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『ミランダ・リー、1円~(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全164件

  • クリスマスの喜びを彼と一緒に……。ただそれだけが、シンデレラの願い。

    毎週水曜日、ペッパーは朝から落ち着かず期待に胸を高鳴らせる。彼女の小さなベーカリーに、サイモンというすてきな客が来店するから。出逢って5カ月近くがたったころ、彼が大企業のCEOと知って驚いた。ペッパーは8歳で母と死に別れ、その後、育ててくれた祖母も亡くなって天涯孤独となってからは店の2階を住まいに、つましく暮らしてきた。そんな自分には、サイモンは手の届かない遠い存在に思えたが、彼の会社のパーティを手伝った夜、二人の間の壁が崩れ、情熱が溢れた。だが、NYで最もセクシーで勢いのある実業家とされるサイモンとの恋は世間の注目を集め、ペッパーは彼に迷惑をかけまいと別れを告げる。ほどなく店と家を焼け出され、予期せぬ妊娠まで判明するとは……!

    ■おなかの子には、父親の顔を知らずに育った自分と同じ思いはさせたくないペッパー。ゆえあって生涯独り身を決め込むサイモンの決断は? クリスマスが嫌いなサイモンと、クリスマスが大好きなペッパーが粉雪舞う季節に繰り広げる、愛おしくて感動的なロマンス!
  • 《珠玉の名作本棚》ハーレクイン文庫に毎月2点、仲間入り!英国が誇る二大ロマンス作家による、愛と夢のつまったクリスマス短篇集!

    継母と継妹に虐げられて暮らすバーサは、自分の誕生会なのに悪趣味なドレスを着せられ、立ちつくしていた。招待客が美しい継妹にばかり興味を示すなか、医師のオリヴァーが平凡なバーサに声をかけた。「ここを抜けだして食事に行かないか?」(B・ニールズ『悲しきシンデレラ』)庭師のアンバーは大富豪ロッコの恋人だったが、二人の関係をゴシップ紙に売ったと彼に誤解され、冷酷に捨てられた──彼の子を宿していたのに。1年半後、再会したロッコに誘惑され、熱い夜を過ごすが、すぐに深く後悔する。彼から愛人になるよう迫られたのだ!(L・グレアム『届かなかったプロポーズ』)
    *本書は、クリスマス・ロマンス・ベリーベストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ナースのリアノンは2週間前、亡き親友から忘れ形見を託された。赤ん坊の父親は、世界的に有名なギリシア富豪、ルカス・ペトラキデス。陰のある美貌、洗練された立ち居振る舞いだけでなく、誠実さと責任感の持ち主という評判を知り、リアノンは心を決めた。親元のほうがこの子は幸せなはず。愛着が湧いてしまう前に渡さないと。ところが、電話をしても取り次いでもらうことさえできず、やむなく彼の高級リゾートで開かれるパーティー会場へ向かった。勇気を振り絞り、話を聞いてほしいと告げたリアノンをルカスは冷たく一瞥して、警備員に彼女をつまみ出せと指示した。満座の注目が集まるなか外へ連れ出されながら、リアノンは叫んだ。「あなたの赤ちゃんがいるの!」

    ■ウェールズの郊外でつましく暮らすリアノンは、給料の半月分もの大金をはたいてルカスのホテルの一室を予約したのでした。でも、無慈悲な大富豪はリアノンの訴えを真っ向から否定して……。HQイマージュの代表作家、ケイト・ヒューイットの秀作をどうぞ!
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 「結婚してくれ」「子供を産んでほしい」孤独な彼女は愛の言葉と信じたけれど。

    3年間片想いしてきた男性が、花嫁となった妹にキスをした。大好きなクリスマスなのに、ホリーはみじめでたまらなかった。両親の死後、私は夢をあきらめ、妹を必死に育ててきた。男性とつき合った経験もなく、子供を持つ夢もかなっていない。このまま私の人生は、他人に尽くして終わってしまうの……。ギリシア富豪スタヴロスには時間がなかった。富も名声も手に入れた。だが今、欲しいのは血を分けた我が子だ。不治の病に冒された僕に残された時間は、あと数カ月。無垢なホリーなら、子供の母親としてうってつけじゃないか?

    ■スター作家J・ルーカスがクリスマスをテーマにした今作は、ヒーローが余命わずかで妻と子を熱望し、ヒロインを熱烈に手に入れようとするという展開で冒頭から目が離せません! 凍える寒さも忘れるような、情熱的なクリスマス・ロマンスをお楽しみください。
  • ロマンス界の三傑がロマンティックな都市を舞台に描いた、豪華なクリスマス短篇集。思わず引き込まれる筋書きのミシェル・リード、ゴージャスなヒーローが魅力のヘレン・ビアンチン、恋に落ちた男女の会話の妙が堪能できるペニー・ジョーダンによる珠玉作です!

    『シチリア式結婚』
    祖父に命じられ、借金のかたに資産家ラファエルと結婚したニーナ。長年彼に片想いをしてきたニーナは、たとえ身売り同然の結婚でも、いつかは愛してもらえるかもしれないと、淡い望みを抱いていた。だが、別居状態の夫が美しい従姉とロンドンで情事に耽っていると聞き、胸が張り裂けそうに。その日、突然ラファエルが帰宅し――

    『誘惑の季節』
    職場で傷ついた秘書のアニークは仕事を辞め、疲れた心と体を癒そうとおばの家へ向かった。ところが、急用で留守のおばの代わりにそこにいたのは、隣に住むパリ出身のハンサムな実業家セバスチャン。アニークは平和を求めてやってきたのに、彼女を面白がるような彼の言動に心を乱される。さらには、不意に唇まで奪われ……!

