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『黒星紅白(ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全72件

  • この戦いは、死んでも終わらない! 第五回SJ、ついに決着!

     1億クレジットの賞金がレンに懸けられた第五回スクワッド・ジャム。濃霧の中放り出されたレンは他の参加者に執拗に命を狙われ続けるも、なんとかフカ次郎やピトフーイ達との合流を果たす。
     しかし開始から1時間後、突如フィールドが外側から崩れていき、残ったのは直径3キロメートルの城だけに。辛くも崩壊から逃れたレン達だったが、シャーリーが放った炸裂弾によりピトフーイが死亡してしまう。
     様々な思惑が入り乱れるSJ5。決着の時が近づく中、待機所に送られたピトフーイが目にしたのは、新たに追加された特殊ルールだった……。
  • 「ピトフーイを殺るのは私だ」。時雨沢恵一が贈る痛快ガンアクション!

     間髪入れず開催された第五回スクワッド・ジャム。1億クレジットという大金がかかった賞金首にされてしまったレンは、SHINCとの共闘による王座奪還を誓うのだが――特殊ルールにより、チーム全員バラバラの地点に放り出されてしまう……。濃霧のなか、SJ4でZEMALを優勝に導いた謎のプレイヤー・ビービーと偶然出会ったレンは、一時的に手を組み死戦をくぐり抜ける。
     好敵手のボスやデヴィッドも加わり、どうにか陣形を整えたレン達の前にビービーのチームメイトを容赦なく撃ち殺すグレネード・ランチャー使い=フカ次郎が現れ……。レンは無事仲間と合流し、SJ5優勝へ導くことができるのか?



    第六章「10分間の鏖殺・再び」
    第七章「それまでのみんな」
    第八章「それまでのエム」
    第九章「合流・その2」
  • 「わたし、賞金首になったくらいで、 SJから逃げないもん!」

     SHINCとの合同チームで挑んだクエスト《ファイブ・オーディールズ》。その壮絶なバトルから間髪入れず開催が発表された第5回スクワッド・ジャム。
     スポンサー作家によって課せられる今回の特殊ルールは『ゲーム途中で、チームメイトが運ぶ別の装備一式にスイッチ可能』という、全プレイヤー混乱必至のものだった。
     当然のごとくSJへの挑戦を決めたレンたちは、首都・グロッケンの酒場で作戦会議を敢行するのだが、思いもよらぬ知らせが彼らのもとに届く――。それは『今回のSJでレンを屠ったプレイヤーに1億クレジットを進呈する』というもので……。

    「わたし、賞金首になったくらいで、 SJから逃げないもん!」
    時雨沢恵一×黒星紅白が贈る痛快ガンアクション、第11弾が登場!


    ◆目次◆
    第一章 「五度目の正直」
    第二章 「賞金首、その名はレン」
    第三章 「アローン・イン・ザ・ミスト」
    第四章 「二人だけの戦い」
    第五章 「合流」
  • 693(税込)
    著者:
    時雨沢恵一
    イラスト:
    黒星紅白
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    「みなさんにはこれから――キャンプをしてもらいます!」

    「みなさんにはこれから――キャンプをしてもらいます!」 
     茶子先生の提案から始まる、すぐやる部の今回の活動はキャンプ。木乃が、静が、犬山たちが、それぞれの装備で現地集合する、ゆるかったりゆるくなかったりするアウトドア編!
     富士山を臨む広大なキャンプ場で繰り広げられる、様々なキャンプHOWTO。テントの立て方に始まり、火の熾し方、寝袋の心得、果てはトイレ談義まで。これはもはやサバイバル――!? 上級生組3人が振る舞う野外グルメにも注目!
     前巻に引き続き、これは本当に『学園キノ』なのか……?な第(7)巻!
  • キノの旅、20周年! アニバーサリー企画の幕を開ける最新刊が登場!!

    「あの箱ですか? 私達の永遠の命を守ってくれるものですよ!」国に入る前に、キノとエルメスは答えをもらいました。答えが全然理解できなかったので、キノが訊ねました。背広を着た入国審査官は、とても若い男でした。まだ二十歳前に見えました。彼は、それはそれは嬉しそうに、手続きそっちのけで説明してくれます。「あそこには、たくさんの国民達が眠っています!」「眠っている……?」キノが首を傾げました。「つまりまさか――」エルメスの言葉を、「墓地じゃないですよ!」入国審査官は笑顔で遮りました。「みんな生きています! ただ――」キノが反対側に首を傾げました。(「眠る国」、他全11話収録)
  • 時雨沢恵一&黒星紅白による痛快ガンアクション、第10弾が登場!

     熾烈極まる第四回スクワッド・ジャムの死闘から約1週間後。『ファイブ・オーディールズ』、すなわち“5つの試練”の意味を持つ謎のクエストに、レンたちLPFMはボス率いるSHINCとの合同チームで挑む!
    「今回のクエストは、スクワッド・ジャムとは違って対人戦闘はナシ。フィールドに出る“エネミー”を倒しクリアを目指す。そして一番重要なのは十二時ジャスト一斉スタートの“競争型”ってこと」
     第一のフィールドに転送されエネミーを警戒するレンたちが目にしたのは――「こんにちは、皆さん」。言葉を喋るかわいい犬で……!?
  • 693(税込)
    著者:
    時雨沢恵一
    イラスト:
    黒星紅白
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    人間・木乃と言葉を話すストラップ・エルメスの学園物語、第6弾!

