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『マクシーン・サリバン(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~23件目/全23件

  • 「結婚してくれ」「子供を産んでほしい」孤独な彼女は愛の言葉と信じたけれど。

    3年間片想いしてきた男性が、花嫁となった妹にキスをした。大好きなクリスマスなのに、ホリーはみじめでたまらなかった。両親の死後、私は夢をあきらめ、妹を必死に育ててきた。男性とつき合った経験もなく、子供を持つ夢もかなっていない。このまま私の人生は、他人に尽くして終わってしまうの……。ギリシア富豪スタヴロスには時間がなかった。富も名声も手に入れた。だが今、欲しいのは血を分けた我が子だ。不治の病に冒された僕に残された時間は、あと数カ月。無垢なホリーなら、子供の母親としてうってつけじゃないか?

    ■スター作家J・ルーカスがクリスマスをテーマにした今作は、ヒーローが余命わずかで妻と子を熱望し、ヒロインを熱烈に手に入れようとするという展開で冒頭から目が離せません! 凍える寒さも忘れるような、情熱的なクリスマス・ロマンスをお楽しみください。
  • シリーズ5冊
    660(税込)

    バカンスを終えてオークランドに戻ったキンバリーは、突然、空港でカメラマンや新聞記者に取り囲まれた。いったい何が起きているのかわからず呆然としていると、一人の男性が現れ、彼女を守るかのようにマスコミの前に立ちはだかる。リック?彼がどうしてここに?十年前に別れた元夫の登場に、キンバリーはさらに混乱した。夫といっても、リックと夫婦として過ごしたのはたった十日間。当時父のもとで働いていたリックが、出世のために自分と結婚したと知り、傷ついたキンバリーはすぐさま彼のもとを去ったのだ。リックに促され、キンバリーはマスコミから逃れて彼の車に乗った。そこでリックが口にしたのは、残酷で信じがたい事実だった。★大手宝石店を舞台に繰り広げられる恋物語をお楽しみください。★
  • お得な価格でハーレクイン・ディザイア2作品収録!『スイートルームの恋愛報告』-ルーシーは、探偵ヘイデンの滞在するスイートルームに来ていた。継父がオーナーを務める会社が起こした事件の聴取を受けるためだが、ドアが開いた瞬間、出迎えたヘイデンに一目で心奪われた――。陰のある端整な顔立ち、息がとまるほどの存在感。だが、ヘイデンが継父を黒幕だと疑っていると知り、一瞬のうちに、彼は愛してはいけない人となってしまった。彼を求める心の叫びを無視し、ルーシーは継父の無実を証明しようと、調査の協力を申し出る。やがてヘイデンと行動をともにするうちに、彼の瞳に揺らめく欲望の炎を見つけ、めくるめく夜をともにしてしまう。しかしヘイデンは残酷な言葉を放った。「この関係は一時的なものだ」『記憶をなくした億万長者』-別居中の大富豪の夫サムが事故で大怪我をしたと聞き、 ブリアは病院に向かった。 ところが、昏睡からさめた夫の言葉に驚く。 「今回は成功したのかな、スイートハート。 妊娠の兆候は?」 優しく彼女を気遣うサムの様子は、愛情深い夫そのものだった。 まさか……覚えていないの? 不思議なことにサムの記憶からは、5カ月前ブリアが流産したことも それが二人の関係を最悪な結末に導いたことも、消えていたのだ。 ブリアはサムが快復するまで、再び一緒に暮らすことを決める。 そして、仕事中毒ですれ違いばかりだった夫と過ごす新婚の頃のような甘く幸福な日々に、つかのま酔いしれるが……。
  • まさか、亡き夫に20万ドルもの借金があったなんて……。督促状の送り主で大富豪、フリンのオフィスを訪ねたダニエルは、貸付契約書に署名された自分の名を見て愕然とする。さらに、目の前に立つ黒髪に黒い瞳のクールでセクシーな男性はなぜかダニエルが借金を踏み倒す気だと決めつけ、全額返済できるあてがないなら、取引をしようと冷ややかに言った。「3カ月だけ愛人になる契約を結ぶなら、借金は帳消しにする」借金を体で返せですって? 私はそんな軽薄な女じゃないわ!ダニエルは憤慨してオフィスを立ち去った。だが翌日、彼女の家を訪れ、出張に同行するよう命じたフリンは……。■巧みな心理描写と起伏に富んだストーリー、そしてとびきりホットなラブシーンで人気のマクシーン・サリバンの3部作〈恋はゴージャスに〉。ヒロインに突きつけられたのは無情な要求でしたが、美しい熱帯の楽園で過ごすうち、ヒーローの頑なな心は……。
  • ラーナは、世界的に有名なヴァレンテ社重役の上司マットに夢中だった。その端整な容貌と自信に満ちた態度は、あらゆる女性たちの羨望の的。ある夜、ラーナはマットにいざなわれ、夢のような1夜を過ごした。そして妊娠に気づくと、彼に打ち明けることなく赤ん坊を産んだ……。1年半後、突然マットが家に現れたとき、ラーナは驚きに言葉を失った。でも、マット・ヴァレンテは名うてのプレイボーイ。結婚するつもりも父親になるつもりもないはずよ。ところが彼は、赤ん坊にヴァレンテ家の姓を与えるため、1年限りの結婚をラーナに提案し、拒むなら横領罪で訴えると脅してきた。私は罪など犯していないわ。なぜそんなひどい仕打ちをするの?!■3部作〈恋はゴージャスに〉で人気を不動のものにしたマクシーン・サリバン。本作もとびきりホットでスリリング! 形だけの結婚をした2人の間に存在するのは、ただの情熱? それとも……。
  • ジェンマは幼い息子が入院する病院で、テイトに再会した。2年前、パーティで出会った、男らしい魅力あふれる億万長者のテイト。お互い一目惚れだったけれど、夢のような日々は長くは続かなかった。わずか数週間後、ジェンマは身に覚えのない浮気を責められて、ペントハウスを追い出され、熱烈な恋は無残に砕け散ったのだった。その後妊娠に気づいたジェンマは、ひとりで赤ん坊を産んだ。自分の子だと知ったら、親権を奪われてしまうかも……。慌てて立ち去ろうとする彼女の動揺を、テイトは見逃さなかった。「この子の父親は、ぼくだな?」赤ん坊をひと目見るなりそう言うと、彼は、親権を奪うよりひどい提案をした。