    『恋に落ちた天使』
    派遣看護師のメグは仕事のためクリスマスをセビリアで過ごすことになり、患者の名づけ子の公爵クリスティアンと出逢う。貴族らしい美麗な横顔に惹かれる一方、彼の傲慢と偏見に満ちた言葉に、メグは声を失った。「多くの看護師が貧しい人のために奉仕しようとするが、きみは高い報酬を払う患者に雇われる道を選んだわけだ」
    *本書は、既に配信されている作品の傑作選となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 帰らなきゃ。愛していると気づかれる前に。

    エイミーは夫マルコに会うため、町に帰ってきていた。それは、新婚半年で彼女が家を出て以来、2年ぶりの再会であり、離婚を切り出し、夫に同意してもらうための再会でもあった。滞在は短ければ短いほどいい――鋭いマルコのことだから、長くいたら、きっと嘘がばれてしまう。本当は愛していると。だから、彼の同意を得たら、すぐに立ち去るつもりでいた。ところが夫は離婚を受け入れず、帰すまいと束縛する。しかもなぜ、傷ついたように私を見ているの?子供が望めない私への、愛などどこにもないはずなのに……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 子供が欲しい。運命の人にはまだ出逢ってないけど

    彼にだけはこんな失態を見せたくなかったのに…。堪えていた悲しみがこみあげ、幼なじみのジョンの前でスカーレットは泣いてしまった。幸せな結婚と家庭を夢みていたものの30歳をすぎても運命の人とは巡りあえず、せめて子供が欲しいと人工授精を受けているけれど今月も妊娠はできなくて…。彼女の事情を知るとジョンは信じられない提案をしてきた。「僕を君の子供の父親にしないか? 昔ながらの方法で」そんな…あなたは私を嫌っていたのに。いったいなぜ?
  • 愛していると知られれば、この結婚は終わってしまう

    夫ブレイクの乗った飛行機が行方不明になった。その時ジュリアーナは初めて自分の気持ちに気づき、愕然とした。ああ…彼をこんなにも愛していただなんて! ブレイクは無事に戻ってきたものの、ジュリアーノは冷静な自分を取り繕うのに必死だった。彼とは子供の頃からの友人で、お互いの目的のため結婚した。彼は妻に愛されることを望んでいない男性…気持ちを知られれば結婚生活は終わってしまう。ああ、でも…私はこの想いを一生秘めつづけなければならないの?
  • 夢の一夜のあと、傷心の秘書に訪れた、想定外の再会劇。

    旅先で、しかも名前しか知らない人と一夜を共にするなんて!我に返ったゾーイは自分の行いに愕然とした。隣では昨日出会ったばかりのエイダンが静かな寝息をたてている。乱れた金髪と小麦色の肌が罪深いほどセクシーな彼は静かな海辺の町に住む、都会のせわしさとは無縁の自由人。すばらしい夜だったけど、二度と彼に会うことはないわ。パニックに陥ったゾーイはその場を逃げ出し、街へ飛んで帰った。だが数日後、あるパーティで思いがけず彼に再会してしまう。困惑してキッチンへ逃げこんだ彼女をエイダンが追ってきて……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 視線がからんだ瞬間、わたしの恋は始まった――

    働きながら学位を取得するため、ハンサムな大富豪セバスチャンの屋敷で住みこみ家政婦となったルビー。ところが、セバスチャンとの初対面は最悪なものとなり、ふたりの間にはぎこちない雰囲気が漂う。わたし、嫌われてしまったのかしら…。不安な日々のなか、ルビーはセバスチャンの母親の誕生日をともに祝うことになる。その夜、感謝を伝えに部屋に来たセバスチャンと一線を越えてしまったルビーだったが、彼に愛人になるよう言われ――!?
  • この結婚は、愛ではなく庇護のため。19歳の無力な若妻は、誓いのキスに目を閉じ――

    今日は結婚式。新婦なのだから幸せいっぱいでなければ。そう思うのに、ソフィアの気は重くなるいっぽうだった。時間だと告げる声に振り返ると、新郎のジョナサンが――ハンサムで裕福で近寄りがたい、彼女の夫となる男性がいた。初めて会ったときからソフィアに冷たかった彼は、臨終の兄に頼まれたからという理由だけで彼女と結婚する。そんな彼に、私の秘めた想いを気取られるわけにはいかない……。だが、なぜか結婚式での彼のキスは激しく、ソフィアは戸惑いながらも、その情熱に熱く応えていた――。
    *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シリーズ26冊
    1,8703,135(税込)

    お得な価格でハーレクイン・ロマンス4作品収録『一夜の恋におびえて』-妹の結婚式で付添人を務めるゾーイ。式の最中、花婿の兄で付添人のアーロンの態度の悪さに辟易し、懲らしめようと近づくが、逆に彼の誘惑の罠にかかり……。『賭けられた花嫁』-父が賭で失った城を取り返すためアンジェリークは首長国に飛んだ。交渉相手レミーの部屋に忍びこむが、捕まって投獄されかける。すると彼からとんでもない提案が!『愛と偽りのギリシア』-ケイラはギリシアの小島でハンサムな漁師と知り合うが、彼はなぜか彼女の正体を疑っていた。それでも惹かれるケイラは、ある日、彼の驚く真実を知った。『希望と名づけた愛の証』―妊娠中のミアはおなかの子の父親の葬儀で、その兄である初恋の相手イーサンと再会した。彼はミアの不実をなじるが、この妊娠には誰にも言えない秘密があった。
  • 愛し愛される結婚―― 天涯孤独の娘の、儚い夢。

    「僕は君に結婚を申し込みに来たんだ」エマは唖然とした。都会からやってきた若き腕利きの医師ジェイソンが、伯母を亡くして天涯孤独になったエマを妻にしたいという。初めて往診に来たときから、彼をすてきだと思っていたけれど、いきなり結婚だなんて、いったいどうして……?その答えはエマを惨めにさせた。燃えるような恋愛感情はなく、ジェイソンはただ真っ当な結婚を望んでいただけだったのだ。それでも、いつか愛が生まれればと、エマは結婚を承諾した。ハネムーン後、夫につらく当たられるようになるとも思わずに。
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ただの家政婦の私が、彼に恋してはいけないのに…

