『小松左京(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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宇宙と人類という壮大なテーマを描く、小学生でも楽しめるSFエンターテインメント大作!
夜の11時になると、まもるの家の下から怪しい震動音が聞こえてくる――。調査に乗り出したまもるは、古文書などから、この地域には何百年も前から60年ごとに不思議な現象がおきていたことを知る。怪現象の中心地に調査にむかうまもるたちの前に、古い子守歌どおりのねじれた松葉や強い磁性をおびたくぎがあらわれ、謎はますます深まっていく。冒険、友情、そしてほのかな恋を、宇宙と人類という壮大なスケールの中で描く、小学生でも楽しめるSFエンターテインメント大作。小松左京がモリミノル名義で出版した漫画『ぼくらの地球』のワンシーンを引用した詳細解説つき。 -
幻のホラーコミック短編集が奇跡の復活!
山歩きをしていた男が、何気なく踏み込んだ小道で、迷ってしまった。途中で出会う人は、「すぐそこ」というのだが……。「すぐそこ」/未浩
赤ん坊の夜泣きは「まめつま」という妖怪のせいだと祖母の助言に従い、母親の菊江は赤ん坊に米粒を投げると……。「まめつま」/御茶漬海苔
家の裏庭から出てきたのは、ナウマン象の化石だった。その後も掘り進めていくと、掘ればるほど、年代が新しくなっていく骨が見つかる。「骨」/呪みちる
霧が濃く立ち込めている山道で、家族4人で出かけた家族がいたが、妻と娘が消えてしまい……。「霧が晴れた時」/稲垣みさお
戦時中の芦屋で、空襲で家を失った僕は、ある邸宅に身を寄せることに。しかし、この家では、夜な夜な女の子の鳴き声が2階から聞こえてきて……「くだんのはは」/児嶋都
全5編+解説付きで、思う存分、SFの巨匠・小松左京のホラーの世界を堪能できます。 -
2033年3月末のある朝、中学生・一紀(かずき)と子どもたちは、周囲の大人が消えてしまったことに気づく。子どもだけの世界となり、予想もできない日々が始まるが…?衝撃の本格SFストーリー!
小松左京の短編「お召し」にアイディアを得て、萩尾望都が広く深く世界を描く意欲作です。 -
―――きみたちは分水嶺を越えなきゃいけない!!
2033年3月末のある朝、世界が2つに分かれてしまった。
18歳未満の子供達だけが取り残された世界、“AWAY”と、
大人たちのいる世界、“HOME”。
子供だけが残されたAWAYで、中学生の一紀と高校生の大介達は
生きるために懸命だった。
――――そして現れた「白い少年」。
子供達に伝えられた衝撃の「世界の秘密」とは―――!? -
日常生活の些細なアクシデントが、次第にエスカレートし、怪しげな存在がこの世を蝕んでゆく――。ジュヴナイルSFの傑作!
もし、家の中や身の回りで、いろんなものが次から次へと消えはじめたら――? ある日、達夫の新品の腕時計がなくなった。次いで、朝まだ暗いうちに、妹の良子が悲鳴を上げて大騒ぎになった。何かグニャグニャした毛むくじゃらの手がふわっとさわったというのだ。その時、彼女の腕時計も消えていた。それからしばらくして、家でテレビが故障しはじめた。これは、何かとんでもないことの前触れなのか……? ひそかにしのびよる見えないものの影の正体とは? ジュニアSFの傑作! 貴重な手書きの生原稿画像と充実の解説を収録した決定版。 -
絶体絶命のピンチを少年少女たちはどう切り抜けるのか……! 手に汗握るSFジュヴナイル長編!
冥王星から500万キロ離れた宇宙灯台の緊急ブザーがけたたましく鳴った。巨大宇宙船が操縦不能におちいり、常識では考えられない光の30倍以上のスピードで、ジャンプを繰り返しながら突っ走っているのだ! 太陽系から何万光年も離れ、7人の子供たちを乗せたまま漂流を続ける「宇宙のよび声」号。食糧を食いつないでも、あといくらももたない。この原因不明の猛烈な宇宙船の推力の秘密は、いったい何だろう――? 少年少女だけが乗った宇宙船が広大な宇宙を突き進み、困難に立ち向かっていく、著者会心の宇宙冒険小説。ほかに、「カチカチ山」や「浦島太郎」「金太郎」など、おなじみの昔話をモチーフに独特のひねりをきかせた「SF日本おとぎ話」7編を収録。巻末には小松左京ライブラリによる詳細な書き下ろし解説が入った決定版! -
小松SFの真髄、AIと先端科学+人類進化の究極ヴィジョンを見届けよ!
