『中里友香(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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ライトノベルの皮をかぶった幻想文学、レトロな和風怪異譚。
明治二十六年。
九鬼白雪は上京する。
マレビトの能力持ちである少年少女が帝都の闇夜と寄宿舎を舞台に繰りひろげる、奇妙な毎日。立ちはだかる怪異。
あくなき蟲毒と孤独の絡みあった果てで白雪が見つける新しい風景とは――。
この現世の命運は、檻か、鎧か、魂の鍛錬場。
ライトノベルの皮をかぶった幻想文学、レトロな和風怪異譚が電子版でも公開。 -
謎めいた因縁のねじれは、正すことができるのか。生者と亡者、二つの世界がいびつに交差する。めぐり会い、別れ――比類なき因縁奇譚。アガサ・クリスティー賞、日本SF新人賞受賞作家の最新作!
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春の夜明けにむかって説き明かされていく療養所の秘密とは――。第9回日本SF新人賞受賞作、絶版となっていたゴシック幻想奇譚が今よみがえる。
<I> ……甘美な幸福とはこのことだったのか。</I>
<I> 肉体と精神とを仲立ちしている知覚がちぎれて、放たれていく刹那の残像と余韻――その先にある淵のふかみだ。</I>
黒十字サナトリウムの患者は、誰しも自分を吸血鬼だと思いこんでいる。
「救いの神がいるのか私は知らない。私は天国に居ないのだから。地獄にも落ちていないから、裁きの神がいるのかもわからない。でも神の法からは逃れられない。私が吸血鬼として甦っているのだから」
春の夜明けにむかって説き明かされていく療養所の秘密とは――。
第9回日本SF新人賞受賞作、絶版となっていたゴシック幻想奇譚が今よみがえる。 -
1920年代後半の英国。 エリオットには秘密があった。 資産家の子息の替え玉として名門大学で学び、目が見えなくなった「血のつながらない妹」のため、実の兄のふりをして通いつめる日々。 そんなエリオットの元に、シグモンド・ヴェルティゴという見目麗しき一人の男が現れる。 《脱け出したくばね、必要なのは概念の改革だよ。エリオット・フォッセー》 もの憂い眩暈。純粋な美。エレガントな悪徳。高貴な血に潜んでいる病んだ「真実」 精緻な知に彩られた、めくるめく浪漫物語。
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