    テレビ番組の司会者ジェイクは頭を抱えた。家族を養うために人生をすり減らした父のようにはなりたくない。だから結婚なんてもってのほかなのに…なぜ雇った家政婦がこんなに可愛らしい女性なんだ!? 一方、家政婦アビーは驚いた。まさか雇い主が、オーストラリア中の女性の心を奪っていると噂の有名人だったなんて。でも彼はいつもそっけないし、私は嫌われているに違いないわ。お互い距離を置こうとするジェイクとアビーだったが、思いがけない運命が訪れて…?
  • 【可愛さあまって憎さ100倍~想定外の恋、愛の再燃~】
    求む、200万ドルの花嫁!結婚相手紹介会社〈求む、妻〉を営むナタリーのもとに、
    会社経営者なのに兵士のように見える男性マイクが訪れた。
    「1カ月後には結婚していたい」彼は言った。
    仕事に必要な便宜上の結婚であり、すぐに離婚するつもりだとも。
    偽りの結婚のための紹介なんてできない。ナタリーは断ったが、
    マイクは花嫁への報酬として200万ドルを提示してきた。
    そんな大金があったら、両親の借金を返済してあげられるのに……。
    ナタリーは気づくと、自分でも信じられないことを口走っていた。
    「わたしではどうかしら?」
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛されぬお飾りの妻が、 記憶をなくしたとき、夫は…

    結婚披露宴で、夫リースの友人とダンスを踊っていたアラナ。すると驚いたことに、リースが嫉妬に満ちた視線を向けてきた。変ね、彼が嫉妬なんてするはずがないのに。結婚紹介所を通じて愛情抜きの結婚をした彼にとって、私はお飾りの妻なのに。二人が喜びとするのは、ベッドのなかでの行為だけ。だがその夜交わした愛は、今までとは何かが違っていた。もしかしたら、私たちの関係が変化し始めているの?それを確かめることはできなかった。翌日アラナは事故に遭い、全ての記憶を失ってしまったから――。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 会ったことさえない父から遺されたものは…?

    婚約者の裏切りにあったことから、もう誰にも恋をしないとベロニカは心に誓っていた。そんな彼女の前に現れたのは、実業家のレオナルドだ。彼の友人がカプリ島にある別荘をベロニカに遺したと言われるが心当たりがない。しかし、贈り主が母の元雇い主だとわかり、存在すら知らなかった父の正体を知ることに。亡き父が遺したものを見てきてほしい──母の願いで島へと向かうベロニカ。そこでレオナルドと再会した彼女は、抗いがたい彼の魅力を無視しようとするけど…。
  • サマンサは、とびきりハンサムでセクシーな社長ガイの秘書。胸に秘めた切ない思いがいつか報われる日を夢見てきたけれど、ボスは他の女性たちとの戯れの恋にうつつを抜かしてばかり。ついに耐えきれなくなって、彼女は辞職を願い出た。数日後、父親の入院騒ぎに動揺したガイが妙なことを口走った。結婚する気はさらさらないが、経済的な援助以外の要求をせず、僕の子供を産み育ててくれる女性を探してくれないか、と。サマンサの頭に、最高にエキサイティングな考えがひらめいた。彼女は努めてさりげなく言った。「だったら……私ではどう?」●本書は、1996年4月に小社より刊行された作品を文庫化したものです。
  • ★前の夫を殺したうえにボスと不倫を・・・・・・。私はなんてひどい中傷の的になっているの!★オリビアとネイサンは、お互いの過去をほとんど知らないまま、劇的な出会いから三週間後に結婚した。ところがある夜、ナイトクラブで二人はとんでもない中傷を耳にする。オリビアは最初の夫を殺し、そのあとすぐボスの愛人になったのだと。悪辣な噂を振りまいているのは、オリビアの雇い主の弟ヒューだった。ヒューは、かつてオリビアに言い寄って拒絶されたことを恨み、また、兄が仕事で成功を収めたことにお嫉妬していた。ネイサンはヒューを告訴しようというが、オリビアは反対する。彼女は前夫の死に対してある罪悪感にとらわれていた。絶対人に言えない罪の意識に・・・・・・。そんなオリビアに不信をいだいたネイサンは、不倫の噂は本当ではないのか、仕事もすぐに辞めろと迫ってきた。
  • 有名な会社社長で、女性たちの理想の男性としても知られるライアン。クライアントの1人である彼のオフィスを、ローラは週に1度訪れる。だが彼と私語を交わすことはなく、格好も地味なものを選ぶ──本当は、ライアンの男性的魅力を意識していることを隠すために。そんなある日、ローラは途方に暮れていた。もう先は長くないであろう祖母を喜ばせるため、つい“運命の男性に出会った”と嘘をついてしまったからだ。心ここにあらずの状態を、いつもは冷淡なライアンに気づかれ、思わず真実を告げてしまったローラは彼の言葉に唖然とした。「では僕がその運命の男性を演じてあげよう」■いつもセクシーなラブストーリーを届けてくれるミランダ・リーの待望の新作です。愛を信じない男性と、恋人同士を演じることになったヒロイン。この恋のゆくえは?
  • 社長令嬢のオードリーは、自分に自信がまったくない。だから不誠実な恋人に別れを告げたとたん相手が豹変し、“家柄しか取り柄のない退屈な女”と口汚く罵ってきたときも、ショックのあまり青ざめ、身を震わせるしかなかった。たしかに私は不器量だしつまらない女だけど、でも……。オードリーの前に一人の男が颯爽と現れたのは、そのときだ。容姿端麗で裕福そうな彼は、オードリーとの甘い関係を匂わせ、わめき立てる元恋人を見事なまでにやりこめてくれた。いったい、このセクシーな男性は誰? 本物の白馬の騎士?
  • レイチェルはこの四年間で変わり果ててしまった。やせすぎの体に地味な黒のスーツ。化粧気のない顔は老けて悲しげだ。たび重なる不運で男性不信に陥り、プライドすらもずたずただった。仕事で訪れた高級ホテルで、いつも消極的なレイチェルに、上司のジャスティンはこう提案する。「美容院に行ったらどうだい。髪も化粧もすべて変えてみればいい」数時間後、バーのダンスフロアで待っていた彼は、現れた美女に息をのんだ。「今、きみと踊るのは賢明ではないな」レイチェルは大胆にも上司の首に腕をからめ、きっぱりと言った。「黙って、ボス。ただ足を動かして」
  • 一年前、仕事でオーストラリアを訪れたマイルズは、パーティーで出会ったマディーという女性の魅力にとりつかれてしまった。彼女を抱きたい……狂おしい思いはつのるばかりだった。そんな気持を振り切ろうと、彼は愛のない結婚さえしようとした。だがセクシーなマディーは魔性の女。どうしても忘れられない。ついにマイルズは婚約を解消し、再び彼女の住む国へ向かった。そのころ、マディーは親友キャロリンが産んだ赤ちゃんを見て母性本能を呼び覚まされ、たまらなく子供が欲しくなっていた。でも、自由奔放に生きる彼女は結婚はしたくなかった。結婚せずに子供を産む――それには適当な精子提供者がいればいい。もちろん優秀な頭脳と容貌と血統を持った男性が最高だ。そして子供は一人で育てていこう。マディーの決意は固まった。
  • ★強要された結婚・・・・・・。ペイジは真実を知らぬまま彼を受け入れた。★アントニオはテレビ番組制作会社のヨーロッパ支局長。ある日、社長のコンラッドに呼ばれ、とんでもない話を切り出された。十七歳のころから家出を繰り返す娘のペイジを落ち着かせるために、結婚させたいというのだ。そして彼の選んだ相手が、アントニオだった。「娘と結婚すれば、私の地位は君に譲る。もし拒否すれば、君のライバルに同じ提案をする」アントニオはまるで脅迫だと憤ったが、ライバルに負けるのは耐えられず、結局申し出を受け入れた。地位を譲られたのち、離婚する手もあると自分に言い聞かせて。ペイジにとっても、その話は意外だった。十七歳のとき、冷たく拒絶されてからも、ずっと彼を忘れられずにはいたけれど。でも、今になっていったいどうして・・・・・・?再会は、どちらにとっても苦く、心ときめくものではなかった。
  • 5年ぶりの高校時代の同窓会を控え、ジョージィの心は沈んだ。欠席するわけにはいかないけれど、前回同様に一人で行けば、独り身の寂しい女だと同級生にばかにされるのは目に見えている。そう気落ちする彼女に友人が勧めたのが、エスコート派遣会社。すてきな恋人を雇い、会に同行してもらえばいいというのだ。悩んだすえにジョージィは男性を1人手配したが、当日の夜、現れたハンサムな男を見て息をのんだ。知的で落ち着いた物腰ながら、危険なほどにセクシーだ。こんな人と恋人同士のふりなんて……私にできるかしら?
  • アンジェリーナは16歳で未婚の母となった。息子の父親は、彼女の家が経営するワイナリーで更生のために働いていた不良少年のジェイク。危険な魅力にあふれる彼に心奪われてバージンを捧げたものの、すぐに周囲に引き裂かれ、妊娠がわかっても彼に知らせることはなかった。ある日、敏腕弁護士となったジェイクが偶然ワイナリーを訪れ、ふたりは16年ぶりに再会を果たすが……。しょっぱい青春の続きを描いた、ピュアな恋愛小説!■本書は、2005年4月に小社より刊行された作品を再編集したものです。
  • 660(税込)
    著者名:
    ミランダ・リー
    翻訳者名:
    山本翔子
    レーベル: ハーレクイン

