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『津本陽(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全178件

  • 440(税込)
    著:
    とみ新蔵
    著:
    津本陽
    レーベル: ――
    出版社: リイド社

    数多の強敵を乗り越え、薩摩の地に「示現流」を根付かせた東郷重位!待ち受ける最後の敵は柳生新陰流…津本陽原作の傑作剣術時代劇画、遂に完結!!
  • 440(税込)
    著:
    とみ新蔵
    著:
    津本陽
    レーベル: ――
    出版社: リイド社

    津本陽の名作を完全劇画化!最強を誇る島津藩の御流儀「示現流」。その開祖・東郷重位の峻烈な生き様を描く本格剣術時代劇画!
  • 合気の達人が極めた武術の神髄。

    不世出の剣豪小説家、渾身の遺作。

    初文庫化!

    剣豪小説の第一人者が武術の深淵に挑んだ遺作!

    「合気心に至れば、我無く、人無く、生も無く、死もまた無し」――大東流合気武術の達人、佐川幸義。わずかに触れただけで相手の体が吹っ飛ぶ魔法のような技を目の当たりにし、剣道有段者の著者はその技の深淵を探るため門人となったが…天才武術家の謎の生涯をたどり、弟子たちが見た師の素顔を通して、知られざる神業の真髄に迫った、渾身の遺作。

