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『富士見L文庫、凪かすみ(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • シリーズ2冊
    770(税込)
    著者:
    崎浦 和希
    イラスト:
    凪かすみ
    レーベル: 富士見L文庫
    出版社: KADOKAWA

    “呪い”と呼ばれた孤独な少女と“呪われた”年上婚約者の契約結婚物語。

    ◆魔法のiらんど大賞2021小説大賞恋愛ファンタジー部門特別賞受賞作◆

     父は娘を【呪い】と呼んだ――。

     没落貴族の女学生・鶴は、父に結婚を命じられる。売られるように決められた婚約者は、顔も知らない実業家の青年・秋人だった。
     秋人が一人で住む洋館で暮らすことになった鶴は、初めて出会った彼から「自分は呪われている」と告げられ、その言葉に戸惑う。
     暮らしの中で秋人が【呪い】と呼ぶ怪奇現象と苦悩する彼の姿を知っていく鶴。政略結婚にも関わらず、鶴を守ろうとする秋人の優しさにも触れ、 次第に彼の力になりたいと感じ――。

     呪われし婚姻のその先で、少女は恋をはじめる。


    ※巻末には、本編のその後の二人を描いた書き下ろし短編「訪れた平穏、続く非凡なる日々」を収録しています。



    ◆登場人物紹介◆

    ・鶴(つる)…没落貴族の一人娘。女学生。とある事情で生家に居場所を見いだせずに育った孤独な少女。

    ・秋人(あきと)…実業家の青年。天涯孤独。【呪い】のせいで周囲の人々から距離を置いて暮らしている。
  • 日輪が消えた国で、贄の少女と追放された皇子の旅が始まる。

     十年前に日輪が消えた国、照日原。その辺境の郷の姫・かさねは狐神の花嫁に選ばれる。だが花嫁とは、日照不足で不作続きの郷を救うための贄を意味していた。知らずに狐に喰われかけたかさねは、金目の青年・イチに助けられる。見返りとして彼が要求してきたのは、日輪を司る日神に会うためにかさねの「力」を貸すことだった。
     戻る場所のないかさねはしぶしぶ同行を決める。しかしイチこそが日輪が消える原因を作り、都から追放された皇子だと気づき――。
     運命に抗うための旅が、今始まる。心揺さぶるファンタジー開幕。

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