    これは、謎の正義の味方に変身する腰にモデルガンを下げてちょっと大飯喰らいなだけの普通の女子高生・木乃と、人語を喋るストラップのエルメスが繰り広げる、硝煙反応たっぷりの連射乱射な物語。
    ——今回は、“謎の美少女ガン・ファイターライダー・キノ”の正体を、パパラッチのごとき執念で解き明かそうとするカメラ少女が登場! 学園を揺るがす特大スクープなるか!?
     さらに、カバーイラストをご覧あれ! 間違えた訳ではありません。多くは語れませんが「木乃がキノに!?」な特別エピソードも収録! これは本当に『学園キノ』なのか……?な第6巻!
  • シリーズ累計820万部突破の「キノの旅」、待望の新刊が登場!

    キノとエルメスは誰もいない街を走り――そして、国の南側で、一つのドームを見つけた。「よし、行ってみよう」そのドームへ続く道へとエルメスを傾けた。薄暗いドームの中には、平らな石の床が広がっていた。その上に、無造作に散らばっているのは、多種多様な白い骨。薄暗闇の中で、骨はまるで、ちりばめた宝石のように光っていた。「なるほど……」「一つ謎が解けたね」キノは、滅多に点灯させないエルメスのヘッドライトをつけた。ドームの床を、真っ直ぐな灯りが走った。「いくよ」「あいよ」(「餌の国」)他全11話収録。
  • シリーズ累計120万部突破! 第4回SJはいよいよクライマックスへ!

    香蓮の“結婚を前提としたお付き合い”をかけて戦う第4回スクワッド・ジャム! なんとしてもレンに勝利したいファイヤは、ボス率いるSHINCをチームに取り込み、LPFMとの死闘をお膳立てするのだが--!?
  • 「このバトルは私のだ!」シリーズ累計100万部突破の話題作、最新刊!

     恋愛には人一倍疎い香蓮に、突如持ち上がった若手実業家・西山田炎(にしやまだふぁいや)との結婚話。GGO内で遭遇した彼のアバター・ファイヤのあまりに無粋な振る舞いに、レンは売り言葉に買い言葉で“結婚を前提としたお付き合い”をかけた勝負を約束してしまう――。
     そうして始まった第4回スクワッド・ジャム。香蓮の人生を左右する勝負と並行し、今度こそ宿敵SHINCとの直接対決で決着をつけたいレンだったが……優勝候補であるレンたちを倒そうと手を組んだ卑劣な結託チームの中に、なぜかSHINCの名前があり――!?
  • TVアニメ好評放送中の「ガンゲイル・オンライン」最新巻!

    第4回スクワッド・ジャム。熾烈な銃撃戦の裏側で、香蓮の人生をかけたもう1つの戦いが幕を開ける!

    『結婚を前提に、香蓮さんとお付き合いがしたいと思っております』
     香蓮の父親のもとに届いた一通のメール。それは、父に付き添ったパーティー会場で出会った若手実業家からの、リアルな結婚の申し入れだった。しかし、香蓮は『ピーちゃんみたいなのがタイプ……』と取りつくしまもなく――。
     そんななか開催が決定した第4回スクワッド・ジャム。今度こそSHINCとの決着をつけるべく参戦を決めた香蓮だったが、首都グロッケンでの作戦会議中、突如レンの前に現れたハンサムな男からある勝負を持ちかけられ……。
  • 電撃文庫が誇る不朽の名作、最新刊が登場!!

    ずしりと重い音と共に城門が開ききって、キノがエルメスを押していくと、彼等が喋っているのが分かった。その声が聞こえてきた。『情報通りです! 旅人さんが! たった今入国しました! 若いモトラド乗りで、モトラドは銀色タンクの渋い一台! 革鞄には年季が窺えて、旅の過酷さを如実に物語っている!』 彼等は喋っていた。キノとエルメスにも聞こえるくらいハッキリとした大声で。しかし、それは隣にいる人間に向けてのではなく、全員が視線をキノ達に向けたままで――。(「有名になれる国」)他全13話収録。
  • スクワッド・ジャム最強メンバーが挑む新ゲーム――“20260816テストプレイ” そこに隠された意図とは!?

    第三回スクワッド・ジャムの死闘から約一ヶ月。全国各地に散るSJプレイヤーのもとに、ある一通のメールが届く。それは、過去三度開された大会の上位入賞チームのみが参加できるという新ゲーム、“20260816テストプレイ”への招待状だった。GGOの運営会社《ザスカー》からの依頼によって開催されるスクワッド・ジャムとは全く趣旨の異なるゲーム。そのミッションとは、最新AI搭載の敵NPCが守る“拠点”を攻略するというもので――。SHINCと交わした再戦の約束を果たすため、消極的ながらも参加を決意したレン。彼女が目の当たりにするNPCの脅威とは。時雨沢恵一&黒星紅白が贈る“もう一つのソードアート・オンライン”第6弾が登場!!
  • みんなが異常者だと思っている人は みんなを異常者だと思っている ―You Are Watching a Mirror.―

    「旅人さん! オレには分かるよ、実は女性だろ? マニッシュな雰囲気がステキだぜ! だから単刀直入に言うぜ! オレの彼女にならないか?」キノは、一人の男にそう話しかけられた。ガラガラだった店で生魚の切り身を美味しく平らげて、港に面した広い歩道にとめていたエルメスに近づいた時だった。「はい?」口調は若かったが、実際には四十歳は越えているだろう男だった。身綺麗で、暑い中、小洒落たジャケットを着ている。不自然なニコニコ笑顔で、「おっと、怒った顔も綺麗だぜ?」「いえ、呆れています」「だろう? 呆れた顔も美しいぜ?」(「拘らない国」)他全11話収録。記念すべき20巻! スペシャルな(!?)“あとがき”にも注目!!
  • 海へ沈むフィールドと座礁した巨大豪華客船――裏切りの銃弾は何を射貫く!?

