セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です

『その他(レーベルなし)、坂井希久子(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~28件目/全28件

  • 1,815(税込)
    著者:
    坂井希久子
    レーベル: ――
    出版社: 双葉社

    独身で子供のいない可南子は、もうすぐ還暦を迎える。これまでは仕事一筋に頑張ってきたが、定年退職したあと、どう生きればいいのか途方に暮れている。そんな中、子育てと介護を終えたかつての友人・芳美から、一緒に暮らさないかと誘われて…。それぞれ人に言えない悩みを抱える迷える六十歳たちは「人生の問題」にどう向き合うのか?
  • 「大黒柱妻」と「専業主夫」が離婚!? 世間の「男女の役割の常識」に翻弄される夫婦の姿から、家族の形を捉えなおす感動家族小説。

    「普通の夫婦」っていったい何!? 社労士事務所を経営している岩瀬麻衣子は、結婚するときに仕事を辞めると申し出てくれた夫の耀太に育児を任せ、大黒柱として家計を担い、日々の仕事に邁進していた。しかし世間の不理解、お互いの仕事と家事への不満、さらに忙しさですれ違う生活のなか、ある決定的な出来事が起こり、とうとう二人は離婚することに。だが、麻衣子にはこれまで任せっきりだった育児、耀太には再就職という高い壁が立ちはだかっていて……。世間の価値観とのギャップに振り回される夫婦生活のゆくえは!? 人気シリーズ「居酒屋ぜんや」の著者が描く、新しい家族の形を捉えた、感動の長編小説。
  • 1,430(税込)
    著:
    坂井希久子
    監修:
    柳家喬太郎
    レーベル: ――
    出版社: 二見書房

    したたか、しなやか、しながわ

    人の心にも、闇と海。――柳家喬太郎

    客はつかの間の夢に金を払うんだ。女郎の本音なんざ知りたくもなかろうさ
    元最上位の遊女・お染。寄る年波には勝てず、馴染みの客たちも離れてしまい、いまや衣を新調するための金にも困るようなありさま。元来の勝気な性格もあって、ひと思いに死んでしまおうかと思うが、金に困ってひとり死んだと言われることはあまりにりも悔しく、ならは、心中をしようと考える。独り身で大食らい、ぬけている金蔵を相手に選び、手練手管で、ついに心中の約束を取りつけるのだが――

    現在の高座では、お染が金蔵を川に突き落とす場面、金蔵が助かって世話をしてもらっていた親方の元に幽霊のように姿で現れる「上」までしかかからないことが多いが、本作では金蔵が親方たちの力を借りてお染に仕返しをする「下」までをお染を中心にした物語に再構成した意欲作。

    妓楼に生きる女の矜持と哀しみ、「小説 古典落語」シリーズ完結!

    松浦シオリ・装画
  • 1,760(税込)
    著者:
    坂井希久子
    レーベル: ――
    出版社: 双葉社

    伝統あるマルヨシ百貨店に勤める美由起は、大食堂のマネージャーに就任した。しかし、長年愛されていた大食堂は時代の変化とともに廃れ、存続の危機に直面していた。その上、若社長が引き抜いてきた料理人の智子は、大食堂の味を片っ端から変えようとして……!? 古き良き大食堂の未来はいかに? 美味しい料理と懸命な奮闘が奇跡を起こす、お仕事グルメ小説!
  • おじさんはつらいよ!? 会社での板挟み、女性問題、家族の冷たい目……。日本の中年男性の危機をコミカルかつ感動的に描く連作短編集。