ロボットが犯した残虐な殺人を追うSFミステリ『ヴォミーサ』、
大学都市で展開する連続殺人の謎と人類の後継種を巡る思索『継ぐのは誰か?』、
“進化の勝者”へのシビアな闘争をホラータッチで描く『牙の時代』
人類さえ“単なる通過点”と観る巨視的なヴィジョンで読者を圧倒する、小松哲学の極点。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
小さなボールに集まる数万の視線、球場の熱気、テレビ席の興奮。いま野球ほどたくさんの人が熱中しているものはない。異彩を放つ文化人3人が、この野球にウンチクをかたむけ、野球を種に楽しくも痛快に風俗を斬る。野球豆知識、現代野球年表と、情報も満載。読むべし! 野球ファン、野球狂、野球通、野球評論家。見る野球、する野球は沢山あるが、読む野球ならこの本! -
21世紀を予兆したとされる作品がメディアでクローズアップ、再注目されている小松左京。
トクマの特選オリジナルアンソロジー、第2弾。
若い世代がすべての旧秩序に別れを告げる『歩み去る』、
ジェンダー対立の究極の姿『ゴルディアスの結び目』など、
“変わりゆく世界”と異議申し立ての噴出――
今日の現実世界の歪みを映し出すザ・プロフェット(預言者)小松左京の未来ヴィジョンに震撼せよ! -
「小松左京=21世紀の預言者」というイメージは果たして事実か、あるいは幻なのか?
トランプ前大統領の政策を彷彿させる「アメリカの壁」など、21世紀を予兆した作品群がメディアでクローズアップされ、再び注目を浴びる小松左京。
長篇、短篇、ショートショート、そして当時著者が「未来学」と名付け力を注いだエッセイなど、
その“未来図”が現実に如何に肉薄したかを示す、オリジナルアンソロジー。
(解説 池上彰) -
信じられるリーダーはいるか。
あきらめない。未来は絶対に消させない!
一筋の希望の光を見出すために奮闘する人たちの物語。
そんな日曜劇場『日本沈没 -希望のひと-』からノベライズが登場。
小松左京の原作をベースに、現代的要素も加えた大幅な改変をし、原作とはまた違う世界観を展開。ドラマファンも満足できる内容となっています。 -
「遅くとも一年以内に……関東沈没が始まる」
小松左京原作の不朽の名作『日本沈没』が、TBS系『日曜劇場』で大きくアレンジを加えて新たなドラマとして映像化。混迷の現代にふさわしい新作ドラマを完全ノベライズ!! 主演・小栗旬 松山ケンイチ、杏、仲村トオル、香川照之……ほか出演
2023年、日本では10月にひまわりが咲くほど地球温暖化が進行。環境省の若手官僚・天海啓示は脱炭素社会実現のためのタスクフォース「日本未来推進会議」のメンバーに抜擢された。
だが、天海らが関わった海洋新エネルギー抽出技術「COMS」が海底プレートを不安定化させ、関東沈没を誘発するという地球物理学者・田所雄介の説が世間を騒がせる。
その説を否定するため天海は田所を招聘するが、「近い将来、島が一つ水没する」という田所の予言が的中する――。 -
小松左京の処女長編にして最高傑作の呼び名が高い、記念碑的作品!
会社の上司の鼻をひっぱったために懲戒免職。さらに三か月以内に就職しなかったとして、失業罪で逮捕、追放の判決を受けた木田福一。
砲兵工廠跡地に追放された彼は、餓死寸前で野犬に食われそうになっていたところを、アパッチ族に助けられた。
赤銅色の肌を持ち、鉄を主食としているアパッチ族。木田は、彼らの一員となり、謎に包まれた生体と生き様について、記録していく。
初の長編にして最高傑作の呼び声高い記念碑的作品!