    ■なんとテイトはジェンマに「きみへの不信感は消えないが、息子のために結婚する」と言い放ったのでした。彼は自分の両親にもそう伝えたため、ジェンマのつらい新婚生活が始まります。誤解が解け、二人が再び愛を確かめられるまでの軌跡を丁寧に綴ります。
    *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 私を嫌っているはずなのに、その唇はとても優しくて……。

    アイヴィは物心ついたときから、自分勝手な姉に振りまわされてきた。美しい長女だけを溺愛していた亡き父が、遺産のすべてを姉に遺したため、今では経済的にも苦しい日々を強いられている。そんなアイヴィの心の拠りどころは、親友のメリーだ。ある日、メリーの家に泊まったアイヴィは、真夜中のバスルームでメリーの兄スチュアートと鉢合わせてしまう。アイヴィは彼が苦手だった。そばにいるとなぜか落ち着かなくなる。しかも彼は、アイヴィが姉と同じく奔放で遊び好きだと思いこみ、辛辣な態度で接してくるのだ。だが、その夜の彼はいつもと少し違った。不可解なまなざしを向けてきたかと思うと、突然、アイヴィにキスをした。

    ■様々な時代の選りすぐりのディザイアの話題作をお贈りしていく“ハーレクイン・ディザイア傑作選”。第1号を飾るのは、北米ロマンス界の最重鎮ダイアナ・パーマーです。初めての恋心に揺れるヒロインに、彼の態度は冷たくて……?
  • 知られてはいけない、私の本心――彼への愛…!!