    “さあ、存分に殺し合え。かつての仲間は、今は敵だ” 生き残りチームから各一名がランダムに選抜され、ビトレイヤー(裏切り者)チームを結成する「特別ルール」が発動した第三回スクワッド・ジャム。優勝候補筆頭と目されていた最強チーム<LPFM>からは、レンが最も戦いたくなかったプレイヤー・ピトフーイが選ばれてしまう。激震が走る参加者たちをよそに、刻一刻と海へと沈むフィールド。その中央部分、濃い霧に隠されていた【UNKNOWN】エリアに鎮座していたのは、一隻の巨大豪華客船だった。行き場を無くした彼らは、やがてその客船に呑み込まれて――。裏切りの銃弾が飛び交う、壮絶なバトルの結末とは……!? 時雨沢恵一×黒星紅白が贈る「もう一つのSAO」第5弾が登場!!
  • 時雨沢恵一&黒星紅白による「もう一つのソードアート・オンライン」が再び!

    ピトフーイのリアルな死をかけた第二回スクワッド・ジャムから約三ヶ月。突如アナウンスされた第三回大会に、レン、ピトフーイ、フカ次郎、エムの最強チーム〈LPFM〉が挑む! 優勝候補筆頭と目される彼らを待ち受けていたのは、“時間経過とともに海へ沈むフィールド”“MAP中央に潜む【UNKNOWN】エリア”“無名チームの結託”という過酷な状況だった! ――そして大会中盤、突如全プレイヤーに告げられる特別ルールとは!?
  • 79,408発の弾丸が乱れ飛ぶ第二回スクワッド・ジャム! 緊迫のクライマックスに突入!!

    「第二回スクワッド・ジャムの夜に、人が死にます」 そんな衝撃の一言で風向きが一変した第二回SJ。“リアル世界のピトフーイの死”をかけたこの大会で、最悪の事態を回避できる唯一の方法は、レンの手によってピトフーイを殺すことだった……。 参加を決意したレンは《ALO(アルヴヘイム・オンライン)》からコンバートした地元の親友・美優とタッグを組み、ピンクのP90と両手グレネード・ランチャーを武器に次々と現れる強敵をなぎ倒していく。 一刻も早くピトフーイのもとに辿り着こうと焦るレンたちをよそに、鬼のような強さと狂気をみせるピトフーイは、「死」を愉しむかのように参加チームを壊滅させていき――。 果たしてレンはピトフーイを救うことが出来るのか? 『キノの旅』コンビが贈るもう一つの『ソードアート・オンライン』第三弾が登場!
  • 『キノの旅』コンビが贈るもう一つの『SAO』、爆発的大反響に応え、早くも続刊が登場!

    突如、全《GGO》プレイヤーにアナウンスされた、第二回スクワッド・ジャム。知らせを受けた第一回大会優勝者のレンこと小比類巻香蓮(こひるいまきかれん)だったが――あまり気が乗らない様子。 しかし、香蓮に忍び寄る、謎のストーカー男が口にしたのは、こんな言葉だった。 「第二回スクワッド・ジャムの夜に、人が死にます」 敵として出場するピトフーイを《SJ2》内で倒すことでしか、“最悪の事態”を避けられないという男。香蓮は苦悩の末、大会への参加を決意するのだが……。 原作者・川原礫も息を呑む痛快ガンアクション第II弾!!
  • 『キノの旅』の時雨沢恵一&黒星紅白による、もう一つの『ソードアート・オンライン』が登場!

    銃と鋼鉄の世界《ガンゲイル・オンライン》を舞台にしたアニメ『ソードアート・オンラインII』ファントム・バレット編。その銃器監修を担当した時雨沢恵一だからこそ描くことができた、新たなSAOワールドがここに! 身長183cmの女子大生・小比類巻 香蓮(こひるいまき かれん)。長身コンプレックスが災いし、《現実世界》では人付き合いが苦手な彼女を変えたのはVRMMO《GGO》だった。 身長150cmにも満たない理想の”チビ”アバターを手にした香蓮は、全身ピンクの戦闘服を身に纏い、プレイヤー”レン”となってGGO世界を駆け回る! そんなレンの前に現れた美人プレイヤー”ピトフーイ”。GGO内ではレアな女性同士、意気投合するが――ある日レンはチームバトルロイヤル形式の大会《スクワッド・ジャム》への参戦をピトフーイから打診され……。
  • 記念すべき15周年に贈る、キノとエルメスの旅の物語。最新19巻が登場!

    「師匠は言った。“私の長い旅の中でも、最も印象に残っている国の一つだった。あの国のことは、忘れようとしても忘れられない”って」「なるほど。あのお師匠さんが詳細を語るのをもったいぶるくらい、とても素晴らしい国だったんだね!」「または、一生忘れられないほど酷くて酷くて、ボクに伝えることすら憚られるほど、本当にどうしようもない国だったか……」「でもさ、すでにそれ以外に、どうしようもない国の話をたっくさん聞いているよね。すると、それら以上?」「うーん……。そうなると、もはや想像がまったくつかないね。なんにせよ、そこにボクがもうすぐたどり着けるというのは、嬉しい」 キノが言った時、城壁が遠くに見え始めた。 「さあて、どんな国だろう?」 キノが楽しそうに言って、エルメスのアクセルを開けた。 (「美しい記憶の国」他全12話収録) “あとがき”は15周年スペシャル×××××!!
  • 妖魔術クラブに新入部員誕生!?ウサ耳妖怪ノベル

    落ちていたウサ耳を拾った途端に見えたドア。それが全てのはじまりだった。そのドアから存在するはずのない地下校舎へと引きずり込まれたワケあり美少女・狛止米子と瀞牧兼に、妖怪たちが襲いかかる! なんとか逃げ出した二人だったが、妖魔術クラブの部員や秘密結社ベロルまで現れて、自体はさらにややこしい方向へ──。
  • 笑えて怖くてちょっとせつない、ハイブリッド妖怪小説第4弾!

