『アデュルト社、丸茂ジュン(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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女子大生の百合子は、真面目な帰国子女。そんな百合子の真面目さと語学力を頼りにしていたのが、学業をおろそかにしていた志穂だった。
志穂のおかけで東京での夜遊びを、百合子は少しずつ経験していく。
そんな折、志穂が怪しげな人物を紹介するという。彼は、六本木にビルを所有し、自分のためだけにコックを雇い入れているという謎の人物だった。
彼のビルに入ると、志穂は奴隷に、百合子は女王様に指名された。
これは座興なのか、それとも本気なのか。
百合子は追い込まれ、女王様としてムチを振るうが……。
穢れをしらない純真女子大生の、女王様としての成長物語としても秀逸。 -
東京のことを知らない地方出身の純粋な女子大生が、夜遊びをしたばかりに……。
律子は東京の名門女子大に入学し、ひとり暮らしをはじめたばかりの一年生。
高校時代の友だちに誘われ、六本木のディスコに誘われた。初めての六本木、初めてのディスコ。初めての夜遊び。
しかし彼女は舞い上がることもなく、翌日の授業のことを考え、ひとり、帰宅することにした。
深夜一時。タクシーは止まってはくれない。そんなことは律子の田舎では考えられなかった。
困り果てていたところに、手を差しのべてきた男が……。
そこから律子の人生は転落の一歩をたどっていく。 -
アダルトビデオの監督として、女優・黒木香とともに時代の寵児となった村西とおる。
福島の高校を卒業後上京、バーテン、英語教材のセールス、ゲーム機器のレンタル、そしてビニ本販売などを経てアダルトビデオ=AV監へ。
自らが女優ときわどい会話をしながらファックするという独自の制作方法が話題となり、影の存在だったAVやAV監督が一般に認知される。
そんな村西とおるの女優たちとのエピソード、そして盛衰を、女性官能作家のパイオニア的存在である丸茂ジュンが迫った良質なドキュメント――。 -
茜は三年前、ひとり娘の浩美を連れて、再婚した。新婚の頃は皆で食卓を囲み、幸福な日々を送っていたが、夫の浮気によって家庭は徐々に崩壊していく。孤独と不安な日々を送るうちに、茜は夫の連れ子の孝之に誘惑され、体を許してしまう。罪悪と快楽の間で揺れるうち、あろうことか、娘の浩美が、夫と情事に耽っていることが発覚する。ひとつの家庭に交錯する、禁断の愛とめくるめく官能。彼らの果てに、何が待っているのか。
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大学時代は新体操のキャプテンとして華やかに踊り、「乱舞蝶」と呼ばれてスターだった咲子。
卒業後すぐに結婚したが、緊張感のない生活のため、太ってしまい、かつての美貌は消えてしまった。
だらだらと専業主婦をしていて、暇潰しに電話をしたのが、大学時代の同級生で、新体操を一緒にやってきた奈津美だ。
だが、彼女はこそ、悪魔の化身のような女だった。
咲子は、夫ともども性の地獄をみることになってしまう。 -
女子大生の奈緒美は、学業そっちのけで、売れないカメラマンの恋人に貢ぐために、ノーパン喫茶などの風俗アルバイトに精をだしていた。
バカな女子大生はもっと稼ぐために愛人バンクに登録。紹介されたのが、地位も金もある経理士の男だった。
だがこの男こそ、悪魔のようなハードSだったのだ。
奈緒美は、縛られ、鞭を打たれ、監禁され、ハードマゾとして調教されていくことになる。
はたして奈緒美は、流されるまま甘美なSMの世界に堕ちていくのか。
それとも、自分にとっての真の快楽を見つけ、与えられた快楽の監禁から抜け出すのか──。 -
美加とみどりは学生時代に女同士の交わりに目覚め、それ以来、パートナーを代えながらも関係を深めてきた。しかし、うまくはいかない。義姉の夫が恋人にちょっかいを出したことで、女と女、女と男の思惑が、関係を複雑にしていく(表題作)。
ごく普通の女性が、自らの意思で、または強引に、女同士の交わりの世界に誘われていくさまを濃厚に描く。女たちの妖しい世界が広がる禁断の短編集。 -
男と女が深い仲になり、壊れていく臨場感と面白さをギュッと詰め込んだ、丸茂ジュン渾身の作。
妻子がありながらも、常に純粋な愛を求めている鉄平は、出版社のやり手専属記者の美加を追いかけ、同時に、美加の姉で既婚の真知子にも真剣に手を出す。
妻の奈穂子は、家を出た夫の鉄平を、離婚せずに歯を食いしばって待ち続ける……。
男の身勝手さと、振り回される女の哀しみと狡さと哀しみを、それぞれの立場と視点から描ききった!
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