    サマンサは高級リゾートホテル経営者ブレイクのもとで秘書として2年間、公私ともに尽くしてきた。一生懸命頑張れたのは彼への尊敬の気持ちが恋に変わり、いつか想いが実ることを夢みてしまったから…。でも仕事が生きがいの彼が、この先も人を愛することはない。だから虚しい想いをする日々も、今日で終わりにしよう。勇気を出してようやく辞職願を出すが――「なんの冗談だ?」辞めることを簡単に認めてくれない彼がとった行動は…!?
  • 私を女狐と罵りながら、熱い視線をよこすのはなぜ?

    ボスに婚約者のふりを頼まれたキアは、パ―ティー会場で遠慮のかけらもない不躾な視線のありかを探した。ボスの共同経営者のブラントだわ。彼は、初めて会ったときから敵意と好意をもった瞳で見つめてくる。私をお金目的で男に近づくような女と信じきっている稀代のプレイボーイの魔の手には絶対に落ちないわ。この茶番を続けていれば、ブラントは言い寄ってこないはず…とはいえ、美しすぎる彼のそばにいるだけで、なぜだか身体が熱くなってしまうの――。
  • 冷たいはずの瞳がやさしい微笑みにみえるのはなぜ…

    オリビアは胸をはずませてロンドンの恋人の家を訪ねた。だけど、彼の家から現れたのはデクランと言う男性で、彼は冷たい瞳と言葉でこの家は自分の家で彼はここにいないと言いはなった。恋人が住所しか教えてくれなかったのにどうすればいいの…? 途方に暮れたオリビアを見かねたのか彼は知人が営む家を紹介してくれた。そのあとも恋人とは会えずに偶然街で見かけたデクランの笑顔が夢に出てきて…どうしてあの人のことがこんなに気になってしまうの―――!?
  • かつて愛を交わした彼が、結婚を条件に脅してくるなんて…

    世界的に有名なヴァレンテ社重役の上司マットは、あらゆる女性たちの羨望の的。ある夜、ラーナはマットにいざなわれ、夢のような一夜を過ごす。そしてその身に愛を宿し、彼に打ち明けることなく赤ん坊を産んだ…。1年半後、突然マットが家に現れラーナは言葉を失った。赤ん坊にヴァレンテ家の姓を与えるため、1年限りの結婚を提案してきたのだ。拒むなら、横領罪で訴え、子供もとりあげると言う。私は罪など犯していないわ。なぜそんなひどい仕打ちをするの!?
  • 百万ドルとひき替えに愛人にされたモデルの運命は?

    スーパーモデルのブリアナは、弁護士ジャロッドの不躾な誘いに唖然とした。「君とベッドをともにしたい」ですって!? 彼は私を軽い女と決めつけ、蔑んできた。もう我慢できないわ。ブリアナは怒りにまかせ、百万ドル支払ってくれるなら愛人になってもかまわないと告げた。すると驚いたことに、彼はあっさりと承諾した。ひと月耐えれば借金が返せる――ブリアナは屈辱的な扱いを覚悟して彼に身をまかせた。ところがなぜかジャロッドの初めての愛撫はやさしすぎるほどで…!?
  • これは便宜結婚。恋心は封印しなければならないわ。

    サーシャは大企業の重役ニックから耳を疑う頼み事をされる。先祖代々の屋敷を相続するため、便宜上の花嫁になってほしいというのだ。ひどいわ! 愛のない結婚なんて…。憤慨してはねつけたサーシャだったが、破産寸前の両親に裕福なニックと結婚して親孝行してくれと泣きつかれては承諾するほかなかった。困るのは、彼が7年前のファーストキスの相手だということ。初恋の彼のため純潔を守ってきたなんて、絶対に悟られないようにしなきゃ!
  • 結婚は、私への復讐――。億万長者は愛を信じない。

