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『平谷美樹、1年以内、雑誌を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧

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  • 芳蘭は唐へ貢ぎ物として送られるさ中、耶律突欲と出会い、運命を共にすることとなった。一方、契丹の皇后・月理朶の命により、寮州城にいた明秀たちは、捕らわれの身となってしまう。失ったものは東日流兵千人の命。明秀は、自分を護ろうとして死んでいった千人のために、何があっても生きのびようと決意をする。滅びゆく渤海の運命は果たして……?  壮大なスケールで描く、大長篇伝奇ロマンシリーズ第五弾!
  • 渤海は滅亡し、契丹では皇帝・耶律阿保機が暗殺された。激動の中、契丹国皇后・月理朶は、弟の堯骨を皇帝にするために、突欲に東丹国の統治を命ずるのだった。一方、新たなる渤海国の復興のために、明秀は安東勇魚たちとともに、東日流軍を率いて契丹国に抵抗し続けていた。突欲と明秀は、それぞれの野望と覚悟を持って再び闘うことになるのだが……。大好評の大長篇伝奇ロマンシリーズ第六弾! (解説・細谷正充)
  • 明秀たちの率いる東日流軍は、遼東に東日流府をうち立てた。だが、契丹の動きが気になった明秀は、須哩奴夷靺鞨を助けに向かうのだった。そんな中、罪のない良民を多数殺害し、出奔した建部清瀬麻呂が、安東勇魚を訪ねて帰ってきた。馬朝義の忠告に逆らい、勇魚は罪を償うと言う清瀬麻呂を受け入れるのだが……。壮大なスケールで描く大長篇伝奇ロマンシリーズ、第四弾!
  • 大明秀は、東日流から千人の援軍を率いて、再び渤海へやってきた。安東兼任から、周蘭の死と耶律突欲の要求を聞いた明秀は、大徳信たちとともに敵地・契丹へ赴くことに。一方、須哩奴夷靺鞨に捕らえられた芳蘭にも、再び突欲が迫りつつあった。渤海、契丹、東日流、須哩奴夷靺鞨、それぞれの野望がぶつかるとき、運命は大きく動き始めようとしていた……。壮大なスケールで描く大長篇伝奇ロマン、シリーズ第三弾!
  • 延喜十八年(九一八年)夏、東日流国(現在の青森県)。東日流の人間として育てられてきた宇鉄明秀は自分の出生の謎を解き明かすために、海を隔てた渤海国へ向かう。十七年前に赤ん坊だった自分を東日流のに連れてきたのは誰なのか? 命がけの船旅を経て、やがて明秀は渤海の港町・麗津に辿り着くのだが……。幻の王国・渤海を舞台に繰り広げられる、侵略と戦争、恋と陰謀。壮大なスケールで描く、大長篇伝奇ロマン小説の開幕!
  • 渤海国王族の血筋であることが判明した明秀は、二月ぶりに東日流に帰ってきた。契丹国との戦に備えて、渤海国王より援軍の頼みをつづった国書を届けるためだった。そして明秀は契丹方術師に対するために、同じ力を持つ易詫を探すことに。一方、契丹国から皇太子・耶律突欲の拉致を理由に、領土を要求された渤海国では、戦を避けるために大特信の妹・芳蘭を人質に献上しようとしていた……。壮大なスケールで描く大長篇伝奇ロマンシリーズ第二弾!
  • 義経の遺志を守り、自らの耳を切り落とした沙棗。義経の死を確認できずに、奥州追討を進める頼朝。やがて文治五年(一一八九年)七月、頼朝は鎌倉出陣した。一方、平泉藤原氏が滅びることが、陸奥国、出羽国両国の平和を引き延ばせると考える基治の決意を聞いた沙棗。己れもまた、義経として頼朝に追ってもらうために、北へむかうことを決めた。激しい闘いの仲、国衡が、泰衡が散っていく。沙棗が最後に見るものとは果たして……?
  • 頼朝に利用された挙げ句、切り捨てられた義経。走者(逃亡者)となり、ひたすら北へと逃げていた義経たちは、文治三年(一一八七年)の春に平泉に到着した。病にたおれ、抜け殻となって夜具に横たわる義経。頼朝の奥羽攻め寄せに覚悟して“その日”の準備を進める藤原秀衡。やがて正気をとり戻し、自分を取り巻く全ての状況を理解した義経は腹を切る。義経の想いを知り、義経の首を切り落とした沙棗は、自分は義経として生きることを決意するのだった。
  • 江戸の貸し物屋を舞台に娘店主が痛快謎捌き!
    大人気! 読み心地満点の書き下ろし時代小説!

    物のみならず知恵も貸すと評判の江戸のレンタルショップの娘店主のもとには、
    今日も秘密と事情を抱えたお客たちが訪れて──。

    「面白れぇ謎に行き当ったら、首を突っ込んでみたくなるんだよ」
    ──江戸っ子の暮らしを支える貸し物屋・湊屋両国出店の主は、真っ直ぐな気性と人情と口の悪さで知られる江戸娘。
    「無い物はない」うえに知恵も力も貸してくれると評判の店の暖簾を、今日も訳ありのお客がくぐる──。

    借りた釣り竿を持たずに毎日釣りに出かける男の目的は?
    大火鉢と夜具十組が運込まれた仕舞屋に集う者たちの正体は?

    お客が求める貸し物の陰に隠れた秘密を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、大人気書き下ろし時代小説、待望の第四弾!


