『岩松了(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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あなたは走っていますか?
人生には、走るシーンがつきものだ。
中田永一、東山彰良、柴崎友香など、十四人の多彩な作家が「走る」をテーマに競作した異色のラン小説アンソロジー。
【収録作品】
中田永一「パン、買ってこい」
柴崎友香「ベランダと道路」
王城夕紀「ホープ・ソング」
佐藤友哉「熊の野戦」
遠藤徹「桜の並木の満開の下」
前野健太「いびきが月に届くまで」
古川日出男「藤村加奈芽のランニング・ストーリー」
岩松了「走る男」
小林エリカ「飛田姉妹の話」
恒川光太郎「リスタート」
服部文祥「小さな帝国」
町田康「ずぶ濡れの邦彦」
桜井鈴茂「誰にだって言いぶんはある」
東山彰良「或る帰省」 -
2013年11月6日(水)~11月30日(土)東京・Bunkamuraシアターコクーン、12月6日(金)~12月15日(日)大阪・シアターBRAVA!、12月21日(土)~12月23日(月・祝)福岡・北九州芸術劇場にて上演される岩松了の任侠劇シリーズ第三弾の書き下ろし戯曲。
作・演出、岩松了。
出演は阿部サダヲ、小泉今日子、豊原功補、市川実和子、赤堀雅秋、末吉秀太(AAA)、佐藤銀平、永岡 佑、岡田 力、足立 理、桜木テン、戸井田 稔、吹越 満、小林 薫。そしてSwan House Bandのエミ・エレオノーラ(pf)、佐藤正治(dr)、横山英規(bs)、平田直樹(tp)、ロベルト小山(sax)。
志波崎組から逃れ、とある港町に辿り着いた森本は、クラブ《スワン》で女歌手のジーナに出会う。組と組との争い、そして男女の仲に揺さぶられた森本が行き着く先とは……。 -
演出家・映画監督・俳優として活躍する岩松了が、シアターコクーン・オンレパートリー2015のために書き下ろした最新戯曲。
戦場から帰ってきた兵士ツトムと彼を迎える父、妹、そして母。
戦場に行くまでの自分と、そして家族との遠い隔たりを抱えつつ、母の思いに応えようとするツトム。
ツトム──戦場で、塹壕に身を潜めている時、夜営のテントが息苦しくなって外に出て風を感じている時、ふと、あの時のおまえの青い瞳を思い出した……。悲しいでもない、嬉しいでもない……。どこかでその瞳に見られているような気がしていた……。
ミチル──戦争が終わった……。だから私たちには平和が訪れるはずよ。そうでしょう?
カオル──「母親が我が子をかわいいと言うかぎりこの世から戦争はなくなりませんよ。」あなたはそう言ったのよ。
「平和」の中に「戦争」はないのか。
岩松了が戦争の意味を静かに問う。
帰還兵ツトムを演じるのは、中村獅童。
妹役に前田敦子、妹の恋人役に上田竜也、ツトムの子供時代に信頼を寄せていた年上の男に勝村政信。
そして父役が岩松了、母役を伊藤蘭が演じる。 -
「竹中直人の会」でもおなじみの、劇作家、演出家、そしてヘビースモーカー、岩松了。パチンコ屋の隣の喫茶店で、タバコの煙をくゆらせながら生み出された傑作嘘話の数々。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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「御縁でもってまた一緒になろう」──川端康成『雪国』より文学作品に書かれたセリフの一言を劇作家・岩松了が読み解き、名作の世界を5人の若手写真家が写す。2005年-2008年に『Domani』(小学館)で連載されたコラム「溜息に似た言葉」の単行本化。書下し『グレート・ギャツビー』の回と、5人の若手写真家による写真40点、岩松了と若手写真家との対談から生まれた人物エッセイ「写真家の言葉」5本を追加収録。◎いただいたコメント騙されたり、信じたり。泣いたり、笑ったり。傷付いたり、許されたり。言葉って、この世で一番色っぽくて危険なものなのかもしれない。恋をしている若者も、倦怠期を迎えたご夫婦も、この「溜め息に似た言葉」の中に、身に覚えのある瞬間を見つけるはずだ。──小泉今日子岩松さんの前では、すべての言葉が全裸にされます。なので僕は岩松さんの前では<無口な男>を演じ続けています。──リリー・フランキー※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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砂に半分埋もれかけたかのような別荘「万砂楼」。そのラウンジに集う男と女。それぞれにそれぞれが言葉を紡ぎきれぬまま、出入りをくり返していく。夕陽が沈むまで、あと1時間……。