    ジェンマと億万長者テイトは嵐のような恋に落ち、一夜をともにした。だが、夢のような愛は1か月しか続かなかった。突然、身に覚えのない浮気を責められ、ペントハウスを追い出されたのだ。その後、妊娠に気づいたジェンマはひとりで息子を育ててきた。1年後、偶然再会した彼はひと見で自分の子だと気づく。親権を奪う気なの? 子供と体面のため、愛のない便宜結婚を強要するテイト。彼の疑惑が消えることはない。なのに私は結婚するの? 私を憎む男性と…!
  • 彼を愛しても、報われる日はこない。私はしがない家政婦だから。

    半年前、夫を亡くしたバネッサは、横暴な義両親に幼い息子を奪われそうになり、いとこの経営するモーテルに身を寄せていた。そこでハンサムな大富豪カークと出会い、彼の強烈な魅力に抗えず唇を許してしまう。どうかしているわ。出会ったばかりの男性なのに。翌日、カークの家で家政婦として働くことを打診され、バネッサは亡夫への罪悪感に苛まれながらも息子のためを思い承諾する。「でも、条件があるわ。わたしに触れないと約束して」「きみを求めないとは約束できない」あなたが欲しいのは家政婦ではなく、ベッドを温めてくれる相手なの?■傲慢さ炸裂! 家政婦ヒロインを誘惑するのは、愛を恐れる億万長者。非情なヒーローと健気なヒロインの恋を描いて大人気、マクシーン・サリバンの作品をお楽しみください。
  • 平凡な会社員の私が、大富豪の恋人のフリ…!?

    ジュエリーデザイナーのジェナが偶然知りあった男性アダム・ロス、彼は――兄から大金を騙しとった一族だわ! オーストラリアの貴族とも言われる名門だが、お金のためならなんでもする人たち。ジェナは返金するよう彼に訴えかける。彼は詐欺なんてあり得ないと言うが、調査を約束する。しかし、その条件として1か月間、彼の恋人のフリを要求される。プレイボーイと評判の彼がどういうこと? 嫌いあっているはずなのに彼のキスは味わったこともないほど甘く…!?
  • この結婚は偽り…なのに彼の甘い眼差しに溺れそう――。

    ブラボー!! 花嫁を見つけたぞ! 大企業のCEOアレックスは、美貌の女性オリヴィアを一心に見つめていた。半年以内に結婚しなければ会社を売却すると父親に脅されている彼に、理想の花嫁候補が現れたのだ。一方、アレックスの視線にオリヴィアの心はざわめいた。なんてセクシーなの。でもダメよ。ああいう危険な男性の火遊びの相手なんてまっぴら。けれど食事に誘われ警戒しながらも仕方なく出かけると、ディナーの席で突然彼が切り出した。「僕と結婚しないか?」と。
  • 億万長者との何不自由ない暮らし。しかしそこに愛はない。

    「君は僕と結婚するんだ」夫を亡くしたばかりのカサンドラは、義兄ドミニクの言葉に驚愕した。亡き夫の残した遺言に従い私を迎えに来たというのだ。弟を騙し一族の金目当ての浮気女と思っているくせに…。でも結婚を拒めば命よりも大事な娘の親権は奪われてしまう。私はお飾りの妻としてこの愛のない結婚を受け入れるほかないの…? しかし、偽りの結婚式で誓いのキスをかわす彼のまなざしに、憎しみ以上に猛る情熱を感じカサンドラの身体は熱く疼いてしまい――!?
  • この結婚は、私への復讐――
    愛されなくても耐えるほかないのだ。

