『木村幹、1円~(実用、新書)』の電子書籍一覧
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一九四八年、日本の植民地から米国の占領を経て、建国した大韓民国。六〇年の間に、独裁国家から民主国家、途上国から先進国へと大きく変貌した。本書は、歴代大統領の「眼」と「体験」を通し、激変した韓国を描くものである。「建国の父」李承晩、軍事クーデタで政権を奪った朴正煕、民主化に大きな役割を果たした金泳三、金大中、そして「ポスト民主化」時代の盧武鉉、李明博。大統領たちの証言で織りなす現代史の意欲作。
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一人当たりGDPは既に日本を凌いでいる韓国を正しく捉えるために。「韓国は植民地か否か」の問題、現代の深刻な分断などを分析。
韓国の平均賃金はかなり前から日本を上回っており、日韓の一人当たりGDP(PPPベース)の差は近い将来5000ドル近くにまで達するという予測がなされている。日韓関係を正しく理解するためには、まずこうした逆転現象が起こっている現実を知らなければならない。そして「日本の韓国統治は植民地支配ではなかった」「韓国の反日意識を生んだのは反日教育」といった思い込みは改めたほうがいい。日本を代表する韓国の研究者が、精緻な論述と豊富なデータで日韓関係を明快に論じ、さらにいま韓国で焦眉の急となっている、不動産問題や就職できない若者の問題について解説する。 ■ステレオタイプな日本の韓国認識 ■なぜ大統領のレイムダック現象が生まれるのか ■日韓の賃金を比較する ■「日本は韓国を植民地支配していない」は本当か ■反日意識を生み出したのは反日教育か ■アジア通貨危機による大規模な改革 ■やがて日本を追い抜く韓国の高齢化 -
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政治関係は冷え込む一方だが、K-POPやK-文学の人気で文化交流は熱い。この「政冷文熱」ゆえか、好き嫌いが分かれがちなだけに韓国問題は難しい。本特集は感情論を排し、互いの論理を確認しながら、日韓関係を展望する。
(『中央公論』2019年11月号特集に、9月号「『韓国という難問』をいかに解くか」、4月号「特異な実務派・文在寅のリーダーシップ研究」を合わせて電子書籍化)
(2019年11月号目次より)
●対談
「最も近くて遠い国」の論理と心理
木村 幹×浅羽祐樹
●「エコノミック・ステイトクラフト」論で斬る
輸出管理とGSOMIA問題の核心にある韓国の「自尊心」
鈴木一人
●「部品の国産化」は可能? 不買運動で大打撃?
誤解だらけの韓国経済論
高安雄一
●私が『反日種族主義』を書いた理由
李栄薫
●韓国現代文学の旗手からのメッセージ
同じシーソーに乗って
ピョン・ヘヨン
●鼎談
なぜいまK-文学、K-POP人気なのか
金承福×きむふな×クォン・ヨンソク
●佐々江元外務次官に田原総一朗が迫る
日韓は一九六五年、九八年の取り決めに立ち返れ
佐々江賢一郎
聞き手・田原総一朗
(2019年9月号より)
●「慰安婦問題」の轍を踏まない対応を
「韓国という難問」をいかに解くか
浅羽祐樹
(2019年4月号より)
●なぜ日本を軽視するのか?
特異な実務派・文在寅のリーダーシップ研究
木村 幹 -
長年、日本と韓国の間の懸案だった「慰安婦問題」。2015年12月28日の日韓外相会談で「最終かつ不可逆的な解決を示した」合意が結ばれたはずだった。しかし、政権が交代すると文在寅大統領は合意について「新方針」を発表、日本側に追加措置を促してきた。なぜ韓国は国家間の合意をひっくり返し、ゴールポストを動かすのか。そこには韓国の民主主義に対する独特の考え方があった。日韓関係の内情に通じる著者が、やっかいな隣国と、どう付き合うべきかを鋭く分析!※「月刊文藝春秋3月号」に掲載された記事を再編集した電子書籍オリジナル
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朝鮮半島の専門家、文在寅側近、産経新聞元ソウル支局長、元自衛隊幹部らに聞く、朝鮮半島の現状と日朝・日韓問題の行方。
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