    スカーレットは今月も妊娠していないことを知り、涙に暮れていた。30歳をとうに過ぎても運命の人には巡り会えず、せめて子供が欲しくて人工授精を受け続けているところなのだ。でも、今日は海外から戻る幼なじみのジョンの家でのパーティがある。みんなの前ではせいぜい明るくふるまわなくては。気を取り直し、ジョンを迎えに行ったスカーレットは、久々に会う彼のあまりにすてきな姿に驚いた。彼にいじめられてばかりいた昔が嘘のよう……。今や感じよく話も聞いてくれるジョンに、つい口を滑らせてしまうと、スカーレットは彼の口から出た言葉にさらに驚いた。「僕が君の子供の父親になろう。ただし人工授精ではなく」■セクシーなストーリーと純粋でかわいいヒロインを描くのが得意なミランダ・リーの久々の新作をお届けします。好きなのになかなか素直になれない2人の恋はどうなるのでしょうか。
  • 銀行の最高経営責任者であるリチャードと交際を始めたホリー。平凡なだけの女になぜ興味があるのか不思議に思いつつも、彼の目に宿る情熱を信じてみることにした。それでも心の片隅で感じていた。自分は本気の相手ではないと。リチャードは亡妻を愛し続けていると聞いたこともあるし……。悪い予感は的中した。ある日、彼と訪れたパーティで、リチャードの友人の妻が教えてくれたのだ。彼は、結婚紹介所に登録して妻を探していると。やっぱりわたしは、遊び相手にすぎなかったの?
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 醜いあひるを白鳥に変えたのは、ハンサムで裕福な、大人の男性。

    意地悪な継母のせいで、オードリーは自分に自信がない。浮気をした恋人を喫茶店に呼び出して別れを告げたが、“取り柄のない退屈な女”と逆に口汚く罵られてしまう。たしかに私は不器量だし、つまらない女だけど、でも……。そこへ、一人の男性が颯爽と現れた。容姿端麗で裕福そうな彼は白馬の騎士さながら、わめき立てる元恋人を見事なまでにやりこめてくれた。彼はエリオットと名乗り、オードリーを自宅まで送ると、絶世の美女を見つめるようなまなざしで、熱烈なキスをした!
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 誰にでもある秘密。それごと愛し、愛されたいの…