    目次
    第一章 ちいさな閃き
    第二章 疾風の打ちこみ
    第三章 ふしぎな機縁
    第四章 師弟のつながり
    第五章 言葉のない会話
    第六章 理と気
    第七章 佐川合気活法の神髄
    第八章 武田惣角先生の足跡
    第九章 先生の息子さん
    第十章 秘密の世界
    作品解説:末國善己
    作家解説:菊池 仁
  • 元禄バブルを生き抜いた男・吉宗。人気時代小説家が読み解くスーパースター吉宗の手腕と戦略――元禄のバブルに挑み、享保の改革を断行。大胆なリストラクチャリングを行った、八代将軍・徳川吉宗。情報網を掌握し現状分析能力にすぐれた吉宗こそ、現代に通じるリーダーシップではないだろうか。『大わらんじの男』の津本陽、『小説徳川吉宗』の童門冬二の二人が、書かれざる吉宗の成功と失敗の真実に迫る快著。
  • 660(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    いま、こんなリーダーが欲しい! ――時代を動かす人間の力!  安定より発展を指向した信長、時流に乗った強運の秀吉、用心深さと謀略の家康。この戦国三傑をはじめ、幕末動乱期の龍馬や隆盛、そして中国・奏の時代の英傑まで、時代を切り開いたリーダーたちの知力眼力を、歴史小説家・津本陽が独特の視点で縦横無尽に語りつくす、力作エッセイ。
  • 806(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    加賀前田家三代の絢爛たる世を描く長編力作――宿敵・徳川家康の暗殺を断念して逝った、戦国バサラ大名・前田利家。あとを継いだ利長・利光らは、家康の嗣子・秀忠の助言で命を救われたものの、利家の正室・芳春院を人質として召し出されることになった。豊臣秀吉の盟友として大藩を誇った前田家が、徳川家との確執をへて、加賀の地に栄耀栄華を誇るまでを描く、長編力作。
  • 660(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    天下人、秀吉の魅力に迫る! 巧みな人心掌握術、強運のつかみ方、勝つ男の器量を問う必携の書。日本一の出世男とは!? ――乱世の三大英雄こと、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。なかでも、尾張・中村の足軽の家に生まれた秀吉は、信長に仕え、その遺志をついで天下を統一、栄耀栄華を極めた、日本一の出世男でもあった。その器量、人心掌握術、強運のつかみ方を、戦国武将を描いて随一の筆者がつづる。魅力あふれる秀吉を語り尽くした歴史人物論。
  • 絶対不敗の勇者はいかにしてつくられたか? 趣味尽きない歴史人物エッセイ。人生ここ一番の勝負で勝った男たち――絶対不敗の人間は、いかにしてつくられたか……。宮本武蔵、大石内蔵助、徳川吉宗、山岡鉄舟など、史上稀なる剣客、名将、大器量人の、厳しい自己鍛練。剣の奥義が処世の指針となる道理と、「勇」に尽きる必勝法。剣の実践者の著者にして初めて可能な、合理的で躍動感にみちた語り口の、興趣つきない歴史エッセイ集。
  • 660(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    幕末の明治を舞台にした、津本版剣豪小説の精粋。侍としての意地をつらぬく生涯を送った「最後の剣客」こと榊原鍵吉が、明治19年11月10日、明治天皇天覧のもとに行なった一世一代の鉢試しを描く表題作に、維新前夜の西郷隆盛を描く「野に死する魂」、剣客の若き姿「近藤勇、江戸の日々」、「剣光三国峠」「うそつき小次郎と竜馬」「紀伊のはやぶさ」の6編を収録する。
  • 660(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    凡俗を超越した達人の心技の妙。現代人に最高の処世訓――生涯60余度の真剣勝負に勝ち続けた宮本武蔵が、「二天一流」の奥儀を後世に残すために記した「五輪書」。兵法の世界のみにあらず、人生全般にわたる処世訓と読める、普遍の広がりをみせる練りぬいた名著述である。この、宮本武蔵の心と技を、剣道三段の津本陽がわかりやすくときあかす、極めつきの現代語訳。
  • 自由に、悔いなく生きた男たちの人生は、どのようなものであったのだろうか? 逆運に立ち向う男の生き方を考える――宮本武蔵、塚原卜伝、伊藤一刀斎などの、激烈な闘争の半生と不動の境地を考える時、16歳の昭和20年1月、動員先の川崎航空機工場で受けた、戦慄の空襲体験を思い出す時、故郷・片男波の海が育んだ、命を賭けて逆運に立ち向かう男たちを知る時……、著者の胸に去来するものを、熱く静かに語る、滋味あふれるエッセイ集。悔いなく生きる、自信と備えを考える名著。サラリ-マンをやめ、無一文で帰郷してからの激しい星霜と、敵を回避することを潔しとしない性分、男として守らなければならないものを、静かに語る!
  • 806(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    時は幕末、「拳骨和尚」物外の、愛と武勇の遍歴ー幕末の動乱の世を生きた「げんこつ和尚」武田物外(もつがい)の、愛と武勇の遍歴。武家の長男に生まれながら、幼時の喧嘩で相手が死んでしまい、剃髪する。剣と柔術の道を極め、京都・壬生(みぶ)の新選組道場に現われてその荒稽古を嘲り、近藤勇の挑戦を受ける晩年まで、人並み外れた怪力の持ち主の、気骨の生涯をたどる痛快時代巨編。
  • 660(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    剣豪10人の実践の模様を再現する迫真の力作――誰がいちばん強いのか? みずから剣道の達人でもある著者が、日本歴代の名だたる剣豪から10人を選んで、実戦の模様を臨場感あふれる筆致で再現する。塚原卜伝・小野次郎右衛門・東郷重位・柳生宗矩・宮本武蔵・千葉周作・男谷信友・仏生寺弥助・近藤勇・榊原鍵吉らの実像が生き生きと甦る、津本版新剣豪小説の精粋。
  • 剣の極意を求める壮絶な決闘を描き、剣豪小説に新しい息吹をもたらした会心作。剣の聖地・鹿島に生まれ、香取神道流の奥儀を極めて、17歳で武者修行の旅に出る。めざすは、諸流達人の集まる京都だ。一人の若者が古今無双の剣士と称されるまでの名勝負をリアルに描き、謎多き塚原ト伝の実像に迫る、長編力作。
  • 信長に刃向かい、弾正の夢は幻に! 主殺しにつづく将軍弑逆。下剋上の雄・弾正の前に巨大な敵・信長が立ち塞がる。雄渾な長篇歴史小説――主殺し、将軍弑逆をなして天下を窺う松永久秀の前に、巨大な敵・織田信長が立ち塞がる。久秀はすぐに信長に誼を通じるが、事実、心服していたわけではない。好機至ればまた謀叛を起こそうと、虎視眈々と狙う久秀。しかし彼の読みははずれ、信貴山城に壮烈な最期を遂げる。まさに「乱世、夢幻の如し」! <上下巻>
