『角川文庫、久間十義、1円~(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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六本木のクラブで青年実業家が撲殺された。著者渾身の社会派ミステリー
六本木のクラブのVIPルームで撲殺された死体は、鋭利な刃物で鼻がすっぱりと削がれていた。殺されたのは、青年実業家の在日韓国人三世だった。異様な殺人は、連続殺人となった。その頃、東京地検特捜部に28歳の若さで配属された秋月さやかは、”無理筋”の仕事に戸惑っていた。大物代議士の不正献金事件の証拠がつかめず、立件が難しくなってきていたのだ。それにも拘わらず捜査を急ぐ特捜部。正義を掲げて秋月は孤立していく。いつしか結びつく二つの事件。その背景には日本社会の腐敗した組織構造があった。捜査一課のベテラン刑事・神代と、財務省出身の美男子弁護士・朝比奈と新米検事・秋月は事件の真相に迫るー。科警研所属の医師・白鳥奈津子も登場。著者渾身の社会派ミステリー。 -
警察小説ブームに火を付けた『刑事たちの夏』に続く、長編警察小説の至高!
旧大蔵省次官を経験した元高級官僚が相次いで殺された。浮かびあがったのは7年前、政財界を揺るがした疑獄事件。事件の渦中で消された警部補の息子に魔手が伸びる。刑事たちは矜持をかけて真犯人を追う! -
1985-90年、バブル期。兄弟の葛藤を描く長編
1985年のプラザ合意直後、ノンバンク融資課の吉川堯は兄・恭太郎から地上げで得た資金を元手に不動産会社を興すと告げられた。やがて恭太郎が不動産売買で快進撃を続け、株の大勝負に出ようとする。一方、堯は夜の銀座で働く女性・絵里に恋心を抱いた。――突然絵里が失踪。ふとしたきっかけから恭太郎と絵里の関係を疑う堯は兄に詰め寄る。ふたりの間には大きな溝ができてしまった……。時代の風雲児のごとき兄と実直に生きようと葛藤する弟を通して、バブル景気とは何だったのかを問い、金に憑かれた男たちを濃密な筆致で描く感動巨編!!
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