    アビーは、整形外科医イーサンのクリニックで受付の仕事をしている。恋人の裏切りで男性不信に陥っていたが、イーサンもまた、なぜか女性に嫌悪を抱いているようだった。ある日、彼が出張に同行してほしいと頼んできた…恋人として、多額の報酬つきで。何を考えているかわからずアビーは即座に断った。だが、予期せぬ事件が起こる。アビーが慕う恩師の大金が盗まれたのだ。悲しむ恩師を前に彼女は心を決めた。頼みを受け入れよう。彼に心奪われるとは夢にも思わず…。
  • シャーロットは空港で呆然と立ちつくしていた。明日、挙式の予定なのに、婚約者が現れなかったのだ。あまりのことに、人目もはばからずしゃくり上げていると、ダニエルと名乗る長身の男性に声をかけられる。彼はシャーロットに事情を聞いたあと、食事に誘ってきた。不誠実な男性とは、二度と関わりたくないわ!シャーロットは彼に渡された名刺を突き返すと、くるりと背を向けて歩き去った。翌日、ダニエルと結婚式を挙げることになるとは夢にも思わず。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 不器用な家政婦の一途な片想い。でも空気と同じで、彼は気づかない。

    アビーは有名な大富豪ジェイクの邸宅で、家政婦をしている。学歴もなんの資格もない私に、彼は仕事をくれた。雇い主がぶっきらぼうでも、アビーは熱心に働いて感謝を示した。ある日、ジェイクに一緒に外出しようと誘われてから、二人の距離はみるみる近くなり、アビーは彼に身を任せてしまう。ただし、ジェイクは「僕に恋はするな」と何度も警告した。そのたび、アビーはほろ苦い気持ちで「大丈夫」と繰り返した。だがピルをのみ忘れたと気づいたとき、彼女はパニックに陥った。彼の子供は欲しい。問題は私の体では赤ん坊が育たないこと……。

    ■両親と夫を亡くしたヒロインは、家族が欲しいと思いながらもあきらめていました。妊娠したと思ったときも、ヒーローの子供は産みたいけれど、3度も経験した流産の悲しみと苦しみをまた知るのは怖くて……。ヒロインの切ない想いが胸を締めつける一冊です!
  • 地味でまじめな個人秘書は、今宵、シンデレラになる――

    十代で孤児となったレイチェルは、懸命な看病の甲斐もなく養母を亡くしたあと、裕福でハンサムなコンサルタント、ジャスティンの秘書になった。ある日、彼と訪れた出張先で、元恋人とでくわす。だが、彼女を見てもまるで気づかないのだ。無理もないわね。やつれてメイクもせず黒いスーツ姿の私では。すると、事情を知ったジャスティンが言った。「エステに行って、髪もメイクもすべて変えてみたらどうだ?」数時間後、バーのダンスフロアで待つボスの前に立った彼女は、ゴージャスな彼に見つめられた――とびきり熱いまなざしで。「今、きみと踊るのは賢明ではないな」

    ■HQロマンスが誇る数々の逸作を厳選してお贈りする“伝説の名作選”。セクシーなボスに夢の世界へといざなわれる地味秘書の華麗なる変身物語をお楽しみください。オフィスを舞台に、ミランダ・リーが美しく官能的な作風で綴る、王道シンデレラ・ロマンスです。
  • ルシールは横暴だった前夫のせいで極度の男性不信に陥っていた。つい最近結婚した友達がしきりにデートを勧めてくるが、その気にはなれない。でも、一生独りでいるのも寂しい気がする。ある日、そんな彼女の前にとびきりゴージャスな男性が現れた。敏腕興行プロデューサーのヴァル・シーモア――悪名高いプレイボーイだが、抗しがたい魅力の持ち主だ。そのヴァルがルシールをディナーに誘ってきた。こんな人に恋をしたら、傷つくのは目に見えているけれど……。離婚して以来はじめて、ルシールの心は揺れた。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • リーアにとって人生は完璧だった……あの事故に遭うまでは。酷い傷を負ったリーアは女としての自信を喪失していた。どんな男性にも心そそられるつもりはなかった。それなのに、新しく就任したやり手の社長ジェイソンの目に留まってしまう。誰もがその美貌に目を奪われ、足を止め、振り返るほどの、美しい彼が近づいてくるだけで、目眩がし、胸が高鳴る。しかし彼には、愛人にしかできないと言われているのだ。もし私の体に残る傷跡を見たら幻滅するに違いないと思うと――リーアの胸はねじれるように痛んだ。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 男性不信の私が、危険なプレイボーイに恋をして…!?

    夫に裏切られ離婚したトラウマから、ルシールは男性不信に陥っていた。あんな思いをするならもうパートナーなんてほしくない…。そんな彼女の前に現れたのは、欧米で知らない人はいないであろう最高のダンサーで最悪のプレイボーイ、ヴァル・シーモア。仕事の依頼人である彼は獲物を見るような目でルシールを見つめ、ディナーに誘ってきた。女なら誰でも思いどおりになると思っているの? 彼の危険な魅力に惑わされながらも、誘いに応じてしまうルシールだが…!?
  • ジョーダンはシドニーで仕事に打ち込んでいるが、私生活でも、すてきな男性からプロポーズされている。なのになぜか、イエスという返事ができないでいた。いいえ、理由はわかっている。わたしは忘れられないのよ――初恋の男性、ジーノのことを。身も心もぼろぼろにされたのに。そんなある夜、彼女は高級ホテルのバーで思いがけずジーノと再会する。ジーノは10年の歳月などなかったように、彼女を熱く誘惑した。フロアで体を寄せ合って踊ると、当時の情熱がよみがえる。「さあ、僕のスイートルームへ行こう」ジーノが耳元でささやく。ジョーダンは身を委ねた。再び泣き明かすことになるとは知らずに。

    ■激しい恋をテンポよく描いて人気のスター作家ミランダ・リーが、愛と憎しみの狭間で揺れ動くヒロインの苦悩を描きます。情熱的なイタリア人ヒーローとのめくるめく愛を存分にご堪能ください。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 2カ月前に母を病で亡くしたばかりのマリーナは、白血病の少女に骨髄を提供するため、はるばるイギリスへやってきた。空港に迎えに来ていたのは、約束の運転手ではなく、少女の親族である若く美しきウィンターボーン伯爵、ジェームズだった。はじめこそ、尊大な態度をとる彼に反感をおぼえたものの、互いに身の上話をするうち、しだいに打ち解けていった。そしてマリーナは伯爵に魅了されている自分に気づく――心も、体も。経験したことのない我が身の反応に戸惑うと同時に、気分が浮き立つ。だが、伯爵邸に案内されるなり、ジェームズの世話係の老人が忠告した。伯爵様には、婚約を考えている美しい令嬢がおられます、と。

    ■名うてのプレイボーイ伯爵の唇からこぼれた“ノーとは言わせない”という誘い文句が、何度も頭にこだましてしまうほど純朴なヒロイン。魅力的な彼との間に慎重に距離を保とうとしますが……。大スター作家リン・グレアムがお好きな方におすすめしたい一作です!
    *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 夏の海で出会ったのは、目の見えない芸術家で――?