    <目次>

    髪結いの亭主
    割れた鼈甲櫛
    六尺の釣り竿
    火の用心さっしゃりやしょう
    凶刃と大火鉢
  • 盲目の美少女修法師、百夜のもとにもたらされた今回の怪異は、顔に風がかかると同時に、部屋中が真っ赤に染まるというもの。いかなる九十九神の仕業か?

    盲目の美少女修法師、百夜のもとを訪れた茶問屋、尾張屋清右衛門。毎早朝、夢うつつのさなか、顔にふうっと風が当たるとともに、部屋の中が赤い光で満たされるのだと言う。九十九神の仕業とみた百夜は、一番弟子を自称する左吉と共に、尾張屋の寝間に泊まり込むことにしたのだが…?

    盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第109話。
  • 嘉応二年(一一七〇年)。朝廷が行った強制移住で近江の国に生まれ育った蝦夷のシレトコロは、まだ見ぬ本当の故郷―奥州―を想っていた。十三歳の春のこと、三条の橘司信高と名乗る男があらわれ、シレトコロは奥羽に連れて行かれる……。それは、後の源義経の影武者とするためだった。一方、鞍馬山の牛若は、「あなた様は、源氏のお血筋。平家を打倒し、天下に名をはせるお人」という言葉によって剣術の稽古を続けていた。そして〈遮那王〉と名乗ることになった十六歳の牛若は、奥州平泉に向かう決意をする。壮大なスケールで、新しい義経を描ききった、歴史小説の金字塔!
  • 寿永三年(一一八四年)九月。義経が検非違使五位尉に叙せられて、京の治安は落ち着き始めているかに見えた。だが激怒する頼朝は義経を京に飼い殺し、雑事ばかりを与えていた。元暦二年(一一八五年)、頼朝は平家の本拠である屋島を攻めるために、義経を追捕使として四国へ向かわせることになった。二人の影武者、沙棗と小太郎とともに戦いに挑む義経。兄・頼朝を信じようとする義経と、頼朝は怨敵であると認識する沙棗。運命が、二人を中心に大きく動き始めていた……。
  • 737(税込)
    著者:
    平谷美樹
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    大正12年、奇妙な石を持った男が宮澤賢治のもとを訪れる。ふたつに割れた琥珀の片割れで、封じ込められているのは妖精なのだとか。半信半疑で石を手に樺太への旅に出た賢治に、以前からこの石を追っているという男女が接近してくる。彼らの話では、もう片方の琥珀の力で不死となった祈祷僧ラスプーチンが奪取を狙っているという――。偶然その片割れを手に入れた宮澤賢治は争奪戦に巻き込まれ……。人智を超える力を帯びた琥珀をめぐる暗闘を描く大正ロマンファンタジー。
  • 謎が謎を呼ぶ虎脱走事件。
    ミステリと時代小説の融合を試みる作者の
    これが最高傑作だ!
    ―――――縄田一男氏(文芸評論家)

    家康から贈られた虎が城から逃げ、死体が消えた!
    国を揺るがす虎騒動の意外な真実とは?
    会心の歴史時代ミステリー長編!

    徳川家康から南部藩に拝領され、盛岡城内で飼われていた虎二頭、
    乱菊丸と牡丹丸が檻から飛び出した。
    徒目付の米内平四郎は城下町に逃げた乱菊丸を見事に生け捕りするが、
    牡丹丸は傍若無人の若殿・南部利直に鉄砲で撃ち殺されてしまう。
    平四郎が城に駆け付けると檻の見張りをしていた番人は絶命していた。
    責任を取って腹を斬ったと思われたが、その死因には不審な点が。
    さらに檻の中にいるはずの囚人の死体が消えていた!
    若殿の乱心か、領内のキリシタンの仕業か、それとも――
    密命を受けた平四郎が藩を揺るがす大騒動の謎に挑む!
    目次
    序章         
    第一章 虎捕物    
    第二章 切支丹と金山 
    第三章 乱世の尻尾 
    第四章 雪原の若武者 
    第五章 繋がらぬ環
    第六章 騒動の真実
  • 南蛮人の亡魂と共に現れた、金属の風車らしきもの。障りをもたらすのは亡霊か、付喪神か。風車の正体は?

    百夜の家へ、桔梗に連れられやってきた蝋燭問屋の番頭。店の者が次々と障りにあい、指が輪を作ったまま離れなくなったり、南蛮人の亡魂が出ると言う。そして亡魂と共に現れる謎の物体。金属で出来た風車に見えるのだが…?

    盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第108話。
  • 口は悪いが気性は真っ直ぐの江戸娘が大活躍!
    痛快ホロリ、読み心地満点の大人気時代小説!

    「無い物はない」江戸のレンタルショップ湊屋両国出店の娘店主は、
    物だけでなく知恵も貸してくれるという評判を聞きつけて、
    今日も悩みと秘密を抱えた胡乱なお客がやってくる──。
    湊屋本店と江戸市中に十二ある出店のすべてを訪れた謎の翁の正体は?
    慌てて借り出された五本の蛇目傘はいったい何に使われるのか? 
    毎夜馬小屋を訪れる怪しい影は河童? それとも亡魂?

    厄介事も無理難題も持ち前の好奇心と人情で一件落着!
    お客が求める貸し物の陰に隠れた事情を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、
    大人気書き下ろし時代小説、待望の第三弾!

    <目次>
    能管の翁
    魚屋指南
    五本の蛇目
    野分の後
    湯屋の客

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