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『山口絵夢(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~36件目/全36件

  • クリーは美容院の経営に行き詰まり、さまざな支払いができずにいた。そんなとき、見知らぬ男性が裏庭にいるのに気づき、融資の件でやってきた銀行員ではないかとおびえる。やがて思い切って声をかけたクリーは、彼がセブという名の金融コンサルタントで、家主の代理人だと告げられた。銀行員より私に対して実力行使できるというわけね。だがそのとき、クリーはまだセブの本当の力を知らなかった。仕事とアパートメントだけでなく、彼女の心も何もかもを奪える力を持っていることを……。
  • シリーズ12冊
    660(税込)

    アイルランドで羊牧場を営むモーラのもとに、ハリウッドの映画会社社長、ジェファーソン・キングが訪ねてきた。彼は映画のロケ地を探しているらしく、どうしても羊牧場を使わせてほしいとモーラに頼みこむ。それから数カ月。破格の額を提示されてもモーラは首を横に振り続けた。もはや契約内容に不満はないが、いつしかジェファーソンに恋をしてしまったモーラは、交渉が終わり、彼が帰国してしまうのをおそれたのだ。とはいえこれ以上引き延ばすわけにもいかず、モーラはついに承諾すると、契約成立を祝おうと彼を家に招いた――ある秘めた決意を胸に。■三カ月連続でお届けしてきた〈キング家の花嫁〉も今月が最終話。美しいアイルランドを舞台にロマンスが繰り広げられます。異国から来た男性に恋をしたモーラは、二度と会うことはないと覚悟しつつ夜をともにします。しかし後日、思わぬ事実が発覚して……。
  • 何不自由ない、落ち着いた生活に満足していたコレット。そんな彼女のもとに、突然1人の男性が訪ねてくる。セクシーな雰囲気を持つその男性はタナー・ロスマンと名乗り、家出をしてコレットの家に身を寄せた妹を連れ戻しに来たと語った。兄との面会を拒むジーナをなだめて話し合いの場を設けたものの、タナーもジーナも反発し合い、互いに譲らない。見かねたコレットは、仕方なく折衷案を提示した。“タナーは数日間ジーナの生活ぶりを見て、納得したら帰る”しかしそのとき、コレットは思いもしなかった。タナーの滞在によって、自分の心も人生も狂わされてしまうことを。■実力派作家カーラ・キャシディの魅力あふれる、おすすめの作品です。
  • 母が家政婦をしている公爵家で育ったイシーは、幼い頃から公爵の息子ジオに憧れていた。不良だった彼が年上の女たちと戯れるのを覗き見しながら、いつの日か彼にバージンを捧げると誓ったイシー。17歳の夜、ついに想いを遂げたが、初恋は残酷な言葉で踏みにじられた。「おまえの気持ちなんて、重いだけなんだよ」10年後、極貧生活を送るイシーは、ジオと劇的な再会を果たす。資金援助を申し出た彼が、代わりに要求したものとは――?■本書は、2011年7月に小社より刊行された作品を再編集したものです。
  • ★もう子供じゃないのに、彼は少しも気づいてくれない。住んでいたアパートメントが全焼し、身一つで逃げたジェシカは呆然と立ちつくしていた。すると、黒いメルセデスが目の前で止まり、男性が降り立った。社長のニック・グレイソンだ。こんなときにいちばん会いたくない人物が現れるなんて。十三歳のとき、自分はもう大人の女だと思い込んでいたジェシカはニックに一方的な恋心を抱いた。そして彼にキスした瞬間、これ以上はないくらい冷淡に拒絶された。それ以来、ニックは彼女を避け続けている。職場でたまに口をきくときは、いつも命令口調だ。今、ニックはまたもや横暴ぶりを発揮し、ジェシカに有無を言わせず、自分の屋敷に連れていった。