    秘密結社ベロルに対抗するため、雨神丈斗は妖魔術クラブや妖怪の仲間たちの協力を得てアマタケ連合を組織していた。だがベロルの地球侵攻は丈斗たちの思惑を超えて既に始まっていたのだ。丈斗はやむなく単身で戦いに挑むが、その前に強力な敵が立ちふさがり……。最大のピンチに陥った丈斗の身に、地球で待つナツメや仲間たちの祈りが奇跡を起こす!? 
  • 夏芽、ついに覚醒!?ハイパー妖怪ノベル第3弾

    卒業をひかえた九堂よしえが、妖魔術クラブOB・霧山の母星であるメラ星に留学すると言い出した!『さよなら九堂先輩』。遊天童子がウエイトレス姿でおはぎ好きな理由が明らかになる『遊天童子の恋』。キュートな新入部員が大活躍の『五郎八温泉』。宇宙からの奇妙な刺客・ルヨンは丈斗に問う、「あなたは救世主か」と……一方、妖怪化していた夏芽に復活の時が!?『殺し屋と月見うどん』。 ウサ耳×妖怪×異星の超兵器でおりなすハイパー妖怪ノベル第3弾、連作短編で登場。
  • 魔戦の舞台は、ひなびた温泉!? 笑えて怖くてちょっとせつない、ハイブリッド妖怪小説

    妖魔術クラブの温泉合宿。馬首山の鬼退治を兼ねたこのイベントには、九堂やサヤ、丈斗たち現役部員だけでなく、部の創設者にして異星人だという謎のOB・霧山も参加する。だが丈斗は遊天童子に見捨てられ、妖怪たちから付け狙われていた。妖怪化した少女・夏芽を人間に戻すため、丈斗は妖魔を殺しては彼らの「妖魂」を集めていたのだ。ウサ耳×妖怪×異星の超兵器でおりなすハイパー・エンターテインメント第2弾。
  • 笑えて怖くてちょっとせつない、ハイブリッド妖怪小説

    ある朝、雨神丈斗は九堂よしえと桜宮サヤからあやしげな部活へと勧誘される。その名も「紅椿学園妖魔術クラブ」。広大な地下校舎にはびこる妖魔たちを退治するため、力を貸してほしいというのだ。一度はことわった丈斗だが、二人の助けを求める電話を受け、彼に付きまとう番傘を背負った美貌の妖怪・遊天童子とともに真夜中の地下校舎へ向かう! しかし、その前に立ちふさがったのはかつての恋人・夏芽で……!? 笑えて怖くてちょっとせつない、ハイブリッド妖怪小説第1巻!
  • 「変猫」のさがら総が贈る、新青春エンタ!

    ぼくらの学校には、血を吸いつくす吸血姫がいる――。クラスメイトたちのあいだでまことしやかに囁かれる噂は、真実だった。理想と現実のバランスに苦悩する高校生作家、常盤桃香は深夜の旧校舎で怪異と出会い、風変わりな姫とおかしな会話を紡ぐことになる。「汝、無礼である。如何なる理由でここを訪れるか?」「おでんを作ったので」「……おでん?」「こんにゃくもあります!」「……こんにゃく?」けれど、ふたりの奇妙な友情は、死体の出現をもって終わりを告げた。常識人的いじめっ子、自爆系宇宙ロボット、そして“正義の味方の敵”のぼく。優雅なる吸血姫を取り巻く人間関係は多角的に入り組んで、表と裏が混じりあい、複雑怪奇な青春群像劇を織り成していく。「だれもが静かに平和に暮らすだけの話を書きたかった」「いいかな? だれもそんな話は読みたくないんだ」――これはぼくたちの悩みを笑い飛ばす物語だ。そして、ハッピーエンドになるべき物語だった。『変態王子と笑わない猫。』のさがら総が挑む、新機軸の黄昏ロリポップ! 誰にも先が読めない青春ミステリアスコメディ、開幕!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 私は、人間など信じない人間だ。 ―I Wish I Were a Bird.―

    最後の峠を超えたのは、昼過ぎだった。絶好の見晴台からは、巨大な盆地が一望できる。そこには、5つの国があった。キノとエルメスはゆっくりと近づいて、三日間の滞在許可を求める。 「ほう、旅人さんは盆地の国々を回りたい? ならば、とてもいい時に来ましたね」 「この盆地の国々の、四年に一度の大戦争がもうすぐ勃発するんですよ! 熱い、戦いの火蓋が切って落とされるんです」 「奇跡だよ!」 「大戦争、楽しんでいってね!」 (「スポーツの国」)他全13話収録の第18巻が登場!
  • あなたが誰かの手を握って暖かく感じているときその誰かは冷たく感じている―We Are All Alone.―

    エルメスが強奪された――。 『新しいあなたになりませんか? 新しいあなたになれます! 私達と! ――“人生の真実を見つけるホウデンの会”』。 エルメスを奪った組織は、怪しげなテレビCMを放送する宗教団体のメンバーだった。しかし、その国には彼らのような宗教団体を手厚く保護する法律があって……。(「神のいない国」) その他、2013年4月より新聞紙上でウィークリー連載された話題の小説&イラストも完全収録! 書き下ろし8話を含む全18話という、シリーズ史上最大のボリュームでお贈りする「キノの旅」17巻。
  • 「次の国へ行こうか」「そうだね、キノ」The world is not beautiful;therefore it is.