    海辺にある伯父の別荘を訪れた大学生のエープリルは、突然オールヌードの男性が目の前に現れ度肝を抜かれた。ここには私しかいないはずなのに…いったい誰なの!? 伯父によると彼は有名な彫刻家ヒュー・デーヴィスで、隣の別荘を借り、男性ふたりで暮らしているという。映画スターのような美しい姿に魅了されながらも平常心を保とうとするエープリル。けれどヒューは彼女を見ても無視するばかり。失礼な態度に怒りをぶつけるエープリルだが、彼が失明していると知り!?
  • 最高の恋人とかけがえのない小さな命──それは天国の父からの贈り物。

    「カプリ島にある美しい別荘がきみに遺贈された」突然の電話に、心当たりのないベロニカは仰天した。しかも電話の相手は実業家レオナルド。かつて誘惑の魔の手を彼女に伸ばしてきたプレイボーイで、遺贈主の友人だという。その遺贈主が実の父だと知ったベロニカは、父の面影を求めて別荘を訪ねたくなり、渋々ながらレオナルドに案内を頼んだ。だが意外にも彼は温かくベロニカを迎え、心に寄り添いながら、たくみに情熱をかき立てていった。やがて彼女は身ごもるが、レオナルドが美女と親密にしているところを見てしまい……。

    ■軽快でセクシーな物語を次々と世に送りだすスター作家、ミランダ・リー。今作はいつもどおりの作風に加え、幅広い愛の形について考えさせられる、深みのあるロマンスに仕上がっています。会うこともなく世を去った父がヒロインに伝えたかったこととは……?
  • 世界中の女性を虜にする悪名高き企業家、ウォリック・キンケイド。彼と一夜をすごすなんて、アンバーにとっては青天の霹靂だった。ましてや翌朝、一緒に暮らしてほしいと言われるとは。ただし、ウォリックははじめに釘を刺した――愛はおろか結婚も子供も望まないし、続いてもせいぜい1年だが、と。そんな身勝手な提案は拒むべきだったけれど、もう恋に落ちてしまったアンバーは、彼の胸に飛び込んだ。10カ月後。最近、ウォリックの態度がよそよそしくなってきた。今夜も手料理を用意して待っているのに、彼は帰ってこない……。

    ■スター作家ミランダ・リーが描く、感動傑作! プレイボーイ富豪を愛しすぎるがゆえに、彼を失いたくなくて泣く泣く愛人となったヒロイン。彼のただ一人の女性に選ばれる日は来るのでしょうか?大スター作家リン・グレアムがお好きな方に特におすすめします。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 26歳のバージンに、大人気小説家が恋愛レッスン!?

    高校教師ハリエットの家のパーティーに招待されたのはベストセラー作家ブラッド・バリントン。華やかな都会を捨て、なぜこんな小さな街に!?  彼女が書く小説にアドバイスしてくれることになるが、婚約者を妹に奪われた過去まで話してしまう。すると彼は「君はまだ過去を乗り越えていない。変わるべきだ」と言い、そのためには後生大事に守りつづけてきたバージンを、もっといい男性に捧げてしまうべきだと言いだす。しかも、その恋人探しを手伝うですって!?
  • “好き”と“愛”は違う? 恋は盲目って本当?

    天涯孤独でつつましく暮らす、清楚で美しいエマ。妻にするなら、こんな女性がいい。医師ジェイソンは彼女が営むキャンディストアを訪れ、突然のプロポーズをする。おりしも彼女は婚約者に裏切られたばかり。ジェイソンは将来有望と期待されながらも都会を捨て、この田舎町で開業し、患者と向きあえる、おだやかな人生を送ろうと決めていた。しかし、彼女はジェイソンが思っていたような奥ゆかしい女性ではなく、意外な面を持っていた。ふたりの関係は意外なものに!?
  • 甘い罠と知りながら愛した。もう傷つきたくないのに。

    売れない舞台女優のケイトは、美しく明るい妹の陰に隠れるように生きてきた。ずっと片思いしていた男性と妹が結婚すると知ったときも、自分の感情を表に出すことはなかった。妹の結婚式で、ケイトは敏腕プロデューサーのブレイクに、突然、自分の映画に出演しないかとスカウトされる。驚くケイトだったが、彼は本気だった。どうして美人の妹じゃなくてこんな地味な自分に…。彼の説得に少しずつ心を開いていくが、周囲は猛反対。だが、ついに彼女は決心を固めて…!?
  • “君を微笑ませ、幸せにしてあげたい”あれは私を弄ぶための方便だったの?

    妹の結婚式だというのに、ケイトは祝福できずにいた。ずっと思い焦がれていた人を美人の妹に奪われ、あげく花嫁の付添人まで務めることになるなんて……。そんな彼女の深い悲しみを見抜いたかのように、花婿の付添人が青い瞳でこちらをじっと見つめてきた。ブレイク・ランドール──世界に名を知られた大富豪は、ケイトをダンスに誘い、笑わせ、体調や仕事の心配をし、あっという間に彼女の心を鷲づかみにしてしまう。無垢なケイトは気づきもしなかった。彼の本当の狙いさえも。

    ■セクシーさとユーモアを兼ね備えた大人のロマンスを、長年にわたって描き続ける大人気作家M・リー。今作は、読み終えたあとに不思議と元気になれるお勧めの一作。魅力的なヒロインに注目です!
  • さえない秘書と魅惑の富豪。火遊びで終わるはずの恋。