※電子書籍版特典として、1971年角川文庫刊行時の書影とイラストを収録! -
ベスト・オブ角川ホラー文庫アンソロジー第2弾。ホラー歴史に名を刻む傑作
ショッキングな幕切れで知られる竹本健治の「恐怖」を筆頭に、ノスタルジックな毒を味わえる宇佐美まことの図書館奇譚「夏休みのケイカク」、現代人の罪と罰を描いた恒川光太郎の琉球ホラー「ニョラ穴」、誰からも省みられないホームレス男性の最期を描いた平山夢明の衝撃作「或るはぐれ者の死」など、現役の人気エンタメ作家による力強い作品と、小松左京のアクロバティックな発想が光る怪奇小説「骨」、土俗的恐怖とフェミニズム的視点を融合させた直木賞作家・坂東眞砂子の「正月女」、耽美的なゴシックミステリーで没後も熱烈なファンをもつ服部まゆみの和風人形怪談「雛」、昨年11月惜しくも急逝した小林泰三氏渾身の一作「人獣細工」などレジェンド級の名品が、ホラー小説の豊かさをあらためて提示する。心霊・怪談系の作品が多かった『再生 角川ホラー文庫ベストセレクション』に対し、『恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション』にはSFや犯罪小説、ダークファンタジーなどの発想を用いた作品も収録。この二冊合わせ読むことで、日本のホラー小説の神髄を味わうことができる。
(C)Makoto Usami 2017,2021, Yasumi Kobayashi 1997,2021, Sakyo Komastu 1972,2021, Kenji Takemoto 1983,2021, Kotaro Tsunekawa 2013,2021,Mayumi Hattori 1994,2021, (C)Masako Bando 1994,2021, Yumeaki Hirayama 2007,2021, Unga Asamiya 2021 -
『日本を代表する名監督の映画になった原作を読もう!』
【収録書籍】
『復活の日』著者:小松左京
『魔界転生 上下 山田風太郎ベストコレクション』著者:山田風太郎
映画「復活の日」
小松左京の同名SF小説を基に、1980年、草刈正雄を主演にアメリカ大陸や南極でのロケが敢行された大作映画。細菌兵器によって全世界はパニックとなり人類は死滅する、氷に閉ざされた南極大陸に残された863人を除いて……。1年後、南極で地震研究を続けていた吉住は、アメリカ東部地震を予測。今も地下に眠り続けるミサイル自動報復システムの作動を阻止するため、潜水艦で廃墟となったワシントンに向かうが……。令和2年のコロナ・ウイルス状況と重ねてみる読者や映画ファンが続出、再び大きな話題となった。
映画「魔界転生」
山田風太郎の同名小説を基に、1981年、千葉真一・沢田研二のW主演で制作された時代劇映画。公開されると沢田研二が扮する天草四郎の妖艶な演技が、人形師辻村ジュサブロー初の制作担当の衣装とともに、大きな話題を呼んだ。江戸城が炎に包まれるラストシーンでは、特撮ではなく実際にセットが燃やされて撮影が敢行。時代劇映画、屈指の名シーンとなった。 -
猫は、そこにいるだけで「物語」を生む。
なぜ作家は猫を描くのか。天邪鬼でわがまま、時に甘えん坊。
飄々としたこのいきものに心惹かれ、物語を仕立てようとする作家は多い。
人間より上位の動物として地球に君臨する猫を表現したSF「ネコ」(星新一)や、
飼い猫から見た作家の生態を描く「黒猫ジュリエットの話」(森茉莉)など、9人の作家による個性あふれる猫小説集。
【収録作品】
森茉莉 『黒猫ジュリエットの話』
吉行理恵 『雲とトンガ』
室生犀星 『猫のうた』『愛猫』
佐藤春夫 『猫と婆さん』
小松左京 『猫の首』
梅崎春生 『大王猫の病気』
宮沢賢治 『どんぐりと山猫』
金井美恵子 『暗殺者』
星新一 『ネコ』 -
アニメ『小松左京アニメ劇場』の原作集!
1989年10月〜1990年3月まで放送された、短編テレビアニメの原作集。
原作を読んでからでもよし、アニメを見てから読んでもよしのショートショート27編収録。 -
アニメ『日本沈没2020』完全ノベライズ
二〇二〇年、東京オリンピック直後の日本で大地震が発生。ごく普通の家族を通じて描かれた新たな日本沈没。アニメを完全ノベライズ。 -
驚異的な繁殖力と猛毒性をもつウイルスが世界中に広がり、人類は、南極にいた約1万人を残して死滅してしまった・・・。その南極を、新たに絶望的な危機が襲う。人類は生き残れるのか。生きる力を強く感じさせてくれる名作が、読みやすくなって復活。
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あと5時間でこの世が消滅!? 直木賞候補作となった記念碑的作品
あと5時間でこの世界は消滅する――。歴史を正しい方向に戻さなければ! 直木賞候補作となった記念碑的作品。
「あの戦争」で無条件降伏したはずの日本が本土決戦をしている――! 「その年」の10月にはいると、ソ連軍は敦賀に、アメリカ軍は四日市に大上陸作戦を展開した。18歳までの男子で本土防衛特別隊が組織されたが、ほとんどは全滅。いまや、山奥の農村の村民までもが敵に通じている。俺は敵弾をあび、頻死の重傷だ。その時、Tマンと名のる男が現われ、「この世界はまちがっている」と告げた――。時空を超えて日本の歴史の変革を謀る男の見たものとは?! 第50回直木賞候補作となった小松左京初期の傑作。貴重な図版を含む解説も収録。 -
『果しなき流れの果に』『復活の日』『日本沈没』――。日本SF史に輝く傑作の数々を遺した小松左京の原点は、戦中戦後の動乱期を過ごした旧制中学・高校時代にあった。また京大人文研とのつながりから、大阪万博にブレーンとして関わった顛末とは。幻の自伝的青春小説と手記によって、そのエネルギッシュな日々が甦る。若き日の漫画家デビューなど、新事実も踏まえたオリジナル編集版。(解説・小松実盛、加藤秀俊)
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日本SF小説史上最大のヒット作、その決定版が電子書籍オリジナルで登場。
文庫の上下巻が一冊になりました。
【あらすじ】
日本各地で地震が続くなか、小笠原諸島近海にあった無人島が一晩で海中に沈んだ。
調査のため潜水艇に乗り込んだ地球物理学者の田所博士は、深海の異変を目の当たりにして、恐るべき予測を唱えた。
--早ければ二年以内に、日本列島の大部分は海面下に沈む!
