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『アドレナライズ、菊地秀行(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~18件目/全18件

  • 495(税込)
    著:
    菊地秀行
    レーベル: ――

    歪められた歴史の裂け目から顔を覗かせる、おぞましき魔界

     伽蘭堂馬、39歳。もとグリーン・ベレー及びフランス外人部隊の傭兵。戦功十字章七度。今はグアムでしがない射場のマスターである。
     去年の夏、日本人夫婦が訪れてから急に身辺がキナ臭くなってきた。幻の蛇に襲われたり、甲胄姿の侍に斬りかけられたり…。そして、謎を追い日本に帰った堂馬の行き着いた先は、現代のミステリー・ゾーン、平家の落人の里だった!

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • 495(税込)
    著:
    菊地秀行
    レーベル: ――

    一人ずつ人間が消されていく……霧の深い夜に訪れる異様な影!

     北の港町にある居酒屋「一膳」にフラリとやってきた光馬宗吉。地元の四人に加え、常連客の一人となった頃、霧の濃い夜に、街角で若い娼婦が相次いで斬殺された。百年ほど前、ロンドンで起きた「切り裂きジャック」事件を彷彿させる事件であった。光馬は、霧に紛れて消えた異様な影を目撃、その真相に迫るが…。
     次々に起こる怪異な事件とともに、常連客が一人ずつ殺されていく…。ホラー・サスペンス。

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • シリーズ3冊
    495(税込)
    著:
    菊地秀行
    レーベル: ――

    異次元の奇怪な死闘が続き、渋谷は妖異の街と化してゆく

     青田学院大学史学科三年の紫水愛美は、赤坂の骨董店主・五十嵐から、二千年前のものだという亜麻布を見せられた。その帰途、地下鉄の車輛内で、愛美は足首まで達する柿色の長衣をまとった不気味な三人組の男に拉致され、危いところを友人の遼麻出に救出された。その時から愛美は、異界と現世を行き来することに…。“死を招く”亜麻布の正体とは?
     圧倒的迫力で描く傑作超伝奇バイオレンス第1弾が、ノベルス版のあとがき原稿と天野喜孝氏による挿し絵を復刻して電子書籍で登場!

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • 壮絶で淫猥な超バトルを繰り広げる超伝奇バイオレンス

     深夜の工事現場で“つくりもの”の若い娘がやくざたちに惨殺された。それを契機に、現場に遭遇したグラマラスなヌードダンサー来須へらと、小柄で華奢な身体にもかかわらず底知れぬパワーを秘めた夫・三吉の前に現出する奇怪な事件の数々。稀代の魔女グレタ・ヘンデルと謎の美少年遙が目論む邪悪なる陰謀とは? そして奇妙な夫婦の正体は…?

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • シリーズ3冊
    495(税込)
    著:
    菊地秀行
    レーベル: ――

    渦巻く血臭に混じる異形の臭い…人狼が闇夜から現れた

     常識外れの事件の解決屋であるおれは、ふとした縁で知り合ったアイドル古城里沙から、奇妙な手紙を受けとった。義母のシビルが人間ではない、怖いというのだ。絢爛たる熟女シビルに妖しの匂いを感じたおれは、古城家の別荘へ向かうが、里沙はすでに石と化していた。シビルは告げた……これはリリスの仕業だと。
     吸血鬼一族と闘う盲目の美青年リリスが軽井沢に現れ、リリスを狙う奇怪な刺客「四聖者」が出現。そして人狼がおれに襲いかかり、別荘地は妖闘の巷に!

     傑作吸血鬼浪漫シリーズ、その第2弾が電子で復刊! 文庫版ではカットされたノベルス版挿し絵をすべて収録、さらに文庫版カバーで使用されたカラーイラストも収録した、まさに完全版。

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • シリーズ2冊
    495(税込)
    著:
    菊地秀行
    レーベル: ――

    血に飢えた不死身の兵士はリリスを狙う敵なのか?

