『山本一力、801円~1000円(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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―特別企画―
連続ドラマ「ネメシス」4月11日放送開始!
・櫻井 翔 撮り下ろしグラビア&インタビュー
「演じることと、創ること」
ドラマ第一話の脚本協力として書き下ろした小説を特別掲載!
・今村昌弘「天才探偵、現る!」
探偵事務所ネメシス。そこには、天才的な助手と探偵がいた。
・プロデューサー北島直明が語る「ネメシス」驚きの仕掛け
日テレ×講談社が放つ「新時代の探偵物語」、制作現場の秘密に迫る!
・「我が産声を聞きに」書評 角田光代
<グラビア>
・速報! 吉川英治賞発表!
吉川英治文学新人賞は武田綾乃&加藤シゲアキW受賞!
<シリーズ「旅」>
・石川宗生「シャカシャカ」
唐突に地表があちこちシャッフルされるようになった世界。
ぼくたち姉弟の、生き残りをかけた旅が始まる。
<読み切り&対談>
・大木亜希子「風俗嬢A」
女優を目指す三十一歳。同業の彼氏とも崩壊の危機にある。
そんな崖っぷちの彼女に与えられた役は、名もなき風俗嬢。
・大木亜希子×有村藍里「30歳女性、覚醒する瞬間」
人生、30を超えてからが本番だ!?
これまでの成果やしがらみと向き合いながら生きていく方法。
<ルポルタージュ>
・高野秀行「移民の宴 ミャンマー反クーデター編」
軍のクーデターに怒るミャンマーの民衆たち。
東京のミャンマー料理屋に、その生の声を緊急取材!
<シリーズ>
・長浦 京「NOC 緋色の追憶」
沖野修也、“元”警察官、十九歳。組織を離れた「先輩」との再会のときが近づいていた。
・森沢明夫「さよならドグマ 書店員・白川心美の章」
書店用配布見本を読んで感動した心美は、その小説の著者の来店を心待ちにしていた……。
<エッセイ>
・酒井順子「人はなぜエッセイを書くのか ~日本エッセイ小史~」
・後藤拓実(四千頭身)「これこそが後藤」
・岸田奈美「飽きっぽいから、愛っぽい」
・藤谷 治「小説から聴こえる音楽」
・新井見枝香「きれいな言葉より素直な叫び」
<コラム>
・〆切めし 砥上裕將
・武田砂鉄「もう忘れてませんか?」
<漫画>
・益田ミリ「ランチの時間」
・ジェントルメン中村「ようこそ! アマゾネス☆ポケット編集部へ―NOW―」
・意志強ナツ子「るなしい」
<本>
・書評現代
ミステリー 若林 踏
青春・恋愛小説 吉田大助
時代小説 柳亭小痴楽
エッセイ・ノンフィクション 内藤麻里子
・読書中毒日記 東山彰良
・今月の平台
*ライト版には、白石一文「我が産声を聞きに」は収録されておりません。
※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります。 -
人の弱さも企みも、家宝の天眼鏡で全てお見通し。江戸町人情物語、開幕!
日本橋の村田屋は創業百二十周年の老舗眼鏡屋。そのあるじの長兵衛は、すぐれた知恵と家宝の天眼鏡で謎を見通すと評判だった。
ある日、目明かしの新蔵が長兵衛に助けを求めてくる。住吉町の裏店で起こった人殺しの本当の下手人を挙げるのに長兵衛の力を借りたいという。
浜町の目明かし・巳之吉が、殺人が起こった長屋の者たちの手を検分して、手が汚れていたというだけでそこに住まう十七の娘おさちに縄を掛けたという。
ろくな調べもせずに罪なき娘を引き立てたことに怒りを覚えた長兵衛は、広い人脈と持ち前の人柄を発揮して事件を解決に導く。
長兵衛の評判がますます高まる中、今度は木場の檜問屋・福島屋矢三郎の遺言状の真贋鑑定を依頼される。
息子の豊太郎に遺されたものの他に、矢三郎の弟・新次郎の許にも遺言状があるのだという。
長兵衛は天眼鏡で真贋を明かすが、福島屋を自分のものにしたい新次郎の企みによって、事態は思わぬ方向へ動き……!? -
深川で版木彫りと摺り業を営んできた釜田屋岩次郎。安政の地震と大火ののち、画期的な瓦版「早刷り」を世に届けようと立ち上がる。一方、それを快く思わない本所の瓦版屋・初田屋昌平は悪辣な妨害に動きだす。江戸の職人気質を存分に描く痛快な長編時代小説。
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鮨職人の心意気と江戸の人情、ここにあり!
天明から元号が寛政へと改元された一月下旬、鮨職人の新吉は、深川・亀久橋のたもとに「三ツ木鮨」の看板を掲げた。「吉野家」の親方から受け継いだのは、酢に砂糖を用いたほどよい甘さが人気の鮨だ。伝統の味を守るため、日々精進を重ねる新吉だったが、土地に馴染みのないこともあり開業早々から苦戦してしまう。さらに、公儀が武家の借金を棒引きにする「棄損令」を発布したことにより、江戸にはたちまち不景気風が吹き荒れだす。大きな痛手を負う新吉だが、ふとしたきっかけで旗本勘定方祐筆・小西秋之助と出会い、かきの皮を使った合わせ酢を教わる。それを活かそうと試行錯誤を重ねた新吉のかき鮨は、徐々に町方からの評判を生んでいく。「棄損令」に思い悩んでいた秋之助も、新吉の商いが軌道にのることで世のために役に立つことができたと喜びを噛みしめていった。生きる世界が違えども、互いの生き様を通して信頼し合っていく新吉と秋之助。そこには男たちの仕事にかける熱い心意気があった。職人の誇りをかけ日々奮闘する新吉と、長屋に暮らす仲間たちとが織りなす感涙の人情時代小説。解説は末國善巳氏。
※この作品は文庫版『銀しゃり』として配信されていた作品の新装版です。 -
清水湊から父島、そしてアメリカへ!
アメリカに憧れ、アメリカを旅した時代小説作家・山本一力のウェスタン小説登場
江戸末期の文政年間、小笠原の父島に漂着した娘とアメリカ人の元捕鯨船乗りの間に生まれた兄弟、丈二と子音。
彼らはアメリカの捕鯨船フンラクリン号の副長だった若き日本人ジョン・マンと出会ったことで、大航海への夢を募らせていく。
当時、海の向こうのアメリカ西部はゴールドラッシュに沸き、一攫千金を夢見る人々が殺到。
シャンハイの大富豪チャンタオも事業拡大を狙ってサンフランシスコへ向かう。
途中立ち寄った父島で、丈二と子音の兄弟を船に乗せ、たどり着いた新天地で作業着店を開業。
そこにやって来たのが、妻を殺したサントス一味への復讐を誓うリバティー・ジョーだった。
日米中を股に掛けた、男たちの死闘必至の大作戦が始まった――。
週刊文春に一年以上をかけて連載された、山本一力版の大西部劇。超弩級の作品がついに文庫化!
解説・縄田一男
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