  • ■束の間、身分の違いを忘れられた幻の一夜。その代償は彼女に重くのしかかった。■十八歳の誕生日、ダニーは一夜限りのシンデレラになった。しがない厩務員であることを隠し、上流社会の夜会に出席したのだ。髪の色を変え、初めての化粧をしてきらびやかなドレスをまとい、カロライナ出身の令嬢ダニエル・デヴリスと名乗って……。令嬢と紳士たちが甘い言葉をささやきかわす舞踏会を、手の届かない生活を、ダニーは味わってみたかった。そして、運命の人に出会ってしまった。ケンタッキーきっての名門ハミルトン家の御曹子リードに。ダンスフロアを横切ってきて手を差し伸べたリードの、南部一と謳われた微笑みにあらがうことなどできなかった。夢のような夜をともにした翌朝、彼女は身分を恥じて姿を消した。ダニーはすべてを忘れるため遠く離れた地で競走馬の世話に励む。だが五年が経った今、残酷な現実が彼女に襲いかかろうとしていた。■青い空とはてしない草原が広がる遙かなる大地。けれど、そこには決して越えることのできない階級の壁が存在して……。お届けするのは、サラブレッド競馬界に渦巻く陰謀とからめて展開される珠玉のラブストーリー。感動のラストには思わず涙を誘われます。
  • 「僕と婚約しているふりをしてくれないか?」上司であるテレンス・ブレッケンリッジ三世――トレイの言葉に、秘書のジェーンは自分の耳を疑った。仕事の関係上、どうしてもフィアンセが必要になったという。この五年、彼女は名門の御曹司トレイに思いを寄せていた。平凡で美しくもない自分が愛されることはないと知りながら。でも、せめて彼の役に立つことができれば……。ジェーンは彼のフィアンセ役を引き受け、首尾よく成功をおさめた。ところが思わぬ事態が発生し、とうとう結婚式まで挙げなくてはならなくなった。★リバイバル刊行でお届けしているエリザベス・ハービソンの『シンデレラ・ブライド』。★
  • 幻ではない。目の前にいるのは、本当にジオだわ!酔っぱらいに襲われたイシーを助けてくれたのは、たしかにあのジオ――ジョバンニ・ハミルトンだった。子供のころ、イシーの母が家政婦をしていた公爵家の御曹司だ。高貴でありながら、不良っぽい陰のある彼はイシーを夢中にさせたが、17歳の誕生日の夜、幼い恋心は粉々に打ち砕かれた。君の純潔など重たいだけだと、冷たく拒まれてしまったのだ。再会に戸惑う彼女を、彼は10年前よりセクシーになった瞳で見つめた。「大人になったな、イシー。そろそろ仲直りしないか?」そう言うと、彼は口もきけずに立ちすくむイシーの唇をふさいだ。

    ■ディザイアのみならずハーレクイン・ロマンスでも活躍中の、H・ライスが贈るドキドキの再会ロマンスです。極貧生活のイシーとは対照的に、ビジネスでも大成し富と名声をほしいままにしているジオ。そんな彼が急接近してきた理由とは?
    *本書は、ハーレクイン・デジタルから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 目覚めたサマンサは、そばに座って手を握り、穏やかに語りかけてくる男性を見て、妙に安心感を覚えた。ダークブラウンの髪をしたハンサムな人。でも、いったい彼は誰? ここはどこなの? 私は……?彼女は事故に遭い、記憶を失っていたのだ。やがて病室に医師が現れ、男性は彼女の夫ギャリックで、おなかの赤ん坊も無事だと告げた。この魅力的な男性が夫で、彼の子供が私のおなかにいる……。サマンサの胸は誇らしさでいっぱいになった。だが真実は複雑で、夫の限りない優しさには切ない過去が隠されていた!