    「ボクは昔、一生海を見ることなく過ごすのかと思っていたよ、エルメス」キノが感慨深げにそう言うと、エルメスと呼ばれたモトラドが、軽い口調で返す。「まあ、この世界に住む、ほとんどの人がそうじゃない?」「そうだね。城壁の外に出る人の方が少ない。それは、旅をしてよく分かった」「もっとみんな、城壁の外に出て行けばいいのにねえ。この世界の人間は、どうも“ひきこもり”がちだよ」「“この世界”ってことは……、エルメスは、別の世界を知ってるのかい?」「さあ? そんなの、あるの?」「聞いたのはボクなんだが……。まあいいや。――」(「死人達の国」)他全10話収録。
  • 誰だって、悪いことはしない。誰だって、何が悪いかは自分で決めている。-We're No Devils.-

    キノとエルメスは、西に向かって走っていました。大地がほとんど岩なので、舗装道路並みに固いです。段差もなく、どこを走っても道になります。キノは快適にエルメスを走らせ、そして次に進路を塞ぐサボテンをゆったりと避けながら、「もともとは、師匠から聞いた話なんだ」「じゃあ、結構前の話だね」エルメスが言って、キノは頷きました。「だね。師匠はこう言っていた――“とてもとても美しい廃墟があった。岩山の麓に石で作られた国があって、泉から引かれた綺麗な水がまだ水路を流れていた。今にでも何万人もが住めそうなほど綺麗な町だった”って」(第三話「過去のある国」より)他全10話収録。
  • あなたを幸せにするのは最後はいつだってあなただ-You Are Always With You.-

    「なあ……、アンタだろ? 昨日入国したキノって名前の旅人さんは。ラジオで聞いたぜ!」「ええ、そうです」「立ち話で悪いけど、すぐに済むからちょっと聞いてくれよ! この国の酷いところをさ!」「酷いところ、ですか?」「ああ……。つい先月のことだ。この国では、法律で×××××が禁止された! それまで普通に買えたし、楽しめていた×××××だが、今はもうダメだ! 製造も販売も購入も、ましてや単純所持もダメだ! 俺なんか、働いた金で買った×××××をすべて提出しろと言われたぜ! 提出しないと、逮捕だ」「急に厳しくなったんですか?」(第三話「規制の国」より)他全13話収録。
  • この世界には、よくあること。醜くて美しい。間違っていて正しい。知っていて知らない。脆くて強い。―――哀しくて、大切。

    「何だ?」キノが『フルート』を構えてスコープを覗いて、今いる丘の上から地平線を見下ろします。しばらくして、ようやくそれが何か分かりました。大量の土煙を生み出していたのは、大地を埋め尽くすような大型動物の大群でした。大きく太い体と頑丈そうな四肢を持つ、鈍い灰色をした草食動物です。「この辺に住むサイの一種、だね。水が欲しくて集団で移動中なんだよ」エルメスが言いました。灰色のサイの群は、何千頭、または何万頭いるのか分かりませんが、濁流のような密集度と勢いで大地を進んできます。その進む先には――「あ……」『フルート』を向けたキノが、声を漏らしました。 (「この世界の話・b」)他全11話収録。
  • ねえキノ、死なないでね。

    そして、すぐに、キノとエルメスは大きな病院の前にさしかかった。玄関ドアの前に、数人の看護婦が見送りをするために並んでいた。さらに、一台の黒塗りの車が道に止まっていて、運転手がそのドアを開けるところだった。車の後ろにエルメスを止めて、キノはその光景を眺める。やがて、祝福の声に包まれて、病院から夫婦が現れた。若い二人は顔に笑顔を浮かべながら、夫の方は大きな鞄を、妻の方は、小さなバスケットをその手に抱いていた。夫婦はお世話になった看護婦達に何度もお礼を言って、幾人かと笑顔で抱き合った。(プロローグ「幸せの中で・b」)他、全16話収録。
  • この腕が抱くもの。それは……。

    ある春の日。山からの冷たい雪解け水が、森の緑に活力を与え始める頃―――。 朝の日を背に受けて、キノとエルメスは、とある国を見下ろす山の上にいました。あとはもう道を下っていくと、そこにある森に囲まれた広い城壁の中へと、城門へとたどり着く場所でしたが、「こりゃ入れないね、キノ」エルメスとキノは、そこから動こうとしません。見えるのは、国内のあちこちで上がっている火の手でした。たくさんの家が燃えています。風に乗って、薄く煙が、そして人間の悲鳴が聞こえました。(「お花畑の国」)他、――全11話収録
  • “正義”が生み出すものそれは――――。

    ――「いい歌だった。歌もいいけど、歌手の声と歌い方がとても素敵だった。気に入った」「おや、キノがそこまで満足げに言うとは珍しい」歌が終わった直後から、まるでそれがスイッチだったかのように、広場には人の動きが生まれていた。歩いて城壁へ向かう人や、店のシャッターを開く人、馬車を用意する人、または自動車のエンジンをかける人。そんな中の一人、エプロン姿の中年の女性が、キノを目に止めて話しかけてきた。「旅人さん。さっき入国したのよね? 今の歌聴いたかしら? いい歌だったでしょう? 素敵な歌声だったでしょう?」(『歌姫のいる国』)――他全11話収録。
  • あなたのその悲しみはやがてあなたになる

    空には、暖かい午後の太陽が浮かんでいました。なだらかで大きな丘を登った時、丘の向こうが見えた時、キノは驚きの声を出しました。「あれ? なんでだろう」急ブレーキをかけられて止まったエルメスも、「おや」やっぱり驚きました。そこには国がありました。広い草原に、城壁が見えました。白い城壁が、大きな円を描いていました。――キノとエルメスが辿り着いたのは、城壁が続く大きな国。そこに国があるとは聞いていなかったので驚きつつ、入国するための門を探して走り続ける。しかし……。(『城壁の話』)他、全15話収録。
  • もどるところなんてない。

    「あー……」運転手が口を開いた。力のない声だった。「何さ? キノ」モトラドが聞いた。キノと呼ばれた運転手は、ポツリと「お腹すいたな」「だったら、止まって休む! 空腹で倒れられたら――」モトラドの訴えを「はいはい。何回も聞いたよ、エルメス」キノは流す。エルメスと呼ばれたモトラドは「分かっててやってるんだから」呆れ声で答えた。「そもそも、あの国が滅んでいたのがいけない」カーブを抜けながら、キノが言った。 ――お腹をすかせたキノとエルメスが辿り着いた場所は、盆地の中央を埋め尽くすように、数百人の難民が集まっていた……(『愛のある話』)他、黒星紅白が描くイラストノベルも含め全8話収録。
  • でも、だからボクは…、これからどうすればいい?