  • 681(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    大老・井伊直弼の、茶人としての顔! もうひとつの幕末史! ――大老として幕府の威権回復のために挺身し、46歳で刺客の刃に倒れた井伊直弼(いい・なおすけ)は、名著「茶湯一会集(ちゃのゆいちえしゅう)」を残した茶人・宗観(そうかん)でもあった。彼が深い交誼(こうぎ)を結んでいたのは、裏千家11代家元・玄々斎宗室(げんげんさい・そうしつ)。名門・松平家の生まれ。千利休の影を求めて茶道の道をたどりつつ、波乱の世にはばたいた男たちを描く、もうひとつの幕末史。
  • 660(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    死を賭して、徳川家康の野望に立ち向かう武士魂! ――文禄2年9月、前田屋敷を訪れた豊臣秀吉のため、利家は能を興行。秀吉、家康の3人で能を披露、見物は大いに湧いた。秀吉の没後、隠然たる勢力を誇示する家康に、対抗できるのは利家のみ。死の床に家康一行を迎えた利家は、密かに暗殺を覚悟するのだが……。眼前に迫る死の闇に、敢然と立ち向かう武士魂を描く、歴史小説!! <全3巻・完結>
  • 660(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    戦国の世を生き抜く、前田利家の華麗なる生涯――戦国の世を生き抜くバサラ武者・前田利家の、華麗な生涯を描く、傑作長編。天文7年、尾張・荒子城主の四男として生まれた利家は、織田信長の小姓として、初陣で2つの首級をあげ、近習に加わる。信長の勘気を蒙るが、桶狭間合戦の手柄により許され、その後ライバルの秀吉とともに、着々と出世の道を登るのだった! <全3巻>
  • 660(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    秀吉を支え大大名の地歩を固める、利家の夢! ――織田信長以来の普代・那古屋衆の家柄に生まれた利家と、宿命のライバルである猿・羽柴秀吉。だが利家は、中国経略に猛進撃を見せる頃から、秀吉を認めていた。本能寺の変の後、実権を握った秀吉の昵懇衆筆頭となった利家は、破格の待遇を持ってゆるぎない地位を得た。加賀82万石の身代を得、大大名への地歩を固める利家の夢とは!? <全3巻>
  • 660(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    元新撰組隊士の生々流転。もう一つの維新史――明治5年旧暦3月はじめ、東海道・浜松宿、日暮れどき。軒を連ねる旅籠(はたご)町で、狼藉をはたらくごろつきたちの前に、ヌッと立った一人の土族。元新選組隊士・中島登。剣士の体の中を走る熱い血のたぎりは、登を東京へ向かわせた。幕末から明治へかけ、激動の時代を生きた男の、生々流転を見事に描く。もう一つの維新史。
  • 一代の風雲児・松永弾正の生涯! 阿波の三好長慶に目をつけ、その懐に飛び込んだ弾正。戦国乱世を生きる男たちの魅力! ――傑作『下天は夢か』で雄渾な織田信長像を見事に描き切った著者が、信長の原型をなす下剋上の雄・松永弾正の生涯に挑戦! 公方御庭者・久四郎、後の松永久秀は、混沌とした畿内の情勢を窺っていたが、阿波に勢力を張る三好長慶の懐に飛び込み、次第に寵を得ていく……。戦国乱世に生き抜く武将たちの魅力! <上下巻>
  • 決断と行動の人・信長に学べ! 変革の時代をいかに生き抜くか? 大胆にして痛快・津本史観とは? 天下人・信長の行動学――城下を開放し楽市楽座で経済を、鉄砲・鉄甲戦艦により軍事を、叡山・一向宗徒を制圧して人心を掌握……。天下布武を成し遂げた尾張のうつけ者・織田信長も、父を継いだ直後は、周辺諸国の前に家中の敵を倒さなければならなかった。変革期を生き抜くために、何をなすべきか。決断と実行の人、信長に学ぶ、超現代人の行動学。
  • 660(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    武田騎馬軍団の比類なき実力と、信玄の決断! 嫡子である自分を疎んじて、弟・信繁を寵愛する父・信虎を駿河に追放したのは、信玄21歳の時。妹婿の諏訪頼重を滅ぼし、信濃経略の目途をつけた信玄に、やがて、宿命のライバル・上杉謙信が、決戦を挑んでくる。武田三代の栄枯盛衰を、圧倒的迫力で描く、歴史長篇。<全3巻>
  • 660(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    三方ヶ原の決戦で、徳川家康を打ちのめした信玄も、病いには勝てず、上洛の夢を果たせぬまま没した。後事を託された勝頼は、信長・家康連合軍相手の長篠の戦いに大敗を喫し、武田騎馬軍団は潰滅的打撃を受けた。信玄・勝頼父子の生死をみつめる作者の眼は、ついに天目山の攻防にいたる。傑作長篇、堂々の完結! <全3巻>
  • 660(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    川中島に相まみえる中世の花、武田信玄と上杉謙信。甲州法度をかかげ、軍略・智略・計略を尽くして疾駆する信玄の前に立ちふさがる謙信、そして信長と家康。嫡子・義信の謀叛にも遭遇して、信玄の前途は多難、<風林火山>の旗が危うく揺れる。しかし、扶桑随一の騎馬軍団を背景に、信玄は三河の家康打倒をめざす! <全3巻>
  • 662(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    波濤を越えて京をめざす、源為朝の強弓武勇伝――源家の嫡流に生れた源為朝は、2メートルを越す長身に巌(いわお)の筋骨、八人張りの強弓を楽々と引く超人であった。若くして都を追われ、たちまち九州を征したが、保元の乱の京によび戻される。不本意な合戦に敗れて伊豆大島に流されるが、そこには……。南の海に自由を得た清々しい英雄、武者の理想を描く長篇小説。
  • 660(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    夜空に光芒をひく彗星のような、悲壮華麗な青年剣士の運命。練兵館のご隠居先生・岡田十松に剣の才能を認められ、2年余りのうちに免許皆伝を得た仏生寺弥助は、独特の必殺技を編み出し、仏生寺一流の名を得るまでに成長した。幕末動乱の京都で33歳の生涯を閉じた、純粋無垢の無頼の魂を描く時代傑作。<上下巻>
  • 660(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    著者が発掘した、幕末随一の天才剣士・仏生寺弥助の、短くも凄絶なる生涯。越中氷見仏生寺村の貧農の小せがれ弥助は、機縁を得て、同郷の剣士・斎藤三九郎に剣の手ほどきを受けた。将来を誓ったお里の非業の死を契機に、弥助は、江戸へと逃亡した。めざすは三九郎の兄、斎藤弥九郎の神道無念流道場・練兵館である。<上下巻>
  • 危機の時代、真のリーダーの戦略と決断とは!?

