『ショウ! 1、高杉良(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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カリスマ社長を喪った会社の運命は?
東邦食品工業の創業者で相談役の小林貢太郎が急死した。絶大な権力とカリスマ性で会社を掌握していた小林の死に、社内は大きく揺れ動く。大株主でもある未亡人・晶子の支持を得た社長の筒井は、周囲を蹴落としワンマン体制を築きあげていくのだが……。大手食品メーカーの創業経営者の突然の死と後継者争いを描き、今日、多くの企業が直面する経営承継問題の本質に鋭く切り込んだ、著者渾身のビジネス小説! -
1993年、協立銀行虎ノ門支店副支店長の竹中治夫は総務部主任調査役へ、突然移動することになる。平凡なサラリーマン人生を歩んできた竹中に命じられたのは、総会屋対策の「渉外担当」だった。最初の特命はなんとワンマン会長の娘の不倫トラブル隠しだという。バブル経済崩壊後の欲望渦巻く銀行のなかで、男は孤独と葛藤に揺れながら、生き残りを賭ける。時代や人に翻弄されながらも、働くことに身をささげる――
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1970年、世界的コングロマリット「ワーナー・パーク」の日本法人に経理本部長としてヘッドハンティングされた池田岑行は、入社早々にしてメーンバンクの変更、経理部門の再編など、停滞していた社内に次々と改革を成し遂げる。しかし、その裏で彼を待ち受けていたものは、追い落としを図ろうとするライバルたちの卑劣な罠だった-。公私混同著しい上司との対決、陰謀と策略渦巻く、一瞬の隙も許さぬ人事抗争、相次ぐCEOの解任…。"非情の外資"を、その卓越した財務戦略で30年にわたって生き抜いた唯一無二の日本人、「奇蹟のCFO」と呼ばれた男の目をとおして見た、巨大外資企業の真実。 -
闇の社会に浸食された巨大銀行の内部で、中堅幹部(ミドル)たちの抵抗が始まった
大手都銀行・協立銀行の竹中治夫は、突然、本社総務部への異動を命じられる。通称“渉外班”――総会屋対策を担当するポストである。上層部からの特命を帯びた竹中は、心ならずとも不正融資に手を貸してしまう。組織と個人の狭間で葛藤しながらも、ワンマン会長のスキャンダル隠しに加担せざるをえなかった竹中は、会長側近の秘書役と駆け引きし、元大物総会屋や企業舎弟じみた人物との交渉に奔走する。今日の銀行が直面する問題に鋭いメスを入れ、日本中を揺るがせた衝撃の話題作。 -
政官との癒着、談合体質、蠢く闇社会…。建設産業の暗部に迫る問題作!
バブル前夜、大洋銀行調査役の山本泰世は、準大手ゼネコン・東和建設への出向を命じられた。拡大路線をひた走る同社社長の秘書となった山本は、建設業界のダーティーな実態を目にする。公共事業と政治献金、株価操作……莫大な利権をもとに政界・官界と癒着した業界は、徹底した談合体質を有し、闇社会とのつながりももっていた。建設業界を舞台に、日本の政治と経済の暗部に切り込み、組織と個人のあり方に鋭く迫った問題作。 -
名門新聞社を襲った醜聞。日本経済をリードした第4権力はこうして自浄力を失った! 著者渾身の力作長編。
リクエストコスモス社未公開株譲渡をめぐり、政・官・財を巻き込むスキャンダルが発生、日本経済を牽引してきたとの自負を持つ東京経済産業新聞社では、社長が連座し退任に追い込まれる。これが名門新聞社の迷走の始まりだった……。【上下 合本版】で登場。 -
今や壊滅寸前の消費者金融業界。その隆盛の正体に迫る問題作!
行内抗争に敗れた帝都銀行・元常務の大宮は、消費者金融最大手「富福」のオーナー社長・里村から副社長に迎えられる。里村は独断専行の絶対君主として同社に君臨していた。消費者金融業とは何だったのか?【上下 合本版】で登場! -
危機に瀕するクレジット社会の内幕を描く! カード犯罪が増大し、ローンの不払い、自己破産が横行するのはなぜか。クレジットカードの総発行枚数は約1億8千万枚――業界・使用者をめぐる不透明な実態を綿密な取材で明かし、“消費者金融”再生に賭ける男たちの、熟きドラマを活写する。『座礁』を改題。
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