    「母の誕生パーティに、同伴してくれないか」初めて会った商談相手に、突然恋人役を頼まれて、クリーオは耳を疑った。母親の押しつけてくる花嫁候補をかわすためだと彼は言うが、プレイボーイとして有名な富豪バイロンと同伴したい女性ならいくらでもいるはず。なぜあかぬけない秘書の私を…? 結局、バイロンの巧みな説得に負けたクリーオは、不慣れなドレスとハイヒールを身につけ華やかなパーティーに臨んだ。彼の手が触れるたびに感じる胸のざわめきに戸惑いながら。
  • 死んだはずの夫に瓜二つ……外見も、しぐさも、何もかも。週末にシドニーを旅していたシャーニは、我が目を疑いつつも、偶然見かけたその魅力的な男性に声をかけずにいられなかった。養子だった亡き夫に、双子の兄弟がいたのかもしれないと思い、「あなたは養子ですか?」と問うと、彼は即座に否定した。シャーニはひどく気落ちするが、エイドリアンと名乗るその男性は、街の絶景を見せたいと、豪華なビルの最上階にある自宅へ彼女を誘った。夫とお腹の子を失った5年前の悲劇以来、声をかけてくれる人もなく、ときめきを抑えきれなかったシャーニは、彼に身も心も許した。ところがその直後、前日まで彼の恋人だったという女性が現れ……。

    ■その年のベスト・ブックを厳選する企画。本作は、大人の恋が巧みに綴られたミランダ・リーの傑作です! 不埒な大富豪に身を捧げてしまったとショックを受けるシャーニですが、この先にそれを遥かに凌ぐ衝撃が待っていて……。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • キャスリンは大財閥の御曹司ヒューの秘書に採用されて数カ月になる。父親に代わって巨大企業のCEOを務めることになったボスは、何よりも女性を愛するプレイボーイとして名高いが、彼女はあくまでも上司と部下の関係を貫いていた。そんなキャスリンには一刻も早く結婚したい事情があった。幼いときの自分に救いの手を差し伸べてくれた亡き恩人――その大事な思い出の家を受け継ぐには、30歳までの結婚が条件なのに、1カ月後に期限の誕生日を迎える今になっても相手が見つからない。どうしたらいいの? ある朝、泣きはらした顔で出社すると、キャスリンはボスに理由を問いつめられ、真相を告白してしまい……。

    ■秘書のキャスリンには、30歳の誕生日までに絶対に結婚したい事情がありました。それを知ったボスのヒューは、ためらいなく彼女にプロポーズします――名ばかりの結婚ながらベッドを共にする条件で。M・リーならではのセクシーなロマンスをご堪能ください。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 新妻は傷つき、家を出た──めくるめく一夜の果てに。

    大富豪のスコットは、取引先で出会ったサラに一目惚れ。「すぐにでもその指に指輪をはめなければ!」誓いどおりに3か月で結婚までこぎつけるが、ビジネスでは無敵のスコットも妻の愛にはいつも不安で…。結婚記念日に1通のメールが届くと、そこにはサラと同僚の密会を匂わせる写真が…。我を忘れたスコットは激情を抑えきれず彼女を欲望のままに抱いた。浮気を疑いながら自分を抱いた夫への不信感から家を飛びだしたサラ…。でも体は彼の愛撫を忘れられなくて…。
  • アビーは、整形外科医イーサンのクリニックで受付の仕事をしている。恋人の裏切りで男性不信に陥っていたが、イーサンのほうも、なぜか女性に嫌悪を抱いているようだった。そんなある日、彼が出張に同行してほしいと頼んできた――恋人として、多額の報酬つきで。いつもハイド氏のように冷酷な彼を見ているアビーは、即座に断った。だがその翌日、予期せぬ事件が起こる。アビーが母と慕う恩師の家で大金が盗まれたのだ。嘆き悲しむ恩師を前に彼女は心を決めた。イーサンの頼みを受け入れよう。アビーは不安を胸に旅立った。まさか彼に心奪われるとは夢にも思わず。

    ■〈身分違いの恋〉と銘打ちお贈りする企画第3弾は、洗練されたセクシーな作風で大人気の実力派ミランダ・リーが描く、偽りの恋人契約の物語。“ハイド氏”の仮面の奥にある、ボスの隠された素顔とは……?
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • セクシーな唇も、大きな胸もいや。私は私が嫌いなの

    セレーナの人生における悩みの種は自分の容姿だ。抜群のプロポーション、ブロンドの長い髪、つややかな唇。それらは奥手な性格の彼女に幸せを届けるどころか、遊べる女とみなす男たちばかり呼び寄せた。そんな時、ウエイトレスとして働くレストランでアーロンと再会する。学生時代、襲われたところを救ってくれた初恋の人。が、成功者特有のオーラをたたえた彼は、セリーナに気づくと興味深そうに彼女の全身を眺め…「君が努力しなくても、男は君を欲しがる」
  • ジュリアーナと富豪のブレイクは、“友人同士”の夫婦だ。互いの便宜を図り、世間体と財産を保つために結婚した二人は、ベッドでの相性もよく、安定した関係を築いていた。そんなある日、ブレイクの乗った飛行機が行方不明になり、彼は結局ぶじ戻ったものの、ジュリアーナは半狂乱になった。夫は友人なんかじゃない……わたしは、彼を愛している!問題は、気づいてしまったその気持ちを伝えられないこと。ブレイクは妻に愛されることを望んでいない男なのだ。告げられない想いを胸に秘め、彼女はその夜、奔放に夫を愛した。皮肉なことにブレイクは、妻の変化を不倫の兆候だと思い込み――

    ■さすがM・リーと唸らせてくれる、まるでドラマのような物語。本当は愛し合う夫婦でありながら、クールに振る舞うことに慣れた二人は自分の本心に気づかずにいて……。心の機微やすれ違いを、もどかしくも情熱的に描いたロマンスの傑作です!
    *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • さえない秘書と魅惑の富豪――彼にとってはただの火遊び。