    ■退院後に帰宅したサマンサは、何も思い出せないまま、会社経営者の裕福な夫ギャリックとの結婚生活を充実したものにしようと決心します。甘いキス、優しい抱擁――彼女はギャリックに引かれていき、彼との関係を深めますが、ほどなく記憶が戻り始め……。
    *本書は、シルエット・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シリーズ5冊
    550(税込)
    著者名:
    アン・メイジャー
    翻訳者名:
    泉屋ゆり子
    レーベル: ハーレクイン

    ルーカス・ブロデリックは、勝つためには手段を選ばない、冷酷非情でやり手の弁護士として名を馳せていた。だからこそモラン家にこの件を依頼されたのだろう。大富豪のガートルード・モランが亡くなり、莫大な遺産のほとんどが変わり者の孫ベサニーが運営する慈善団体に遺された。そのことに不満を抱く一族の人々が彼を雇ったというわけだ。メキシコにいるベサニーを捜し出し、彼女の名誉を傷つけることで、遺産を受け取る資格を剥奪する。うまくいけば遺産の四割がルーカスの手数料となる。一方、母親に捨てられ、女性の愛情に飢えていたルーカスの息子たちは、成り行きから自宅のクローゼットに記憶喪失の若い女性をかくまっていた。前世の因縁のせいなのか、血も涙もないはずのルーカスは浴室で鉢合わせした翌日には彼女と激しく愛し合い、結婚を申し込む。彼女が捜していたベサニーだと知りながら……。★“記憶喪失の物語”――突然消え去ってしまった記憶。もどかしさと闘いながら、切ない愛をはぐくむ恋人たちの物語です。★
  • シリーズ2冊
    550(税込)
    著者名:
    カーラ・キャシディ
    翻訳者名:
    山口絵夢
    レーベル: ハーレクイン

    ボスと一緒のベッドで眠る。彼女の震えは止まらなかった。■「妻が必要なんだ。君ならうまくやれるだろう」アンジェラは聞き間違いかと思いながらボスを見つめた。プレイボーイで独身主義者のハンクが結婚ですって? 私と?どうやら大事な顧客がハンクを既婚者だと思いこみ、夫婦そろって自分の農場で過ごすよう、招待したらしい。地味なアンジェラは妻役に適任だと彼は言うのだ。破格のボーナスにつられて妻のふりをすると承諾したけれど、農場に着いたアンジェラは唖然とした。これから一週間、彼と同じ部屋で生活しなくてはいけないうえに、夫婦の絆を強めるためのセミナーに出席する予定だという。アンジェラは不安でたまらなくなった。ひそかに抱いている、ボスへの憧れを隠しておけるのだろうか?
  • ナッシュ・レイバーンは、女性が車から降りてくるのを見ていた。彼女がこれから二週間、家事をしてくれる“臨時の雇い妻”か。サングラスで顔はよくわからないが、おそろしくセクシーだ。大牧場を経営し、家のことまで手がまわらないので、派遣会社に依頼したのだが、まさかこんな女性をよこすとは……。ヘイリーは足を止めた。ナッシュ! 彼が私の雇い主なの?信じられない。もう二度と会いたくないと思っていたのに。学生のころ、彼とは恋人同士だった。結婚の話まで出ていた。それなのに、彼は私を裏切り、さよならの言葉もなしに、ほかの女性と結婚してしまった……。
  • ワイオミングの森の中、電気も水道もガスも通っていない丸太小屋に、エラ・マクブライドは一人で暮らしていた。家族もお金も、今は仕事もないけれど、やっと手に入れた平穏な生活は、まさに夢見たものだった。幼い頃から孤児院と里親の家を行ったり来たりして、怒鳴られこづかれ、あざけられ続けてきた。もうあんな思いはせず、好きなように暮らせる。ある日、一人の男がエラの前に現れた。豪邸に住むすてきな大富豪、ホークだ。彼はエラに仕事を提供してくれ、何かと気遣ってくれる。初めて味わうお姫様のような気分に、彼こそ運命の人だと、エラはすぐに彼の胸に飛び込んだが……。
