『小松左京、角川ホラー文庫ベストセレクション(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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ベスト・オブ角川ホラー文庫アンソロジー第2弾。ホラー歴史に名を刻む傑作
ショッキングな幕切れで知られる竹本健治の「恐怖」を筆頭に、ノスタルジックな毒を味わえる宇佐美まことの図書館奇譚「夏休みのケイカク」、現代人の罪と罰を描いた恒川光太郎の琉球ホラー「ニョラ穴」、誰からも省みられないホームレス男性の最期を描いた平山夢明の衝撃作「或るはぐれ者の死」など、現役の人気エンタメ作家による力強い作品と、小松左京のアクロバティックな発想が光る怪奇小説「骨」、土俗的恐怖とフェミニズム的視点を融合させた直木賞作家・坂東眞砂子の「正月女」、耽美的なゴシックミステリーで没後も熱烈なファンをもつ服部まゆみの和風人形怪談「雛」、昨年11月惜しくも急逝した小林泰三氏渾身の一作「人獣細工」などレジェンド級の名品が、ホラー小説の豊かさをあらためて提示する。心霊・怪談系の作品が多かった『再生 角川ホラー文庫ベストセレクション』に対し、『恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション』にはSFや犯罪小説、ダークファンタジーなどの発想を用いた作品も収録。この二冊合わせ読むことで、日本のホラー小説の神髄を味わうことができる。
(C)Makoto Usami 2017,2021, Yasumi Kobayashi 1997,2021, Sakyo Komastu 1972,2021, Kenji Takemoto 1983,2021, Kotaro Tsunekawa 2013,2021,Mayumi Hattori 1994,2021, (C)Masako Bando 1994,2021, Yumeaki Hirayama 2007,2021, Unga Asamiya 2021
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