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『五味川純平、501円~800円(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~5件目/全5件

  • 米も食わずに戦って ぼろぼろになって死んだ仲間達 遠い遠い雲の涯に たばにして捨てられた青春よ 今尚太洋を彷徨する魂よ──飢餓と疾病の地獄から生還した詩人はこのように記した。ガダルカナルの戦いでは、日本軍の作戦遂行上の特徴的な欠陥が端的に表われていた。その犠牲となったのは数万の前線兵士であった。無謀な作戦、遅すぎた決断、愚かな上層部のツケは常に前線の将兵たちの生命で支払われる……怒りをこめて語りつぐべき悲惨な大戦の真実。
  • シリーズ2冊
    660(税込)
    著:
    五味川純平
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    ノモンハン戦失敗の図式は三年後のガダルカナル戦失敗の図式に酷似している。特に作戦指導部の考え方において、そうである。作戦指導の中枢神経となった参謀二名が両戦に共通しているからでもあろうが、当時の軍人一般、ひいては当時の日本人一般の思考方法が然らしめたものであろうか。先入主に支配されて、同じ過誤を何度でも繰り返す。認識と対応が現実的でなく、幻想的である。観測と判断が希望的であって、合理的でない。反証が現われてもなかなか容認しない。(あとがきより)
  • 715(税込)
    著:
    五味川純平
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    御前会議──天皇の前で開かれるため最高の権威をもつ。が、その天皇は一切の責任の外にあった。昭和十六年、四回の御前会議の結果、日本は勝算なき太平洋戦争に突入した。この会議の経緯を詳細に辿り直し、改めて御前会議のもつ奇怪な本質を抉る迫真のドキュメントが本書である。陸軍と海軍の権力抗争、開戦のために工作される非合理的な数字、参戦を疑問視しながら、しだいに口を閉ざしてゆく重臣たち。著者は言う、“恐るべき傲慢と惰性が日本を破滅させた”と。
  • シリーズ9冊
    770(税込)

    戦争を生きぬいた男と女の壮大なる人間ドラマ! 『人間の条件』をしのぐ感動大作!

    その夜、新興財閥伍代(ごだい)家では新築披露パーティが華やかに行なわれていた。そこに集(つど)った人々の愛と希望と夢と野心を呑み込んで、戦争の歯車はゆっくり回りだした。激動の中国大陸、ファシズムの日本を舞台に、綿密な取材と圧倒的な筆力で描かれる戦争の構造、人間の条件。戦争文学の一時代を画す、不滅の金字塔、待望の文庫化!
  • 594(税込)
    著者:
    五味川純平
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    国共内戦下、満州に残された日本人の苦悩を描く傑作

    終戦後の満州、そこには多くの日本人難民が、激しい飢餓と窮乏のうちに故国への送還を待っていた。町は中共系市政府の管轄下にあったが、国民党軍の南下は間近い。中国内戦の渦の中で、人びとの不安は膨張した。同胞の救済か、思想の純潔か?――市政府の指導下で解放連盟員として民主化の教宣に従う一日本人の苦悩を浮彫りにする。

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