    おじさんはひどい。でも、おじさんだってつらい!? 男性は「そうなんだよ」と共感、女性は「こんな人に困ってる!」と思わず頷く物語。 ●人事からセクハラを注意された課長。だが、どの部下が訴えたかわからない。次の日から部下の対応に四苦八苦するのだが……。(「スコール」) ●女性の後輩に出世競争で敗れ、役員になれなかった男は、果たして次の生きがいを見つけられるのか。(「時雨雲」) ●浮気で離婚された男が、十年ぶりに娘と再会した「気まずい場所」とは。(「涙雨」) ●四十代で派遣社員。ストレス解消にネット上で女子高生「さなたん」として活動する男が陥った大ピンチ。(「天気雨」) ●定年退職後、街に出て公共マナーを注意することが生きがいとなった男の孤独。(「翠雨」) 報われない「おじさん」たちの心情を時にコミカルに、時に切なく描き出す、連作短編集。
  • 110(税込)
    著:
    坂井希久子
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    32歳の誕生日を迎えた女性ファッション誌の編集者・山寺奈穂美。家に帰ると、同棲中の恋人・勇輝が、慣れない料理を作ってくれていた。音楽が好きな勇輝は、30近くになっても定職につかずブラブラしているため、周りの人からは「甘やかすな」とか「早く別れろ」と言われる。だが、勇輝とのセックスに幸せな瞬間を感じている奈穂美は気にしない。彼の愛撫は、他の男性のように自己中心的ではなく、女性を快楽の世界へと導いてくれて……。
  • 110(税込)
    著:
    坂井希久子
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    25歳の地味なOLである“私”。胸も無けりゃ華も無い。昔から目立たず、何かと貧乏クジを引く人生だった。今の会社でもそう。密かに憧れているイケメンの速水課長は、同期の麗美に寝取られ、私は冴えないセクハラ部長・伊勢田の相手をするしかなかった。そんな人生に嫌気がさした私は、インターネットの掲示板に麗美の悪口を書いてしまう。しかしそれが会社内で大問題となり、さらには伊勢田部長に知られて脅迫を受ける。仕方なく私は、彼の不潔なチ●ポを咥えて……。
  • 女子会に参加し、なんだか憂鬱な気分になった30歳のOL・小森美晴。2軒目の誘いを断った後、同じ会社で働く23歳の男性社員・滝川を呼び出した。滝川は美晴の部下にあたり、仕事の上で何かと面倒を見ているうちに、いつしかセックスするような関係になっていたのだ。「今日は本性出すけどいい?」ベッドの上で美晴は彼に言った。滝川の美味しそうな二の腕が、すぐ目の前にあった。美晴は躊躇せず噛みついた。二の腕に歯形が付き、うっすらと血が滲む。「まさか、こんな性癖があったとは……」滝川は困惑顔で美晴を見つめ……。
  • 子供の頃から“におい”に敏感な美夕。30歳の人妻となった今もそれは変わらない。夫の勝男と結婚したのも、今まで付き合った恋人の中でダントツに良いにおいだったからだ。好ましいにおいのする男とは、どうやら体の相性も良いらしい。しかし仕事が忙しく、勝男となかなかセックス出来ない日々が続いてしまう。身体が疼き始めた美夕は、50歳過ぎのカメラマン・宮本と、車の中で抱き合ってみるも……。
  • 大学生の由美は、26歳のサラリーマン・晃と付き合っている。出会ったきっかけは、由美が通販会社に電話でクレームを入れたことによるものだった。その時に電話口に出たのが晃で、彼の声を聞いた瞬間に身体の芯がとろけそうになった由美は、クレームのことなど忘れて逆ナンパをしてしまった。そんな形で現在の関係に至るのであった。ある日、晃との電話中、その魅力的な声に感じてきてしまった由美は、こっそりと股間に右手をしのばせてオナニーを始めようとするが……。
  • 110(税込)
    著:
    坂井希久子
    イラスト:
    佐藤ヒロシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    40歳の瀬戸康介はIT企業の代表取締役社長。ほとんど寝ずに仕事を片付けて、タクシーを飛ばして町田にあるカフェまでやってきた。美晴に会うためである。彼女は2年前に夫の信一郎を亡くし、1人でこの店を経営している。3人は幼馴染みだった。信一郎が亡くなったのは、ちょうどこの店の開店準備をしている時。夫の夢を引き継ごうとした美晴だったが、経営は上手くいっていない。康介は担当直入に「金を貸してほしいんだろう?」と口にする。経営者として厳しい指摘を続ける康介。すると、美晴は康介の膝を撫でてきた。彼女は少し痩せたように見えるが、その代わりにしんみりとした美しさがあり、やけにそそる感じがする。白いパンツに細身のシャツを着ていた。「お願いコウちゃん、私を抱いて」。康介が昔からどうしようもなく惚れていることを、美晴はちゃんと分かっていたのだ……。
  • 110(税込)
    著:
    坂井希久子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    山形県の銀山温泉で、遥香はひとり暇を持て余していた。一緒に来るはずだった夫は突然仕事が入り、連絡が一切来ない。大学生だった10年前、一緒に訪れたこの土地にまた来ようと約束していたのに。結婚して4年経ち、最近はすれ違いが続いていた。旅館の大広間で孤独に食べる食事はわびしく、旅館を出て川縁の足湯に入れば、酔っ払いにしつこく絡まれた。身の危険を感じた時、日中に出会ったカメラマンの古賀政宗が助けてくれた。本業は通信系のサラリーマンで、カメラは趣味程度だという。ホッとしたところで、浴衣がはだけ、豊満な胸元が覗いてしまったが、政宗は紳士的に指摘してくれた。並んで足湯に浸かり、互いの近況を語り合う2人。遥香が夫の浮気を告白すると、政宗は6年前に妻と死別したことを明かしてくれた。距離を縮めた遥香と政宗は旅館で飲み直すことに。喪失感を抱える2人は強く惹かれ合い、キスを交わす。遥香はあそこを触られただけで、意識を失うほど感じてしまい……。
  • 110(税込)
    著:
    坂井希久子
    イラスト:
    田宮彩
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    20代後半の美波は、秋に結婚を控えていて、同棲もしている。しかし、マンションで漏水問題が発生し、1週間だけ実家に戻ることになった。しかし、ひとりで美波を育ててくれた母は不在。ファッションジャーナリストをしているが、今はパリコレに行っているらしい。迎えてくれたのは母と10年前から付き合っている孝之。43歳のフリーカメラマンだ。母は教えてくれなかったが、半年前から一緒に住んでいるらしい。1週間だけの居候生活。美波はまさかの展開に動揺を隠せなかった。孝之はかつて密かに思いを寄せていた相手だったからだ。もう吹っ切れたはずなのに、母の恋人への気持ちは高ぶるばかりだった。美波がオナニーを覚えたのも彼が好きだったから。まだ男を知らなかった当時の美波はあらぬ想像を重ねた。しかし、今は処女でもなく、結婚を控えた20代の女。生活のリズムも違ったので、顔を合わせることもなく、上手く気持ちをいなしていた。だが、6日目の夜、孝之から「傍にいて、ほだされない自信がなかった」という言葉を聞き……。
  • ウェブデザイナーの鞠子は不倫相手だった元上司と再会。精算した関係なのに「この男の子供がほしい」という衝動に駆られ……。(表題作) 家出中の人妻、美佐が転がり込んだのは7歳年下の女の家。二人の関係を夫は知らない。(「肌恋い」) 仕事も家庭も恋も手に入れ、それでも心と体がなにかを渇望する現代女性のぎりぎりの思いを、優しく官能的に描き出す恋愛短編集。
  • 660(税込)
    著:
    坂井希久子
    レーベル: ――
    出版社: 光文社