  • 『放蕩領主と美しき乙女』 キャロル・モーティマー作■貴族のグレイは亡兄から相続した領地を初めて訪れた。暗い屋敷に足を踏み入れると、亡兄の義理の娘アミーリアに悪漢と間違われ発砲される。お仕置きとばかりに抱きすくめ明かりをつけると、彼が2年前に会った17歳の少女は、見違えるほど美しく成長していた。■『イヴに天使が舞いおりて』 レベッカ・ウインターズ 作■挙式寸前に婚約を破棄された痛手から立ち直ろうとしていたブルック。クリスマスイヴの夜、彼女は吹雪の中で泣いている少女を発見した。少女を自宅で保護して警察に連絡すると、魅力あふれる男性ヴァンスが事情聴取に現れた。もしかして、わたしの運命の人?■『花嫁にメリー・クリスマス』 マリオン・レノックス作■2年前に夫を亡くしたジェニーは経営するブライダルサロンの売却を決めた。亡夫と共に事故に遭って火傷を負った息子の治療費を捻出するためだ。だが売却先の会社の社長ガイが店に現れ、傍若無人な態度をとった。ジェニーが激怒すると、突然彼に唇を奪われ……。■『純情なシンデレラ』 エリザベス・ロールズ 作■裕福な家の娘ポリーは不運に見舞われた。父の遺産を全部失ったうえ、住みこみの家庭教師の職も解雇されたのだ。心優しい教区牧師のアレックスに相談すれば、新設される学校の教師として雇ってもらえるかもしれない……。しかし、彼女の期待は見事に裏切られる。 4話収録。
  • 目覚めたサマンサは、そばに座って手を握り、優しく語りかけている男性を見て、妙に安心感を覚えた。でも、いったい彼は誰?ここはどこなの?私は…?彼女は事故に遭い、記憶を失っていたのだ。やがて病室に医師が現れ、男性は彼女の夫で、おなかの赤ん坊も無事だと告げた。この魅力的な男性が夫…。そして彼の子供が私のおなかにいる…。サマンサの胸は誇らしさでいっぱいになった。けれども事実は複雑で、その背後には、恐ろしい過去が隠されていた。
  • エリーは両親の死に衝撃を受け、訪れたラスベガスで捨て鉢な行動を取った。社交界の令嬢を装って知り合ったレオという男性と結婚式を挙げ、愛を交わしたのだ。翌朝、彼女は自分の所行に恐れをなし、イギリスに逃げ帰った。4年後、彼と再び会う定めとも知らず。
  • 腰に絡みついてきた男性の腕の感触に、ジェシカは目を覚ました。恐怖に駆られ、ベッドを飛び出して振り向くと、ハンサムでセクシーな男性が裸で寝ていた。どことなく見覚えがある気がするが、知らない男性だ。昨夜、休暇を過ごすために、兄と共同で所有するこのキャビンにやってきたときは、ひどく疲れていたうえ、嵐のせいで停電していたので、明かりもつけずにベッドにもぐり込んだ。でも、このキャビンには私しかいないはずだ!慌ててTシャツを着たとき、男性が目を覚まして彼女を見た。「これはこれは、ジェシカ。ずいぶん成長したね」ディラン?兄の親友の?世界をまたにかけるプレイボーイの?いったい彼は、ここで…私のベッドで何をやっているの。
  • 会議の開催されるホテルへ向かう途中、イモージェンは凍った道ですべり、泥まみれになった。着替えに提供された部屋へと急いだが、部屋の番号を間違えてしまう。部屋から途方もなく魅力的な男性が現れ、イモージェンは心を奪われた。その男性――ライアンが新しいボスだとは知りもせず。
  • 千年祭の夜十二時、一緒にいた人が運命の人?■「このしるしを持つ者は、今夜十二時、運命の愛を見つける」マギーは千年紀を祝う盛大なパーティで、余興に雇われた占い師にそう告げられ、てのひらを見つめた。これからマギーは、資産家コリン・スペンサーとともに、シカゴの名士たちの前で二人の婚約を発表する予定だった。十二時にはコリンと一緒のはず。やはり彼が運命の相手なんだわ。ところが、約束の時間が来てもコリンの姿はどこにも見当たらない。コリンの両親は、彼が結婚に怖じ気づいて逃げたのだと言い出した。そのとき、隣でマギーをなぐさめたのは、幼なじみのルークだった。ルークはマギーがコリンを愛していないことを知って、彼女に婚約を考え直させるつもりでいた。