    〈戦国〉の第一人者が三人の覇者を語り尽くす!

    英傑の天下取り戦略とは?戦国の新常識がわかる!

    戦国時代を終わらせた、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康ら三人の英雄の戦いや政策、人間像を、『下天は夢か』など「夢」三部作で戦国小説の第一人者となった津本陽と、多くの大河ドラマの監修を務める歴史学者・二木謙一との対談で解き明かす。「長篠の合戦」「本能寺の変」「関ヶ原の戦」など歴史的事件も詳細に解説、図版も多数収録。戦国ファン必読!

    目次
    第一章 織田信長         
    辛抱強かった若き日の信長
    信長のリーダーシップ
    信長の人材活用術
    信長の派閥対策
    信長の経済政策
    信長流部下の使い方
    信長の宗教政策
    信長の演出力
    信長必勝の戦略

    第二章 豊臣秀吉
    秀吉の読心術
    秀吉流金の使い方
    秀吉の使われ方
    秀吉による人の動かし方
    黒田官兵衛の引き際

    第三章 徳川家康
    家康の経験値
    家康のナンバー2活用術
    二代目、三代目の甘さと徳川家

    ◎CLOSE UP 戦国合戦・戦国時代
    桶狭間の合戦
    楽市・楽座
    本能寺の変
    信長の親衛隊
    一向一揆と石山合戦
    長篠の合戦
    安土城
    木津川口の合戦
    山崎の合戦
    高松城水攻め
    戦国の軍師
    九州の関ヶ原
    三方ヶ原の合戦
    小牧・長久手の合戦
    関ヶ原の合
  • 剣豪、茶聖から大泥棒まで 神業で時代を変えた男たち

    業師といわれるほどの人は、その道において、特異な感覚といってもよい能力をそなえている。人柄はおおむね明るい。一見暗く見えていても、本質は陽気だ。そうでなければ、人からほめたたえられるほどの才能を発揮できない。――(まえがきより)

    新陰流の流祖で柳生石州斎にその神髄を相伝した上泉伊勢守信綱。無類の武辺者でありながら奇矯なかぶき者として知られた前田慶次。信長・秀吉と真っ向から対峙した茶聖・千利休。そのほか築城・藤堂高虎、水墨画・長谷川等伯、大泥棒・石川五右衛門ら、戦国の世、神の〈業〉で時代を変えた十人のカリスマの生き様を歴史小説の泰斗が描く傑作列伝。

    〈目次〉

    【剣豪】上泉伊勢守信綱
    【かぶき者】前田慶次
    【茶聖】千利休
    【築城名人】藤堂高虎
    【絵師】長谷川等伯
    【水軍大将】久鬼嘉隆
    【外交僧】安国寺恵瓊
    【鉄砲衆】雑賀孫一
    【大泥棒】石川五右衛門
    【山師頭領】大久保長安

    解説/末國善己
  • 930(税込)
    著者:
    津本陽
    レーベル: 潮文庫
    出版社: 潮出版社

    カミソリ大臣と呼ばれた男
    政府からの弾圧に耐え、外務大臣として日本を牽引した風雲児の後半生に迫る!