    ―――モトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)の反対側で、運転手が草の上に座っていた。両足を前に出して、後ろに手をついて、そして空を見上げていた。春の暖かい太陽に、蒼い空を背景にいくつかの雲が流れていく。運転手は十代中頃で、短い黒髪に精悍な顔を持つ。黒いジャケットを着て、腰を太いベルトで締めていた。―――人間キノとモトラドのエルメスは“動いている国”に出会い入国する。その“動いている国”が進む先には“道をふさいでいる国”があった。(「迷惑な国」)他全8話収録。 短編連作の形で綴られる、新感覚ノベル第7弾。
  • 選べない道なんかない。

    よくない道だねえ、と走ってきたモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)が言った。後輪の脇には箱が、上には大きな鞄と丸めた寝袋とコート。旅荷物をたくさん積んだモトラドだった。でもやっぱりこれは近道だよと、モトラドの運転手が言った。黒いジャケットを着て、帽子とゴーグルをした十代中頃の若い人間だった。腰を太いベルトで締めたジャケットの前合わせは、初夏の風が入るように大きく開けていた。その下に、白いシャツを着ていた。 人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。短編連作の形で綴られる、大人気新感覚ノベル第6弾!!
  • 605(税込)
    著者:
    時雨沢恵一
    イラスト:
    黒星紅白
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    この小説は、いつだって元気よくフィクションです!

    今回は 「もし高校野球の女子マネージャー茶子先生の 『すぐやる部』 を呼んだら」 と、「かなりピンぼけ」 の2本立て! この小説は、いつだって元気よくフィクションです。実際の事件、出来事、『キノの旅』、某高校の野球部なんかとは一切関係ないったらないのですよ。ないんですって。
  • 一応言っとく―――さよなら。

    そう――。 この世界は美しく、そして輝いている。 ボクの心を落ち着かせ、なごませてくれる。辛いことを忘れさせてくれる。それが、ボクの心がおかしくて、狂っていて、壊れていることの証明だとしても……。 それでもボクは、そう思えることを幸せに思う。思える今を大切に思う。 さあ――。 ボクはこれからもこれを見続けよう。ボク以外の世界中の人が、これを美しくないと吐き捨てても。そう思うことが、これ以上ないほどの間違いだとしても。 ボクが、これを美しいと思うかぎり。 人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。短編連作の形で綴られる、大人気新感覚ノベル第5弾!!
  • 605(税込)
    著者:
    時雨沢恵一
    イラスト:
    黒星紅白
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    今回の学園キノはバンドもの!? ♪聴いてください♪曲名は──「わたしの銃はホッチキス」!!

    今回の口絵三つ折ポスターは、“バンド活動をはじめた木乃達の日常の一コマを切り取った<表>”と、“「すげーカッコイイ!」アイツが登場の<裏>”。どちらも黒星紅白が素敵にカッコよく描き下ろし! そして、“あらすじ”は── バンド話。ドラム・犬山! ベース・静! ギター&ボーカル・木乃! 茶子先生もなんか怪しく活躍!そしてあの子とかまで出しちゃって! 「キノの旅」ファンから絶対に怒られるからー知らないからねー的な第4巻。
  • キミを連れていくことはできない。

    歌声が聞こえる。そこは、紅い世界だった。 一面に紅い花が咲き乱れ、隙間なく大地を埋め尽くしている。 何もない、ただ蒼いだけの空が広がる。 ……紅い草原に、再び歌声が聞こえた。 そしてそれが終わった時、最初に聞こえた声が訊ねる。 「これからどうするの?」 別の声は、 「いつかと同じさ。どこかへ行こう」 すかさず答えた。 「そうだね。そうしよう」 最初の声が、嬉しそうに同意した。 そして言う。 「そろそろホントに起こしてほしいなあ。キノ」 人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。短編連作の形で綴られる、大人気新感覚ノベル第4弾!!
  • 605(税込)
    著者:
    時雨沢恵一
    イラスト:
    黒星紅白
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    もうココまで来たら、誰も彼(←誰?)を止められない!?

    これは、謎の正義の味方に変身する腰にモデルガンを下げてちょっと大飯喰らいなだけの普通の女子高生・木乃と、人語を喋るストラップのエルメスが繰り広げる、硝煙反応たっぷりの連射乱射な物語。静先輩やサモエド仮面、陸太郎にワンワン刑事、茶子先生とティーが登場しちゃってます。そしてそして、今回は「え~!? その人出しちゃうの――?」という人が出たりします。――この小説は最初から最後までフィクションです。実際の内閣総理大臣、日本国政府、防衛省、東京都、神奈川県、「キノの旅」とは一切関係ないです。
  • だからボクは旅をやめない。

    真っ白だった。 上も、下も、右も、左も、ただ白かった。 「見事に何も見えないな」 「見事に何も見えないね」 「でも、すぐにまた、見えるようになる」 「見えるようになるだろうね」 「ねえ。見えるようになって、目の前にきれいさっぱり何もなかったらどうする? ちょっと嬉しくない?」 「ああ。でも、そんなことはありえないことを、ボクは知ってるからね」 「晴れたら、どうするつもり?」 「そうだな……、ここにいても仕方がないし、ボクにできることもない。出発するだろうな。それだけだ」 人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。短編連作の形で綴られる、大人気新感覚ノベル第3弾!!
  • 627(税込)
    著者:
    時雨沢恵一
    イラスト:
    黒星紅白
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    今までもこれからもあってはいけないノベルのはずだった……。