  • “性的な関係はいっさい強制しないよ。僕が求めているのは社交上のパートナーなんだ”ハミルトン・エンタープライズの最高経営責任者マックスからの突然のプロポーズ。利己的にも聞こえるその内容が、私にとっては魅力だった。里親の家で忌まわしい体験をして以来、結婚や出産に対する夢はすっかり失っていたし、ひとりぼっちにも慣れていた。ただ、誰かに守られていると感じたくて、イエスと答えた。祭壇で交わした誓いのキスにまどわされた私は、窓から差し込む月の光に誘われるままに彼と一夜を過ごし、ばら色の未来を信じながら眠りに落ちた。でも、気づけばとなりに夫の姿はなかった。まさか結婚式の翌朝、ベッドに置き去りにされるなんて。
  • 550(税込)
    著者名:
    ローラ・ライト
    翻訳者名:
    山口絵夢
    レーベル: ハーレクイン

    この週末がどんなにすばらしくても、それは束の間の夢――彼を愛してはいけない。■アビーはタナー・エンタープライズの郵便仕分け室で働いている。職場はいつも社長C・K・タナーの噂で持ちきりだ。冷酷なビジネスマンにして、ハンサムな億万長者のプレイボーイ。女なら誰もがあこがれて当然だ。ただアビーだけは慎重にタナーを避けていた。住む世界が違う相手に、はかない夢など抱かないほうがいいから。実際、この一年半、毎日社長室に郵便物を届けているけれど、話したことはほとんどない。きっと彼は私の名前も知らないだろう。ところがその日、郵便物を受け取ったタナーは、微笑みを浮かべて、こう言ったのだ。「ありがとう、アビー」さらに驚くべきは、そのあと彼の口からこぼれ出た言葉だ!「この週末、僕に同行して、妻役を演じてもらえないだろうか」それは企業買収を有利に運ぶためのビジネスとしての提案だった。
  • キムは名家の令嬢には珍しく身なりもかまわず、小さな家で一人、海洋生物学者として研究に打ち込んでいる。静かな生活に満足し、誰にもその世界を壊されたくなかった。とくにいきなり現れた、たくましいザック・シェリダンには!彼は、キムの身を案じる父がボディガードを頼んだ相手だった。助けは必要ないから帰れと言うキムに、ザックはひるみもせずセクシーな笑顔を向けた。「きみを好きにならずにはいられないよ」その瞬間、予期せぬ熱い何かがキムの全身を貫いた。
  • シリーズ3冊
    550(税込)

    なんて男なの! レイチェルは怒りに震えた。彼女が諸事情から一時的に預かっている赤ん坊の伯父、ジェイク・フレッチャーが養育権を求めて訴訟を起こしたのだ。彼には絶対に娘を渡さないでくれと、レイチェルは母親から頼まれていた。お金があるからといって思いどおりにはさせない。彼女は断固法廷で闘う決意を固めたが、出た裁定は意外なものだった。二人は共同で養育に当たるよう、申し渡された。■ランプがもたらす不思議な恋物語をお楽しみください。
  • キスさえ知らない純真な花嫁は、夢見心地で王家に嫁いだ――モーガンアイルの若き統治者フィリップは、1度挨拶を交わしたきりのハンナの婚約者。8年前、まだ16になったばかりの彼女は、気品と色気の入り交った神秘的なフィリップの眼差しに捕らわれて、言葉を交わすより早く恋に落ちたのだった。逞しく成長した彼の姿にハンナの胸は高鳴るが、再会間もなく彼女が知ることになったのは、数多の女性を弄びながら、愛を信じることのできない冷たいプリンスの本性で!?
  • シリーズ3冊
    550660(税込)

    ★水辺の隠れ家で重ねた二人きりの時間。それは甘美なまでの夢? それとも……。★アケイラはFBI捜査官。偶然訪れたホテルで、喉をかき切られて殺されている女性を発見した。現場となった部屋に入ろうとしたとき、背後に男の気配を感じる。この部屋に泊まっていた男、クロード・ラフィットに違いない。アケイラは容疑者を確保しようと銃を構えて振り返った。ところが、逆に人質にとられて男の逃亡を許してしまうことに!今、アケイラは車のトランクの中で、激しい揺れに耐えていた。押しこめられたときには、思いがけない男の優しさにとまどった。その触れ方はアケイラに忘れたはずの情熱を思い出させた。ああ、彼はいったい、私をどうするつもりなの?
