『斎藤隆介、1円~(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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豆太は、峠の猟師小屋にお爺さんと2人で住んでいる。夜中に小屋の外におしっこに行くのが怖くて仕方がない。小屋の前にある大きなモチモチの木が、夜になると、怒って「オバケェ~!」っておどかすからだ。ところが、ある晩、お爺さんは腹痛で身体を丸めてうなり始めた。豆太は、医者を呼ぼうと、夜中、飛び出して峠の坂道をふもとへと駆け出していった!だいすきなお爺さんを思う豆太のやさしさが、勇気となる感動の絵本。小学校の国語教科書に掲載されているロングセラー絵本
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山菜をとりにいって道に迷い、山んばに出会った、あや。山には一面のきれいな花。やさしいことをすると美しい花が一つ咲く。名作絵本の英語版。日本語原文を巻末に掲載。
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雪ん子のゆきは、天と地をまっ白な雪で清める、雪のじんじい・ばんばあの一人娘。ある日、じんじいのいいつけで下界に降りたゆきは、百姓の味方になって、野盗や地主・侍軍と戦い、最後に百姓たちの心の中に生きる魔神に挑戦する……。戦国時代の東北の農村を舞台に、立ち上がる農民を力強く描いた、幻想味豊かな力作
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独自の語りと、骨太いタッチで民話文学を創造した、斎藤隆介の短編童話集。処女童話集『ベロ出しチョンマ』につづいて、書きつがれた第2童話集で、民話を再話した代表作の「立ってみなさい」など、昔ばなし13編と、民族のこころとたたかう人びとを描いた「ショーンのネズミ」など、新しい話15編を収録。
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大工、指物師、鳶職、左官、畳職、瓦師、石屋、ぬし屋、ガラス工芸、ペンキ職、飾り職、螺鈿師、表具師……現代生活の忙しさにまぎれ、滅び去らんとする職人世界の伝統を守り続けて、腕と意地とを貫き通した27人の職人衆たちの燻し銀のように重厚な芸談集。現在は殆ど物故された名人たちだが、その体験談は未来にも通ずる貴重なものを含んでいる。口の重い名人気質の職人から興味深い話を巧みに引出し、彼らの語り口を生き生きと再現した聞書の傑作。
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著者の人生観・歴史観がみごとに結実。傑作少年小説
秋田生まれのシクシクした性格の少年・長吉は、家業のちょうちん職人の道を手はじめに、江戸に出て庭師、ついには板前としての修業を重ね、一人前の職人に育っていく――。幕末から明治にかけての動乱の時代を背景に、まま子育ちの少年の成長を職人の世界に材をとり、方言のもつほのぼのとした響きを生かして、みごとに描いた長篇少年小説。昭和46年度サンケイ児童出版文化賞受賞作。
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