     七月の夜、人気のない原宿の裏通り。天鵞絨(びろうど)のコート、マフラーを纒った奇妙な男とすれ違った刹那、おれの首は切り裂かれた。男は“シャドー”と名乗る暗殺者で、“ダーク”という相棒もいる。おれをこんな目に遭わせるとは、奴らもまた吸血鬼……。暗殺者はリリスを抹殺すべく、その邪魔になるおれを、最初に狙ったのだった。
     リリス。あの盲目の美青年は、何者なんだ。おれは、リリスとは無関係だと暗殺者に訴えるため、奴らの根拠……新橋の寂れた映画館に向かう。しかし、そこに二人の姿はなく、尋常な闘いに飽きた不死身の兵士“ブルー・ソルジャー”がいた! “こちら側”にやって来た彼の目的は? やはり、リリスとおれの敵なのか。

     傑作吸血鬼浪漫シリーズ、その第5弾が電子で復刊! 文庫版ではカットされたノベルス版挿し絵をすべて収録、さらに文庫版カバーで使用されたカラーイラストも収録した、まさに完全版。

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • 495(税込)
    著:
    菊地秀行
    レーベル: ――

    世界の薄皮を一枚剥げば、異形のものどもが蠢いている

    「風邪ひくぞ。連れてってやるよ、家はどこ?」
     私はいらついて少年の肩をゆすった。こっちも遭難しそうなのだ。
     やっと小さな……紫色の唇が開いた。
    「道に迷っちゃった……木下くん家へ行く途中だったの」
    「君の家はどこ? 名前は?」
     答える代わりに、少年はふり向いた。それまでの反応の鈍さからは想像もできない迅速な身のこなしだった。
    「来る!」
     短い叫びが私の耳に灼きついた。小さな身体は私のかたわらをすり抜け、通りの反対側へと水を跳ねとばしつつ走り去った。雨のせいでよく見えなかったが、横町でもあるらしい。
     追いかけながら、異常だ、と思った。巻き込まれるのは真っ平だ。
     私のやってきたのとは反対側の奥から、足音と人影が近づいてきた。(「雨の町」より)

     現実の向こうに息づく怪異幻想の誘惑。怪奇SFホラーの第一人者が1年半にわたり「異形コレクションシリーズ」に書き下ろした10篇を、本人の解説と共に収録。

    ・貢ぎもの
    ・雨の町
    ・姉が教えてくれた
    ・断頭台?
    ・水の記憶
    ・ちょっと奇妙な
    ・去り行く君に
    ・欠損
    ・指ごこち
    ・踏み切り近くの無人駅に下りる子供たちと、老人

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • 人工的に造られた倫敦(ロンドン)で切り裂きジャックを追う

     1888年8月31日、イースト・エンドの片隅の路上で女が喉をかききられて、死んだ。ロンドンを恐怖の底につきおとす切り裂きジャックの兇行のはじまりだった。
     ……そして、2105年、気象コントロール衛星の誤動作から、世界は海水で満たされていた。だが、ひとりの男の妄執は、逆流するテームズ河を塞き止め、歴史そのままのロンドンを創りあげた。
     煉瓦造りの町並みにけぶるガス灯、道をゆく二輪馬車、街角で声をはりあげる靴磨きの少年や新聞売りたち、19世紀末のロンドンそっくりの街。そしてまた、切り裂きジャックもあらたな兇行を繰り返す!

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • 495(税込)
    著:
    菊地秀行
    レーベル: ――

    永い歳月を生きてきた古いホテルには、必ず秘められた伝説が息づいている

     見知らぬ人々が出会い、愛し合い、別れてゆく“ホテル”。磨き込まれた大理石のロビーを近付いてくる靴音。漂う高価な香水の匂い。そしてひとたび部屋に入れば…。
     甘やかな風渡る窓辺に立つ女、その女の肩に手をかけ佇む男。ホテルは遥かな夢へと二人を誘う。現在と過去、夜と昼、男と女―時間と空間が捩れ、融け合うここでは、あらゆる不可思議、怪異が許されるのだ。
     人気作家・菊地秀行が“ホテル”の持つ魔力を自在に操り、目眩めく世界を紡いだ、香り高き愛の物語。異色の幻想ホラーの世界がここに…。

    ・古えホテル
    ・記念日の交換手
    ・メイク・アップ・ストーリー
    ・ノックをされたら
    ・追跡者
    ・昨日の夏
    ・片恋い
    ・ラヴ・レター
    ・クローズ・デイ

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • 愛すべき怪人、外谷さん降臨!