  • シリーズ3冊
    660(税込)
    著者名:
    マリーン・ラブレース
    翻訳者名:
    中野恵
    レーベル: ハーレクイン

    トラベル・コンサルタントのキャロラインは新しいクライアント、ローリー・バークの到着をスペインのリゾート地で待ち受けていた。ローリーは世界規模のセキュリティ会社を経営する富豪で、警備という会社の特性上か、容姿は一般には公開されていない。とはいえ、おそらく経歴から察するに、たくましい男性に違いないとキャロラインは予想していた。やがて現れたローリーは、まさに想像どおりの人物だった。引き締まった体に、精悍な顔立ち、そして……狼を思わせる瞳。その瞳を見た瞬間、過去の記憶がよみがえり、彼の正体に気づいたキャロラインは息をのんだ。■〈異国で迎える季節〉もついに最終話。ラストとなる本作の舞台は熱き国スペインです。内気なキャロラインの前に現れた、かつて愛した人。彼との再会は偶然ではないようで……。
  • エリザベスが働く学校に、ロンドンの最高級レストランのオーナーシェフ、アンガス・マカリスターがやってきた。慈善活動の一環として、生徒に料理の指導をするのだという。自信に満ちたハンサムな彼に一瞬にして惹かれたが、過去に恋愛で傷ついた彼女は、必死に想いを隠す。そんな苦悩を知ってか知らずか、アンガスは執拗に誘ってきた。毎週のように異なる女性とのゴシップが報じられる彼のことだから、どうせ私を料理の一材料ぐらいにしか考えていないんだわ。再び傷つくことを恐れ、断り続けるエリザベスだったが、“必ずイエスと言わせる”と宣言され、自分を守る自信を失った。
  • ★ダンサーの私に、秘書になれですって?★シドニーで過ごす最後の夜、ダンサーのスターは友人に誘われ、地上五十階のビルの屋上で繰り広げられるパーティに参加していた。本当なら今頃、恋人とダンスカンパニーを立ち上げているはずだった。だが彼に裏切られ、資金のためにと使った全財産を失った。しかも根回しをされたので、新天地メルボルンにも仕事の当てはない。スターは半ばやけになって、一人シャンパンをあおっていた。だから、スーツ姿のゴージャスな男が声をかけてきたときも、そっけなく応じた。私はゲームをする気はない、と。「私が興味があるのは、メルボルンに仕事があるかということだけ」すると彼はセクシーに微笑んだ。「それなら僕の個人秘書になればいい」
  • 臨時雇いの社長秘書イモージェンは、ある日、ボスのトム・マディソンから意外な命令を受けた。六週間後のハネムーンの計画を立てろというのだ。秘書となって六カ月、彼が私生活について話したことは一度もない。イモージェンは驚きながらも、雑誌の記事を参考に計画を立てた。行き先は、モルディブの豪華なトロピカルリゾート。ところが結婚式の直前、トムは婚約者の女性から別れを告げられる。彼女にはほかに愛する男性がいたらしい。慌てて式場をキャンセルするイモージェンに、トムは言い放った。「ハネムーンには、きみと一緒に行く」
  • 幻ではない。目の前にいるのは、本当にジオだ。酔っぱらいに襲われたイシーを助けてくれたのは、あの、ジョヴァンニ・ハミルトンだった。子供の頃、イシーの母が家政婦をしていた公爵家の息子。複雑な家庭環境のせいで心を閉ざした少年の、不良っぽく大人びた雰囲気はイシーを夢中にさせたが、彼女が十七歳だったあの夜、幼い恋心は粉々に打ち砕かれた。二度と会いたくないと思っていたジオ。なぜここにいるの?戸惑う彼女を、彼は十年前よりさらにセクシーになった瞳で見つめた。「大人になったな、イシー。そろそろ仲直りしないか?」そう言うと、彼は口もきけずに立ちすくむイシーの唇をふさいだ。■窮地にいたイシーをジオが助け、運命的な再会を果たした二人。再び情熱におぼれますが、ジオの孤独な魂は、決してイシーをそれ以上近づけようとはせず……。