    「ねえ木乃。ちょっと足を止めて、七十二度左に向いて、顔を十四度上げて笑顔でピースサインをしてみて」エルメスが、突然そんなことを言いました。 「なんで?」「いいから」木乃は訳も分からないまま、言われたとおりに顔とVサインを向けて、「こう?」「はいチーズ――」「もういいよ、木乃」エルメスの言葉に、手を下ろした木乃が、歩き出しながら当然質問します。 「一体何なのよ?エルメス」「内緒。これから、また忙しくなりそうだね」「何が?」「秘密」 ――これは、謎の正義の味方に変身する腰にモデルガンを下げてちょっと大飯喰らいなだけの普通の女子高生・木乃と、そのマスコットキャラである人語を喋るストラップのエルメスが繰り広げる硝煙反応たっぷりの連射乱射な物語。
  • 世界は正しくなんかない。

    砂と岩の砂漠の真ん中で、キノは空を見上げていた。晴れている。 頭を下げて、石造りの口を開ける井戸を見た。涸れている。 「だから言ったとおりだよ。最初からこれじゃあ旅なんて無理だよ。キノ。旅人に一番必要なのは、決断力だよ。それは新人でも、熟練の旅人でも同じ。違う?」 「いいや、エルメス。それはきっと運だよ。旅人に一番必要なのは、最後まであがいた後に自分を助けてくれるもの。運さ」 人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。短編連作の形で綴られる、今までにない新感覚ノベル第2弾!!
  • 627(税込)
    著者:
    時雨沢恵一
    イラスト:
    黒星紅白
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    『キノの旅』 とは別の世界観で描かれる学園コメディ!

    木乃は言葉を話す携帯ストラップ・エルメスと学園生活を楽しむ、ごく普通の女子高生。 だが、その正体は銃を武器に魔物と戦う正義の味方だった! 学園一のモテ男・静先輩も登場し、青春街道まっしぐら!? 『キノの旅』 のキャラクターが別の世界観と設定で大活躍する学園コメディ! ―― キノファンは覚悟して読むべし?
  • 583(税込)
    著者:
    時雨沢恵一
    イラスト:
    黒星紅白
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    世界は美しくなんかない。

    「キノはどうして旅を続けているの?」 「ボクはね、たまに自分がどうしようもない、愚かで矮小な奴ではないか? ものすごく汚い人間ではないか? なぜだかよく分からないけど、そう感じる時があるんだ……でもそんな時は必ず、それ以外のもの、例えば世界とか、他の人間の生き方とかが、全て美しく、素敵なものの様に感じるんだ。とても、愛しく思えるんだよ……。ボクは、それらをもっともっと知りたくて、そのために旅をしている様な気がする」 ―――短編連作の形で綴られる人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。今までにない新感覚ノベルが登場!
  • 彼女の冷たい手が、とても、気持ちいい。どうして? 僕は、このときまでを、思い出す。

    高校生にして電撃文庫で作家デビューを果たした“僕”と、クラスメイトで新人声優の似鳥。アフレコに向かう特急列車の中でだけ会話を交わす二人だったのだが、その関係をおびやかす一人の少女が現れる――。 ライトノベル好きを自負するクラスメイトの佐竹ひなた。彼女は“僕”が授業でWeb小説版と偽って朗読した『ヴァイス・ヴァーサ』に興味津々。しかし、その原稿は著者である“僕”自身が似鳥のために書いた未発表原稿で……。 高校生作家と新人声優の秘密の関係は、ラブコメモードに突入!?  時雨沢恵一×黒星紅白、新シリーズ第三弾!
  • ついに“首絞め”の真相が明らかに! 時雨沢恵一×黒星紅白、新シリーズ第二弾!!

    僕は、東京へ向かう特急列車の車内にいる。いつもの、窓側の席に座っている。 五月晴れの空の下、まさに今、列車は動き出した。ホームの景色が、後ろに流れていく。隣の席は、あいている。似鳥は来るか? 来る。僕には分かる。 高校生にして電撃文庫で作家デビューを果たした“僕”と、クラスメイトで声優の似鳥絵里が、週一回、アニメのアフレコに向かう特急列車で交わす作家業についての会話。――それは、二度と引き返せない終着点へと進んでいく……。
  • 高校生ラノベ作家が主人公だが、彼の現状はなんか大変なことに――。 時雨沢恵一×黒星紅白の新シリーズ!

    僕は、硬い床に背中をつけて横たわっている。水色で薄手のセーターを纏った彼女の両腕が、僕の首に伸びている。彼女の手は、とてもとても、冷たい。それは、まるで、鎖のマフラーでも巻かれたかのようだ。照明からは逆光になるので少し薄暗い、彼女の顔。彼女は泣いている。見開かれた大きな瞳から、セルフレームの眼鏡のレンズ内側にぽたぽたと涙を落としている。 「どうしてっ!?」。叫び声と共に、さらに強烈な力が僕の首に加わる。まるで痛くはない。そのかわり、頭の中で――、真っ黒な墨が一滴、音もなく落ちた。その黒い染みは、じんわりと広がり始める。 「どうしてっ!?」。彼女が再び叫んだ。どうしてこんなことになったのか――それは僕が知りたい。
  • 「オーフェン」の秋田禎信が描くネオ・サスペンス

    巨大なショッピングモール「プラーザ」が何者かの手によって閉鎖された。閉じこめられたものたちの恐怖心は増幅され、狂気へと変貌する――。『魔術士オーフェンはぐれ旅』で絶大な人気を誇る著者、初のサスペンス。
  • 『アリソン』『リリアとトレイズ』『メグとセロン』と紡がれた彼らの物語ここに完結!