田所博士を中心に気鋭の学者たちが地質的大変動の調査に取り組むと同時に、政府も日本民族の生き残りをかけて、国民の海外移住と資産の移転計画を進めようとする。
しかし第二次関東大震災をはじめ、様ざまな災害が発生。想定外のスピードで事態は悪化していく。はたして日本民族は生き残ることができるのか。
大災害やパニックのシミュレーションにとどまらず、組織論や危機管理論、日本人論といった様ざまな要素をもつ本作は時代を超えた輝きをはなっており、小説は上下二巻で発行総部数は460万部超。二度の映画化、テレビ化、マンガ化、いずれも大成功をおさめている。
●『日本沈没 決定版』の4大特長●
1.世界的なアーティストの生頼範義氏の作品を用いた電子版オリジナル表紙
2.電子書籍としては初の上下一体版
3.ストーリーが分かりやすくなるオリジナル図版を収録
4.初公開資料などを含め、名作誕生の秘話を遺族が詳細に解説
まだ読んでいない方はもちろん、小松左京氏の熱烈なファンまで満足できるコンテンツです。 -
アメリカにトランプ大統領が誕生して以来、「いま読むべき作品」「現実がSFに近づいた」と改めて注目を浴びている作品。
ときは冷戦時代。ベトナム戦争以降のアメリカは国外問題への関心を急速に失いつつあった。「輝けるアメリカ」「美しいアメリカ」というスローガンを掲げて当選した大統領は、国内問題には熱心だが、対外政策はどこか投げやり。
そんなとき、アメリカは突然、出現した「壁」に囲まれ、外部との交通、通信が一切、遮断されてしまう。
しかし、なぜか大規模なパニックは発生せず、「アメリカは生きつづけるだろう」と語る大統領のもと、アメリカ国民は意外に落ち着いていた。
「どう考えたって・・・・・・これはおかしい」
アメリカ国内に閉じ込められた日本人ライターは、そんな状況を不審に感じて調査を始める。
「アメリカは、“外”の世界に、ひどくいやな形で傷つき、萎縮(シュリンク)しはじめた。そいつは認めるだろ? 今の大統領は、その方向をさらに強め、妙な具合にカーブさせた。彼は“幸福な新天地時代”のアメリカのノスタルジイに訴え、そこからの再出発を考えているみたいだった」
「たしかにアメリカにとっては、“すてきな孤立”だ」
そして男がたどりついた真相とは・・・・・・。
1982年に文春文庫から発売された短編集『アメリカの壁』から、表題作「アメリカの壁」だけを取り出し、電子書籍オリジナルとして発売! -
【電子オリジナル特典】
・加藤直之、張仁誠、宮武一貴の貴重なイラストや設定を高精細で収録!
・映画撮影前の「ミネルヴァ」号、「スペース・アロー」号
・【初公開】小松左京直筆「さよならジュピター」脚本、小説原稿、シナリオ原稿
・小松左京ライブラリ解説
時は22世紀。木星太陽化計画の調査主任・本田英二は、旧友でパイロットのホジャ・キンの来訪を受けた。ホジャ・キンは冥王星軌道外からやってくる彗星の数がここ数年激減している理由探査のため、2年余りの長旅に出かけるという。──これが彼らの最後の出会いであった。やがて明らかになる驚愕の事実。太陽系50億年最大の危機に、人類の英知はどう立ち向かうのか? 日本SFの金字塔が、さまざまな特典付きで電子化! (電子版では紙版の上下2冊分を、1冊にまとめています)。 -
空前のベストセラー『日本沈没』が遂に完結!