  • マーリーはテレビのスタジオで途方に暮れた。一週間のロマンティックなデートをカップルに提供し、そのビデオを観客たちが見て、熱々度を採点する番組なんて最低。姉が付き合い始めたキャッシュと出ることになっていたのを、間際になってキャンセルしたいと言い出したのも当然だ。それに彼は何か下心があって姉に近づいたに違いない。ちゃんと働いている様子もないし、あまりにもハンサムすぎる。マーリーは姉が傷つくのを見たくないばかりに、直接彼に断りに来た。双子なのを利用して姉そっくりに着飾り、本心を暴いてやろうと考えて。でも、スタッフは番組が始まるまで彼に会わせてくれず、マーリーは姉になりすましたままテレビに出ることになってしまった!★マンハッタンにあるウエディング・ブティック〈ビッグ・アップル・ブライド〉。ベニング家の三姉妹が集まるその店では、いつも結婚にまつわる騒動が……。ニューヨークを舞台に、街のさまざまな魅力が満載の作品をお届けします。★
  • クリスタとジャックは幼なじみ。同じ会社で再会してからというもの、一緒にランチをとりながら仲良く話すのが日課になっている。ある日彼に深刻な面持ちで相談を持ちかけられた。聞けば、ジャックが女性名で執筆した小説の刊行が決まり、打ち合わせのためにニューヨークへ来るよう招かれたため、クリスタに作家のふりをして、一緒に来てほしいというのだ。快諾したクリスタだったが、彼の原稿を読み進めるうち、不思議なおののきとともに不安を覚え始めた。こんなセクシーな物を書く人と、同じ部屋で過ごせるのかしら?
  • 新進デザイナーのジェナは、閉店間際の店にいきなり現れた男性を見て息をのんだ。数年前、かけおちを約束しながら、黙って姿を消したジェイク!今や複合企業のトップとなったジェイクは、ある女性のためにドレスを数枚デザインしてほしいと言う。あんなに傷つけておきながら、どうしてそんなことが?不信感もあらわに、ジェイクを見つめるジェナにジェイクはほほ笑みを浮かべて言った。「頼みを聞いてくれなければ、君のビジネスをつぶすこともできる」今も忘れられない男性の言葉に、ジェナは同意するしかなかった。★十代のころの初恋が、悪夢となってよみがえったジェナ。はたしてその恋は?★
  • ジュリーは図書館で働く、地味で目立たない女性。これまで男性とつき合ったこともない。でも、どうしても子どもはほしい。その夢をかなえようと、彼女は結婚仲介サービスに入会した。待ちに待った紹介相手のビデオテープが届くと、映っていたのはすてきな男性タイラー・フォーチュンだった。女性に不自由しているとはとても思えないのに、なぜ?とまどいながらもデートに応じたジュリーは、タイラーにいきなり告げられた。「この結婚は純粋な取り引きだと考えてくれ」★先月よりお届けしている『富豪一族の花婿』。今月の花婿はプレイボーイと評判のタイラー。ジュリーは彼のハートを射止めることができるのでしょうか?次の花婿も本作に登場しています。★
  • ケイトは亡き父の精米所の新しいオーナーを見て、色を失った。彼女を厳しく見据える魅力的な大人の男性――かつて彼女が愛し、自ら残酷な別れを強いた元恋人のチェイス。十七の少女にはどうすることもできない事情だったとはいえ、罪悪感がいっきに押し寄せる。だが今や、ケイトの住まいすら彼のものになってしまった。自分が追い払われるのはしかたないが、敷地内に住むシングルマザーの親友だけは置いてほしい。そう必死に懇願するケイトに、チェイスは言った。「そのためには、代償を払えよ。僕はきみがほしい」★リンダ・コンラッドが描くフランス系億万長者の物語も本作が最後です。断腸の思いで下した過去の決断にふたたび苦しむヒロイン。涙を誘う珠玉のロマンスです。★
  • ケリーは初めてのときめきを覚えていた。バーで知り合ったフォードはたくましく優しく、まさに理想の男性だったのだ。彼にならすべてを捧げられるかもしれない……。伯父グラントにかけられた祖父殺害の容疑をはらすため、フォードはケリーを誘惑しようと決意した。祖父の愛人だった女なら、声をかければすぐになびき、情報を得られるだろう。彼はセクシーな笑みを貼り付け、ケリーに近づいた。★今月のシルエット・アシュトンズはシルエット・ディザイアの人気作家クリスティ・ゴールドが執筆。事件と恋を巧みにからめたストーリー展開は必読です。★

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