     ぐちゃ、べちょ、びちびち、ぼりぼり。そして「ぶう」。若人よ、横浜に行ってはいけない。東横線に用心せよ、奴がいる!
     『獅子王』連載時より、「あんな女が本当にいるのか」「あんた、よくも書いたわね」と大反響を巻き起こした傑作“学園デブコメ”、ついに電子で復刊しました。
     憎しみと怒りと、そして、みなぎる愛……。菊地ワールドの中でもひときわ異彩を放つ存在、外谷さんの真の姿が本書で明かされます。

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • 蒐集家、獣人、魔地図、お化け屋敷……「異形」の恐怖に心が粟立つ

     風の音を聴くたびに、私はあの家と親子のことを憶い出す。
     風は鬱蒼たる森と黒土の大地を渡らねばならない。
     そして、冷たい寂蓼の調べを奏でながらも、そこに生きる数々の生命のきざはしの声を運ばなくてはならない。
     あの親子は、今も達者でいるだろうか。(「さいはての家」より)

     妖かしの名匠が贈る絶品奇譚集。「異形コレクション」で連載された12本の短篇と、単行本のための書き下ろし1本を収録。

    ・思いつづけろ
    ・通行人役
    ・筆致
    ・さいはての家
    ・6分の1
    ・蒐集男爵の話
    ・ニッケル・オデオン
    ・嫁ぐ娘へ
    ・開かずの間
    ・二流
    ・残された地図
    ・二階の家族
    ・“幽剣抄” さらば、一刀流

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • 超能力を秘めた少女と少年の逃避行、その結末は…?

     ある夏の日。「乗っていかない?」車の中から声をかけたのは万智子。声をかけられた少年は、風に身をまかせる風来坊。それ以上は相手について何も訊かず、自分について何も語らない、そんな2人の旅が始まる。
     2人はそれぞれ別の何者かに追われていた。その追手からの攻撃や、訪れる土地で出会う奇妙な現象に、目に見えない不思議な力で対処していく万智子。自分の理解を超えた力を持つ万智子に、少年は次第に惹かれていく…。果てしなく続く道を、2人を乗せた甲虫(ビートル)が疾走する。

     『風の名はアムネジア』『インベーダー・サマー』などに連なるロードムービー風青春小説。

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • ノスタルジックに幻想的に、吸血鬼をメインテーマに描く

     さつきが悲鳴を上げた。
     葦の間から、何か、霧みたいな白い煙が立ち昇るや、勿然と、ひとりの娘の姿が現れたのである。
     美人だった。
     月みたいな女だ、とおれはぼんやり考えた。
     白いワンピースを着ているのに、それが目立たない。肌の色が透き通るようなのだ。
     それよりも何よりも、おれをすくませたのは、その娘の全身から漂う、ぞっとするような雰囲気だった。(「青い旅路」より)

     伝奇バイオレンスの第一人者が描く、ノスタルジックで幻想的な、吸血鬼をメインテーマとする青春ホラー短篇集。

    ・帰還
    ・夏のうた
    ・夕映えの女
    ・薔薇戦争
    ・青い旅路
    ・白い国から
    ・大海

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • 獣人に追われる少女の前に、謎の転校生が登場して…

     東京都立流(ながれ)高校。その学区では、猛獣のしわざとしか思えない悲惨な殺人事件が続発していた。
     夜の校舎。画壇期待の逸材と讃えられる2年生、故里やよいは、顔のない肖像画を前に、ひとり、制作を続けていた。やがて迫りくる黒い影。だがそれは、謎の転校生との出会いの夜でもあった。
     血に飢えた獣たちを操るのは誰か? ついに、最終戦争が始まった…!!