    陸奥宗光は、政府の実権を握る薩長の藩閥勢力によって孤立し、政府転覆の意向を探知され禁獄されてしまうが、減等釈放を経て、欧州で憲法・政治を研究し、いざ政争へ挑む。
    陸奥宗光の知られざる波瀾万丈の生涯と国家権力に対する叛骨精神……。
    宗光はいかにして外務大臣として頭角を現し、近代日本を創りあげていったのか。
    ◎解説=東えりか
  • 930(税込)
    著者:
    津本陽
    レーベル: 潮文庫
    出版社: 潮出版社

    外交のカリスマ、いざ政争へ
    盟友・龍馬の死と不遇の青年時代を乗り越え、近代日本を創った男の怒涛の前半生を描く!

    陸奥宗光の生涯を通じての行動は、前途を塞ぐ不正な権力を打破することであった。
    宗光は、父・宗広から受け継いだ非凡な知能と先見性を武器に、政争に敗れた父の仇を討つべく、勉学に励みながらも尊王攘夷運動に没頭し、やがて海軍熟で学ぶと、その後は海援隊で活躍する。
    しかし、坂本龍馬の暗殺によって唯一の後ろ盾を失ってしまい、窮地に陥るが……。
  • これ一冊で「本能寺の変」が丸わかり。

    天正十年、破竹の勢いで天下統一に迫りつつあった織田信長は、志半ばで京都・本能寺の炎に消え去った。信長の忠臣であった明智光秀は、なぜ主君に牙を剥かなければならなかったのか。豊臣秀吉、徳川家康、朝廷……、光秀の背後に黒幕は存在したのか。『下天は夢か』で信長旋風を巻き起こした著者が、豊富な史料をもとに「本能寺の変」の謎に肉迫。日本史上最大の難事件が、ついに決着の時をむかえる!? 解説・安部龍太郎
  • 情報網を掌握し、現状分析能力に優れた徳川吉宗こそ理想の指導者像ではないだろうか? 人気時代小説家が読み解く吉宗の手腕と戦略。

    いま、なぜ徳川吉宗か──。財政難に苦しめられていた紀州藩を藩政改革で見事に再生。その後、運の強さも手伝って、徳川本家に相続人が絶えたのを契機に八代将軍となる。元禄のバブルに挑み享保の改革を断行。大胆なリストラクチャリングを行った「徳川幕府中興の祖」。情報網を掌握し現状分析能力にすぐれた吉宗こそ、現代に通じるリーダーシップを備えているのではないだろうか。主な内容として、「堪忍の人、吉宗の誕生」「算勘に長けていた異能の将軍」「名君出現の法則」「改革推進を上手にPR」「吉宗は何を目指したか」「吉宗が戦国の世に生まれたら」「調略、智謀に長ける」「常識や前例にとらわれない合理性」など、『大わらんじの男』の津本陽、『小説徳川吉宗』の童門冬二の重厚な人気時代小説家が読み解く、吉宗の手腕と戦略、成功と失敗の真実に迫る対論。
  • 765(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    剣道三段、抜刀道五段の著者が描く武人の魂。
    歴史に名を刻んだ剣豪、現代に生きる伝説的な武人の壮絶な技と人生を通じて日本人の武とは何かを考える、著者最後の一冊。

    歴史に名を刻んだ名剣士と、現代に生きる各流派の伝説的な武人。
    その壮絶な技量と圧倒的な人生を通して、日本人の武を考え抜く。

    著者の津本陽氏は、日本を代表する歴史、時代作家であるだけでなく、自ら剣道三段、抜刀道五段の腕前であり、武芸への造詣も大変深い作家。
    本書には、津本氏本人の剣術修行の様子も詳細に描かれ、氏の「体験的武道入門」ともいえる内容である。

    われわれの先人がいかに武を磨き、乱世を生き抜いてきたのか。
    津本氏は、戦中、戦後直後の殺伐とした空気のなかで、日本人の攻撃性は維持されたという。
    いま、テロに代表されるような「暴力の時代」が、再び訪れようとする予兆がある。
    武の心得とは何か、と問うときに、本書の持つ意味は大きいはず。