    この女は麗しき悪魔か、それとも淫らな女神か。流行作家、会社経営者、パティシエ、前途有望な学生……。巧みに心を弄びながら、様々な男たちの人生を幻影のように移ろっていく凜子。欲望と波乱に満ちた流転の果てに、彼女が胸に抱いた誰もが知りえぬ願いとは? 夜の魔女・リリスのごとき女の、蠱惑と謎に彩られた一生を流麗に描いた七つの官能連作短編集。
  • 和道は高級ホテルの最上階にあるバーで凜子に声をかけた。40年ぶりの再会。2人は同じ養護施設で育っていた。もう50歳を超しているはずなのに、凜子は30代前半に見えるほど若々しい。深緑のドレス姿で、背中がV字に大きく開いているが、肌はなめらかでシミ1つない。少女の頃から変わらない整った顔立ちは洗練された美しさを漂わせていたが、胸だけはあまり成長しなかったようだ。和道にとって凜子が初恋の女性だった。2人で近況を語り合っているうちにバーは閉店時間を迎える。誘われるがまま、和道は凜子の部屋へ。豪華な客室や高級ワインに圧倒されながらも、和道はある思惑を伝えようとする。しかし、凜子は全てお見通しだった。「そろそろ聞こうかしら。なんの目的で近づいてきたの?」和道は必死に言い訳を重ねるが、凜子には通じない。和道はワイシャツを脱がされ、それを使って後ろ手に縛られてしまう。下着姿になった凜子は、和道のヒザにヒールを食い込ませる。痛みに苦しみながらも、彼女に見入ってしまう和道。さらに凜子は唾液まみれのワインを口移ししてくると、M字に股を開脚し、あそこを見せつけてきて……。
  • 蓮見は美大の3年生。入学当初は頬を赤らめて直視できなかったヌードモデルを前にしても、今や慣れてしまい、むなしさを感じるようになっていた。そんな時、寺島凜子の存在を知る。彼女は有名イタリアレストランのオーナーで大金持ち。屋敷に若いクリエイターを集めて、サロンを開いているらしい。蓮見はパトロンになってもらえないかという好奇心で屋敷を訪ねた。そこには、四十近いとは思えないほど美しい女性が立っていた。スラリと伸びた手足が綺麗で、黒髪と日本人離れした白い肌が目を惹く。凜子に魅了された蓮見は、彼女を描きたいという激情に駆られた。それに応じてくれた凜子は、蓮見の前でヌードになる。美しい裸体を前にした蓮見は自分を保てなくなり、我慢できずに唇を奪うと、凜子はそれだけでイッてしまったようだ。蓮見は鉛筆で蕾を刺激すると、凜子の花びらからは蜜があふれ出して……。
  • レストランを経営している中年男の越智は、ひなびた洋館を久しぶりに訪れた。かつては寺島徳太郎が主人だったが、彼が亡くなった今は義理の娘・凜子が住んでいる。彼女は徳太郎の莫大な資産も相続していた。かつて金の無心に訪れた時、徳太郎は健在で凜子も女子高生だった。あの時、越智は命じられたまま、ケーキを踏みつけた凜子の足を舐め回したことが忘れられない。今回も会社の窮地を助けてほしいと彼女に懇願しにきていた。しかし、凜子に挑発的な言葉をたくさんかけられ、思わず彼女の胸ぐらを掴んでしまう。そこで凜子がノーブラだったことに気づき呆然とする。凜子の挑発は止まらず、自らワンピースを脱ぎ捨てると、さらに激しく罵倒してきた。収まりがつかなくなった越智は、嫌がる言葉とは裏腹に、グショグショになった凜子のアソコを……。
  • 浪人生の大勝は苛立ちを募らせていた。50歳を超す父親が再婚相手として、自分の姉と言ってもおかしくないほど若い凛子を連れてきたからだ。艶やかな黒髪と黒目がちの瞳、抜けるように白い肌が目を惹く彼女は、ミニスカートから突き出た足もきめ細やかで美しかった。なぜこんな美人が仏頂面の父親と結婚したのかさっぱりわからない。父親が夜遅くに帰宅するまでいつも自宅で凛子と二人きり。時折、勉強部屋に来てはわざとらしく胸を背中に押しつけてきたりするから手に負えない。反抗期で女性が苦手の彼にとってはつらい日々で、鬱積した気持ちをぶつけるように、彼女をオカズにオナニーを繰り返していた。ある夜、大勝は父と凛子が赤ちゃんプレイに興じているのを目撃してしまい、怒りが爆発して……。