    トラヴァス少佐を乗せた軍用機が突如爆発。制御を失ったその機体は、人里離れたルトニ河の川縁に墜落してしまう。 その頃、ロクシェ首都では、消息を絶ったトラヴァス少佐が麻薬犯罪に関与したという疑惑が持ち上がり、過剰とも思える証拠が次々と明らかになっていく。 一方、やんごとなき事情により生活の危機を迎えてしまったアリソン。そんな母の姿に将来を案じるリリアを、新聞部メンバーが助けようと画策する中……アリソンは「わたし、再婚するんだ!」と陽気に語るのだった。しかも、相手は既に死んでしまったはずのあの人で――! オールスターメンバー総出演で贈る、胸躍るアドベンチャーストーリー、完結編!
  • 『アリソン』 『リリトレ』 『メグセロ』 と続く“彼らの物語”、完結編!

    アリソンに見送られたトラヴァス少佐は、軍用機に乗り旅立つ。しかし機体はその後、爆発とともに墜落してしまい ──。 一方、リリアの通う第四上級学校では、“謎の転校生”トレイズを巡って新聞部メンバーが校内の大調査を開始する。すると、思いがけず臨時ロッカーに関する不審な現象が明らかに。彼らは、徐々に大きな事件へと巻き込まれてしまうのだった……。 懐かしいあのキャラクターたちも勢揃いでお贈りする、胸躍るアドベンチャー・ストーリー×ドキドキハラハラワクワクドタバタ学園物語の完結編上巻!
  • 649(税込)
    著者:
    時雨沢恵一
    イラスト:
    黒星紅白
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    メグとセロンが 「大変なこと」 に──。 超注目の 『メグセロ』 シリーズ完結編!

    メグの元に、ラプトアからの短期留学生だった“新人君”の出した手紙が届く。手紙の内容について一人思い悩むメグ。思い切ってリリアに相談してみることに── 「むむ? メグ宛のラブレター?」 「似てるけど……、ちょっと違う」 「見ていいの?」 「うん。でも、絶対誰にも言わないでね」 ── 相談の結果、手紙の内容について、セロンに確認してみることに決める。そして、例年にない大雪が降る中、新学期が始まり、部室へと集まる新聞部のいつものメンバー。手紙の内容を相談するメグ。しかしそれが、新聞部を巻き込んでの 「大変なこと」 に発展してしまい ──! 『アリソン』 『リリトレ』 から続くシリーズ 『メグセロ』 がついに完結。
  • 今回のキーワード⇒「顧問のあの人」 「ジャージ」 「留学生」 「メグとセロンの関係に変化」

    超お金持ちのご子息ご令嬢で美男美女ぞろいの新聞部部員、例の6人が巻き起こす今回の騒動は── 「新聞部みんなで学校主催のオリエンテーリング大会に参加し(もちろんジャージ)、ある事情から1位を目指す!? ライバルとなるスキー部も登場しちゃったりして!?」 と、「新聞部に短期留学生が来てなんかいろいろあって、そしてなぜかメグとセロンの関係に変化が起きちゃった~!?」 の中編2本。さらに“あの人達”が登場する短編2本も収録 ── というてんこ盛り! いつにも増してドタバタハラハラヘトヘトコソコソワクワクドキドキ、エ~~ッ!?なメグセロ第6巻。
  • えっ!? 金髪熱血漢のラリーにラブレター? 思わぬ展開に新聞部一同騒然。

    女子人気大、実は奥手のセロン。 正義感あふれる天然系メグ。 熱血漢金髪のラリー。 長身メガネサバサバ女子ナタリア。 美形長髪ちょっと皮肉屋ニック。 情報力抜群、新聞部部長ジェニー。 超お金持ちの子息・美男美女が集まり、学園内でも話題の中心である新聞部メンバー6人。学園地下の不審人物騒動や、探し物の依頼、新聞部合宿中の殺人事件などなど、なぜか必ず騒動に巻き込まれてばかりのメンバー ──。今回はなんと! あのラリーにラブレターが!? これはまたひと騒動の予感……。恋あり、友情あり、ミステリーあり、のドキドキハラハラワクワクドタバタ学園物語、第5巻!
  • エアコ村の別荘に集まった6人。今回は、殺人事件に遭遇!!

    エアコ村の別荘に集まったセロン、メグ、ラリー、ナタリア、ニック、ジェニーの6人。「今夜はカメラを教えておく!ジャージに着替えて集合だ!」「なぜにジャージよ?」「部活動だから」新聞部部長ジェニーの号令の元、カメラの使い方を教わり、それぞれグループに分かれて実際写真を撮ることに。メグとペアになったセロンは、いつもの無表情ながら夢心地で村を回り写真を撮っていく。そして、ある一軒の家の前でメグが写真を撮ると言い出し……。 個性豊かな6人による、恋あり、友情あり、ミステリーあり、のドキドキハラハラワクワクドタバタ学園物語、第4巻!
  • 新生 “新聞部” に、“ある物” を探して欲しいという依頼が持ち込まれた……。

    ルックスも頭も良くて女子に大人気のセロン。 可愛くおとなしそうで実は正義感あふれる天然系(?)のメグ。 セロンの親友、熱血漢金髪のラリー。 長身でメガネをかけたサバサバ女子のナタリア。 美形長髪でちょっと皮肉屋のニック。 新聞部部長で情報通、カメラを手放さないジェニー。 6人の個性豊かなメンバーによる、恋あり、友情あり、ミステリーあり、のドキドキハラハラワクワクドタバタ学園物語、第3巻! 今回のサブタイトル “ウレリックスの憂鬱” にピンと来た人は、かなりの時雨沢作品フリークです!

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