まった明琉は、斉への思いを募らせていた。しかし斉の目的は、狗奴一族の怨みを晴らし、現世を幽世の支配下に置くことにあった。斉は、明琉の肉体を媒介にして境界樹に魔獣の力を注ぎ込み、現世に決定的なダメージを与えようとしていた。宗像三兄弟の祭祀によって魔獣を体内に詰め込まれ、明琉の力は膨大にふくれあがる。一方、出雲から帰った香樹の兄の香月は、黄泉に囚われた明琉を奪回しようとしていた。香月は、邪馬台国の神祇長官・日都岐の神魂を継ぐ者だったのだ。※あとがきは収録されていません。
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斉が行方不明になってから、一週間以上がたった。神子としての記憶が甦りつつある明琉は、毎夜斉の夢を見ていた。夢の中では、明琉は邪馬台国の女王・卑弥呼。斉は敵国・狗奴国王の速彌。速彌を見て卑弥呼はひと目で恋に落ちたのだった……。剣道の県大会に出場した明琉は、快調に勝ち進むが、明琉は自分を操る斉の気配を感じる。次の対戦相手は、強豪・宗像三兄弟を擁する神湊学園。三兄弟の多紀理と対戦した明琉の周りで突然異変が起こった。場内の時間が止まってしまったのだ! ※あとがきは収録されていません。
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明琉は高校二年生。幼なじみの香樹、親友の斉と平和な学園生活を送っていた。学校の帰り道、古代の青銅の剣を発見した斉は≪待ちわびた≫という何者かの声を聞く。謎の声に導かれて魔獣が出現し、斉の封じられた記憶がよみがえった。その後、明琉の高校では奇妙な噂が立ち始めた。斉の発見した古墳には卑弥呼の呪いがかかっていて、行方不明者が出ているという。しかも現場近くで明琉らしい人物が目撃されていた。まったく記憶がない明琉だったが、明琉の体には魔獣が入り込んでいたのだ! ※あとがきは収録されていません。
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始業式の騒動以来、高苗龍二は<キレた優等生>として周囲から疎んじられていた。敷かれたレールからはみ出ようと学校にも親にも反抗的な行動に走るようになった龍二を拾ったのは、<獄狼(ヘルハウンド)>二代目会長・高島和泉だった。走ることの楽しさを、スピードに潜む熱いものを龍二は知る。そしてもうひとつ龍二の心を捕えたのは、クラスメイトである一色栄の重く、濬く、冷たいまなざしだった――。※あとがきは収録されていません。
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湾岸に覇を競う二大暴走族<獄狼(ヘルハウンド)>と<毒眼竜>。<毒眼竜>の総長・筧将宗は、ある日見かけた激美形の少女に心を奪われる。少女の名は九藤春香。皮肉にも<獄狼>のマスコットだった。だが彼女は、ただの「お人形」ではなかった。封印された彼女の過去をめぐって戦いの火種が仕掛けられ、湾岸の夜に嵐の予感が吹き荒れる。男たちの熱い戦闘に春香の眠っていた牙もまた目を覚まそうとしていた…。※あとがきは収録されていません。
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ダードリア――それは人々の願いを叶える樹。草原の国の三つの部族、紅樹族・青樹族・黄樹族はそれぞれの樹を守って暮らしていた。だが、ある日、紅樹族の長の娘・朱夏のもとに黄樹から急便が届く。黄のダードリアが枯れかけているというのだ。前代未聞の出来事に、朱夏は幼なじみの青樹と原因究明に乗り出すが、今度は突然黄樹が砂漠に姿を消す。次々と訪れる凶兆に朱夏と青樹は戸惑うが…。※あとがきは収録されていません。
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