    「母の誕生パーティに、恋人として同伴してくれないか?」プレイボーイ富豪バイロンの言葉に、クリーオは耳を疑った。化粧の仕方も知らない私が、大富豪の恋人役に?母親の押しつけてくる花嫁候補をかわすためだと彼は言うが、あかぬけない秘書の私を彼の恋人と思う人などいないだろう。しかし結局、バイロンの巧みな説得に負けたクリーオは彼のエスコートで華やかなパーティに臨んだ。不慣れなドレスとハイヒールを身につけ、彼の手が触れるたびに感じる胸のざわめきに戸惑いながら。

    ■『大富豪と人形の花嫁』に登場したクリーオの物語をお届けします。大富豪バイロンの恋人役を演じるために、艶やかに変身したお堅い秘書のクリーオ。彼の強烈な魅力に抗う術もなく陥落しますが、夢の一夜が明けたとき、再び男性不信の臆病な女性に戻っていて……。
  • やさしい継兄は、美しい億万長者となり私を誘惑した

    ベラは女優という多忙な毎日から逃れたくなり、ふと継兄だったセルジオを思い出した。血のつながりのない彼は、私の初恋の人。頼ってもいいかしら? 一方、セルジオはベラからの電話に困惑した。彼女への熱い欲望を自覚したあの日から、かかわりを避けてきたというのに! だが、友人たちと結成した「独身クラブ」の目標どおり大富豪となった今、次のゲームを始めるのも悪くない。結婚する前に彼女を手に入れる。そんなセルジオの思惑も知らず彼の別荘を訪れたベラは?
  • 新妻は傷つき、家を出た――めくるめく一夜の果てに。

    大富豪の夫スコットといつになく激しい夜を過ごした翌朝、彼が差し出したものを見てサラは愕然とした。それは、サラと同僚の男性との密会を匂わせる写真だった。売り言葉に買い言葉で口論になり、サラは家を飛び出した。ゆうべのスコットの激情は、嫉妬と復讐にすぎなかった。この結婚は写真1枚でたやすく壊れるほどのものだったのだ……。だが数日後、荷物を取りに戻ったサラは夫の魅力に屈してしまう。自分の弱さを恥じながら、サラは衝撃の事実に思い至った。最近ピルをのんでいない! こんな状況で妊娠したら……。

    ■別居は続き、短すぎた恋人期間を埋め合わせるように逢瀬を重ねてふたりは互いへの理解を深めますが、サラに妊娠の可能性を隠されていたことを知るとスコットは再び激怒して……。人気作家ミランダ・リーがすれ違う男女の愛憎と絆を繊細かつセクシーに描きます。
  • あれはセリーナが15歳、ニコラスが18歳のときだった。卒業パーティの夜、ふたりは初めての幼い愛を確かめ合った。だが彼はイギリスへ留学してしまい、やがて連絡は途絶えた。幾年かが過ぎ、セリーナは愛娘とふたりで幸せに暮らしていた。ある日、娘がもたらしたニュースにセリーナは愕然とする。「ニコラス・デュプレが、わたしたちの学校に来てくれるの!」小学校のチャリティ・イベントのため、娘みずから手紙を書き、地元出身の世界的億万長者である彼に出演を依頼したのだという。ニコラスと、彼を招待した娘の対面は避けられないだろう。お互い、父と娘であることも知らないまま……。

    ■セクシーで洗練された作風が大人気のミランダ・リー。10年以上の歳月を経てなお消えることのない情熱の炎――今作では、円熟した大人のロマンスをお楽しみいただけます。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 思い出すたびに痛みを感じる、卒業パーティーの夜。

    アンバーは、町きっての実業家である父の会社で働いている。目下の最大プロジェクトは、大規模な複合施設の建設だ。だが買収に大きな壁が立ちはだかった。高校の同級生だったベン。ひそかに惹かれていた彼との秘密の一夜は今でも忘れられない。だが彼はアンバーを“あばずれ”とののしり、立ち去ったのだ。屈辱的な経験のはずなのに、ベンとの対決を心待ちにしてしまうアンバー。――私はもうあの頃の未熟な少女じゃない。その身も心も燃えはじめていた…。
  • 恋を諦めたのに…スキャンダルだらけの彼が現れ!?

    地中海の島国プレタール公国の王女ロッティは、婚礼を控えた姉の希望により、結婚式会場となるホテルの経営者の御曹司ルッカ・チャッツフィールドをウエディングプランナーの補佐役に迎えることになった。放蕩者として知られる彼に、ロイヤルウエディングの何がわかるの? 案の定、ルッカは協力はおろか、初対面のロッティの地味な服装をからかう。美しい姉と比較されることに傷つき、目立つことを避けて生きてきたロッティは彼への怒りがつのるが…?
  • 男性の目を引くセクシーな容姿が、セリーナには悩みの種。軽い女に見られるが本当は奥手で、目立たないように生きてきた。ある日、彼女が働くレストランに、ビジネスマン風の客が訪れた。ハイスクール時代の憧れの先輩、アーロン・キングズリー!17歳の頃、酔った少年たちに絡まれ、助けてもらったことがある。あれからずいぶん経つけれど、私をまだ覚えているかしら?昔どおりの魅力の上に、成功した者特有の雰囲気をまとった彼は、セリーナに気づくと興味深そうに彼女の全身を眺めまわした。彼も他の人と同じね――セリーナは失望を隠して接客するが……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ウエディング・コーディネーターのフィオーナのもとに、ある日、大富豪の未亡人から仕事の依頼が舞い込んだ。彼女の一人息子の結婚式をコーディネートしてほしいという。願ってもない大きな仕事だが、一つだけ問題があった。じつはその息子、フィリップとフィオーナは10年前、結婚式を挙げた仲なのだ。その日の夜に無効になったけれど。当然、フィリップは彼女にすぐ気づき追い払おうとするが、思い直したのか、互いに他人のふりをしようと提案してきた。フィオーナも了承し、仕事に打ち込もうとするが、なぜかできない。気づいてしまったのだ──今も変わらず、彼を愛していることに。■愛する男性の結婚式をコーディネートすることになったヒロイン。しかもヒーローのため、10年前の自身の結婚式の夜に起きた事件については秘密にしたまま……。ほろ苦い大人のロマンスです。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンス・ベリーベストから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

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