『深山咲、ハーレクイン・イマージュ(ハーレクイン)(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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生まれてくる子の幸せのため、愛のない結婚にも耐えなくては……。
生後間もなく親に捨てられ、里親宅を転々として育ったヘイリー。
フラワーデザイナーとなり、結婚式の打ち合わせをしていたある日、同席していた顧客の友人からディナーに誘われた。
彼こそは、ヨーロッパのアドリア王国皇太子ジオだった。
今まで出会った中で最も美しい男性との夢のようなひととき。
ヘイリーは彼の魅力にあらがえず、一夜を共にしてしまった。
2カ月後、彼女はジオに会いに行く――今度は妊娠を伝えるために。
だが、独りで産んで育てると言う彼女に、ジオは結婚を申しこんだ。
この天涯孤独の私がお后になるですって? まさか!
うれしいはずのプロポーズなのに、とまどいしか感じられず……。 -
愛する娘を守るためなら、胸が張り裂けてもかまわない。
「あなたの子供をもう一人産ませて。私たちの娘を助けるために」イタリアにあるヴィンチェンツォの豪邸を訪れ、ローリは懇願した。忘れられていても、頭がおかしいと思われても当然だわ。ヴィンチェンツォにとって私は、5年も前のゆきずりの女なのだから。私にとってあの夢のような日々は、生涯忘れえぬ恋だけれど……。その後ひそかに独りで産み育ててきた娘が難病とわかり、適合するドナーが見つからない今、父親である彼にすがるしか道はない。震える声で人工授精の手順を説明しようとするローリの心を、ヴィンチェンツォの冷徹な声が切り裂いた。「僕の人生計画に子供は入っていない。今までも、これからも」
■深く傷ついてイギリスへ帰ったローリのもとに、突然現れたヴィンチェンツォ。驚くローリに彼は言います――人工授精より成功率の高い自然妊娠を選ぶべきだと。うろたえながらも合意するローリでしたが、愛なき関係が深まるほどに、切なさは募るばかりで……。
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