    [目次]
    第一話 近藤勇と比肩した男
    第二話 永倉新八の竜尾の剣
    第三話 明治政府の剣豪
    第四話 江戸幕府最後の侍と明治維新
    第五話 薩摩隼人と示現流
    第六話 龍馬暗殺現場の試斬
    第七話 見事の死にざま
    第八話 柳生新陰流の極意
    第九話 大東流・佐川先生の俤
    第十話 夜半の素振り
  • 703(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    幕末京都の地で、勇猛とおそれられた示現流は、開祖・東郷重位が16世紀末、薩摩の地に定着樹立させた。京の禅院天寧寺で僧侶善吉の教えを受け、研鑽を積んだ重位の峻烈な生きざまを描いた表題作のほか、示現流達人たちの鋭き太刀風を現代に伝える剣豪小説集。「不敗の剣法・示現流」のすべて、ここにあり。
    解説・武蔵野次郎
  • 439(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    初航海の途中、海援隊のいろは丸は事故で沈んだ。相手船、紀州藩籍の明光丸艦長高柳は、いろは丸の代表者、才谷梅太郎のとらえどころのない対応に不安を覚える。激動の時代、野心と志のために手段を選ばず行動する男たちと、藩の生き残りのため奔走する男たちを背景に、坂本龍馬のしたたかな策略家ぶりを描く異色の幕末小説。
  • 683(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    負ければ皆殺し。生きのこりをかけた戦いがはじまった!

    元亀元(1570)年9月。大坂石山本願寺から反信長の檄文が各地に発せられ、紀州雑賀の荘も立ち上がった。得意の海上船や銃撃戦で抵抗する雑賀衆に、信長は圧倒的な軍兵をもってひねりつぶしにかかる。雑賀衆頭領の息子・七郎丸は、将来を約した幼馴染おみつを想いながら銃弾と血風のなかで成長していく。
  • 490(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    幕末から明治にかけて一刀正伝無刀流を拓き、明治維新では勝海舟、西郷隆盛らと親交をかさね、大政奉還後の官軍と幕軍の衝突を防ぐべく身を挺した山岡鉄舟。彼は、剣の人であると同時に天皇側近の人でもあった。剣豪小説で定評のある著者が、剣の奥義をきわめた鉄舟の「無我」で虚心、その悠然たる生涯を描く。
  • 480(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    剣豪小説の第一人者にして剣道・抜刀術の高段者である著者が、古武道の真髄に迫る!
    古来より伝わる六つの流派に取材した出色の対談集。

    徒らに勝敗にこだわる昨今の武道は技法に浮薄のそしりを免れないのではないか。
    剣道三段、抜刀術五段を誇る剣豪小説の雄が、現代に息づく古来の「武」の精神を辿る。

    柳生新陰流、香取神道流、馬庭念流、竹内流、柳生心眼流、諸賞流の六流派の訪問記と、二木謙一、秋山駿、安西水丸、勝新太郎との対談、薩南示現流や豊臣秀吉などについて書かれたエッセイを収録。

    豪華な随筆・対談集。
  • 815(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    時代を駆け抜けた心形刀流の若き志士がいた!

    時は幕末。紀州藩の22歳の若き藩士にして心形刀流の名手、東使左馬之助は藩の腐敗をただすために脱藩、京都に乗り込み、志士たちとともに尊攘の機運に乗ずることを決意した。新撰組や坂本龍馬、勝海舟たちとの交流を深め、剣ひと筋に生きる男をさわやかな筆致で描く青春剣豪小説。
    解説・安西水丸
  • 家光の密命を受け、諸国を巡り将軍家に仇なす者を討つ。
    新陰流、剣の真髄ここにあり!

    徳川将軍家の兵法師範をつとめる柳生宗炬の嫡男・十兵衛は、家光公の近習として幼少より仕える。
    しかし二十歳の頃、十兵衛は突然、家光の勘気にふれ追放となる。

    実はこの追放劇、彼を隠密として野に放つための狂言であった。
    十兵衛は諸国武者修行と称し、徳川家に仇なす者を討つ旅を続ける。

    若き十兵衛の隠密旅と名勝負をドラマチックに描いた、剣豪小説の決定版!

    解説・多田容子
  • 480(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    明智光秀、宮本武蔵、蜂須賀小六、塚原卜伝、木下藤吉郎、近藤勇、竹中半兵衛、坂本龍馬、前田利家、山岡鉄舟、黒田官兵衛、清水次郎長、佐々成政、紀伊国屋文左衛門、織田信長、渋沢栄一、豊臣秀吉、徳川慶喜、徳川家康……。

    いずれも時流に乗り、運を開いた男ばかり。
    ある者は天下を取り、ある者は財を成し、ある者は天下の剣豪となった。現代にも通じる処世とその決断。だから歴史はこうなった。
  • 622(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    魂消える、作品集。
    語り草となった太刀風がよみがえる、剣豪小説の醍醐味をいま再び!