     クトゥルー神話の世界観がふんだんに作中に盛り込まれたバイオレンス・アクションの傑作。

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • 495(税込)
    著:
    菊地秀行
    レーベル: ――

    日常生活の隙間からしのびよる怪しい影

     引いている。何かが、僕の身体を……後ろへ引き倒そうとしているのだ。
     それは、ダッフルの裾にくっついていた。
     顔を右へねじ向けて、眼を開けた。
     真っ白い女の顔が見えた。眼ばかりが洞みたいに黒く、唇がひどく紅い。口紅じゃあない、あれは血だ。
     女の人は白い着物を着ていた。同じ色の手が袖口からのびて、ダッフルの裾を掴んでいる。(「オータム・ラン」より)

     怪奇小説の名手がおくる幻想ホラー短篇集。

    ・黒丸
    ・サラ金から参りました
    ・化粧(メイク)
    ・オータム・ラン
    ・安住氏への手紙
    ・漬物ならぬ
    ・曲がり角
    ・求婚者たち
    ・風の十文字
    ・娘の正体

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • 都会の闇を血の花で彩る、美しき彫像リリスと吸血鬼の妖闘

     おれは秋月、大学生にして難事件の解決屋だ。ある日持ち込まれた依頼は、「美女の背骨が木片に変わる」という奇妙な事件だった。背骨の謎を追ううち、おれは銀座で吸血鬼どもに襲われる。
     そこに月光とともに現れた、美しい彫像のような盲目の若者……リリス。おれの敵か、味方か? 妖闘を繰り広げる夜の一族が探しているものは……。

     傑作吸血鬼浪漫シリーズ、その第1弾が電子で復刊! 文庫版ではカットされたノベルス版挿し絵をすべて収録、さらに文庫版カバーで使用されたカラーイラストも収録した、まさに完全版。

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • シリーズ3冊
    495(税込)
    著:
    菊地秀行
    レーベル: ――

    パラレルワールドの“幕末”期に沖田総司の必殺剣が閃く!

     1875年。新撰組が京都・池田屋に勤皇の志士を襲ってから、10年が過ぎた。その間各地で幕府軍は圧倒的な勝利を収め、土佐・長州はすでに降伏し、鳥羽伏見で西郷が重傷を負った薩摩も、幕府に屈するのは時間の問題となっていた。勝利の要因が機械人間(オートマン・ソルジャー)等の科学王国フランスが貸与した最新兵器にあったとはいえ、時の大勢はほぼ決していたのである。
     ただ唯一幕閣が懸念するのは、《龍馬ある限り、陽は沈まぬ》と讃えられた坂本龍馬の行方であった。彼はある目的を抱いて、新大陸アメリカに逃れたのである。
     龍馬捕縛を命じられたのは、新選組一番隊長・沖田総司であった。総司は、龍馬の恋人・小夜を囮役に伴い、山南敬助等新選組同志4名と共にフランスの水中船に乗り込んで追跡を開始した。

     鬼才が描く壮大なSFアクション時代劇・第1弾! ソノラマ文庫では未収録だった雑誌『獅子王』連載時のカラー扉イラストを巻末に特別収録!

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • 495(税込)
    著:
    菊地秀行
    レーベル: ――

    鬼才が技芸を凝らした最上級怪奇小説集

     船の前方の空は緋色に染まりつつあった。
     その彼方から何かが飛んで来る。
     半透明の膜に包まれた白っぽい形……焼き捨てたあの船の積み荷と瓜ふたつの、人間そっくりで人間ではないもの。なり切っていないものが、その数……無数。……天を圧して飛翔して来るのだ。
     私たちには二度と戻れぬ私たちがやって来た方角へと飛んでいく姿は、この上なくグロテスクなのに生の歓びに満ちていた。天のどこからか、それらを讃える世にも美しい合唱さえ聴こえてくるような気がした。(「帰還」より)

    「HORROR」とは恐怖小説ではない、「怪奇小説」のことだ。正統にして異端の鬼才が技芸を凝らした短編10本を、本人の解説と共に収録。

    ・帰還
    ・保が還ってきた
    ・不敗剣
    ・女の館
    ・雪女のできるまで
    ・切腹
    ・渡し舟
    ・祭りにはつきものの…
    ・ある武士の死
    ・夢魔製造業者

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。

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