『���������������4���������������������������������������、佐野洋、101円~400円(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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脅す者と脅される者の心理。切れ味鋭い、長編推理
仙台から夜行列車に乗り込んできた男女は、何かいわくありげな様子だった。ふたりの会話が、断片的に徳村の耳に入ってくる。男は官庁の課長で、女はそこに勤める事務員のようだ。何げなくふたりを観察していた徳村は、明け方、水戸を過ぎたあたりで、バックの中から洗面具を出そうとして、カメラを持ってきていたことに気づいた。次の瞬間、彼の頭にある考えが閃いた。〈お忍び旅行らしいふたりを写真に撮れば必ず金になる〉。徳村は身体の向きを変えると、相手の眼から隠すようにカメラをセットした。脅迫犯と被害者の微妙な心理のあやを巧みに描いた傑作長編推理。
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自殺、それとも…まさしく、大人のための推理小説
1年前、ガス自殺で妻を失った新聞記者・志原は、最近肉体関係を持ったばかりの女に再びガス自殺されてしまった。彼女は妊娠しており、分不相応な高級マンションに住んでいたという。志原には、彼女に別な男がいたとしか思えなかった。だが、ある日、警察にあった密告電話。それは、女の死は自殺にみせかけた殺人であり、犯人は志原であると告げた。悪質な密告者の正体は何者? 志原は、2つの自殺の背景に潜む不自然なつながりを感じた……。謎と謎とがからまり合う中で、意外などんでん返しをみせる佐野洋会心の本格推理。
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