著者・小松左京氏がどうしても書きたかった「列島沈没後」の日本人の姿。国土を失った人々はパプアニューギニアや中央アジアなど世界各地に入植、それでも政府機能だけはオーストラリアで維持されていた。国家の再興をかけ政府が取り組む2つの巨大プロジェクト。日本海に人工の陸地を建設するメガフロート構想とあらゆる気象データをスーパーコンピュータで解析して未来を予測する地球シミュレータ。日本人が自らのアイデンティティーを確立しようとする矢先、世界を震撼させる驚愕の事実が明らかになる。 -
とにかくその日が来る前に。政府は日本人全員を海外へ移住させるべく、極秘裏に世界各国との交渉に入った。 田所博士は週刊誌で「日本列島は沈没する」と発言して、物議をかもしていた。小野寺は極秘プロジェクトからはずれて、恋人・玲子とともにスイスに旅立とうとするが、運悪く玲子は、ついに始まった富士山の大噴火に巻き込まれ行方不明となってしまう。 そして、日本沈没のその日は予想外に早くやってきた。死にゆく竜のように日本列島は最後の叫びをあげていた。 日本人は最悪の危機の中で、生き残ることができるのか。未来をも予見していた問題作。
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伊豆・鳥島の東北東で一夜にして小島が海中に没した。 現場調査に急行した深海潜水艇の操艇者・小野寺俊夫は、地球物理学の権威・田所博士とともに日本海溝の底で起きている深刻な異変に気づく。 折から日本各地で大地震や火山の噴火が続発。日本列島に驚くべき事態が起こりつつあるという田所博士の重大な警告を受け、政府も極秘プロジェクトをスタートさせる。 小野寺も姿を隠して、計画に参加するが、関東地方を未曾有の大地震が襲い、東京は壊滅状態となってしまう。 全国民必読。二十一世紀にも読み継がれる400万部を記録したベストセラー小説。
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空前のベストセラー『日本沈没』が遂に完結!
著者・小松左京氏がどうしても書きたかった「列島沈没後」の日本人の姿。国土を失った人々はパプアニューギニアや中央アジアなど世界各地に入植、それでも政府機能だけはオーストラリアで維持されていた。国家の再興をかけ政府が取り組む2つの巨大プロジェクト。日本海に人工の陸地を建設するメガフロート構想とあらゆる気象データをスーパーコンピュータで解析して未来を予測する地球シミュレータ。日本人が自らのアイデンティティーを確立しようとする矢先、世界を震撼させる驚愕の事実が明らかになる。 -
遭難機に乗っていたのは百二十六人だったが、ジャングルを彷徨しているうち、生き残ったのは青年ただ一人だった。一体、なぜ彼ひとりが生き延びることができたのか……。表題作をはじめとする鬼才の異色SFのほか、落語等の古典芸能から材を得た芸道小説を収録。小松左京のめくるめく才能を味わえる短編集。
【収録作品】
I
飢えなかった男
出て行け!
迷い子
騒霊時代
II
明烏(あけがらす)
高砂幻戯
乗合船夢幻通路(のりあいぶねゆめのかよいじ)
天神山縁糸苧環(てんじんやまえにしのおだまき)
【カバー】小松左京
【解説】小松左京ライブラリ -
どれから読めばいいか迷ってしまう――。そんな読者のために選んだベスト・オブ・ベスト!
身の毛のよだつ怪談から、大笑いのコメディ、ひねりの効いたアイデア・ストーリー、じんわり沁みる普通小説、実話テイストの落語小説などなど……。
傑作が多すぎて、どれから読んでいいのか分からない……。そんな読者のために、大森望が腕によりをかけて厳選した、小松左京の多種多様な側面を一望できるショーケース! ページ数を気にせずに、本当におもしろい和ものとホラー系を中心に据えた、大森望ならではのセレクション。小松左京の「SFの巨匠」という顔しか知らない読者は、きっと新鮮な驚きを味わえるはず!
【序文】大森望
【特典】生頼範義によるカバーと、迫力のメガイラスト口絵、小松左京本人による、貴重な手描きイラスト図版を収録。
【収録作品】
「夜が明けたら」
「日本売ります」
「模型の時代」
「終りなき負債」
「牛の首」
「兇暴な口」
「骨」
「旅する女」
「流れる女」
「明烏」
「くだんのはは」
「召集令状」
「一生に一度の月」
「天神山縁糸苧環」
「氷の下の暗い顔」
姉妹編『小松左京短編集 東浩紀セレクション』も同時発売!
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。