    明治七年、和歌山へきた撃剣興行一座の一番の遣い手に賭け試合を挑まれた旧幕臣の腕の冴えを描く表題作ほか、著者が剣豪作家として活躍する契機となった、現代の道場破りに息を呑む「孤独な武者振り」、新撰組外伝といえる「祇園石段下の血闘」など全八篇。太刀風鋭い剣技描写が光る、新鮮で骨太な作品集。
  • 561(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    「しい、しい、しいびびびい」

    笛豆の音に思い出すのは、月見草の茂る故郷、紀伊の海辺……。秀吉に滅ぼされた傭兵隊・雑賀鉄砲衆の遺児、孫二郎は根来衆の頭領に育てられ逞しい若者に成長する。因縁をつけられた浅野家の家臣を斬った孫二郎は、追手を逃れ大阪から京へ。天涯孤独の若者の成長と友情を描いた剣豪ロマン小説。
  • 指1本で大男を吹き飛ばす合気を極めた男・佐川幸義。
    「大東流合気柔術」を実際に体験した著者が名人の生涯と合気の秘密に迫る。

    わずかに身体を動かすだけで、つかみかかる猛者たちを宙に吹き飛ばす「大東流合気柔術」。
    その創始者である武田惣角から直伝を受け、さらに高みを目指した伝説的師範・佐川幸義。

    彼の魔法のような強さはどこから来たのか?
    1998年に95歳で亡くなるまで、10年にわたって師事した著者が、高弟たちの証言をもとに描いた本格評伝。
  • 867(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    山中で棒を振り回していた少年は、十三歳にして試合相手の頭蓋をかち割った!
    自身も剣の達人である著者が描く凄絶なる歴史長編

    宮本武蔵は幼少より武術に頭角をあらわし、生まれ持っての膂力と父の激しい指南にこたえ、13歳にして真剣の立会に打ち勝った。

    血なまぐさい試合にあけくれた青春時代、京都郊外、一乗寺下り松での吉岡一門との死闘、関門・船島での佐々木小次郎との血闘など、いくたの修羅場でつねに勝利をおさめた孤高の剣聖の凄絶なる生涯を描破する。

    吉川英治版『宮本武蔵』とそれを原作とした人気コミックの影響もあり、内省的な宮本武蔵像が一般化した現代。
    だからこそ津本陽描く、本能で動き、野獣味のある武蔵像は読者にいまも新鮮な驚きを与える。

    解説・桶谷秀昭
  • 平安末期、親鸞は、比叡山延暦寺に入門する。源平の戦いや大規模な飢饉により、日本中が苦しみに喘ぐ中、親鸞は激しい修行に打ち込むものの納得がいかない。ついに二十年修行した叡山を下り、専修念仏を説く法然に弟子入りする。自らも門徒である著者が描くその偉大なる一生!
  • 561(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    「なにしようぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂え」

    家康の六千両を盗んだ孫二郎らは、江戸で、新陰流佐野綱正に弟子入りし兵法を身につける。発展途上の江戸暮らしに飽きた孫二郎は、盗んだ金を刀や漆塗りの諸道具に替えて、異国で商いをすれば十万両になるという話を聞き、故郷の仲間と南蛮の海を目指す。

    解説・薗田香融
  • 家康公危うしっ! 次々と襲いかかる強大な敵に、算長も秘術をつくす。

    幕閣の信任厚い算長は京都での隠密任務を終えて、一路江戸へ。しかしお庭番算長の試練は続く。江戸では同僚の伊賀衆が人望のない二代目服部半蔵に反旗を翻えし、盗賊風摩小太郎は間隙を突いて街を火攻めにせんとしていた。さらに駿府の大御所家康には、呪殺の魔手が伸びる……。算長の心の安まる日はない! 解説・ペリー荻野
  • 越後に流された親鸞は、妻・恵信尼とともに静かに暮らすが、やがて赦免。親鸞は関東に出向き、『教行信証』の執筆に専念する。次第に増えていく門徒たち。しかし、親鸞は全てを捨て、京へ戻り、仏典の研究に明け暮れる。浄土真宗の教祖の九十歳で入寂するまでの足跡と教えを現在にわかりやすく伝える一代記、ここに完結!
  • 服部半蔵の命を受け東海道を行く伊賀忍者・吹雪算長のすさまじき任務!

