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『伊東悠香、401円~500円(ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 総務課で働く生田真央は仕事に打ち込んでいるうち、気づけばもう29歳。田舎の母親から「結婚はいつになるんだ」と口うるさく言われるたび、「同僚と結婚を前提に付き合っている」と嘘をついてきた。そんなある日、業を煮やした母親が突然上京。「さあ、彼氏と合わせて頂戴!」と会社まで押しかけられ困っていると、「真央、おまたせ」と背後から声をかけられる。声の主は、見覚えのある顔をした男性だった。しかし真央の知り合いではない。呆気にとられる真央と、都合の良い勘違いをする母親。そして男性は母親の勘違いを肯定するようにこう言った。「真央さんとお付き合いさせていただいている、工藤といいます」 工藤は他部署のエンジニアで、彼のいうことには真央とは会議の場で顔を合わせたことがあるらしい。真央が困っているのを見かけたから、咄嗟に彼氏のふりをしてしまったという。そんな成り行きから、真央と工藤は母親が東京に滞在する一週間の間、恋人を演じることになって……。
  • 人付き合いが苦手というわけではないが、無理を押してまで共にいる必要もない。そんな風に思っていたら数年間付き合っていた彼氏には振られ、気づけば結婚の予定もないまま28歳になっていた。とはいえ真奈に焦りはない。真奈にとっては三匹の愛猫との生活が何よりも大切なのだ。そんな真奈が、親友の勧めで男性とデートをすることに。事前に数回メールを交わした程度で初めて合う相手だったが、会話はそれなりに弾んでいた。しかし、会話が弾めば弾むほど彼の印象はメールの文面から離れていく。違和感を覚え始めた頃、真奈の飼い猫のことが話題に登ると彼の態度が変わった。「君、本当に遠藤京香さん?」「私、遠藤真奈ですけど……」 なんと名字が同じという偶然のため、デート相手を間違えてしまっていたのだ。妙な縁で知り合った勘違いのデート相手は、急成長中のIT企業のCEO・綾人だった。仕事人間で「よほど相性が悪くなければまず結婚。恋愛は結婚してからでもできる」という独特な考えのもと、仕事相手に紹介された女性との初デートを予定していたという。相手の女性は将来、猫を飼いたいと希望しているらしく、綾人は猫が苦手ながらもそれを受け入れるつもりでいるらしい。彼の「猫との生活」への楽観的な態度に不安を覚えた真奈は、彼のため……というより将来彼に飼われるかもしれない猫のため、自分の愛猫に会ってみないかと綾人に提案してしまい……。
  • 大人しくてお人好しな性格の風花は、他界した両親の花屋を継いだ28歳。大好きな花に囲まれ、趣味のガラス細工を楽しみながらお一人様ライフを楽しんでいた。そんなある日、風花の店にきれいな男性が訪れる。「あなたの好きな花で小さなブーケを作ってほしい」という彼の注文を不思議に思いながらもブーケを用意すると、彼はそれを風花に渡し、信じられないような誘い文句を口にする。「このブーケはあなたに。俺と、デートしてもらえませんか?」 乙希と名乗る彼は数日前、とある場所で偶然出会った風花のことが忘れられず、「花屋を営んでいる」という情報だけで店を探し当てたのだという。由緒正しい名門ブライダル会社の御曹司である乙希からの求愛に、風花は驚くばかり! 住む世界が違いすぎる彼からの好意を、本気と受け取ることが出来ない風花。しかし彼の真摯な態度に段々と気持ちがゆらぎ始め……。
  • 天才画家・秋月至に憧れて、彼が教授として在籍する美大に入学した芝華子。しかし、実際に会ってみると秋月は、酒とタバコに依存しただらしない生活を送っていた。だが、なぜか華子は破滅的な行動をとる彼から目を離すことができない。日に日に想いは募るのに、子供扱いしかしてくれない秋月。そんなある日、秋月が親しくしている女性の存在が…。人を好きになるって、愛するって、どういうこと? 不器用な主人公が成長しながら真実の愛にたどり着く、究極のピュアラブストーリー!

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