岸田國士演劇賞(蒲団と達磨)、紀伊国屋演劇賞個人賞(こわれゆく男/鳩を飼う姉妹)、読売文学賞(テレビ・デイズ)、日本アカデミー賞脚本賞(映画・東京日和)と、脚本界における賞を総ナメにした岩松了の96年プロデュース公演、書きおろし脚本。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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日没まであと一時間。リストラされたホテルの元従業員たちを乗せて、豪華客船は外洋をゆったりとすすむ。向かう先は、外国のリゾートホテル。新しく建つホテルの従業員として再雇用されたのだ。もうすでに若くはない彼ら彼女たちを再雇用したのは、リストラされたホテルのオーナーの御曹司だった。薄暮の船上で、その御曹司の結婚パーティの宴がひらかれた。宴の真っ最中、漂流していたボートと出くわし、異国の難民が船にあがってくる。言葉の通じない難民、先の見えない船上、元従業員のあいだに不安や不信がうずまきはじめるのだった……。NHK「ホリデーにっぽん」でとりあげられた、蜷川幸雄率いる話題の中高年演劇集団・さいたまゴールド・シアター。その第一回公演のために岩松了が書き下ろした脚本がついに書籍化。
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その男が奏でるのは──四大悲劇と一つの悲喜劇。ドラマ『時効警察』出演(課長・熊本役)・監督(3話)・脚本(3話、7話)の岩松了が描く、シェイクスピア五番目の悲劇。松本幸四郎主演、)PARCO劇場“シアターナインス”10周年記念公演の岩松了書き下ろし脚本を単行本化。
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廃墟になった家に思いを残す青年と、蝕まれはじめたわが身をもてあます女の、現前化しない「愛」の物語。出演・二宮和也、小泉今日子、作・岩松了×演出・蜷川幸雄の異色タッグによる話題の舞台の脚本。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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劇作家・岩松了の最新書き下ろし戯曲。舞台は、1929年世界大恐慌時のニューヨーク。フィッツジェラルド作『グレート・ギャツビー』に着想を得た、男と女の恋と孤独。──この『マレーヒルの幻影』は〈恋をする〉ではなく、〈恋をつくろうとする〉ドラマだと自分では思っている。若い頃無条件に始まったはずの恋を、あらためて諸々の条件のもとに〈つくり直さなければならかった男女のその困難の物語〉と言えばいいだろうか──著者あとがきより。
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新車のセールスのため夫人のもとを訪ねたディーラーは、車のメンテをくり返すうちに車のもつ謎にくるまれていく。車は、今は海外赴任している一人娘のものだと夫人は言うが彼女の娘への愛憎は、ディーラーへの、そしてその妹への愛憎と重なり合い、禁断と禁欲の愛の物語へと発展してゆく……。人は何によって救済されるのか? 新国立劇場、シリーズ「われわれは、どこへいくのか」(2)の舞台の脚本。
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ロシアで三人姉妹の末娘イリーナと婚約したが、その婚約者に自分の死を「私わかってた」と言われてしまった男、トゥーゼンバフ。1946年のアメリカで彼は自分の身の上話をするが誰も信じようとはしない……。チェーホフのドラマツルギーに迫る一作。新国立劇場「シリーズ/チェーホフ・魂の仕事 Vol.3」の脚本。
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松本幸四郎率いる演劇企画集団『シアターナインス』第4回公演、「夏ホテル」の脚本を単行本化。3年に一度開催されるマジックの世界大会を前に、これから世界に翔こうというマジシャン・ノグチは、南ドイツのバーデンヴァイラーという湯治場にある『夏ホテル』に滞在していた。しかし、長年、彼の“ダミー”をつとめていた男が、日本を離れられないと連絡してきたために、一行はドイツで、ノグチの“ダミー”となるべき男を探さなくてはならなくなって...。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。〈竹中直人の会〉第八回公演『隠れる女』。今回の女優さんは小泉今日子、岸田今日子。母と息子だけの冬の山荘。吹雪の中を訪ねてくる不動産屋。そして1人の若い女。事故が、というのだが……。
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