  • 40代半ばの病葉は10年ほど前から住み込みの看護師として老人・寺島徳太郎の世話をしていた。徳太郎には凜子という養女がいる。彼女が孤児院から引き取られてきたのは12歳の頃。顔は整っているが、やせ細っている少女のどこに魅力があるのか病葉はわからなかった。だが、老人は「あれは天性の淫婦だよ」と言っていた。まだ彼女がこの屋敷に住んでいる頃、倒錯した性癖を持つ老人と少女は異常な関係だった。四つん這いの老人にまたがってお馬さんごっこに興じる凜子。寝たきりになった今も、老人は彼女のストッキングを舐め回している。そんな姿をずっと盗み見していた病葉だったが、凜子も老人も実はそれに気づいていて……。
  • 110(税込)
    著:
    坂井希久子
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    新人教育係を務める29歳のヒカルコは、中途採用でシステム本部に入った31歳の光浦に手を焼いていた。女性を相手にするとロクに挨拶すらできず、コミュニケーションが取れないため、苦情が殺到したからだ。呼び出して注意しても、テンパって童貞だと告白する始末。仕方なくヒカルコは、彼を連日ランチに連れ出して徹底的に会話法をレクチャーする。それでも変わらないと見るや、今度はデートに誘うことにした。そして迎えた当日。恋人の浮気現場を目撃して気が荒立っていたヒカルコは、光浦に冷たくあたって泣かしてしまう。自暴自棄になった彼女は、あらわになったオッパイを見せつけて、目の前の童貞をリードしていき……。
  • 110(税込)
    著:
    坂井希久子
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    妻と息子を東京に残し、大阪で単身赴任生活を送る35歳のサラリーマン・柳は、ふと大学生時代を過ごした街を訪れ、かつて住んでいたアパートに足を伸ばした。当時自分が住んでいた部屋の隣には、あの頃と同じく化粧気のない幸薄そうな年上の美人「パピコ」が生活していた。学生時代、彼女とは欲望の赴くまま自分勝手なセックスを繰り返していた。「都合のいい女」だとばかり思っていたのに、本当は寂しさを埋めてくれていたことに気付いた柳は、歳を取り、ある悲しい過去を引きずるパピコを、あの頃とは違って優しく愛撫して……。
  • 蕗谷桐吾は49歳の小説家。作家仲間や編集者と訪れた新宿のキャバクラで、体験入店中だというリンと知り合う。その店は「都会の動物園」がコンセプトで、リンは黒猫の担当。黒の猫耳が付いたカチューシャ、黒のチューブトップドレスなどでコスプレをしていた。黒髪のショートカットに小さな顔が映えて、露出したうなじがとても華奢だった。未成年にも見える彼女はお喋りができず、水割りもうまく作れない。その後、桐吾たちは深夜3時まで飲み続けていたが、いつのまにかリンの姿はなくなっていた。帰り道、ふと思い立って花園神社の境内を通ると、思いがけずリンと再会する。どうやら途中でお店をバッくれていたらしい。桐吾はお金がなくて行き場所がないという彼女を自宅に連れて行くことに。そして、ホットミルクでもてなし、シャワー後の髪を乾かしてあげる。リンは「お礼」だと言って、まるで猫のように体を舐め回してきた。気持ちいい時は「ニャー」と漏らすリン。オナニーをさせるとお店での仏頂面がウソのように、媚態を含んだ淫靡な表情を見せ始め……。
  • 110(税込)
    著:
    坂井希久子
    イラスト:
    田宮彩
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    35歳の輝昌にはまるで妹のように一緒に育ってきた沙織という存在がいた。7歳年下の彼女とは家が隣同士。母子家庭でほったらかしにされている彼女を不憫に思った両親が世話を焼いて、家族同然に生活していた。しかし、沙織は祖父以上に年の離れた大呉服屋の会長に見初められ、20歳の時に結婚。それ以降は疎遠になっていたが、7年後にその夫が死去。1年後の初盆に輝昌は呼び出される。しかし、法要の会場には2人しかいない。輝昌と2人きりで会うために嘘をついたことを明かす沙織。いきなり輝昌の唇を奪うと、「私かて一度くらい、ほんまに好きな人に抱かれたい」と哀願してくる。彼女は亡き夫の息子に愛人になるよう強要されていた。泥沼から引き上げてあげたいけれど、輝昌には力がない。せめてできることを……。愛おしい沙織の体を優しく愛撫した輝昌。ビショビショのあそこに肉棒を突っ込んで激しく求め合ったが、浴衣はなぜか赤く血で染まり……。