    開幕直後。江戸は大都市建設の景気に沸きかえるも、いまだ整わぬ街には盗賊たちも跋扈していた。
    治安維持にあたる伊賀二百人組の吹雪算長は、次々と襲いかかる強大な敵との闘いに明け暮れる。

    もと北条家臣の鳶沢甚内、関八州を牛耳る風摩小太郎、そして脇差で頭蓋骨をも打ち破る坂崎出羽守。津本陽が描く、迫力の伝奇長編!
  • 480(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に続々と論文を発表。
    無類の天才学者の破天荒な生涯とは!?

    奇行のゆえか国内よりは海外での評価が高く、イギリスの「ネイチャー」誌などにさかんに寄稿した。
    研究分野も多方面に渡り、民俗学、民族学、菌類、粘菌類、藻類などを研究。

    神社合祀に反対し、国と対立したが、昭和四年の和歌山への天皇行幸の折にご進講をつとめ、学者としての生涯に輝かしい履歴を加えた。

    解説・多岐祐介
  • 480(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    本邦の博物学、生物学の草分け、知の巨人にして奇人
    南方熊楠の生涯を同郷の著者が描き切る!

    南方熊楠は慶応三年、和歌山の金物商・南方弥兵衛の次男に生まれた。
    日本一のエリート校であった大学予備門に入学したが、型破りの性格は大学になじまず退学。
    以後、渡米、南米放浪、英国での学究生活を経て、郷里和歌山で独学で研究に没頭した。

    奇行・博覧強記と背中合わせの孤独。
    巨人の全体像に同郷の著者が迫った大河巨編。
  • 550(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    この潔さが羨ましい! 豪商紀伊国屋文左衛門の波瀾万丈の生涯を元禄経済のなかに活写した歴史長編。

    命を賭けた江戸へのみかん輸送で得た三万五千両をもとに、紀伊国屋文左衛門は、日本一の豪商めざして突き進む。大長者・河村瑞賢、杉山検校の後押しで材木商となって活躍。八十万両もの稼ぎを上げる。
    しかし、貨幣改鋳に手をつけて失敗。以後、時勢の流れから外れ、一代限りで引退した文左の豪快な生涯。
  • 784(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    女性と見まごう美貌で北辰一刀流を会得した薩摩藩の剣豪隠密、赤星速水。西郷隆盛の信頼篤い速水は、藩の軍資金稼ぎのため、女密偵以登とともに生糸の密売の藩命を受け、横浜を目指してひた走った。そして舞台は京都、大阪、上海、アメリカへ。薩摩藩の幕末の激動期をダイナミックに描く歴史小説!
  • 各地で不平士族たちの反乱が相次ぐなか、鹿児島では私学校党が暴発し、決起。陸続と集結する彼らと行動を共にすること止むなしと決め、桐野利秋らに担がれ、ついに西郷隆盛が起つ。軍勢を北上させ、熊本鎮台を包囲。西南戦争の始まりである。装備に勝る政府軍と、白兵戦に長ずる薩軍。両軍は屍の山を築きながら、果てなき激戦死闘を繰り返す。明治維新最大の元勲、その半生を描く大河小説、常々完結。
  • 602(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    『下天は夢か』『夢のまた夢』に続く「夢」三部作の掉尾。ついに日本六十余州を掌中にした天才治世家、徳川家康の生涯に迫る――。

    慶長三年八月、豊臣秀吉薨去の時、朝鮮に残留する日本軍は六万五千人。家康は秀吉の死を伏せたまま、全軍撤退させようと手だてを講じるのだった。無事帰朝した大名たちの間に起こる対立を利用して、次第に勢力をのばす家康。戦機を待つ野戦の名将は、ついに五十九年の生涯を賭けた大博打に出る。津本版徳川家康の壮大なる幕開け。
  • 602(税込)
    著:
    津本陽
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    関ヶ原以来、十五年を隠忍自重した家康が、七十三歳にして宿願の豊臣家打倒に立ち上がる。堅固な大阪城に長期戦は不利とみた家康は、総濠埋立てを条件に一旦和睦する。その後、再び秀頼を挑発、再戦の端緒を掴むのだった――。
    戦国乱世を負けながらも生き抜いた、稀有な男の不屈の精神を余すところなく描いた大長編。
  • 黒船の来航以来、世情は混迷を深めるばかり。薩摩はいち早く財政を再建し、雄藩としての地歩を固めていた。幕政改革の舵取りを期待された英明の藩主・島津斉彬に見出され、西郷吉之助(隆盛)は下級武士ながら国事に奔走。だが、斉彬が急逝し、守旧化する藩論。そして吹き荒れる安政の大嶽の嵐。西郷は奄美大島での隠棲を強いられていた。維新最大の功労者、波瀾の半生を描く大河歴史小説第1巻。

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