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『創文社オンデマンド叢書、大月康弘、1001円~、0~10冊、雑誌を除く(実用)』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    ひとは、場所に教えられる。パリの街角で、文人や芸術家の筆音に耳を傾ける著者は、人里離れたトルコ南部の松林でローマ土器のかけらと出会い、村人の暮らしに想いを馳せる。皇帝ユスティニアヌスが帝都コンスタンティノープルに収集させたギリシャ古典群に学び、コペルニクスがイタリアで学んだギリシャ古典の来歴をたどろうとする。それは、ときと場所に縛られて生きるわれわれにとって、時空の交差点をめぐる旅となった。ビザンツ研究に始まる著者の「旅」は、国民国家の枠にとらわれない歴史と現代を巡る往還となる。その道すがら、ヨーロッパ=地中海世界の各地に、個性ある文化と歴史をたずねた。簡潔な文体で伝える「旅」のエッセイにして、興趣あふれる旅の手引き。英独仏に視野が限られがちなヨーロッパ観を、ローマ帝国および、アラブ・イスラム世界をも含んだビザンツ帝国へと導き、未知のヨーロッパ像を提示する。西洋史はもちろん、現代EUの課題を考える際にも豊かな示唆を与えよう。『創文』連載を全収録。

    【目次より】
    目次
    I 文化の回廊
    共生する空間
    共鳴する魂
    日溜まりの祝福
    凜と聳える
    平和の祈り
    緋色の誓い
    文化の回廊
    女神の加護
    集いの緑蔭
    地上花あり
    咲き映えり
    仰ぎ見る峰
    聖ニコラオスの島
    II 聖者の祝福
    聖者の祝福
    憩う海辺の時
    谷に翔る風
    祝祭の広場
    新緑の都で
    異邦の民に
    カロゲロス
    聖堂の傍らで
    継がれる想い
    祈りと加護
    フィロビブリ
    III 帝国と慈善
    ディダスカロス
    境域に生きる
    帝国と慈善
    休息と安寧
    馬上のキス
    帝国の統治について
    アンナの想い
    燦然と
    烈日のもと
    秋霜に生きる
    天への階梯
    IV 大地の相貌
    自然を友に
    池の畔の蛙たち
    地域を描く
    大地の相貌
    神々の山裾に
    逸楽と超俗
    コーラを想う
    ブレヒ!
    灯明の残り香
    村の生活
    満点の星々に
    V 歴史の軌道
    コペルニクスの転回
    平和の架け橋
    描かれた紫衣
    揺るがぬ矜恃
    時空の座標
    時を刻むなかで
    アクイレイアの残照
    豊かな共生
    エビデンス
    歴史の軌道
    オイノペドン
    広場の平和
    都市と慈善
    大王の遺風
    文化を運ぶ石畳
    共鳴する偉業
    富知のネクサス
    地図
    あとがき
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

    大月 康弘
    1962年生まれ。 歴史学者、経済学者。一橋大学大学院経済学研究科教授。専門は、東ローマ帝国史、ヨーロッパ経済史。
    一橋大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了、同大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。経済学博士。
    著書に、『帝国と慈善 ビザンツ』(日経・経済図書文化賞)『ヨーロッパ 時空の交差点』
    『コンスタンティノープル使節記』(リウトプランドの原文全訳+註および論文)
    訳書に、ピエール・マラヴァル『皇帝ユスティニアヌス』ベルナール・フリューザン『ビザンツ文明』マガリ・クメール/ブリューノ・デュメジル『ヨーロッパとゲルマン部族国家』(共訳)などがある。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    史上初のキリスト教帝国ビザンツ。普遍的なキリスト教ローマ理念は、多様な民族から成る世界に号令をかける皇帝のもと、集権的な富の収奪・再分配機構を構築した。神の恩寵としての慈善を実践する帝権。市民の旺盛な寄進行為。叢生する修道士。古代ポリスの寛厚は、帝国財政に包摂され、救済の摂理(オイコノミア)に基礎付けられた財の再分配原理を定立した。諸民族を包含する統合の範型を創った帝国は、後のキリスト教、イスラム両世界にとって一つの規範となり、現代にも甦る。近代西欧の合わせ鏡として、ネガティブ・イメージのもとに語られたビザンツ。その認識像に潜む近代人の自画像を検証しつつ、今日世界に伏流する帝国の文法を、源流に遡って解きほぐす。帝国とは何か、を考える上で貴重な参照系となろう。日経・経済図書文化賞受賞。

    【目次より】
    序論 「帝国」の原像ヘ ビザンツ国家の射程
    一 歴史の律動のなかで 二 ビザンツ国家の帝国性 三 本書のねらいと構成
    第一部 帝国教会の財産形成
    第一章 キリスト教帝国と教会 教会の税制特権形成
    第二章 教会寄進と国家権力 五・六世紀の法制化
    第二部 寄進・慈善・国家権力
    第三章 マリアの遺言と帝国役人 貴族の遺言執行と国家機構
    第四章 アッタレイアテスの家産政策 慈善施設設立の理念と打算
    第五章 ヨハネスニ世と帝国病院 皇帝寄進とコンスタンティノープルの福祉
    第六章 ビザンツ国家と慈善施設 皇帝・教会・市民をめぐる救貧制度
    第三部 神の資産と皇帝の配慮
    第七章 財政問題のなかの修道院 皇帝たちの苦悩と配慮
    第八章 教会施設の俗人管理問題 カリスティキアの展開と濫用
    第九章 修道院所領と帝国租税システム 神の恩寵・皇帝の管理
    結語

    あとがき
    参考文献
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    大月 康弘
    1962年生まれ。 歴史学者、経済学者。一橋大学大学院経済学研究科教授。専門は、東ローマ帝国史、ヨーロッパ経済史。
    一橋大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了、同大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。経済学博士。
    著書に、『帝国と慈善 ビザンツ』(日経・経済図書文化賞)『ヨーロッパ 時空の交差点』
    『コンスタンティノープル使節記』(リウトプランドの原文全訳+註および論文)など、
    訳書に、ピエール・マラヴァル『皇帝ユスティニアヌス』ベルナール・フリューザン『ビザンツ文明』マガリ・クメール/ブリューノ・デュメジル『ヨーロッパとゲルマン部族国家』(共訳)などがある。

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