  • 110(税込)
    著:
    坂井希久子
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    もうすぐ30歳を迎える木下英里はフリーランスのコピーライターで、女としてもフリー。電動マッサージ機を股間にあて、オナニーする毎日だ。そんな中、大学時代のサークル仲間が結婚し、その二次会で思いもよらない人物と再会する。大滝という風来坊の男。フラッと旅に出てはいつ帰ってくるか分からない彼に、英里は処女を奪われていた。久しぶりに会った二人はパーティを抜け出し、夜の公園で語り合う。話の途中、急に大滝は英里を抱きしめ、ブラのホックを外す。さらに、服の中に頭を突っ込んで乳首を甘噛みしてきて……。
  • 110(税込)
    著:
    坂井希久子
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    35歳のグラフィックデザイナー・瓜生哲也は、バーで26歳の渡辺倫子と知り合った。突然「私とセックスしてくれませんか」と提案してきた彼女は、清楚な外見にもかかわらず、実は緊縛好きの変態女だった。哲也は何度か倫子と刺激的なセックスをしてきた。しかし、彼女の気持ちがわからなくなり、距離を取るようになる。そんなある日、友人と行ったキャバクラで偶然、かつての同僚・鈴木浩子と再会する。悪条件で事務所を辞めていた彼女は、繋ぎでキャバクラで働いているという。彼女から「好きだった」と言われて、アフターまで付き合った哲也だったが、キスを交わしても空虚な気持ちは埋まらない。結局は浩子の営業だったことに気づいた哲也は、どうしようもなく倫子に会いたくなった。早朝から彼女の部屋を訪れると、望み通りに絞め上げて、何度も何度も……。
  • 110(税込)
    著:
    坂井希久子
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    「私とセックスしてくれませんか」。35歳のグラフィックデザイナー・瓜生哲也は、バーで隣に座った見知らぬ女性からいきなりそう懇願される。彼女は渡辺倫子と名乗った。26歳の保育士だという。細い黒髪、なめらかな肌、涙袋のふくらんだ大きな瞳が印象的でめっぽう可愛い。電話番号を聞けただけでも儲けものの美人だが、哲也は裏に危険な事情があるのではと怖じ気づく。そして「こういうことはやめた方がいいよ」と諭した。しかし、倫子は不満げ。動揺する哲也に「ネクタイで、手首を縛ってくれませんか?」と迫ってきた。彼女が特殊な性癖があると知り、欲望に火が点いた哲也は、倫子をトイレに連れ込む。お望み通り、ネクタイで手首を縛り上げると、すでにグショグショのアソコに……。
  • 110(税込)
    著:
    坂井希久子
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    35歳のグラフィックデザイナー・瓜生哲也は、バーで26歳の渡辺倫子と知り合った。突然「私とセックスしてくれませんか」と提案してきた彼女は、清楚な外見にもかかわらず、実は緊縛好きの変態女だった。仕事が忙しく、約1ヵ月ぶりに倫子と会った哲也。彼女は白のニットにミニスカート、首にはストールを巻いており、外見だけみるとまるで天使のよう。しかし、そのストールを取ると、体は綿ロープで亀甲縛りされていた。倫子は食事や会話ではなく、とにかく欲望だけを求めている……。そう悟った哲也はラブホテルに連れて行くことに。しかし、移動している途中の公園で倫子はイッてしまう。ホテルに行くのを諦めた哲也。ベンチに移動すると、近くからのぞかれているのも気にせず……。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。