    ジェンマは幼い息子が入院する病院で、かつての恋人テイトに再会した。
    1年前、パーティで出会った億万長者のテイト。男らしい魅力あふれる彼に
    ジェンマはたちまち虜になり、その夜のうちに情熱を分かちあった。
    けれど、夢のような日々は長くは続かなかった。
    わずか数週間後、ジェンマの恋心はずたずたに引き裂かれたのだ。
    身に覚えのない浮気を責められ、ペントハウスを追い出されて。
    その後妊娠に気づいたジェンマは、ひとりで赤ん坊を産み育ててきた。
    このまま秘密は隠し通さなくては。テイトに息子の存在を知られたら、
    親権を奪われるかもしれない。慌てて立ち去ろうとする彼女の動揺を、
    テイトはしかし見逃さなかった。そして赤ん坊をひと目見るなり言った。
    「この子の父親はぼくだ」それは、ぞっとするほど冷たい声で……!?
  • ジェナは偶然知り合ったハンサムな男性の名を聞き、凍りついた。アダム・ロス? ロス家といえば社交界で絶大な権力を誇る一流の家柄。でも、兄はロス家の人間にお金を騙し取られたと言っていたわ。アダムの品定めするような視線を感じて、ジェナは警戒した。一方アダムは呆れつつも、お堅そうなジェナを興味津々で見つめていた。投資の失敗を詐欺と勘違いするとは、無知にもほどがある。だがロス家を憎んでいるのなら……むしろ都合がいい。アダムはジェナに狙いを定めた。ある事情で彼は、ぜったい自分に恋愛感情を抱かない女性を急遽必要としているのだった。
  • 「きみはぼくと結婚するんだ」夫を亡くしたばかりのカサンドラは、義理の兄ドミニクの言葉に愕然とした。これは私への復讐だろうか?それが亡き夫の遺言だと聞き、さらに打ちのめされる。結婚後すぐ、夫に金目当ての浮気女と誤解され、責められ続けてきた。けれど、不治の病を宣告された夫は人工授精を望み、娘を授かった。結婚を拒否するなら親権を争うとドミニクに脅され、カサンドラは途方にくれる――愛娘を手放すことなど考えられない。でも……裁判をしたところで勝ち目があるとはとうてい思えない。私はお飾りの妻として、愛のない結婚を受け入れるほかないの?■ドラマチックかつセクシーな作風で人気のマクシーン・サリバン。本作に登場したドミニクの弟、アダムがヒーローとなる関連作は、来年3/20刊行予定です。ある事情から、金策に窮した女性に3カ月だけ恋人のふりを頼みますが……。どうぞご期待ください!
  • サーシャは大企業の重役ニックから信じられない頼み事をされる。先祖代々の屋敷を相続するため、便宜上の花嫁になってほしいというのだ。ひどいわ! 彼は私のことなんかなんとも思っていないのに……。憤慨してはねつけたサーシャだったが、そのわずか数時間後、プロポーズを承諾せざるを得なくなる。破産寸前の両親に、裕福なニックと結婚して親孝行してくれと泣きつかれては、断れるはずもなかった。困るのは、彼が7年前のファーストキスの相手だということ。ニックが初恋の人で、彼のためにずっと純潔を守ってきたなんて、絶対に悟られないようにしなきゃ!■人気作家マクシーン・サリバンが綴る、ホットでドラマチックな恋。本作は、『ボスの十二カ月の花嫁』、『理想の契約結婚』に続く関連作で、恋多きロマンチストの父、チェーザレに脅され、しぶしぶ結婚を決意する次男ニックがヒーローです。
  • シリーズ6冊
    660(税込)

    その日、エリカ・プレンティスの人生は根底から引っくり返った。ジャロッド家の顧問弁護士を名乗る男性が訪ねてきて、彼女が大富豪ジャロッドの隠し子で、遺産の相続人だと告げたのだ。危険な香りを漂わせるセクシーな弁護士クリスチャンに導かれ、ジャロッド家の高級リゾートへ旅立ったエリカは亡き父が遺した厳格な雇用契約の一項を聞いて、さらに驚愕した。“従業員とジャロッド家の人間の恋愛は禁止。交際した場合は解雇”。クリスチャンは美しいエリカを見た瞬間、自分の体の反応に戸惑った。今までジャロッド帝国に忠誠を誓い、すべてを捧げてきたというのに。どんなに彼女が欲しくても、決して恋だけはしてはならない! 六カ月連続でお贈りする作家競作六部作〈愛を運ぶ遺言〉。遺言に端を発する名門ジャロッド家の恋模様を描きます。

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